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2018年2月28日 (水)

「なるほど、Appleはそこを突くのか……」という広告動画

春に向けて、Appleの広告キャンペーンが盛んになってます(うちにも、広告のご出稿があればいいのになぁ……と思いますが、それはありません(T_T))。Facebook 広告にもさまざまな動画広告が投稿されていますね。

通常、デジタルデバイスといえば、高性能、だったりライバルとの差異だったり広告するものですが、この春のAppleのキャンペーンは違うようです。

まずは、一昨日の朝から、TV CFとして放送されている広告動画を3本どうぞ。


TV CF 「マップ」を見る20180228_15110

地図はたしかにね……。もうこの10年、道に迷うとか場所が分からないとかいうことはなくなったけれど、スマホを使わない両親に会うと、いまだにその『場所が分からない』という『闇』の中にいると、驚かされる。

たしかに、ここは大きな違いだったのだけど、あまりにも当たり前になっていて、気付きませんでしたね。


TV CF 「FaceTime」を見る

20180228_15136

あー、これはヤバい(笑)ウチ、娘が海外に留学したいとか言ってるんです。こんなことされたら泣いちゃいます(笑)

とはいえ、FaceTimeってそんなに使わないんですが、遠く離れた家族とのやりとりとなると、威力を発揮するでしょうね。



TV CF 「LINE」を見る

20180228_15228

なんか、AppleのCFにLINEが出てくる時代になったんだなぁ……と感慨深い。

それにしても、

「こんなところにみんな居た」

「みんなが帰ってくる音がするね」

は、泣けてきますよね。

たしかに、ガラケーを使っている人にとって、SNSを使っている人たちって「どこいっちゃったんだろう?」っていう感じがするのかもしれません。

簡単に言うと、マーケティング的に非常によくできたCFです。ガラケーを使っている人が漠然と抱いている「取り残され感」を上手に(失礼にならないように)つついて、iPhoneに誘ってますよね。

僕らデジモノ好きはもう10年前から、この『スマホによってモバイルインターネットが手の平の中にある世界』にいますが、総務省のデータによると『スマートフォンを持つ人の割合は56.8%』(『平成28年通信利用動向調査の結果』http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000112.html)とのことですから、まだまだガラケーのみを使っていたり、携帯自体を持っていない人も多いってことなのでしょう。

シェア争いも大事ですが、まだスマホを持っていない人に持ってもらう方がもっと大事。もちろん、持たないのも自由だし、ガラケーを使うのも自由ですが、もし『あなたの本音』が、『iPhoneを持ちたい』なのだったら、恐れずに持って欲しいなと思う次第です。今や、キーボード打てなくても、フリックできなくても、音声入力でどうにかなりますしね(私の両親(80歳前後)などは、キーボードに苦手意識がすごくあるようです)。

『rest of us(残された人たち)』のためのコンピュータを作るんだと、Appleは最初のMacを作った時に宣言しましたが、ある意味、30年以上経っても、Appleの姿勢は変わらないのかもしれません。常に、専門家ではなく、誰もが使えるコンピュータ(現代ではスマホ)を、作ろうとする会社なのですね。

そういえば、iPhone Xが売れてない報道みたいなのもありましたが(3Gの時代から、売れてない売れてないと言う人は常にいました)、こちらのIDCのデータ(『 2017年第4四半期および2017年 国内携帯電話・スマートフォン市場実績値を発表』 https://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20180214Apr.html)によると、iPhone Xも8も好調のようです。

個人的にはシェアなんてどうでもよくて、他の誰が使わなくなったとしても、iPhoneが今のままの使いやすさを保持してくれるなら僕は使い続けますけどね。シェアが限りなく0だった時から使ってるんですから他の誰がどうしようと、関係ないです(笑)

ともあれ、「iPhone、買ってみたいな〜」って思っている人がいたら、「安心して買っていいですよ!」ってお伝えしたいです。

(村上タクタ)

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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