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2017年8月31日 (木)

藤井太洋さんの新作短編集『公正的戦闘規範』発売!

『電子書籍によるセルフ・パブリッシング』という極めて近未来SF的な手法で世に出て、今や注目のSF作家さんとなっている藤井太洋さん。

私が、どれだけ藤井太洋さんの作品を楽しみにしているかは、こちらのエンタメステーションさんの編集長が勧める小説というコラムに書かせていただいている。

今、すべての人が読むべき近未来SFの俊英。難度高い近未来を描く藤井太洋作品の魅力
https://entertainmentstation.jp/103548

その藤井太洋さんの新作が、出た! 私は小説はSony Readerで読むので、本日発売って感じだ。もしかしたら、他の配信元からは少し前に出てたところもあるかもしれない。

Fullsizerender_2




Sony Reader 公正的戦闘規範 藤井太洋

Amazonはこちら。


で、一気に読んだんですが、いい! 藤井太洋さん的世界観が、さらに練られていて、フリック! の読者さんならとっても楽しめると思います。

短編集で、5つのエピソードが載っています。インターネットがなくなって、閉じたトゥルーネットがある世界のコンピュータの中に生まれた知性を描く『コラボレーション』。量子コンピューティングをテーマに、近未来のフィリピンで展開される『常夏の夜』。軍用ドローンがブンブン飛んで楽しいです。上海のゲーム会社を舞台に、主人公が昔持っていた中国が国策的に作っていたスマホHW7に入っていたアプリについて意外な秘密が明かされていく『公正的戦闘規範』。今のトランプ政権下では笑うに笑えない、銃が持ててて、白人優位で、テクノロジーに肯定的でないもうひとつのアメリカが独立している未来を描く『第二内戦』。そして、一番SFっぽい、木星系の資源採掘に携わる宇宙労働者の話『軌道の輪』。

テクノロジーについてもそうなのですが、中国語や中国の様子、フィリピンの細かい地勢とかはどうやって取材するんですかねぇ。

どれも、今のテクノロジーをよく知ってないと書けない話だし、テクノロジーに対して悲観的にならずに、ポジティブは方向に展開するのがいい。SFはこうでなくっちゃ!

というわけで、この文章を書くために急いで読んだので、これからあらためて、じっくり読み返します〜。

(村上タクタ)

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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