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2017年9月14日 (木)

Apple新社屋の建築がすごい! 2——新社屋、ビジターセンターなどと、細かい部分編

はるか彼方の、巨大な新社屋

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なにかと秘密主義なAppleのこと、いろいろと秘密のデバイスが山盛りでありそうな本社の方に行く機会はなさそうだなぁと思っていたが、やはりSteve Jobs Theater以外の場所には一切行けそうもない。残念ながら。

なんでも、自然の光や風を上手に活かして室温をコントロールする仕組みがあったり、個人で集中する仕事をしたり、チームでコラボレーションする仕事をしたり……を容易に切り替えて、それぞれ快適に行えるような構造のなっているらしい。興味深い。

しょうがないので、入り口にあるApple Park Visitor Centerの屋上から、めいっぱいの望遠レンズ(300mm)で撮ってみた。窓ガラスの中には何も見えないし。そもそも、300mmで撮って、このサイズって、どんだけデカいんだ。

さらに近い側の窓にを見てみる。やっぱりあまり何も分からない。

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逆にワイド側で撮るとこんな感じ。ズームレンズだが、EXIFによると19mm相当。

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木々が植えられたばっかりの現状でさえこうなんだから、後々木々が根付いて生い茂ってくると、ほとんど何も見えなくなりそうだなぁ……。

我々に一番身近なApple Park Visitor Center

そもそも、行く機会がなく、行ったら行ったで守秘義務にしばられて、何も書けなくなりそうな本社社屋はともかく、その土地の外周道路の外側にあるApple Park Visitor Centerは、今後営業を開始したら、一般の方も立ち寄れることになりそうな場所。

現在のところは、今回のiPhone Xプレスイベントのために1日だけ臨時で運営したそうだ。正式な営業開始日は、また後日告知されるとのこと。『Visitor Center』って自然公園などにあって、そこを訪れた人が、その公園のことを知り、外側からそっと観察するためのような場所ですよね。おそらく同じような役割を果たす模様。

2階はテラスになっており、上の写真のように本社を展望することができる。

1階は、中央がアップルストアと、本社売店のように世界で唯一(今は二つか)アップルの公式ロゴ入りのTシャツなどの記念品を売る場所になっており、左ソデがiPad ProのAR機能を使ってApple Parkを解説するような場所、左ソデがカフェになっている。

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ワイドに張り出した屋根と、柱のない天井までのガラスの壁が基本フォーマットらしい。どれも途方もなくお金のかかりそうな建築物だ。

中央がApple Storeになっている。

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アップル製品が展示され、おそらくは購入できるようになるハズだ。

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世界でここにしか売ってない『Park』の公式ロゴ入り記念品。

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ちなみに、Tシャツは40ドル。読者のみなさんのために、2枚ほど買っておいたので、のちほど何らかの手段でプレゼントしたい。

右ソデはカフェ。

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Faemaのエスプレッソマシンがある。

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スタッフの方の胸には『Coffè Macs』と入っているので、これがお店の名前なのだろうか?

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実際に運営を開始した時に、どういうメニューになるのかは分からないが、当日は軽食がサーブされていた。

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スティーブ・ジョブズの魂は、細部に宿る?

唯一自由に歩けたビジターセンターの写真をもう少しご紹介しよう。

まず、本社社屋を展望できる屋上はこんな感じ。

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イスやテーブルはウッド。床もウッド。上は微妙に日差しを遮るルーバー構造となっている。

床にはライトが埋め込まれているところがある。夜には建物自体を的確な明るさで照らすようになっているのだろう。夜も見てみたい。

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上り下りする階段が素敵。

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この大理石のようなセメントは、グラスファイバー入りセメントと説明されていた。

手すりも一体で成形されており、ひんやりとした肌触りが素敵。

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もはや、これだけでもアートのようなたたずまいだ。

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壁自体と、手すり部分の間の溝の部分が掃除するのが面倒そうだなぁ……とは小市民の感想。きっとイノベーティブな方法で簡単に掃除できるようになっているに違いない。

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シンプルなパイプ状のドアノブにも工夫が凝らされている。押す方向、引く方向にそれぞれスイッチになっているのだ。ドアによってはパワーアシストされている感じだった。Steve Jobs Theaterの入り口は同じような構造だったが、もっと巨大なドアなので、開こうとすることでスイッチが入り、自動ドアとして動作するようだった。

ストレージ……も、こ洒落たサインで指示されている。下の金属のバーには点字が入っている。

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ついでなので、トイレも見てみよう。

サインは極一般的なものだが、分かりやすくていい。

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便座はこんな感じ……(笑)だが、流す方法が分からなくて苦労した。

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イノベーティブな方法で勝手にウォッシュされるのかと思ったが、そうでもない。

実は壁面にある金属のボタンを押すことでフラッシュされる。デザイン的には分かりやすいが、誰もが急を要して来る場所なので、もうちょっと分かりやすいインターフェイスの方がよいのではないか……とも思うが、まぁ、アップルらしいといえば、アップルらしい。

水道の蛇口はごく一般的な形状。

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スイッチは、ちょっと分かりにくいが、シーソー式でなく、2つのスイッチになっている。

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ドアノブやロックも一般的な形状だが、これは分かりやすくて使いやすい。

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もっともっと見るべきところはあるのかもしれないが、それほど建築に詳しいワケではないので、わからない。

今後、いろんな記事で紹介されていくと思うが、細かい場所に使われているデザインの理由について知りたくなるような建物だった。

(村上タクタ)









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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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