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2017年10月 5日 (木)

すべての物にタグを。紛失ものを無くす、TrackR(トラッカール)日本上陸 #TrackR #トラッカール

「外出したら、スマホを忘れてた」「クルマのカギを忘れた」「スマホはどこ?」……日常生活で、こういうトラブルは意外と多い。

パソコンの中のデータなら、検索すれば出てくるものだが、リアル世界ではそうはいかない。

それを解決しようと作れたのがTrackR(トラッカール)だ。

自分の持ち物を検索可能にする、いわば「リアル世界の持ち物にタグ付け」するガジェットだ。

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価格は2980円(税込)。10月4日発売で、ビックカメラ、コジマ電気などの一部家電量販店などでも販売されるらしい。色は8色で、ブラック、ホワイト、グレー、レッド、パープル、ピンク、アクア、ブルー。



ちなみに、初代のTrackR bravoはIndiegogoで募集金額の6331%、174万ドル(約2億円)を集めてしまったという、クラウドファンディング界の大成功作。こちらは、金属製で、少し薄くて大きい。iPhoneから光らせることはできない。

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今回、TrackR pixelの発売とともに、日本でより積極的に販売するために、発表会が行われたので取材に行ってきた。こちらは、日本向けに新たに作られた、プロモーション動画。



まず、

1.スマホからTrackRを鳴らせる(光る)
2.TrackRからスマホを鳴らせる
3.離れてたら鳴るようにできる(オフにすることもできる)
4.遠く離れても、他のTrackRユーザーが近くを通れば、位置情報を受け取れる

というのが機能だ。

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この手のガジェットでよく言うように「紛失したり、盗まれたりしても、場所が分かります」というのは少し語弊がある。

これらのデバイスに積まれるBluetoothはせいぜい30mぐらいしか飛ばないからだ。

盗まれたりしたものの位置情報を完全にトレースするには、GPSを取得できなければいけないし、LTE通信もできなければならない。そうなると、少なくともモバイルWi-Fiルータぐらいのサイズになるし、頻繁に充電せねばならないし、LTE通信の月額使用料などが必要になる。

対して、TrackRは、充電も月額費用も不要な範囲での利便性を追及しているということになる。

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発表会でお会いした、CEOで創業者のChris Herbert(左)さんと、Presidentで創業者のChristian Smith(右)さんと、TrackRを日本に持って来た田中大祐さん。

ちなみに、Chirsさんは、東北大に1年留学していたことがあるそうで、かなりの日本通。日本語もかなりお上手。Christianさんは日本は初めてなので、タコやイカや納豆を食べさせたいとのこと(笑)

田中さんは、Eyefiやmisfitを日本に持って来た、いわばこういう新しい便利なデバイスを見出して、日本にローンチするプロフェッショナル。強力なタッグだ。

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TrackRは、ある意味「紛失したもの、盗まれたもの」も探すことができる。

ただ、前述のように、そのためには近くにTrackRアプリを入れたスマホがなければならない。たとえば、盗まれて山奥に捨てられた財布などを発見するのは無理だろう。

しかし、人が多いところ、たとえば空港のようなところでのロストバゲッジなどは見つけやすいに違いない。「ああ、荷物がロンドンに行ってしまってる」なんていうことも分かるだろう。

この機能の利便性は、TrackRユーザーが増えれば増えるほど向上していく。たとえば、家族にTrackRを使ってもらえば家に忘れ物があることは感知できるし、同僚も使えば、会社への置き忘れもGPSで分かるようになるに違いない。ある意味、いかに大量に普及するかがカギなのだ。

というわけで、みなさんも買って使って下さい(笑)

東京近郊で検索すると、こんな感じ。まだまだ普及して欲しいが、山手線の駅や電車の中への置き忘れは感知できる……かも。
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まぁ、昨日、ローンチしたから、これから飛躍的に普及していくに違いない。

また、One more thing...的な感じで、将来の商品も発表された。それがTrackR atrasで、電源に挿しておくタイプのBluetooth-Wi-Fiデバイス。家のコンセントに挿しておけば、たとえスマホが家になくても、家にあるTrackRを感知できる。また、家の中でのある程度の位置も分かるのだそうだ(スマホと2点からの距離で計測する?)。
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さて、発表会のおみやげに、TrackRを2つもらったので、会場で、さっそく設定してみた。

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ストラップと、両面テープが付いていてるので、それでそれでどこかにくっつければいいようだ。

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僕は、ひとつはバッグに入れて、ひとつはキーホルダー(クルマのカギ、小さい小銭入れ、家のカギがセットになっている)にくっつけた。

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あと、息子(中二だけど携帯はまだ持たせてない)にくっつけたいとか、クルマにくっつけたい(駐車位置が分かるだろう)とか、バイクにくっつけたい(盗難に遭った時に場所が分かったらスゴイ!)とか、いろんな使い道を思いつくので、試してみたくなって、Amazonで2個追加で買ってみた。

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設定はとっても簡単で、すぐにペアリングすることができた。

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実は、私はあまり物を紛失しない。

元々、どのポケットに何を入れる、バッグのどこに何を入れるとキッチリ管理するし、16歳の時に最初に行った外国がブラジルだったので、海外旅行の時もスリ対策などは念入りにする方なので、サイフやバッグやパスポートを完全に紛失してしまったことはない。しかし、それはかなり用心深いからなので、こういうデバイスがあるなら、万が一に備えて、ぜひセッティングしたい方だ。

というわけで、今後運用して、実際の使い勝手をレポートしてみたい。

とりあえず、使いはじめて半日で起ったことは
・離れたらピヨピヨ鳴るので、スマホを置いてトイレに行けない(離れた鳴る機能はオフにした→特定のWi-Fi環境下では、置き忘れても鳴らない……というセッティングもあるので、後ほど家と会社のWi-Fiにそれを設定してみる予定)。
・TrackRからiPhoneは鳴らせるのに、逆は鳴らない→iPhoneのBluetoothをON/OFFすると直った。

……ってところでしょうか?

今後のレポートをお楽しみに!




(村上タクタ)

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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