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2017年11月14日 (火)

重ガジェットマニア向け、新スタンダードモバイルバッテリー『cheero Power Elite 20100mAh』

久々にデカイの来ました。『cheero Power Elite 20100mAh』。



しかも、ポートはUSB-CとUSB-Aを一口ずつ。

我々アップル好きの使うデバイスは、徐々にUSB-CとLightning中心に入れ変わっていくはずなので、こういう方向性で良いはず。

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cheeroのPP3の20100mAhは横に広かったが、今回は3本ずつのセルを2段に楯に繋いだような形状。触った感じ、金属製っぽい感じ。アルミ製ですね。多分。表面はアルマイトっぽい。

3.7Vの20100mAhで、72.36Whなので、飛行機の機内持ち込みでも個数制限には引っ掛からない(航空会社にもよるがJAL、ANAは160〜100Whは2個まで)。

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手に持つとこんな感じ。細長くなったので収まりはいい。ついでに、ひらPminiに入れるとこんな感じ。やはり収まりがいい。

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ちなみに、手前はツインテール10050mAh。つまり、ツインテールの中身を2個縦に繋いだような内容物なワケだ。というわけで、おそらく3350mAhの18650セル×6本。PP3とは異なり国内製セルではなくて中国製らしい。

重さは公称380gだが、計ってみると400gだった。満充電だったからかも(冗談です)。それほど厳密な秤ではないので、誤差かも。

約400gというと、今どきのスマホ2個分ぐらい。重いと言えば重いが、ガジェットマニアとしては耐えられないほどではない。

ポートがUSB-CとUSB-Aを一口ずつというのもいい。これを気に、ケーブルをUSB-C中心に切り替えて行くってのいうもいいかもしれない(念のためにいろいろ持ち歩くのだろうが)。

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ちょっと注意しなければならないのは、充電ポートがこれまでの多くのバッテリーと違ってUSB-Cの出力ポートを兼ねている点だ。シンプルな方が美しいという意味では、これは美しい。

ただ、充電するためには手元の充電器と繋げるUSB-Cケーブルが必要。こうやって、徐々に機材をUSB-C側に入れ替えていきたい。

ちなみに、MacBook用のUSB-C 29W充電器を使ったら速く充電できるかと思って試してみたが、計測値で4.91V、2.11Aで、iPad Pro用の12W USB-A充電器からの4.87V、2.12Aとほぼ同じという結果だった。いずれにせよ10時間ぐらいかかりそうだ(試してないけど)。

さて、iPhone XにUSB-Aポートから充電してみた。ちなみにサイズ感はこんな感じで、手の大きい私てもこの2つを束ねて持つのはちょっと不安な感じだった(十分持てるけど、万全っていう感じじゃない)。

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流れる電流量を計測すると、5.08V、0.68Aと一般的なモバイルバッテリーからの電源供給とあまり変わらない感じだった。充電速度は早くはない。とはいえ、容量的には計算上iPhone XやiPhone 8 Plusを5回以上余裕を持って充電できるスペック。iPhone 8なら8回近く充電できる。人里離れたところに1週間ほどキャンプに行くとか、家族みんなのiPhoneを充電するとかいうような使い方だって大丈夫だ。

※cheeroさんから、iPhone側が満タン近くなので、電流量が小さいのではないかとご指摘いただいた。また、iPhoneの電池を減らして試してみたいが、とりあえずcheeroさんでは『残電量約40%のiPhoneⅩにUSB-A出力口から接続したところ5V/1.3Aの出力』が確認できているとのこと。ごもっとも。失礼しました。


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続いて、USB-Cということで気になるところの、MacBook Proへの電源供給について試してみた。

答えとしては、『可能。ただし15Wぐらい』という感じだった。つまり、使いながらMacBook Proを充電するのは難しいが、給電するのは可能というぐらいの感じ。

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おそらくMacBookならもっと効果的に充電できるということになる。MacBook Pro 15インチについては今手元にないのでよくわからない。

ともあれ、72.36Whという容量はMacBook Pro 13インチの内蔵バッテリーとほぼ同じなので、バッテリー持続時間(公称10時間)は、このバッテリーを接続することでほぼ倍になるだろう。

日常的にある話ではないが、ヨーロッパ便の飛行機の電源のない席で仕事をし続けるとか、終日続くカンファレンスの電源のない席でMacBook Proを使い続けるとか、そういうニーズある人にとってもは必携のバッテリーとなるだろう。






※電流量、電圧に関しては、取材時に計測値。計測誤差もありますし、iPhone やMac側でいろいろと制御される(満充電が近くなると電流量を減らすとか)ので、すべての条件で当てはまる数値ではありません。


(村上タクタ)

コメント

iPhone X への充電のところで
「流れる電流量を計測すると、5.08V、0.68Aと一般的なモバイルバッテリーからの電源供給とあまり変わらない感じだった」
とあり、パワー不足だなと思うんですが、写真の計測表示は「0.84A」と読め、妥当に思えます。タイプミスだと思いますので確認をお願いします。

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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