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2017年9月

2017年9月27日 (水)

未来のApple Watchの姿、Siriウォッチフェイスの設定方法、教えます

『設定できない!』って思ってませんか?

WatchOS 4に搭載されたSiriウォッチフェイス、「使ってみたら、期待外れ」……でした。最初は。

『モジュラー』ウォッチフェイス同様、次の予定を表示してくれるのはとても便利なのですが、「アップルの株価なんて興味ない」「別に急に『呼吸』とか不要」とは思いますよね。

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で、iPhoneのWatchアプリの下の『文字盤ギャラリー』や、Apple Watch自体の文字盤のカスタマイスから設定しようとすると、上のSiriと日付しかカスタマイズできないんです。

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というところで、「Siriウォッチフェイスなんて使わない!」ってなっている人、多くないですか?

実は、ちゃんと設定が隠されている

これは設定できないと不便だなぁ……と思っていたので、ちゃんとクパチーノの発表会で聞いてきました! 実は! 設定できる場所があるのです。それが、iPhoneのWatchアプリの『マイウォッチ』のタブの下の『マイ文字盤』にある『Siri』。

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そこを選ぶと、『コンプリケーション』の下に『データソース』という項目が出てきます。あらビックリ。

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データソースとして選べるのは『wallet』『アラーム』『カレンダー』『ストップウォッチ』『タイマー』『ホーム』『リマインダー』『ワークアウト』『株価』『呼吸』『再生中』『写真』『天気』

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WWDC 2017では、「Siriウォッチフェイスは、ユーザーの状況をいろいろと判断し、マシンラーニングでどんな情報が必要とされるのかを必要として表示する」と言っていたので、使っているとどんどんクレバーな情報を表示してくれるようになるはずです。

写真の表示などを見てると、どう見ても自分にとって大事な家族写真などを(どういうロジックなのかは分からないけど)確実に選んでいることにビックリします。次のスケジュールは何か? 明日は何件のアポイントがあるか、今日は22時から雨が降る……なんてことも教えてくれます。

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ちょうど、腕の上に、賢いよくできた秘書がいるみたい……になるといいなと思うのですが、今のところ、そこには遠く至っていまあせん。でも、Siriウォッチフェイスで、必要な情報をタップし続け、そこに掲載されていないことをSiriに質問し続ければ、学習して僕に必要な情報を提供してくれるようになるのではないかと思います。

アナログ時計を模した文字盤とか、アニメーションする壁紙……とかより、このインテリジェントな(ものになるかもしれない)Siriウォッチフェイスこそ、Apple Watchの未来の姿として、とっても重要なのではないかと思います。


(村上タクタ)




Adobe CCの Typekitに4社74の日本語フォント追加

クリエイターにとって欠かせないAdobeのCCに、新たに4社74種類の日本語フォントが追加された。

プレスリリースはこちら

これにより、Adobe CCを導入していれば、さらに多彩な日本語フォントを、これまで通りの定額で使えることになり、Adobe CCを導入しているデザイナーと、そうでないデザイナーの表現力には、ますます大きな差がつくことになりそうだ。

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日本語フォントは、グリフの数も多く、ライセンスは非常に高価。しかも、現在のDTPワークにおいては、ストレスなく運用するには、デザイナーも、印刷所も、場合によってはそれに関わる人たちも、そのフォントを導入しておく必要がある。そうなると、勢い『トラブルなく使えるフォント選びを』と、保守的なフォント選びになってしまう。

たとえば、デザイナーが『このフォントを使いたい』と思っても、数万円、数十万のフォントの購入をしなければならないとあっては、個人のデザイナーにとっては大きな支出だし、組織に属しているデザイナーにとっても、社内的な決済だなんだと、本来のクリエイティブワークとは違う仕事が増え、ストレスがかかることになる。

それゆえ、写植の時代からDTPの時代に移り変わるにつれ、デザインで使われる日本語フォントの数は減少する傾向があったと思う。

Typekitのフォントの増加は、そういう問題を大きく解決するハズだ。

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今回の発表によって、Adobe CCを使っている人なら、今回追加された74の日本語フォントを含めて、日本語171フォント、英文1万フォントが使えることになり、日本語表現は(Adobe CCを使っている人にとっては)かなり多彩になりそうだ。

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今回収録されたのは、株式会社視覚デザイン研究所、有限会社字游工房、大日本印刷株式会社、フォントワークス株式会社の4社のフォント。

視覚デザイン研究所からは、タイトルなどに使い勝手の良さそうなVDLフォント36フォントを。『VDL-ロゴG』や『VDL-メガ丸』『VDL-ラインG』『VDL-京千社』『VDL-ロゴJrブラック』など、個性的なフォントが提供される。

Macで使われる標準的なフォントであるヒラギノをデザインしている字游工房からは、『游明朝体R』など本文に使い勝手の良さそうな、伝統的で読みやすく、かつ現代的なフォントが提供される。

大日本印刷からはその前身である秀英舎の時代から100年に渡り開発を続けられているオリジナル書体の『秀英体』の中から『秀英明朝 L』『秀英角ゴシック金L』など20フォントが提供される。

デジタル環境で読みやすいフォントとして定評のある『筑紫明朝』などで知られるフォントワークスからは、『筑紫丸ゴシック体』のファミリー4書体を含む合計14フォントが提供される。

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もちろん、日本語表現の世界は非常に広大だし、さらにいろんなフォントがあればいいとは思うが、今回の発表でCCを導入しているデザイナーと、導入していないデザイナーの間には、表現力にまた大きな差がつくことになるだろう。

(村上タクタ)

え〜! ダイソンが電気自動車を開発! 2020年から販売開始!

ダイソンが400人体制、1450億円を投資して、電気自動車開発中!

想定外のところから、ボールが飛んできました(汗)

コードレス掃除機や、ファンヒーター、空気清浄機、ヘアドライヤーでおなじみのダイソンが、電気自動車を開発中。そして、なんと2020年の販売開始を目指しているというのです。

そのための開発チームはなんと400名でさらに増員していくとのこと。また20億ポンド(約2900億円)以上を投資するとのこと。

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ダイソンにとっては30年前からのテーマだった!

リリースによると、ダイソンは、1990年から1993年にわたって、自動車の排気ガスシステムに取り付け可能な粒子状物質を補集するサイクロンフィルターの開発を行っていたそうです。しかし、業界の関心は低く断念せざるを得なかったと。

しかし、すべてを理詰めで考えるダイソンのチームは、排気ガスが大気、そして人体に及ぼす影響について、ずっと憂慮し、対策を取らねばならないと考えていたとのこと。

そして、ここに及んで、排気ガスに対策をするのではなく、それを元から断つ……電気自動車の開発をすることにしたということだそうです。

思想的にも、技術的にも、十分あり得える話

考えてみれば、掃除機の発表会に行っても、空気清浄機の発表会に行っても、彼らは連綿と空気中の粉塵と戦ってきたわけです。それを元から断ったほうがいいに決まってます。

また、ダイソンには電気自動車にとって一番重要であるDCモーターと、リチウムバッテリー、そしてそのコントロールに関するテクノロジーがあります。また、流体力学の超専門家ですから、車のボディ形状に関しても独特の意見を持っているに違いありません。

とはいえ(ここからは、まったくの私見ですが)自動車を走らせるには、それだけではないテクノロジーが必要です。シャシーデザイン、ハンドリング、衝突安全性の問題は、まったく別の問題として進化してきているハズです。

そもそも、400人、1450億円で電気自動車が作れるなら、日本の自動車メーカーだって、もっと早く電気自動車を作れるハズです。

私が想像する展開は3パターン(繰り返しますが、まったくの私見です)。ひとつは、ダイソンのエンジニアが賢く経済的で、それでも車を作ってしまえる。ふたつ目、車といっても小型のコミューター的な、従来の車とはまったく違うコンパクトなもの。みっつ目。既存の自動車メーカーと協力し、バッテリーとモーターをダイソンが提供し、シャシーの開発を既存のメーカーと行う。

たとえば、(本当にまったくの想像ですが)メルセデスが擁するSmartにダイソンのパワーユニットが積まれるとか、BMWが擁するMiniに積むとか、アウディA1に……とか、そう考えると、急に現実味が増すような気がしませんか? もしくは、英国ブランドということで、スーパー7のEVとか、MGのEVとか? (いや、それはない)

いずれにしても、2020年って、たった3年後。ダイソンからのさらなる発表をワクワクして待ちたい。

(村上タクタ)


2017年9月25日 (月)

図説! スティーブ・ジョブズ・シアターの秘密

会場からも興奮してレポートしたのですが、まったく伝わってなかったことに、Steve Jobs Theaterの構造があります。

まず場所としては、例の巨大は本社の『リング』とは少し離れた場所にあります。

そして盛り土で作られ、周囲に木が植えられて、まるで古墳のようになった丘の上にある円筒型のガラスの入り口から建物内に入ります。

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こういう構造になっています。

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※なお、この図は筆者の記憶に基づいて描いてもらったものなので、正確な図面から起したものではありません。だいたいの感じを理解していただくための概念図だと思って下さい。

で、地上階から、円周に沿って緩やかなカーブを描く階段を降りていきます。

こんな感じ。

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そして、降りたところはこんな感じの狭いスペースになって、シアターの観客席の方に繋がっている。

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左側はシアターへの入り口。入り口の上には『Steve Jobs Theater』と掘り込まれている。

右側は大きな太い柱のようになっている。

ところが、Keynoteが行われている間に、この部分が開いてドーンと、タッチ&トライの会場が現れるのだ! まったく、現場にいると、キツネにつままれたような気分でしたよ。

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それが、この場所。

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シャッターはどこに収納されるのかはAppleの人は教えてくれませんでした。

上に上がるのかなと思いましたが、上の壁とはツライチだったので、収納するには少し引き込まねばなりません。もうひとつの想像としては、Appleマークのある白い壁の方に引き込まれるのではないかということなのですが、引き込まれるとしても壁の部分にはほとんど痕跡がありません。

私は、どっちかっていうとこの背面に隠れる派なので、パネルが開いて収納するのではないかと思うのですが……どう思われますか?

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床には一切の痕跡もレールもありません。実に不思議です。そういえば、Keynoteの間って、後ろ側ってドアかなにかで閉まってたっけ……? そんな記憶もありません。

シャッターはどこへ消えたのか? この謎、いつか明かされることはあるのでしょうか?

(村上タクタ)


※ILLUSTRATION/A-LA-BULKA アラブルカ











SIGMA 12-24mm F4 DG HSMで撮った、Apple Event

iPhoneの発表会は暗い中で遠い縁談の写真を撮らねばならないので、暗所に強く、望遠で撮れるカメラが必要……ということで、清水の舞台から飛び降りてEOS 6D Mark IIを買いました。

が、今回の取材では、もうひとつ問題がありました。

招待状には会場はSteve Jobs Theaterと書いてありましたが、そこがどんなところだかまったくわからず、かつその場所の写真が絶対に必要だということです。

もちろん、だいたいの予想はつきましたが、どういうレンズだと写真が撮りやすいのか分かりません。おそらく、内部から全貌を撮るには短いレンズが必要であることは予想できました。しかし、調べてみると『安い望遠レンズ』っていうのは売ってますが『安い広角レンズ』っていうのは売ってません。どれも高いのです。

というわけで、またちょっとズルなのですが、SIGMAさんから広角レンズをお借りすることにしました。

12-24mm F4 DG HSM
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/art/a_12_24_4/

超広角レンズ、しかもズーム! 税込価格18万9000円。

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(上質なレンズを紹介しているのにスタジオ写真じゃなくてすいません。あとでサシカエます)

EOS 6D Mark IIに付けるとこんな感じ。Img_8112
我々はプロカメラマンの方と一緒に仕事をするので、そういう人に聞くと、広角レンズは絶対に上質なものが必要なのだそうです。

これだけ大きなガラスを正確に加工しなければならないので、高価なものになるのは当然。そして、ワイドであると同時に周辺が、歪まない、にじまない……というのが、絶対に必要な点であると同時に重要なのだそうです。

カメラマンさんに「よくそんな高価なレンズ買えますね!」と言ったことがあるのですが、カメラマンさんは、
「20〜30万したって、絶対に部屋の中のワイドな写真を撮ろうと思ったら必要だしね。それに、マンションの広告の仕事が1〜2回あれば、すぐに元なんて取れるよ。ワイドで歪まないレンズで撮れば、普通の部屋だって、すっごく広く見えるしね」
ということでした。

なるほど、そういうお仕事で使うものなのですね……我々の取材のお部屋訪問などの記事も、こういうワイドレンズで撮ってもらっています。

というわけで、あとは、このスゴイレンズの写真をご覧いただきましょう。写真はクリックするとちょっと大きな写真が開きますが、別に原寸ってわけじゃないです。すいません。

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、16mm、F14、1/160、ISO100、-1EV)

まずは、Steve Jobs Theaterの外からの写真。丘に登る道を歩いていくと、このガラス張りの建物が見えてくる。ちょっと上にカメラを向けると、カリフォルニアの空がとてもきれいに写る。

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、12mm、F7.1、1/100、ISO100、±0EV)

三脚を立てて、自分も入ってみた。横の方に入ると太っちょに写るので、ここは真ん中に(笑)人が混雑している中、セルフタイマーでこの写真を撮るのは難しかった(笑)

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、12mm、F22、1/10、ISO100、-2EV)

建物の中に入って、1階。ごらんのようにカーボンファイバー製の屋根は完全に浮いており、柱は一本もなく、ガラスの窓に支えられている。天井の照明の配線や、スプリンクラーのホースは、ガラスの間の目地の部分を通っているのだそうだ。

ここはスローシャッターを切って、人を流れさせて建物を強調したかったので、このために遠路はるばる三脚を持っていったのだ。

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、12mm、F5、1/40、ISO100、-1 1/3EV)

Steve Jobs Theaterの客席部分。遠くにステージが見える規模感はお分かりいただけるだろうか? 世界中から集まった多くのメディアがパソコンを開き、タブレットを開いてレポートの準備をしている。

ここは三脚は禁止なので、シャッタースピードは少し速めにして撮った。

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、12mm、F4、1/30、ISO100、±0EV)

入り口の円筒の真下の地下のフロア。タッチ&トライ会場。Apple公式のカメラもほぼ同じ場所で、同じような短いレンズを使って写真を撮っていたので、もしかしたら、似た写真が上がっているかもしれない。

Img_2223

(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、12mm、F4.5、1/40、ISO100、±0EV)

ちょっと横に振ると、こんな風に流れる。これはこれで面白い。

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、24mm、F4、1/30、ISO100、±0EV)

タッチ&トライの階段の途中の踊り場から、こっちが一番テレ側。このものすごい人の中に割り込んで、空いているiPhoneを探して写真を撮らなければならないのだが、英語で早口で言われるとつい負けてしまう……。メディアの争奪戦は激しいのである。


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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、12mm、F4、1/1600、ISO100、±0EV)

ここはおそらく一般の方も入れるようになる場所。Apple ParkのVisitor Centerの屋上にあるテラス。ここから、Apple Parkのリングが遠くに眺望できる。

上のひさしや、床の木材の筋が、ぴっちりと歪みなく描かれるのが素晴らしい。

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、12mm、F4、1/50、ISO400、±0EV)

ちょっと現実離れした場所ばかりなので、ホテルの部屋を撮ってみた。広く、立派な部屋ではあるのだが、広い画角で歪みなく撮るのは難しい。

ホテルに泊まる機会があったら、部屋の写真を撮ってみていただきたい。絶対にこんな風には撮れない。

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(EOS 6D Mark II、12-24mm F4 DG HSM、13mm、F4、1/50、ISO800、±0EV)

さらにバスルームのような狭い空間でも、自分の立っている場所以外のほとんどがしっかり写る感じで、その部屋にいるような感覚になれる。

360度カメラという手もあるかもしれないが、360°カメラの歪曲された画像より、私はこのシャープ感のある描写の方が好きだ。

12-24mm F4 DG HSMは本当に素晴らしいレンズで、いろんな景色をクルリと取り込んで、CMOSセンサー上に写し取ってくれる。このレンズを旅をして、いろんな光景を取りこめたらどんなに楽しいだろいうと思う。

端の方の歪みも少ないし、部屋の角のラインが、曲がらずにまっすぐに描かれるのは、不思議な気さえする。

難を言えば重さが単体で1,150gと少々重いことだろうか。今回、これに加えて、標準レンズ、300mmF4、100-300mmのズーム、50mm単焦点、ストロボ、三脚、予備のカメラとしてNEX-5Rと望遠レンズとストロボ……も持って、さらにMacBook ProやiPad Pro……などもあったので、バッグは相当な重さになってしまった。その状態では、タッチ&トライの争奪戦に勝つのは難しい。

ともあれ、一度使うと欲しくてたまらなくなるレンズであることは確かだ。このレンズで日本の風景とか、お寺とか撮ったら、どんな風に写るんだろう……とか、いろいろ思ってしまう。必要に迫られてお借りしたのだが、素晴らしい体験だった。


※日本で、この画角でSteve Jobs Theaterの写真を撮ってる人はいないハズなので、シアターの写真のご用命はぜひフリック!編集部の村上まで! 6240×4160の画像でお渡しできます!(笑)

(村上タクタ)

『iPad超活用術2018』本日発売!

1年で一番多くの方にお買い求めいただく当編集部の大ヒット作『iPad超活用術』の本年度版が本日発売になります!

『iPad超活用術2018』778円(税込)

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iPadの本ということで、電子版も同日発売です。こちらは700円。

今年は、iPad Pro 10.5という本命サイズの超高性能版と、それの大型版12.9インチ。そして伝統の9.7インチながら非常にリーズナブルな価格となったスタンダード版のiPad、加えて7.9インチのminiと、非常に整理されて分かりやすいラインナップになったiPadシリーズ。

ビジネスや創作活動に本格的に使うならProを。リーズナブルな方が望ましいならスタンダード版をと分かりやすくなって、魅力も増した。

そんなiPadの選び方から活用方法、組み合わせて使う便利なアプリや用品まで全方位的にみっちり解説しているムックです。

本誌ならではの特徴は、実際にiPadを活用している、プロのクリエイターさんや、ビジネスマンの方に、その活用方法を詳しく聞いているところ。

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今回は、グラフィックアーティストの牧かほり(写真)、SF小説家の藤井太洋さん、画家の海野貴彦さん、iPadアプリ開発者、物書堂の廣瀬則仁さん、ウェブディレクターの中村洋平さん、イラストレーター/キャラクターデザイナーの吉井宏さんにお話を聞いています。

iPadの新たな活用方法が分かる、『iPad超活用術2018』ぜひ店頭でお手に取ってみて下さい。

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2017年9月22日 (金)

とってもディープなiPhone 8&Apple Watch S3情報10

これまで、取材したけど、記事に収録できなかったマニアックなネタを10連発でお届けしよう。

1:8/8 PlusのApple Payは海外でも使える

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iPhone 8/8 PlusはApple Payの海外との障壁がなくなって、海外に出かけた時に使えるようになった。Apple Payのマーク、もしくはNFC準拠のPOS端末を示す右のマークがあれば、決済できるとのこと。

2:実は7/7 Plusでも使える

実は7/7 PlusでもiOS 11にすれば使えるらしい。海外旅行にしろ、インバウンドにしろ、Apple Payの国による障壁がなくなるのは大変うれしい。

このあたりは、実際に使ってみたらご報告したいが、今のところ近々は海外出張の予定がないので、誰か試した人、教えて下さい。

3:iPhone 8/8 Plusにはスチールフレームがある

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写真はiPhone 7のシャシーだが、アルミの塊から削り出したバスタブ型の構造になっている。8は底面がガラスなので、大幅に構造が変わっているハズ。『スチール製のフレームを使っている』とのことなのだが、どうなっているのか、分解してみるのが楽しみだ。

4:iPhone 8のカメラは大幅に進化している

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『1200万画素のままと画素数は変化していないが、大幅に進化している』と言われたカメラは、普通に撮っても変化を感じるほど大幅に進化している。ポートレートライティングなどを使わない普通の撮影でも、暗所に強くなり、クッキリと写っている。今後のテストで、もっとさまざまなことが分かっていくだろう。

5:ポートレートモードのHEIFは深度情報を持っている

新たにアップルがJPEGに変わって採用しようとしているHEIFは、さまざまなユニークな特徴を持っているようだ。ポートレートモードで使うと、深度情報を持った画像が撮れるので、撮影後に背景をボカしたり、ライティングを変えたりすることができる。

また、Liveフォトもバースト撮影も1枚の画像として認識される。

このHEIFの持つ情報は当然他のアプリでも利用でき、たとえばPhotofox(旧Enlight)では、深度情報を使って写真を切り抜いたりもできる……と聞いたので、今日自分で試してみたが、やり方は分からなかった。それとも、私が見た実演はベータ版だったのだろうか? やり方が分かった方がいたら、教えていただきたい。

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6:コントロールセンターはカスタマイズできる

使い難いと評判の悪いコントロールセンターがだが、実はこれは強く押すことで拡張メニューが出るし、『設定>コントロールセンター>コントロールをカスタマイズ』で、カスタマイズできる。録画ボタンを表示しておくと便利だ。

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7:Apple WatchのLTEの受信感度はiPhoneと変わらない

少なくとも、日常的に使っている範囲では、iPhoneで受信できる場所では受信できるようで不便はないて……とのこと。

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8:Apple WatchはBluetooth、Wi-Fi、LTEの順で、もっとも節約できる電波を使う

LTEの電池消費は激しいので、Apple Watchはもっとも節約できるBluetoothを最優先に使う。可能なら、Bluetoothを経由してiPhoneと接続して通信するということだ。

次に使うのはWi-Fi。iPhoneが一度接続したことのあるWi-Fiなら、パスワードなどもApple Watchに共有されており、Apple Watch単体でもWi-Fiに接続する。

その2つでの通信ができない場合、はじめてLTEで通信する。

9:Apple WatchからiPhoneを探せる、その逆も可

LTE通信が可能になったことで、Apple WatchからiPhoneを探したり、その逆を行ったりできるようになった。

10:新しいApple Watchは安静時心拍数を取得できる

WatchOS 4にアップデートすると、心臓に関するヘルスケアの機能が充実する。特に有効なのが安静時心拍数を取得できること。安静時心拍数は健康であるほど低い数値を示すらしい。ちなみに、一昨日からWatchOS 4にアップデートしている筆者の現在の安静時心拍数は60ぐらいらしい。今後どう変化するか見ていきたい。

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また、安静とみなされる状態が10分以上続いている(つまり運動していない)のに、高い心拍数(100〜150BPMでiPhoneのApple Watchアプリで任意に設定できる)を記録すると、通知するように設定する。「もしかしたら、素敵な女性を見てドキドキしているのかもしれませんね!」という筆者のジョークはそれなりにウケた。

ともあれ、ヘルスケアのデータに関しては、日本では医療機器としての認証を取っているわけではないので、「参考までに」という状態にとどまるが、常時データをモニタリングしているApple Watchが健康管理のために果たせる役割はとても大きそうだ。

というわけで、実際には試せていない情報もあるが、Apple Eventなどで取材してきた情報をレポートしておく。裏が取れてない部分に関しては、詳細が分かったら、また追記していきたい。

(村上タクタ)

iPhone 8 Plusポートレートモードがスゴイ!(HEIF形式の威力!)

iPhone 8 Plusのポートレートライティングを試してみた。

これはすごい(笑)

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ちなみに、撮影場所は弊社スタジオだが、当然大光量のスタジオ用ストロボではなくモデリングライトの暗い光。モデルをしてくれたのは、バイク雑誌『ライダースクラブ』の人気編集部員、イズちゃんだ。

iPhone 8 Plusのポートレートモードは、iPhone 7 Plusのものより進化している。

iPhone 7 Plusのポートレートモードは、ふたつのレンズで撮影することで、被写体への距離を計測し、まるでF値の明るい大口径レンズで絞りを開けて撮ったように、被写体より後ろにあるものをボカすという効果を与えてくれる。ちなみに、1年間(ベータ)と書かれていたが、iOS 11で晴れてベータではなくなった。実際、iOS 11版の方が、被写体と背景の分離などを上手にこなしてくれるようになっているとのこと。


iPhone 8 Plusのポートレートモードは、それに加えて、その距離情報をより活かして、ライティングを自動的に行うようになっている。つまり出っ張っている鼻はおでこにより光を当て、影になっている部分をより暗くするということができるのだ。

また、撮影時に、色味の効果を変えることができる。

また、それらの効果をすべて、撮影した後に与えることもできる。

実は、これ、iOS11から備わったHEIF形式での保存の効果のひとつで、写真に深度情報も持たせることができるのだ。だからその深度情報に基づいて、あとからライティング的効果を与えることができるのだ。また、従来別々のファイルになっていたLIVEフォトも、バーストモードで撮影した複数の形式もHEIF形式ならひとつの画像として扱える。また保存するための容量も半分ほどで済むというメリットもある(同様にビデオのHEVC方式も容量は約半分で済む)

今のところ互換性の問題などで、HEIFでの保存を避けて、カメラの設定のフォーマットの部分を変えて(互換性を優先にして)保存する人が多いようだが、HEIFにはそんなメリットもあるのだ。ちなみに、ポートレートモードで撮影すると、自動的にHEIF形式で保存される。

というわけで、撮影中の画面はこんな感じ。
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無加工で撮影した写真はこれ↓(ちょっとタイミングが違うので、表情は違うが)。

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上のボタンをタップして、ポートレートモードをONにするとこうなる。背後にあるストロボは箱馬(ベニアで作られたスタジオ用の台)がボケているのがお分かりいただけると思う。

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これが『スタジオ照明』……という状態だが、そもそもがスタジオなので、光が回ってるので分かりにくい(笑)基本的には影を浅くした、全体に光が回った状態を指すと思われる。Img_0030

次に、『輪郭強調照明』。あごの周りが強調されているのが分かるだろうか? 痩せているように見えるし、男性だったら、あごが強調されて精悍な感じに写るだろう。

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そして、『ステージ照明』。スポットライトを浴びているように、顔が浮き立ち、背景は真っ黒に落ちて、身体の方も少し暗くなる。輪郭の強調も効いたままだし、SNSのアカウント用の写真にもいいかもしれない。

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そして、最後にこちらが『ステージ照明(モノ)』。なんか昔のレコードのジャケットのような雰囲気だが、これも男性だと武骨な感じの迫力がある写真になる。

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ちなみに、ポートレートモードはiPhone 8 Plusの場合、インカメラでは撮れない(iPhone XではインカメラでもTrueDepthカメラとして撮影できる)。

ともあれ、このポートレートライティング、現時点ではiPhone 8 Plusならではの機能なので、iPhone 8 Plusを買った方はぜひお楽しみいただきたい。

(村上タクタ)

iPhone 8/8 Plusをひと足お先に開梱!【実機ファーストインプレ】

朝になれば、みなさんのところにも続々とiPhone 8/8 Plusが届き出すとは思うが、実物をひと足お先に手にすることが出来たので、ファーストインプレッションをお届けしよう。

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まず、箱はアップル製品特有(最近はそうでもないか)の折り返しのない、きれいな作りのもの。iPhoneの絵柄部分がエンボスになっていて、周囲の金属部分に、特色のゴールドやシルバーを使っている。印刷に関わる者としては、うらやましいほどのゴージャスな作りのもの。

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すでに、クパチーノのApple Parkで触った本体だが、あの時はプレス同士の争奪戦で混乱状態だったが、落ち着いて触ると、しっとりした持ち心地が気持ちいい。

正面から見るとiPhone 7/7 Plusとの違いは見出せない。もちろん、裏側はガラスで大きく違うが、少なくともケースを付けてしまえば分からないぐらいの違いではある。裏面をガラスにして、非接触充電のメカニズムを入れたせいか、本体はそれぞれ10g以上重くなっている。

従来のiPhone 7/7 Plusは、アルミの塊から削り出したボディそのものがフレームとなっていたが、iPhone 8/8 Plusはスチール製のフレームに基板やバッテリーが固定され、その周りのアルミ7000番台(軽く強いアルミ合金)のボディがあり、裏面をガラスが、表面をディスプレイと組み合わされたガラスが覆っている構造にある。iPhone 8/8 Plusが7からの変化が少ないという人もいるが、むしろまったく違う構造のものを、あたかも同じものであるかのうように、同じ外形の中に押し込んでいるというべきだろう。

シルバーのガラス面は少し青みがかっており、ゴールドの方は逆にベージュっぽい色味になっている。このガラス部分の色味は、裏面から7層のコーティングを施すことで作られており、ちょっと写真で表現するのは難しい。

Appleマークと、iPhoneのロゴもガラスの裏面から描かれているようで、表面からは触れることができない。また、iPhoneロゴの下にあったモデルナンバーや、総務省指定云々といった記述は法制度の変更で『設定>一般>情報>法令に基づく情報>認証』にデータとして記述されることになった。外観がよりシンプルになって美しい。

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ちなみに、私はゴールドのiPhone 8 Plusがいいなと思っているのだが、ゴールドの美しいガラスの色が、逆にプラスチックっぽく見えるといって好まず、シルバーの方がきれいだという人の方が多かった。このあたりは好みだとは思うがご参考まで。

そういえば、昨年モデルのジェットブラックは傷つきやすいのが問題で、私のiPhone 7もけっこうキズだらけになっているのだが、ガラスは傷がつかなくていい。もっとも割れるのではないかと心配する人も多いようだが。

設定はおなじみ、言語を設定し、地域を設定し……というものだが、以前使っていたiPhoneを手近においておくと、Bluetoothで接続し、設定を移行してくれるという新たな工夫が埋め込まれていた。機種の入れ替えは簡単な方がいいので、これはありがたい。

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iPhone 7/7 PlusからiPhone 8/8 Plusの移行でキモになるのはSuicaの移動だろう。クレジットカードは複数のiPhoneやApple Watchに乗せることができるが、Suicaはひとつの端末にしか乗せられない(複数カードを読み込むという手はあるが)。機種変の前に、Suicaだけは前の端末(iPhoneにせよ、Apple Watchにせよ)から退避しておく必要がある(端末から削除すると、クラウド上に退避している状態になる)。

順番を整理すると
●まずはバックアップ
●Suicaの削除
●新端末の立ち上げ
●バックアップからのかき戻し
●Suicaや、クレジットカードの登録
ということになる。

iPhoneも、Apple Watchも移行するとなると、手順が複雑になるので、落ち着いて順番を整理して、バックアップなどをキチンと確保してから、移行したい。
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(村上タクタ)

2017年9月21日 (木)

コンテンツ不足の4Kに救世主! Apple TV 4Kはマストバイ!【実機レビュー】

リビングが、映画館に、ゲームセンタ−に、そして、みんなのiOSに

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iPhoneを使い慣れている人なら、Apple TVがとても便利なのだが、まだiPhoneの普及台数に較べれば使っている人は少ないのではないだろうか? ちなみに64GB版が、2万1800円(税別)、32GB版が、1万9800円(税別)と機能の割に、めちゃくちゃ安い。

今回、みなさんよりひと足早くApple TV 4Kを試す機会を得たのだが、このデバイスがこの価格で手に入るなんて信じられない。結論から言うと、4Kテレビを持っている人なら問答無用で買っておいた方がいい。

4K、多機能……になっていること、知ってる?

当初はスティーブ・ジョブズが『趣味だ』と言ったApple TVだが、コツコツとアップデートし、今回のApple TV 4Kで第5世代。毎回アップデートごとに機能とを増し、今回のApple TV 4 Kでは、相当便利なデバイスに進化している。しかし、いまひとつその魅力は多くの人には伝わっていない感があるので、今回はApple TV 4Kの魅力をたっぷりお伝えしよう。

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今回のApple TV 4Kの最大の魅力はなんといっても、4K HDRであること。家庭で4Kの高精細の映画を見られるようになるのだから、これは実際驚くべき進化だ。

……といいつつ、今回筆者はまだ自宅に4Kのテレビを持っていないので、知人宅で見せてもらい、取材撮影時は、自宅で4KモニターにHDMI接続で撮影した(4K接続にならず、HD画質でしか表示されなかった)。いずれにせよ、写真を撮ってしまうと、もとの高画素は表現できないのだが、4KとHDRの映像は本当に息を飲むほど美しい。思わず私も、4Kテレビの購入することにして、機種の検討を始めてしまったほどだ。

現状、4Kテレビを買っても、4Kコンテンツはあまり手に入らない。BS/CS、VODでもまだまだ数が少ない。当然のことながらレンタルにもほどんと存在しない。4Kブルーレイの機材は存在するが、コンテンツの価格は高いし、レンタルにもほとんど存在しない。

しかし、Apple TV 4Kがあれば、最新の映画コンテンツを4Kで見ることができる。しかも、価格は従来のHD画質と変わらない。また、従来、HD画質で買ったコンテンツに、4K版が出れば、自動的に4K版を見ることができるという親切ぶりなのだ。

さらに、先日のAppleEventでエディ・キューが述べたところによると、Apple TV 4Kはただの4Kではなくて、HDRにも対応している。鮮やかで深い色味の4Kを楽しむことができるのだ。

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Apple TV 4KはA10X Fusionというアップル製のチップを積んでいる。これはあの2017年6月に発表された驚異的な性能を持つiPad Pro 10.5/12.9に搭載されているのと同じもので、6コアのCPU、12コアのGPUを搭載し、ちょっとしたノートパソコンを軽く凌駕する性能を持っている。こんな性能を持つチップを2万円前後のデバイスに積めるというのは驚きだ。

いつも通りシンプル、コンパクトな設計

さて、ではさっそく開梱してみよう。箱はおなじみ、アップル製品ならではのシンプルで美しいもの。


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本体と、リモコンが、こんな感じで入っている。

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下には、本体の電源ケーブルとLightningケーブルが1本。なぜ、Lightningケーブル? と、思うかもしれないが、本体のリモコンの充電用。

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テレビへの接続はHDMIケーブル1本。今回は4K対応のBelkinのUltra High Speed HDMI Cableを使用した。4Kともなると、データの転送速度も相当なものになるので、このあたりでコストをケチらない方がいい。

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接続すると他のiOSデバイスと同じように初期設定が出てくる。どうやって項目を選択するのか、私はちょっと戸惑ったのだが、リモコンのタッチパッド部分が、MacBookのトラックパッドのように、クリックできるようになっている(しかも、物理的に動作する古いタイプと同じ)。

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Wi-Fiのパスワードをポチポチ入力するのか、面倒だなぁ……と思っていたら、手近なiOSデバイスと同期できる仕様になっていた。これはいいアイデア。

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iTunesで4K映画を見るためだけに、4Kテレビを買う値打ちがある

さて、テレビ(というか、撮影時はモニターだったが)の電源を入れて入力を選ぶと、ホーム画面が表示される。

正式ローンチすれば、急速に増えるだろうけれど、取材時にはまだApple TV 4K発売前だったので、日本対応した4Kコンテンツがまだ少なかった。そこで、Siriにお願い。

「iTunesで4Kの映画を探して」と言うと、視聴可能な4Kコンテンツがずらりと並ぶ。

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『ローガン』や、『オデッセイ』などが4K化されて並んでいる。これで、4Kテレビを買ったけど、見るものがない! と嘆いていたあなたもこれで安心。コンテンツは現時点ではまだ少ないけど、これから充実することでしょう……多分。

また、Netflixも、プレミアム会員なら4Kの映画を見ることができるとのこと。自宅で4Kクオリティで映画を見ることができるとは。これだけで4Kテレビを買う値打ちがあるというものだ。

その他にもいろんな使い道、いっぱい

4Kといえば、エディ・キューも紹介していたが、スクリーンセイバーの映像が息を飲むほど美しい。ドバイの街並み、ロサンジェルス空港などが、高精細なスロー画像で表示される。上空から、クルマ1台1台が、おどろくほど精細に表示される。

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Siriが搭載されているのも便利ポイントだ。

リモコンのSiriボタンを押してマイクに向かって話す。

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と言えば、ご覧の通り。

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アップルの株価もかなり詳細に教えてくれる。

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ゲームもいろいろできる。コントローラがiPhoneと同じく、加速度センサー内蔵なので、トラックパッドに加えて、コントローラの傾きなども使える。ドライブゲームにもだいぶ熱中してしまった。

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自分のアカウントのiTunesの音楽も聞けるし、Podcastも視聴できる。すでに先日のApple Eventのムービーもあった。

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我が家でよく使うのが、AirPlayを使ってのMacやiOSデバイスの画面のミラーリング。

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家族それぞれのiPhoneの写真を表示して見るのにも便利。

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旅行から帰って、旅行の光景を写真で見るのにも最適だ。また、iCloudに上げている写真なら、このApple TV 4K単独でも閲覧することができる。

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Macのサブディスプレイとしても使える。

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ともかく、これだけの機能を持ちながら、2万円前後という価格が信じられない。

4Kテレビを持っているのに、4Kで視聴できるコンテンツがないとお嘆きの方、ぜひApple TV 4Kを。そして、私のように持っていなくても、このApple TV 4Kがあれば、十分に4Kテレビを買う理由になるだろう。

(村上タクタ)

2017年11月

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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