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2018年3月

2018年3月30日 (金)

Amazon Echo一般販売スタート。今ならEcho Dotは1500円オフ!

昨秋の日本登場以来、招待制で販売されてきたAmazonのスマートスピーカー、Amazon Echoシリーズの一般販売が本日から始まりました。 

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販売モデルは従来同様、小型のEcho Dot、高機能スピーカーを搭載したEchoそしてスマートホームハブ内蔵したEcho Plusの3モデル。 

さらに現在、Echo Dotは1500円オフの4480円(税込)で販売中(4/2 23:59まで)。さらにEchoを2点まとめて購入すると合計金額よりも3000円オフになるキャンペーンも行なわれています。



以前、招待に申し込んだものの、購入可能なリミットを逃した方はこれを機に入手してもいいかもです。ただし、それぞれ大量のオーダーにも応えられるようにしていたとのことですが、3/30 11時現在、すべてのモデルが在庫切れで予約注文状態(発売予定日は4/3になっていますが、今、注文すれば、Echo Dotは1500円オフで購入できます)。 

また、Amazon Echoシリーズは来週4/3(火)からエディオン、ケーズ電気、ジョーシンなど全国1000店舗の大手家電量販店でも販売を開始。現物を見てから買いたい派の人は、近所の量販店に行くのもいいかもしれません。 

日本上陸から半年ほど。ユーザー数も増え、利用され続けていることでAmazon Echoの頭脳であるAlexaも進化。方言や日本独特の表現も認識できるようになっています。例えば音楽を聴く際、ユーザーの好みを把握するのはもちろん、再生を止める際にもこれまでは「止めて」「ストップ」と明確に表現しなければなりませんでしたが、進化したことで「ごめん、止めて」といった日本人特有の表現も認識、反応するようになっています。 

地域や歴史に関する情報も増えており「今日は何の日?」という質問に応えてくれます。さらにEchoが発する音声もよりスムーズなものになっています。Echoに機能を追加するスキルも増加。昨秋時点では250ほどが利用可能だったのですが、現在では600以上にまで増え続けています。 

進化を続けるスマートスピーカー。音声操作で、普段、スマホでやっている検索や操作ができるスマートスピーカーがあれば、家での時間がもっと快適になるはず。Amazon Echoが手に入ったことで、もっと快適な毎日がくる日が近づいた。

2018年3月28日 (水)

アップル、シカゴでの教育関連発表の真意。日本に欠けてるものがそこに

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『教育』こそ、未来の世界をよくするための唯一の方法だ


2018年3月28日、アメリカ・シカゴの歴史ある私立の高校、Lane Tech College Prep High Schoolで行われた発表会は、非常に重要なものだった。その意味がきちんと伝わるかどうかで、国の将来、我々の子供たちの将来が変わってしまうほど。現場で体験した私はそう思った。

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テクノロジーを正しく使えるかどうかは、良い未来を迎えるために、非常に大きな意味を持つ。

おそらく太古の世界で、火を使えた部族は、使えなかった部族より良い未来を迎えられたはずだし、馬車に乗り続けた人たちより蒸気機関や内燃機関を利用した人の方が、より豊かな生活を送れるようになったはずだ。

50歳近い筆者が中学生の頃、親世代の人たちにとってコンピュータは『高価なゲーム機』だと思われており、小学生時代にはそろばんを習わされた。当時、そろばんに取り組んでた人と、パソコンでプログラムに取り組んでいた若者と、どちらがより大きな可能性を得られたかは、説明するまでもないだろう。未来は見通し難いが、旧弊なものにこだわるのは賢いスタイルではない。

しかし、親というのはいつの時代も、旧時代の成功体験を子供に受け継がせようとするものだ。多分我々の親はそろばんができることで仕事にありついたのだ。今、多くの保護者のみなさんは、子供がタブレットを使っているよりも、ノートと教科書を広げて勉強している方に、安心感を覚えるのではないかと思う。しかし、それはそろばんにこだわっているのと大差ない。

タブレットを与えられた子供たちを良く観察して欲しい。

彼ら、彼女たちは、知りたいことを瞬時に検索して知り、表計算アプリで高度な演算をこなし、You Tubeの海外映像から海外の言語の発音を学ぶことができる。Google Mapで世界中の地理と距離感を体感し、ドラムのループとベースのループを組み合わせてあっと言う間に音楽を作り上げ、自分だけの映画をタブレットのカメラで撮影して、編集することができるのだ。

ノートと教科書しか持っていない子供と比べると、石器を持っているか鉄器を持っているか、以上の違いがある。

筆者の子供は「それは覚えなくてもいいよ。検索すればいつでも分かることだから。それより、理解することが大事なんだから」と言い放った。グウの音も出なかった。

思い出して欲しい。我々が子供の頃、ポンペイを滅ぼした火山が何だったか知るためには、百科事典を延々とめくるか、図書館に行かねばならなかった。「フィボナッチ数って、なんだっけ?」と思っても、すぐに答えが出なければ放置しておくしかなかった。「squirrel(リス)」の発音が分からなければ、ネイティブ並みの発音ができる英会話の先生を探さねばならないかった。

今なら、どれも瞬時に分かる。子供たちはそんな世界に生きてる。正しい方法で、テクノロジーを与えられた子供たちはそれを使いこなす。あなたの子供が、取り残されたしまってもいいのだろうか?

自分自身がテクノロジーを手にした時に、まずセクシャルな画像を探すためにその力を使ったからと言って(笑)、子供たちからテクノロジーを取り上げるのは、間違っているということをご理解いただけただろうか?

「子供の教育は何より大事だ」とティム・クックは言う。「情熱が世界を変える。子供たちに教育が与えられた時に魔法のようなことが起る。子供たちが世界を変えたいと思い、情熱を持って教育を受けたときに世界は変わる。より良い世界で、みんなが幸せに暮らすためには、子供たちにより良い教育が必要なのだ。そして、テクノロジーが教育を変えると信じている」と。

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(ちなみに基調講演の冒頭でティム・クックは『この週末に情熱をもってワシントンから世界を変えようとした若者たちがいる』と、銃規制問題に対する学生の意思表明に賛意を表明した。つくづくアップルはトランプ政権とは逆の方向にいる会社だ)

40年間教育に携わってきたアップルの乾坤一擲

今回の発表でアップルは、新しいiPadという道具立てを用意し、アプリケーションを用意し、『クラスルーム』や『スクールワーク』という教えるための道具だてを用意し、『Everyone Can Create』という新たなカリキュラムを用意し、先生方にさまざまな革新的な教え方を提案するApple Teachersプログラムを立ち上げ、Swift Playgroundsというプログラム教育の方法論を磨き上げ、40年間教育に携わってきた、『アップル』という会社の総力を挙げて教育に取り組んでいる。

テクノロジーを使った教育は決して『お金持ちのための方法』ではない。むしろ、テクノロジーは『教養』を民主化するものだ。古い時代には、裕福な家の子供しか手に入れることができなかった特別な知識や教育を、貧しい子供にも、世界のどこの国にいる子供にも手に入れることができるようにする道を開いている。新しいiPadはApple Pencilと一緒に買っても税込4万6384円で手に入れることができる。

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また、新しいApple School Managerの『共有iPad』の機能を使えば、学校の全校生徒分のiPadがなくても、学校が購入したiPadを複数の生徒で共有することができる。生徒はログインすれば、1分もかからずに、iPadを自分の環境として使うことができるし、そのために必要なiCloudの共有ストレージは、なんと1人200GBをアップルが無償で用意するという。この機能は、経済的に裕福でない地域の公立学校などでiPadを導入するための大きな助けになるはずだ。

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そればかりか、アクセシビリティの機能により、弱視者や色弱の子供、手に不自由がある子供、会話や耳の機能に不自由のある子供たちにとっても、可能性を大きく広げてくれるデバイスであることも注目したいポイントだ。

もはや、紙とノートで表現していては置き去りになる

では、順番にもう少し詳しく触れていこう。

iPadについては、これまでのiPadは、これほどの機能をこの価格で子供たちに提供できるようになるまでの序章だったのではないかと思えるほど、教育にフィットした性能と価格を持つデバイスだ。

詳しくはこちら(https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-461887/)に書いたが、キーボード操作がテクノロジーに接するための障壁にならず、多彩な表現力を持つApple Pencilによる手書きが可能になり、学びのために非常に有意義なソリューションにあるAR表現が可能なA10 Fusion(最初にiPhone 7に搭載された高性能チップセット)を搭載しているということに意味がある。

手書きとAR。これがものすごく教育にフィットしているということは、アップルの提供している動画を見ればわかるはずだ。

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Pages、Numbers、Keynoteというアプリに、本格的にApple Pencilでの描画を取り込んだのも意義が大きい。エクセルの表に、マジックでぐるっと囲みの円を入れたり、矢印を入れたりできればどんなに便利だろうと思ったことはないだろうか? iPad用のNumbersとApple Pencilを組み合わせればそれが可能になるのだ。

また、A10 Fusionによって複数のアプリを同時に使う性能も担保されている。

さらに、ARが大きな可能性を広げる。Boulever ARは世界の美術館にある絵画作品が、あたかも目の前の壁にかかっているかのように見せてくれる。壁にiPadを近づければ、あたかも壁の絵に近づいたかのように細かなマチエールまでもが表示される。

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Free Riversは起伏のある土地を流れる川はどのように流れるかを知ることができるし、ダムなどの治水がどういう影響を与えるかを自分でダムを作ったりして学ぶことができる。

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FroggipediaはAR空間に精密なカエルを登場させ、骨格だけにしたり、血管だけにしたり、筋肉が見えるようにしたり、卵から成体への変化を連続的に見ることができる。Apple Pencilをメスに見立てて、解剖することだってできるのだ。実際に解剖することも大事だが、気持ち悪さが先に立ったり、命を奪うことに気持ちの大部分を持って行かれるより、知識を得ることに集中できるかもしれない。

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『クラスルーム』は、教師が生徒のiPadをすべてマネージメントするためのツール。それぞれがどんなアプリケーションで何をやっているかを把握することもできるし、授業中に、他の作業をしないように特定のアプリケーションにロックしたり、iPadでの操作を停止させたりもできる。このアプリはiPadからだけでなく、Macを使う先生も使うことができる。

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また、『スクールワーク』は生徒たちの課題を管理するサービス。授業で提供する練習問題や、教育アプリ中の課題を割り当て、生徒の進み具合を把握することができる。宿題を出すのも、発表させるのも簡単だ。

生徒側からいえば、今、何をすればいいのか『スクールワーク』を見れば一目瞭然。まずパソコンを立ち上げて、生徒に課題を渡すだけで一苦労……という従来のパソコン教育とはまったく違った快適さを実現している。

PDFや書類、ウェブリンク、アプリ内のアクティビティへのリンクを配ったり、お知らせ、リマインダーなどを扱うこともできる。

プログラミング思考と、テクノロジーを使ったクリエイティビティを!

『プログラム教育』について、Swift PlaygroundsとSwiftを利用した『Everyone Can Code』に基づくソリューションが非常に優れていることは以前お伝えした(https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-461548/)。これにもAR機能などが追加され、非常に興味深いことになっているのだが、今回はさらにこのソリューションを他のあらゆるクリエイティビティを育てるために活用する『Everyone Can Create』というソリューションが発表された。

子供と接した教師や親は、誰もがその天才性に驚いたことがあるはずだ。

『Everyone Can Create』はその天性的なクリエイティビティを花開かせるカリキュラム。

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理科や、算数、社会の勉強のためにClipsやiMovieで動画を作ったり、世界の多くのものを写真に撮り自分だけの図鑑や、発表資料を作ったり、GarageBandで音楽を作ったり(筆者の子供は小学生の頃にガレージバンドで歌謡曲を再現したりしていた)、自由自在な色彩を駆使して絵画表現を行ったりできる。

さらに、それを組み合わせることもできる。絵をムービー上にちりばめ、自作の音楽を背景に、鉱物や、生物、人体の不思議について、自分の子供が研究発表したら、感動しない親がいるだろうか?

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そういえば、こうやって子供が身近にあるiPadを使ってインタラクティブな研究発表を夏休みの宿題として作り上げたら、iPadを学校に持ってくることを禁止して、プリントアウトで展示させられたという話がある。

ムービーでBGMまで付いた動画を作ったのに、貧弱なプリントアウトで展示させられては、子供のクリエイティビティが育つどころか、『二度とやらない!』という気持ちになってしまうことは想像に難くない。「iPadを壊したり、紛失したり、盗難が起ったらどうしよう?」と思った先生が責任逃れをした結果、子供のクリエイティビティが永遠に失われたわけだ。しかし、哀しいかな、それが日本の多くの小中学校の現実である。

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アップルのこの大きなムーブメントを子供たちに提供しようとする教師たちのために、Apple Teacherというプログラムが、先生たちがiPadをうまく利用して子供たちの能力を引き出す方法を教えてくれる。教え方に関するさまざまなプログラム、アドバイスが用意されている。さらに、Apple Teacher Learning Centerのプログラムを受けることで、バッジを受けて自分の進み具合を確認することもできる。

ニッポンにはリベラルアーツが必要だ

アップルは『クリエイティブの天才』を産み出そうとしている。

知識はエントロピーに逆行して『Wheels for the mind(知恵の車輪——アップルが1980年に提唱していたコンピュータは人間の知恵を大きく効率的にするというコンセプト)』を加速させる。

『明日の教室を作ろうとした』とティム・クックは言う。

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スティーブ・ジョブズはアップルを『テクノロジーとリベラルアーツの交差点にいる』と言った。ティム・クックはこの言葉をもう一度取り上げた(これは長年のアップルファンにとっては嬉しいポイント。ジョブズの精神は受け継がれているのである)。

テクノロジーとリベラルアーツはどちらも不可欠なのだ。

リベラルアーツとは日本語に簡単に訳せば『一般教養』となり、大学で受けた通り一辺の授業を思い出してしまうが、英語圏で言う『リベラルアーツ』は、もっと広い範囲で、科学、文学、音楽、絵画などの芸術、論理学……などを含んだ表現だ。

昔あったはずの『教養』という概念に近いのではないだろうか?

日本は、もしかしたら不幸な戦争と、高度経済成長の間に『教養』を置き去りにしてきてしまったのかもしれない。あまつさえ、文系の学科は要らないなんて言う政治家がいる貧しさだ。テクノロジーや、経済学、商学を駆使して経済成長を得るだけでは、片輪で走っているようなものだったのだ。

日本にはリベラルアーツが要る。

AIがより完成度を高め、普及していった時に、どの製品が売れるかとか、株式がどう動くかなんてAIの処理に人間はかなわなくなってします。どこにコンビニを出店するか? どの新製品が売れのか? その最適な流通経路はどこなのか? ……AIが大きく世の中を変えるはずだ。

その時に必要な『教養』こそが『リベラルアーツ』なのではないだろうか? スペック(つまりテクノロジー)だけを追うのではないアップル製品の豊かさはそこにある。

フィボナッチ数(一種の数列。たとえば巻き貝の成長の仕方など、自然の中に多く見られ、同時に絵画作品の中などに多く隠されている)を見て、その美しさに気付き、数的な神秘に興奮し、生物学の研究に活かすような人を産み出すためには、真の意味での『教養』が必要なのだ。

子供たちに、iPadを使ってテクノロジーと一緒にリベラルアーツを提供すべきではないだろうか? いや、そうしない限り、日本の将来はなかなか開けないのではないか? とさえ思えてくるのである。

最後にアップルが基調講演の中で紹介した動画を観ていただきたい。『宿題、宿題……いやだよねぇ』というモノローグを背景に、すごく楽しそうな顔をして『Gravity』についての宿題をやっている子供たちに創意工夫、天才性に驚いて欲しい。この天才はあなたの子供にも秘められているのである。



(村上タクタ)

Appleシカゴ発表会速報・『新iPad』

新製品だけにフォーカスすると、安いiPadの性能が上がったという話だけになるので、日本では『物足りない』と評している人もいるかもしれない。

スティーブ・ジョブズが言ったように、Appleは『テクノロジーとリベラルアーツのクロスするところ』い立つ会社で、今回はこの『リベラルアーツ』の部分を非常に重視した発表だった。

テクノロジー的には『安価なiPad』なのだが、リベラルアーツの側面を重視しているからAppleはAppleなわけで、逆に言うと、今の日本の製品や、我々日本人に、あまりにリベラルアーツな側面が足りないのではないだろうか?

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昔は、『教養』って大事にされていたと思う。でも、今の日本では『技術的に優位に立つこと』『お金を稼ぐこと』だけが勝利条件になってしまっている。

なぜ風が吹くのか。太陽の熱はどうやって地球を暖めるのか? 人はなぜ月を目指したのか? この絵画はなぜ美しいのか? 人の心を打つ音楽はどうやって奏でればいいのか? そんな教養をこそ大事にするう姿勢がAppleにはあり、それをこうやって大胆に打ち出せるところに、この会社の強みがあるのだと思う。逆に言うと、CPUクロックの速さ、画素数の大きさだけを新製品の価値として打ち出していた会社は、いったいどこへ行ってしまっただろう?

CPUのクロックが早いからいい、ストレージが大きいからいいのではない。この『iPad』というタブレットを作ることによって、人の人生がいかに豊かになるか? そこにフォーカスした発表会だったのだ。

というわけで、ともかくまずは発表された唯一の新製品であるiPadについて説明しておこう。

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要点は2つ。

ひとつは、Apple Pencilが使えるようになったこと。

いまひとつは、CPUにA10 Fusionが搭載されたこと。これにより重い処理、特にAR関連の処理を行えるようになったこと。

このふたつが、教育市場でiPadを有効に使うために必要だったのだ。

重量、寸法、価格は、従来までの無印iPadと変わらない。

しかし、処理能力の向上はかなりのもので、AR以外のあらゆる処理を軽快にこなせるようになっている。

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単純にスペックだけを取るなら、iPad Pro 10.5の優位性はSmart Keyboardのみになってしまったのではないかと思えるほどだ。特に、Apple Pencilを使えるようになったのは大きい。そして、KeynoteやPagesなど多くのアプリがApple Pencil対応になったことで、表現力が大きく増した。

パソコンで使えるドキュメントに、手書きで強調線を入れたり、説明図を入れたりしたと思ったことはないだろうか? 従来ならレイアウトソフトや、IllustratorやPhotoshopが必要だったそんな作業を、Apple Pencil 1本でこなすことができるようになったのだ。

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スペック的には、A10 Fusionチップ搭載の他、9.7インチのRetinaディスプレイ、Touch ID、800万画素カメラ、ジャイロ、加速度計……など、必要なものは一通り揃っている。

新たにいろいろと登場した教育関連のARアプリを使いこなすのに、このパフォーマンスは非常に重要だ。

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Flogpediaは、カエルについて詳しく知るためのアプリ。Apple Pencilで解剖することだってできる。ARグラフィックスで、カエルの構造についても学べる。カエルを死に追いやらなくてもカエルの解剖を擬似体験できる。

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この新しいiPad、アメリカでは329ドルで提供される。

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32GBが3万7800円(税別)。32GBのセルラーモデルが5万2800円(税別)。128GBが4万8800円(税別)。128GBのセルラーモデルが6万3800円(税別)。Apple Pencil は1万800円(税別)の別売り。

アカデミック価格はiPadを3万5800円(税別)、Apple Pencilは9800円(税別)。合計の税込価格は4万6384円。

このリーズナブルなiPad用に、Logicoolから児童用の安価なキーボードケースも発売される。

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また、クレヨンという安価なスタイラスも。筆圧筆圧検知はないようだが、子供にも使いやすそうな価格と仕様。

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この性能と価格なら、子供に買い与えるにもいいし、実は大人が買うにしても、iPad Proに対してかなり安価なので、多くの人にはこれで十分。

ただし、液晶の指紋のつきやすさや、画面の美しさなどは、やはりiPad Proの方が圧倒的に良いので、クオリティに拘る大人なら、iPad Proがいいという声も十分にあり得る。それとはまた違う位置づけのデバイスなのだ。

子供たちが、写真を撮り、ドキュメントを作って、動画を編集し、ARで学び、手書きで書き込めるデバイス。それが、Apple Pencilを含めても5万円せずに買えるというところに、このiPadの価値がある。

(村上タクタ)

2018年3月27日 (火)

シカゴApple発表会速報! #AppleEvent

Twitter @flick_mag でレポートしますが、余裕があれば、補足を入れつつここに、貼っておきますね。

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前日にシカゴに到着して、シカゴの街を散策して最新型のApple StoreであるMichigan Avenueを視察したりしました。このあたりはまた、後日レポートしますね。


そして、今、当日の朝です。日本は夜ですよね。


会場のようすが分からないので、どのぐらいのレンズを持って行くのかとか、毎回悩みます。長い、明るいレンズがあった方がいいのですが、あまりいろいろ持って行くと重いし……。

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↑↑ごめんなさい、これ、『付属』はデマですね。同時通訳の人がそう言ったように思ったのだけど、私も間違いかも。英語では『対応』というようなニュアンスだったようです。 ともあれ、Apple Pencilは別売りです。

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日本円では、32GBが3万7800円(税別)。32GBのセルラーモデルが5万2800円(税別)。Apple Pencilは1万800円(税別)の別売り。アカデミック価格はiPadを3万5800円(税別)、Apple Pencilは9800円(税別)。合計の税込価格は4万6384円。

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【更新終了】

(村上タクタ)






発表会レポートは、 @flick_mag と、こちらで。

Appleのシカゴでの発表会が現地時間27日10時(日本28日0時)から始まります。

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今回は、動画中継はされないようですが、フリック!ではツイッター @flick_mag でリアルタイムの情報、まとめたものを http://blog.sideriver.com/flick で現地からお伝えします。

@flick_mag をフォローして下さいね! お楽しみに!

#AppleEvent

会場が高校なので、教育関連の発表されるようです。

学校の課題や回答、授業のスケジュールなどを共有できるようなサービス、新しい格安のiPad、Swift Playgroundsの新しいバージョンなどの可能性があるのではないかという噂です。その他、iPhone Xの新色や、AirPowerなどが噂されています。

(村上タクタ)

2018年3月24日 (土)

Apple WatchのGymKit対応のフィットネスマシーンが日本に上陸!

Apple Watchを持っている人はすでにお分かりの通り、ジョギングのカロリーはじめ、運動量をApple Watch経由でデータとして保存できるということは、運動するにおいて非常に励みになるし、健康管理の助けになる。

昨年のWWDCで発表されたGymKitというAPIは、フィットネスクラブの有酸素運動系のマシーンと、Apple Watchを連携するシステム。このGymKit対応のマシンが日本に初上陸したということで、取材に行ってきた。

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日本で初めて、GymKit対応のマシーンを導入したのはANYTIME FITNESS 恵比寿店。ANYTIME FITNESSは世界的なフィットネスクラブで、同店の会員になると、世界中の同チェーンの店を24時間利用できる。日本にもすでに300店舗以上を展開していて、同チェーンでは恵比寿店を皮切りに、このApple Watch対応をどんどん他の店舗にも展開していく予定だという。

また、もちろん、他のフィットネスジムでもGymKit対応マシンは、今後導入されて行くはずだ。

今回ANYTIME FITNESSに導入されたのは、Life Fitnessのマシーンで、ドレッドミル、エリプティカル、インドアバイク、ステッパーの4種類の有酸素運動マシンがGymKitに対応しているという。

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連携すると、Apple Watch側の心拍数などのデータがマシンの方に表示され、逆にマシンの方しか取得できないケイデンスや、走った距離、ドレッドミルで斜度を上げた時に上った高度などがApple Watchに反映される。

消費カロリーなど、両側で計測されるデータについては、性別や身長体重なども合わせて計算されているApple Watch側のデータが優先されるという。

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利用するのに、複雑な登録などの必要はなく、マシンのNFCにかざせば即座に連携が始まる。

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連携さえさせておけば、面倒なスタートストップ、中断した時の一時停止などの作業をApple Watchで行う必要がない。マシンの方の操作だけで、自動的にスタート&ストップしてくれる。

走り始めてしばらくしてから、連携させていないことに気がついても大丈夫。その時点で連携させれば、走り始めてからのデータを取得してくれる。

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この、GymKitに連携したジムが増えていけば、出張先であれなんであれ、Apple Watchに運動のデータが蓄積されていく。連携さえさせていれば、Apple Watchの細かい操作がまったく不要なのがとっても便利。運動に集中できる。

私もちょっとだけ体験させてもらった。

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watchOS 4.2以上にアップデートしてApple Watchなら、かざすだけでOK。最低限1分運動したら、データがiPhoneに転送され、アクティビティに表示される。ちゃんとLife Fitness社のアイコンで表示されるので、ひと目で分かる(消費したのは3カロリーだけですがね(笑))。

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筆者もそろそろ運動しないことには、現状のコンディションさえ維持できない年齢(笑)24時間営業なら、夜行性の編集者も運動できそうだし、近所のANYTIME FITNESSにGymKit導入マシンが入ったら、入会してみようかな……。

(村上タクタ)

2018年3月21日 (水)

ダイソン・サイクロンV10発表! ダイソンは科学の力を信じている!

科学的、論理的であることは大切で、理論をちゃんと考えて、実験して、実証しないとそこに科学はない。ところが、案外と世の中、非論理的は話がまかり通っていて、それに引っ掛かる人が多いのには驚くばかり……。と同時に、中学、高校レベルの物理、化学、生物……などをしっかり履修しておくことが、後々の人生にとって、いかに大切なのかを思い知るわけです。でないとうっかりと水素水とかに無駄金を払っちゃったりするわけで。

ともあれ、ダイソンのスタンスは徹底的に科学的。延々と理論を考え、試作し、実証実験をするスタンスには敬服する。測定もできないなんとかが出てるとか、話しかけるとリンゴが腐らないとか言ってる人は、ほんと、ジェームズ・ダイソンさんの爪の垢を煎じて呑んで欲しい。多分、霊験あらたかだ(笑)

それはともかく、ダイソンの掃除機がまた進化した。

……が、残念ながらスケジュールの都合で、発表会には行けませんでした。無念。実に無念。

というわけで、以下はプレスリリースと、公式にプレス向けに公開されている写真から。

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来日したジェームズ・ダイソンさんが得意げにささげ持っているのが新型。ダイソン・サイクロンV10。

今度のこのV10の登場で、ついにダイソンは自ら作ってきた『コードつき掃除機』が要らなくなったと明言。

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新型は、従来吸気と垂直に設けていたサイクロンとクリアビンを、直列に配置。吸気から排気までをストレートに配したとのこと。また、モーターを新型に、バッテリーも更新したとのこと。つまりは、クルマでいえば、エンジンも車体設計も完全に新しくなったというような感じだ。

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まず、クルマでいえばエンジンにあたるモーター。これが完全新設計のDDM V10(ダイソン・デジタル・モーターV10)になっている。デジタルのブラシレスモーターなのだが、なんとその回転速度は12万5000回転/分。この回転速度に耐えられるように、軽量かつ丈夫なセラミックシャフトを新開発したのだという。クルマのエンジンだと回転数を上げるとロスが増えたり、トルクが減ったりするが、回転であるモーターとインペラーの場合、おおむね速度が上がれば空気流量も増す。

このモーターの発生する吸引力によって、クリアビン・サイクロン・モーターの直列配置が可能になったのだそうだ。そもそも、ダイソンの掃除機の根本的なリクツは、サイクロンにある。サイクロンの詳細は、以前こちら(http://blog.sideriver.com/flick/2014/02/dysonjp-6f00.html)に書いたのでご参照のこと。

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つまりは、遠心力によってゴミを分離するので、どんどん目詰まりするフィルターを通して、吸う掃除機に対して、効率が落ちない、そして確実にダストを分離できるということがポイントだ。ちなみに、サイクロンは14個あり、サイクロン内の空気は最高速度193km/hに達し、7万9000Gもの遠心力を産み出すらしい。7万9000Gっていうのが凄過ぎて、なんだかよく分かりませんが。

そして、モーターの効率化と、バッテリーの更新により駆動時間はついに最長60分を実現。

我が家はV8を使っているのですが、実は我が家みたいに狭いマンションだと、V8で十分だったんですよね。V8でも40分持つし、吸引力パフォーマンス的にも。でも、V10のパワー、バッテリーの持ちは、もっと広いお宅でも大丈夫ということなのでしょう。

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例によって発表会では、そのパフォーマンスの実演があったらしい。

今度、表参道、御殿場に続いて、横浜にも直営店もできるし、全国のショッピングモールなどでも実演会をしているので、ぜひ、この性能を体感して欲しい。

ちなみに、ダイソンオンラインストアでの価格は、様々なアタッチメントが付いた最上級のAbsoluteproが9万9144円。一番オプションの少ないスタンダードモデルで6万9984円となっている。これを受けて旧モデルが安く売られたりすることを考えるといろいろ悩ましいが、高い吸引力と、60分のバッテリーライフを考えると、思い切って新型のV10を買っておいた方が長く使える気もする。

(村上タクタ)

iPhone歴代全モデル分解写真掲載の『iPhone10周年 完全図鑑』発売中!

iPhone歴代のほぼ全モデル、初代iPhone、iPhone 3G、iPhone4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 6/6 Plus、iPhone 6s/6s Plus、iPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plus、iPhone Xの分解写真を掲載した『iPhone10周年 完全図鑑』を3月19日(月)に1200円(税別)で発売しました。

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全国の書店、コンビニ、ウェブストアで絶賛発売中。もちろん、Amazonでも売ってます。



iPhoneが登場してからたった10年。iPhoneが登場する前はどうやって、地図を見ていたのか、連絡を取っていたのか、待ち合わせしていたのか? SNS、You Tube、キュレーションメディア、クラウド、IoT、ビットコイン、今我々を取り巻くほとんどすべては、iPhone(とそれに続いたAndroid)があったから生まれたものだ。

その10年の歴史を振り返る1冊。

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左が初代のiPhone、そして右が最新のiPhone X。

分解してみると驚くほど進化している。そして、同時に、初代iPhoneにしても、マルチタッチディスプレイ、カメラ、通話、音楽や動画の再生……など、ほぼ同じ構成であることにも驚かされる。つまり、iPhoneは10年前の最初から完成していたのだ。

分解してみると、その進化の過程がよく分かる。

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ポリカーボネートボディの3G、3Gs、両面ガラスに金属フレームの4、4s、アルミユニボディ採用の5/5s、再びポリカボディだったが短命だった5c、2サイズに分かれた6/6 Plus、感圧タッチパネルを採用した6s/6s Plus、防水の7/7 Plus、そして非接触充電の8/8 Plus、まったく新しい世代に移行したiPhone Xと、内部を見ればその進化の過程をはっきりと理解することができる。

分解以外のコンテンツも充実。2007年のジョブズのプレゼンに行った人のレポート、最新2017年iPhone X発表会レポート、iPhoneケースやバッテリー、地図アプリ、iPhoneマニアの10年、コラム、そして久々のiPhoneograpy復活など、いずれもお楽しみいただけるコンテンツを満載した。

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iPhoneファン、必携の一冊。今後、品薄も予想されるので、今のうちにぜひ手に入れておいていただきたい。

iPhone10周年 完全図鑑
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/flick-b-460549/

(村上タクタ)












2018年3月20日 (火)

アップルは何を発表するのか?

巷では、アップルからの招待状が、一部メディアに出たとの噂です。

今回は、イリノイ州のシカゴ。そしてLane Tech Collage Prep High Schoolと、学校が舞台になっています。

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私も、いろんな学校に取材に行っていますが、アップルが教育関連に力を入れているのはご存じの通り(https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-452932/)。

教育関連、つまり若年層向けマーケットを押えれば、彼らが大人になっても自然とMac、もしくはApple製品を使うだろうという考え方です。

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実際、Swift Playgrounds(日本語化もされています  https://www.apple.com/jp/swift/playgrounds/)は、子供を中心とした初心者向けのプログラミング教育の方法としては、現時点ではベストだと思われます。iPadさえあれば始められますし、とりあえずは一人でも始められますし、iBooks にある『Everyone Can Code(コードを学ぼう)』には、児童にSwift Playgroundsを題材のひとつとしてプログラミングを教えるための手引きが詳細に書かれていますし、Swiftによるアプリケーション開発の入門編のドキュメントもあります(いずれも日本語化されています)。

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現在3万7800円(税別)から買えるiPadがあれば、少なくともプログラミングの初歩は学べるのです。

というわけで、この発表会のメインテーマは学校向けのより安価なiPadなのではないかと噂されています。私もそう思います。たぶん、299ドル、日本円で3万2700円(税別)ぐらいまでは攻めるのではないでしょうか? 249ドル、日本円で2万9800円とかまでいくとビックリしますが。また、アップルマークが流麗なカリグラフィ調のタッチで書かれていますが、そのことから、安い方のiPadでも、Apple Pencilが使えるようになるのではないかと言われています。それもそうだと思います。

Smart Keyboardも使えるようになるかもしれません。ただし、そうすると無印iPadとiPad Proの格差がつき難くなるのが難点です。安価なiPadも必要ですが、10万円前後になるプロスペックのiPad Proも必要でしょう。このあたりの戦略がどうなって行くのかは、発表を待つしかなさそうです。

個人的に気掛かりな点を言えば、iPadでSwift Playgroundsを始めても、『Swift によるアプリケーション開発』の段になると、いきなりMacBookが必要になるところが気掛かりです。もしかしたら、そのために廉価版のMacBook Airが登場するのかもしれませんが、やはり子供たちに2台持ちを強いるのはどうかと思います。

向かっている方向性としては、MacBook AirでSwift Playgroundsが動くようになる……というよりは、iPadで、Swiftのプログラミングができるようになる(Xcode環境がそこにできるということなのか、ユーザーには、環境のことなんか考えさせないかもしれませんが)という方が正しい方向性でしょう。

もしかしたら……そんな発表があると、良いなと思います。

世間では廉価版MacBook AirやiPhone SEの後継機種が出るのではないかと言われていますが、『学校でiPadの発表』というところから、フォーカスがズレるような発表はしないような気がします。

が、安価なSwift Playgroundsが動くiPad、Codeを書くためのMacBook Air、それとセットで持つiPhone SEの後継機種というような組み合わせならなくもないような気が……。でも、そんな商品が出ちゃうとApple製品の基準の価格を値崩れさせちゃいますよね。やっぱりこれはないかなぁ。

iPhone SEにしても、iPhone 5からの元の取れたボディその他の部材を使っているからこそ安価なのであって、噂されているような新規ボディ、Face ID、非接触充電の導入はないと思います。それらを導入してもコストが上がるだけだから。とはいえ、私のこういう理性的な予想は、意外と裏切られがちなのですが(笑)

いずれにせよ、あと一週間ほどでいろいろ明らかになります。お楽しみに。

(村上タクタ)




2018年3月19日 (月)

Apple Store新宿4月7日にオープン?

まだ、公式のリリースも私は見てないんですが、はて? アップルのサイトにApple Store新宿が4月7日にオープンする旨、掲載されてます。

https://www.apple.com/jp/retail/shinjuku/

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京都にストアがオープンするという噂は流れていましたが、どういうことなのでしょう? それと、その上流のページには、なぜか『新宿』ではなく、『R128』と書かれています。何かの事故で情報が出ちゃってるのでしょうか?

__apple_store__appleGoogleストリートビューで見ると、ここですね。工事中に見えますが、この場所なのでしょうか? それともこのビルの中? この情報が正しければ、そのうちに正式なプレスリリースが出ると思いますが……。

(村上タクタ)


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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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