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2018年9月25日 (火)

世界最大のJINS、サンフランシスコのUnion Square店に行って来た

先日、iPhoneの発表でカリフォルニアに行った時、世界最大のJINSのお店、サンフランシスコのUnion Square店に行って来た。

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案内して下さったのはJINSの北米の代表であるマリオこと新井仁さん。実はクパチーノ方面の某所でバーベキューをご一緒したご縁で、私がiPhone発表会取材ついでに、サンフランシスコをうろうろしていることを発見してご連絡下さったのだ。

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北米に最初にオープンしたJINSの店舗で、北米のヘッドクォーターもここにある。

ちなみに、Union Squareに面する場所にはApple Union Squareもあり、とっても近い。店舗は広くて奥行きも長い。本当の大きなメガネ店だ。

北米では、メガネは基本的に医師の処方箋がなければ買えず、基本的に保険で購入するものだ。しかも保険で買うから、わりと価格に無頓着なのだそうだ。そして、数年に1度買い替える。

JINSでは、もっと気軽にファッションとしてメガネを購入することをアメリカに提案しているのだそうだ。

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価格も1万円前後。そして、店舗内にある加工機のおかげで、30分ほどで完成したメガネが渡せるのだそうだ。これは、数万円するメガネを一週間から10日後に受け取るのはが普通だったアメリカにおいては革命的なことだったという。

ちなみに、この4×4の展示什器はJINS全店共通のもので、横に色違い、縦にフォルムの違いが並んでおり、この色のこの形……というのが選びやすくなっているのだという。

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店舗の一番奥にあるのがKANNA。欧米では機械に女性の名前を付けることが多く、それと加工機として鉋をかけあわせてKANNAと名付けられたのだという。

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レンズの加工機はJINSの全店にあって即座にメガネを作ってもらえるサービスはどの店でも行われているのだそうだが、メガネのレンズの加工の行程をこうやってアトラクションとして見せている店舗は少ないという。中でもUnion Square店の機械は最大規模だという。

メガネをオーダーする人は、まず店舗内で、自分好みのフレームを選ぶ。そして、カウンターでフレームと一緒に処方箋を渡す。そうするとレンズを選ぶことができる。

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まずはフレームをトレーサーという機械に入れると、フレームの形を計測してくれる。

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それは数値化されてコンピュータに取り込まれる。

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最初レンズはこういう風に丸いのだ。

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そこにブロッカーという機械でレンズに取り扱い用のハンドルを取り付けて、専用のカートに載せて、ベルトコンベアに流す。

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次に、4台あるレンズエッジャーという機械でさっき計測したデータに基づいてレンズの周囲の形を加工する。これで一発でフレームにはめ込める。

ちなみに、トレーは立体的に上下に持ち上げれられてエッジャーに入るので、ルートは1本なのにシーケンシャルに処理されず、ランダムアクセスが可能になっている。

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周囲を削ったレンズは、このら旋を回って上段に上がる。このら旋のコンベアが非常に高価だったそうだが、実はこれはコケ脅しに近く、あまり実用的な意味はない。

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とはいえ、ここで上がってるから、リングエッジャーのメンテナンスなどに裏側から立ち入れるだけだが。
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これでレンズは完成。フレームにはめ込んで、ツルの調整などを行うとメガネの完成だ。40分どころか20分もかかっていない気がする。

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コンベア状の加工機などを見れるのは、サンフランシスコのUnion Square店だけ。サンフランシスコに足を運ぶ機会があれば、ぜひ立寄ってみて欲しい。

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(村上タクタ)

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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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