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2018年3月20日 (火)

アップルは何を発表するのか?

巷では、アップルからの招待状が、一部メディアに出たとの噂です。

今回は、イリノイ州のシカゴ。そしてLane Tech Collage Prep High Schoolと、学校が舞台になっています。

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私も、いろんな学校に取材に行っていますが、アップルが教育関連に力を入れているのはご存じの通り(https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-452932/)。

教育関連、つまり若年層向けマーケットを押えれば、彼らが大人になっても自然とMac、もしくはApple製品を使うだろうという考え方です。

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実際、Swift Playgrounds(日本語化もされています  https://www.apple.com/jp/swift/playgrounds/)は、子供を中心とした初心者向けのプログラミング教育の方法としては、現時点ではベストだと思われます。iPadさえあれば始められますし、とりあえずは一人でも始められますし、iBooks にある『Everyone Can Code(コードを学ぼう)』には、児童にSwift Playgroundsを題材のひとつとしてプログラミングを教えるための手引きが詳細に書かれていますし、Swiftによるアプリケーション開発の入門編のドキュメントもあります(いずれも日本語化されています)。

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現在3万7800円(税別)から買えるiPadがあれば、少なくともプログラミングの初歩は学べるのです。

というわけで、この発表会のメインテーマは学校向けのより安価なiPadなのではないかと噂されています。私もそう思います。たぶん、299ドル、日本円で3万2700円(税別)ぐらいまでは攻めるのではないでしょうか? 249ドル、日本円で2万9800円とかまでいくとビックリしますが。また、アップルマークが流麗なカリグラフィ調のタッチで書かれていますが、そのことから、安い方のiPadでも、Apple Pencilが使えるようになるのではないかと言われています。それもそうだと思います。

Smart Keyboardも使えるようになるかもしれません。ただし、そうすると無印iPadとiPad Proの格差がつき難くなるのが難点です。安価なiPadも必要ですが、10万円前後になるプロスペックのiPad Proも必要でしょう。このあたりの戦略がどうなって行くのかは、発表を待つしかなさそうです。

個人的に気掛かりな点を言えば、iPadでSwift Playgroundsを始めても、『Swift によるアプリケーション開発』の段になると、いきなりMacBookが必要になるところが気掛かりです。もしかしたら、そのために廉価版のMacBook Airが登場するのかもしれませんが、やはり子供たちに2台持ちを強いるのはどうかと思います。

向かっている方向性としては、MacBook AirでSwift Playgroundsが動くようになる……というよりは、iPadで、Swiftのプログラミングができるようになる(Xcode環境がそこにできるということなのか、ユーザーには、環境のことなんか考えさせないかもしれませんが)という方が正しい方向性でしょう。

もしかしたら……そんな発表があると、良いなと思います。

世間では廉価版MacBook AirやiPhone SEの後継機種が出るのではないかと言われていますが、『学校でiPadの発表』というところから、フォーカスがズレるような発表はしないような気がします。

が、安価なSwift Playgroundsが動くiPad、Codeを書くためのMacBook Air、それとセットで持つiPhone SEの後継機種というような組み合わせならなくもないような気が……。でも、そんな商品が出ちゃうとApple製品の基準の価格を値崩れさせちゃいますよね。やっぱりこれはないかなぁ。

iPhone SEにしても、iPhone 5からの元の取れたボディその他の部材を使っているからこそ安価なのであって、噂されているような新規ボディ、Face ID、非接触充電の導入はないと思います。それらを導入してもコストが上がるだけだから。とはいえ、私のこういう理性的な予想は、意外と裏切られがちなのですが(笑)

いずれにせよ、あと一週間ほどでいろいろ明らかになります。お楽しみに。

(村上タクタ)




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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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