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2017年8月

2017年8月31日 (木)

藤井太洋さんの新作短編集『公正的戦闘規範』発売!

『電子書籍によるセルフ・パブリッシング』という極めて近未来SF的な手法で世に出て、今や注目のSF作家さんとなっている藤井太洋さん。

私が、どれだけ藤井太洋さんの作品を楽しみにしているかは、こちらのエンタメステーションさんの編集長が勧める小説というコラムに書かせていただいている。

今、すべての人が読むべき近未来SFの俊英。難度高い近未来を描く藤井太洋作品の魅力
https://entertainmentstation.jp/103548

その藤井太洋さんの新作が、出た! 私は小説はSony Readerで読むので、本日発売って感じだ。もしかしたら、他の配信元からは少し前に出てたところもあるかもしれない。

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Sony Reader 公正的戦闘規範 藤井太洋

Amazonはこちら。


で、一気に読んだんですが、いい! 藤井太洋さん的世界観が、さらに練られていて、フリック! の読者さんならとっても楽しめると思います。

短編集で、5つのエピソードが載っています。インターネットがなくなって、閉じたトゥルーネットがある世界のコンピュータの中に生まれた知性を描く『コラボレーション』。量子コンピューティングをテーマに、近未来のフィリピンで展開される『常夏の夜』。軍用ドローンがブンブン飛んで楽しいです。上海のゲーム会社を舞台に、主人公が昔持っていた中国が国策的に作っていたスマホHW7に入っていたアプリについて意外な秘密が明かされていく『公正的戦闘規範』。今のトランプ政権下では笑うに笑えない、銃が持ててて、白人優位で、テクノロジーに肯定的でないもうひとつのアメリカが独立している未来を描く『第二内戦』。そして、一番SFっぽい、木星系の資源採掘に携わる宇宙労働者の話『軌道の輪』。

テクノロジーについてもそうなのですが、中国語や中国の様子、フィリピンの細かい地勢とかはどうやって取材するんですかねぇ。

どれも、今のテクノロジーをよく知ってないと書けない話だし、テクノロジーに対して悲観的にならずに、ポジティブは方向に展開するのがいい。SFはこうでなくっちゃ!

というわけで、この文章を書くために急いで読んだので、これからあらためて、じっくり読み返します〜。

(村上タクタ)

ロジクールから新世代高級キーボード『KX1000s CRAFT』登場!

高性能マウス MX MASTER 2Sを愛用する私にとっても、キーボード選びはなかなかに悩ましいものだった。

ワイヤレス、JIS、Mac対応、テンキー付き、ノートユーザーにも違和感のない薄型……という条件のキーボードを探して途方に暮れていた時代もあったほど。そして、ようやく安住の地ともいえるロジクールK780が登場し、さらにアップルから、Magic Keyboard(テンキー付き)が発売され、両者を使い分ける幸せな日々がやってきた。

が、そこに唐突に、ロジクールが新製品を出してきた! それが、この『KX1000s CRAFT』だ。



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マウスのMXに対して、KXの名を与えられたCRAFTは、ロジクールが提案する新しい『究極のキーボード』だ。

最大の特徴は左上に設けられた『CROWN』というダイヤル。

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これがアプリケーションと連動し、新しい世代の仕事の効率化を実現するのだ。

特徴的なのが、Photoshopを使うようなシーン。

通常、マウスを使って操作しようとすると、ツールの中のバーをマウスで掴んでスライドさせるような細かい作業を必要とする。そんな動作をCROWNに割当られるのだ。

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ブラシの大きさや、透明度などを細かい操作も大胆な操作も可能なダイヤルで設定すると、とっても便利。

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機能の切り替えは、ダイヤルの側面をタップすることで行う。

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ダイヤルは、側面をタップする、回す、プッシュする、プッシュしたまま回す……などの操作が可能。

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各機能はLogicool Optionsという設定アプリでかなり自由に行うことができる。

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また、割り当てる機能はアプリによって変えることもできる。

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現在のところ、アプリ側で対応して特別な機能を割り当てられるのは、AdobeのPhotoshop CC、illustrator CC、InDesign CC、Premiere Pro CC、MicrosoftのPowerPoint、Word、Excel、と青オウル標準のOSや一部のアプリ。これはSDKが公開されるので、今後各ソフトウェアメーカーが対応すれば、もっと便利になっていくだろう。

illustratorでも線の太さをダイヤルで変えたりのデモが行われた。

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また、Excelでもシート間の移動や、グラフのスタイルや色の変更に使えるようになっていて、とても便利だ。

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キーボードは、残念ながらメカニカルなどの特殊なものではなく通常のパンタグラフ式だが、タッチは比較的良好。キートップは四角だが中央が丸く凹んでいて、打ち間違いにくい。キーピッチは19mm、ストロークは1.8mm、押下圧は60g±20gとなっている。

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また、バックライト式で光る。周囲が暗いと光るし、手を近づけるだけで、環境光センサーが感知してバックライトを点灯させる。

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また、同じ無線LANに接続している設定したMacとWindowsで、マウスをシームレスに共有できるロジクールのflowにも対応している。

取材時説明して下さったのは、キーボード・コンボ部門のシニアディレクターであるアート・オーギニフ氏。

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同氏によると、Photoshopの作業では、作業の行程を44%削減し、時間を56%短縮できたという。画面に集中することができるので、作業も快適なのだそうだ。

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ただ、価格は2万3750円(税別・ロジクールオンラインストア価格)と少々お高い。また、まだまだ対応アプリは少ないので、自分が日常的に使うアプリが対応していないと、作業効率の向上率は小さい。

MX MASTER好きの人、PhotoshopやExcelの使用頻度が高い人は検討してみる価値はあると思う。筆者は当分このキーボードから離れられなくなりそうだ。

(村上タクタ)





同日発表キヤノンプリンターは昨年踏襲&高級新モデルXKシリーズ登場!

2012年に超小型化したエプソンに遅れること4年、昨年やっとフルモデルチェンジして超小型化したキヤノン。その甲斐あって、昨年は売行きも好調だったようである。

3万円前後の価格帯の昨年の主軸モデルTS8030は、その前の主軸モデルMG7730に対して容積で29%、設置面積で25%と小型化。背面給紙も可能、液晶は4.3型ワイド、リビングに置く家電としてのデザイン性を重視したTS9030とどちらも評判は高かった模様。

というわけで、今年もキープコンセプト。主軸モデルのTS8130は赤白黒の3色で、6色ハイブリッドインクの採用、Bluetoothの採用、SDXC採用、などが変更点。

<TS8130>

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もちろん、5色インクのスタンダードモデルTS6130、4色インクのエントリーモデルTS5130、さらにシンプルなTS3130など、廉価なバリエーションモデルも用意される。

さらに、今年はXKシリーズという高級モデルを用意。

<XK70>

Xk70_2

優れたデザイン性とともに、写真高画質と低ランニングコストを両立させたのがXKシリーズ。発色がよくなり、さらに粒状感を低減、にも関わらずL版フチなし約12.5円(大容量インク使用時)という低コストも実現。

スタイリッシュなボディデザインに5インチ液晶を組み合わせたXK70が約4万5000円前後。TS8130の筐体をベースに高級感ある塗色としたXK50が4万円前後の価格設定になるという。

<XK50>

Xk50_2

さらに店舗や個人事務所などでの利用を想定したコンパクトビジネスインクジェットプリンターTRシリーズが新登場。

<TR8530>

Tr8530bk_2 小型、低コスト、背面と前面にA4で100枚ずつセット可能な2Way給紙、大画面液晶パネル(TR8530は4.3型、TR7530は3.0型)と、いうモデルになっている。

<TR7530>

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発売は、家庭用PIXUSのシリーズが、XK、TS両シリーズとも9月22日。ビジネスインクジェットTRシリーズが10月5日となっている。

(村上タクタ)

小型化→A3対応→エコタンク……と次々とカードを切るエプソン

今年のエプソンのプリンターの店頭展示は、写真画質のEP-30VA、エコタンクのEW-M770T、最普及モデルのEP-880AWを3つ並べて、多彩な商品展開をアピールする。

年賀状がキレイに印刷できるEP-880AWだけでなく、ほかに提案している多彩なモデルにも目を向けてもらおうという趣向だ。

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エプソンが家庭用インクジェットプリンターとして、爆発的な小型化を達成したのが2012年。フルモデルチェンジには、金型などの減価償却などの問題もあって、すぐに対応できなかったキヤノンは苦戦を強いられ、大幅な値下げなどを余儀なくされた。

そして、昨年、やっとキヤノンが小型化を果たした……と思ったら、エプソンは小型モデルでのA3対応機種、エコタンクモデル……など、顧客のニーズをくみ取った、明確なコンセプトのあるモデルで着実にマーケットを確保していっている。

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とりわけ、昨年提案したエコタンク搭載モデルは、確実にマーケットを確保しているようで、今年は3モデルで展開。インク代を心配せずに、たくさんプリントしたい……というマーケットをしっかりと確保しようという流れだ。

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さて、今年の標準モデルEP-880Aシリーズは、新色としてナチュラルな風合いのリビングに似合いそうな、新色ニュートラルベージュを投入。

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液晶を4.3インチに拡大、置き場所を選らばない前面給紙などの機能を充実して、さらに広いマーケットに訴求する。

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EP-880Aシリーズは(オープン価格だが)想定価格として3万円前後(発売は10月予定)、6色染料インクは同じで液晶を2.7インチにするなど機能を若干落としたEP-810シリーズが2万円前後、液晶が1.44型になったEP-710Aが1万円台中盤となっている(発売はいずれも9月14日)。



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A3をプリントできるEP-979A3はモデルチェンジなく据置。(現在のエプソンストア価格は3万円台中盤)。
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写真プリントを楽しむためのV-editionのシリーズはEP-10VA(現在6万円前後)、EP-30VA(5万円前後)に加えて、EP-50V(5万円前後)が登場(発売は11月予定)。A3ノビまでの高品位な写真印刷を、より低価格で楽しめるようになった。

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そして、一番のいアピールポイントであるエコタンク搭載モデルには4モデルが新登場、カラーモデル5機種、モノクロモデル2機種のラインナップとなった。

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新製品のEW-M5071FTは店舗やSOHO向け。コピー/スキャン/プリント/FAXも可能で給紙容量は最大500枚。想定価格11万円で11月発売予定。

EW-M970A3Tは、いわばEP-979A3のエコタンクモデル。染料4色+顔料の黒でくっきりした黒でA3までのプリントが可能。8万円台中盤。

EW-M571Tはコピー/スキャン/プリントが可能で250枚可能な店舗やSOHO対応モデル染料3色に顔料1色(黒)。3万円台後半。EW-M670FTはそれにFAX機能を加えたモデルで5万円台中盤。

いずれも9月14日の発売となっている。

ちなみに、一番のスタンダードモデルとなるEW-M770Tは持ち越し。L版からA4までたプリントできる染料4色+顔料の黒のモデル。L版カラー写真のインクと用紙の合計コスト約6円(EP-880Aは6色染料で約20.6〜26.5円)、A4カラー書類インクコスト約1.3円という低コスト(EP-880Aは約12円)で、現在のエプソンダイレクトでの販売価格は6万9980円(税別)となっている。

エプソンのスモールオフィス用ページプリンターLP-M620FとエコタンクEW-M670FTでカラー書類6000枚をプリントした時のインクボトルの必要量の違いが圧巻。


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この展示によると5万枚プリントした時には、コストは約28万円違うのだそうだ。

インクボトルからの注入も、こぼれる心配がなく、簡単。

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次から次へと、新しい『コンセプトのある新製品』を投入し、家庭用プリンター市場を先導するエプソン。コスト意識が濃くなっている現在の市場を考えると、エプソンの優位は揺るがなくなりそうだ。

一方、エコタンクモデルが売れているとはいえ、その分旧来のモデルの売上は下がっていくことになるだろうから、決して楽な戦いではなさそう。

しかし、先手を打ってユーザー本位の商品を展開していくエプソンが、今後も市場の動向をリードしていきそうだ。

(村上タクタ)

2017年8月29日 (火)

キヤノン EOS M100発表!【作例追加】

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キヤノンから、ミラーレス一眼『EOS M100』が発表されました。

キヤノンの本格的一眼レフ、EOSシリーズに対して、ミラーを持たず、コンパクトにしたラインナップがEOS Mシリーズ。マウントもEOSの EFマウントに対して、 EF-Mマウントを採用しています。

マウントアダプターEF-EOS Mを使うことで、豊富なEOSのプロ用レンズを使えるのもこのシリーズの特徴です。

上の写真は、EOSシリーズの中ではコンパクトなEOS 6D Mark IIと並べて比較してみましたが、圧倒的にコンパクトであることが分かると思います。

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現在、EOS Mシリーズのラインナップには、EVFを持つフラッグシップに位置するM5と、EVFを持たないM6、そして廉価版的位置づけであるM10が存在しました。

今回のM100は、M10の後継という位置づけですが、基本性能はM5/M6に準じるものになっています。

一番大きいのはデュアルピクセル CMOS AFの採用。これにより、従来のM10が採用していたハイブリッドCMOS AF IIよりは圧倒的に合焦速度が早くなっています。このデュアルピクセル CMOS AFはM5/M6やEOS KISS、EOS 6D Mark IIなどのライブビューでも使われているもので、十分に高速です。

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その他にも、DIGIC 7の採用、約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、常用最高感度ISO25600、60pのフルHD動画、Wi-Fi/NFC/BLE採用など、すべてM5/M6と同等となっています。

想定価格は、ボディのみで5万4000円(税別)前後、15-45mm付きのキットで6万9000円(税別)前後……ということなので、かなりお買い得。

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では、何が違うかというと、操作系がシンプルだということだろう。ダイヤルはシャッターボタンの周りにあるもののみなので、絞りやシャッタースピード、露出補正などを積極的に変えながら撮影するのには向かないといえる。

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ただ、基本性能は高いので、この価格で買えるカメラとしてはとってもお買い得。レンズを交換できる、お手軽高性能カメラとしてはとっても優秀。

以下、作例は試作機による作例です&ウェブ上では圧縮画像なので、このままの画質なわけではありません。

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もちろん、画面操作が必要にはなるが、ISO感度や、絞り、シャッタースピードを自由に変えて撮影することだって可能だ。

また、プリセットされたシーンセレクトで、水彩風にしたり、油彩風にしたり、ジオラマ風にしたり、ラフモノクロームにしたり……と、簡単にさまざまな画像処理を楽しむこともできる。

たとえば、これがラフモノクローム。

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こちらは、4カット撮影して合成する『手持ち夜景』。



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スマホのカメラでは撮れない高度な画像を、手軽に撮影できるので、まずは手軽に『インスタ映え』する写真が撮れるカメラとして、入門にお勧めできるカメラだと思います。

(村上タクタ)

2017年8月25日 (金)

ふたつの『Bar』に対応した、Parallels Desktop 13発表

Mac上で、Windowsを動作させるParallels Desktopの最新バージョン、『Parallels Desktop 13』が発表された。

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実際に、利用していない人はご存知ないかもしれないが、Parallels Desktopは本当に魔法のようなアプリだ。一般的なWindowsマシンとまったく遜色のない速度で、Mac上でWindowsが動く。

Macを完全にネイティブなWindowsマシンのように使ったり、WindowsのアプリをあたかもMacのアプリのひとつであるかのように、MacOS上で動作させたりもできる。

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Parallels Desktop自体は、Mac上に仮想環境を作るアプリ。その上に、Windows OSやMac OSをインストールすることができるのだ。

Windowsは、最新のWindows 10はもちろんのこと、Windows 8やXPさえインストールできる。またMac環境をインストールすることもでき、原稿のmacOS Sierraの上に、MavericksやHigh Sierraなどをインストールすることができる。

それらの環境でしか動作しないアプリを使う環境として利用するのはもちろん、アプリやウェブサイトのテストをする人にとっては、それぞれのOSでどのような挙動を示し、どのようなビジュアルになるのかをテストする環境としても便利だ。

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利用にあたっての注意というか、ちょっと面倒なのは、バーチャルマシン上で動かすOSのライセンスは、自分で入手して、インストールする必要があるということだろうか。しかし、そのOS環境がどうしても欲しいという場合には、Macユーザーにとっては、Parallels Desktopほど優れた方法はない。

とりわけ、今回注目したいのは、『2つのBar』に対応したことだろう。

ひとつは、MacBook Proに装備されているTouch Barに対応したこと。

WindowsでもTouch Barが使えるのだ。

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ただし、現状対応しているのは、OS標準状態と、Word、Excelなどのオフィスアプリのみ。存在しているWindowsアプリすべてのTouch Barを設計するのは現実的方法でないのは理解できる。

そこで用意されたのが、Touch Barのカスタマイズ機能。

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それぞれのアプリに応じて、Touch Barをカスタマイズできるのだ。


今ひとつは、WindowsのPeople Barに対応したこと。これはWindows 10のこの秋の更新で搭載される機能。

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住所録の人をタスクバーにピン留めできるのだが、それをドックに保存することができるのだ。

ちなみに、Windows版では3人までをタスクバーに固定することができるのだが、Macでは人数制限がない。『Macユーザーの方が、友達がたくさんいるだろうからね!』ということだった。

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とはいえ、Mac側で住所管理をしていると、あまり使いそうにない機能なのだが……。

Macの動画などを小さくする機能である『ピクチャーinピクチャー』と同じ使い勝手で、OSのウインドウ自体を縮小表示する方法も装備された。複数のOSを平行動作させる人には、これは便利そう。

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加えて、動作パフォーマンスも大幅に向上している。

公称の性能でいうと、USBデバイスのパフォーマンスが、最大40%向上、Mac上でWindowsのファイルを操作する時のパフォーマンスが最大40%向上、Windows上でWindowsのファイルを操作する時のパフォーマンスが最大50%向上などの他、Thunderbolt用SSDのパフォーマンスが最大100%向上した影響は大きいだろう。これにより、Thunderbolt接続のSSD上にあるバーチャルマシンをネイティブマシンとほぼ同じ速度で動かすことができるようになった。

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また、今年末に発売予定のiMac Proに完全対応。仮想マシン1台につき30コア、128GB RAMをサポートする。

また、当然のことながら、現行Windows 10、そしてこの秋にリリースされるmacOS High Sierraにも完全対応している。

前作から追加されたParallels Toolboxは32の機能をサポートするようになっている。

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新たに追加された機能には、動画からGIF動画を生成する機能など、数々の便利な機能が追加されている。

また、今回、同様の機能をサポートするWindows版のParallels Toolboxも用意された。

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こちらは昨年のMacバージョンに準じた17の機能をサポートしている(昨年のMac版は20の機能があったが、Windows OSが標準でサポートしている機能もあるので、17になった)。

今年のParallels Desktop 13も充実した機能が高速で動作する素晴らしいアプリケーションとなっている。

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新規のライセンスは8500円(税込)から。8500円でアップグレードできない単体アプリを買うか、1年間のサブスクリプションとして使うかは選択できる。また、プロ版、ビジネスエディションや、それらのボリュームライセンスもある。詳しい価格はこちらから。

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お話をして下さったのは、左からカート・シューマッカー、シニアプロダクトマネージャ。ケビン・グリーリー、アジア太平洋地域ジェネラルマネージャー、日本法人社長の下村慶一さん。

(村上タクタ)



2017年8月18日 (金)

その微妙なすき間にニーズはあるのか?【cheero TSUCHINO-CODE】

cheeroから、ユニークな新製品が発売された。

小さいバッテリーを内蔵したLightningケーブルで、その形状から『TSUCHINO-CODE』という商品名だそうです。ケーブルとして持ち歩いて、いざという時に非常用の電源になるというわけです。



発売は、今日(2017年8月18日)正午。参考小売り価格は2980円(税込)。Amazon直販は1980円で初回500個限定で1580円。Yahoo!と楽天は2080円で、初回限定1680円。

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バッテリー容量は450mAhなので、iPhone 7なら1/4回、iPhone 7 Plusなら1/6回……と、ほんとうにわずかな容量なので、あくまで非常用というところか。ケーブルの長さは約100cm、重さは約46g。

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充電用ケーブルとして使った場合、デバイス(この場合iPhone)が先に充電されて、次にケーブル内のバッテリーが充電される。

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残量はLEDの色で判別。青色点灯が58100%、緑色点灯が1657%、赤色点灯が515%、赤色点滅が02%となっている。

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開くPCバッグに入れるとこんな感じ。普段は電源ケーブルとして使って、いざという時の非常用電源として使えるという感じだろうか。

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普段はデータ通信用/充電用ケーブルとして持ち歩いて、いざという時に非常用のバッテリーとして使えるという感じだろうか。

私は、常に大容量のバッテリーを持ち歩いているので、あまりニーズは感じないが、普段モバイルバッテリーを持ち歩かないぐらい荷物をコンパクトにまとめている人なら、データケーブル、給電ケーブル、バッテリーの1本3役を兼ねられるこのバッテリーは便利かもしれない。



(村上タクタ)

2017年8月10日 (木)

アップルが日本独自の新テレビCMを発表

【2017年8月10日17時情報公開】

8月11日の朝から、アップルの日本独自のテレビCMシリーズが放映されます。

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そろそろ、お盆休みということもあって、帰省して実家の親御さんにあったり、古い友達に会ったり。そんなシーンで、いまだにガラケーを使っている人に会うことが多くなるのではないでしょうか? 今回のCMは、まさにそんな場面にぴったりのCMです。

たしかに、僕らがiPhoneを使いはじめた9年前には、「ちょっと使いにくいかな?」「難しいかな?」と思う部分もありましたが、今や、機械が苦手な人にこそiPhoneがお勧めです。

だって、キーボードが苦手な人でも「Hey! Siri!  ●●さんに、メールしておいて」とか言えばいいわけですから、高齢者の方だって簡単なはずです。

iCloudの同期で、自動的にお孫さんの写真が流れてくる。災害の情報も簡単に入る。防水。Suicaやクレジットカード払いもiPhoneのApple Payで……となれば、すでにガラケーより簡単、便利。

そんな気持ちを後押ししてくれる3本のCMです。

8月10日17時にYou Tubeに公開されましたが、明日の朝からテレビにも流れます。



決断の時:


朝の準備:


アートなケーキ:

それぞれのムービーにそれぞれの人の『本音』がぬいぐるみとして出てきますが、『ガラケーで十分』って言ってる人も、本当は「乗り遅れてるんじゃないか?」「Siriとか使えたら、カッコいいんじゃないか」「もっときれいな写真が取れるんじゃないか?」っていう気持ちを隠してらっしゃるのかもしれませんね?

この夏は、お知り合いの、そんな『隠れた本音』をちょっと後押ししてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、CMが流れるのは、この8月11日から9月12日まで。

専用サイトも公開されています。

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また、同期間、Apple Storeでのケータイの下取り価格が6000円になります。non-iOS端末の買い取りも、期間中は+5000円。また、アップルストアならパーソナルセットアップサービスとして、古いケータイからのデータ移行、新しいiPhoneのセットアップも手助けしてもらえます。

また、Apple Storeでは購入前にiPhoneを借りてApple Storeのスタッフと一緒に写真を撮るために街を歩いたり、写真加工の方法を教えてもらったりできるToday at Apple プログラムも行われています。iPhoneを使ったことのない方がiPhoneを触るいい機会です。

この夏、帰省の時にご家族にiPhoneを使いはじめてもらって、セットアップをしておけば。秋からは写真やメッセージのやりとりが、ずいぶん楽になりますよ?

2017年8月 9日 (水)

6人一緒にVRの世界にダイブ!【アバル:ダイナソー】@六本木ヒルズ

最終的にはコンテンツはVR状態で楽しむものに収斂していくと思う。ゲームにしても、映像にしても。

問題は、いつから、どういうコンテンツが……かということ。

詳しい人に聞くと、8Kレベルで120fpsぐらいになると、かなり良い……とのことだけど、現状の再生環境ではそれは難しい。ただ、解像度の問題は時間が解決するハズなので、これはじっくりタイミングを待って、普及するレベルの再生環境を手に入れればOK。

問題は、どういうコンテンツか? というところだろう。そして、こちらは再生環境が完全になる前から、それぞれが模索しなきゃならない。再生環境が整った段階では、競争に負けている可能性が大きいし、何より発展途上のテクノロジーにこそ、ユニークなコンテンツが生まれるものだ。

というわけで、六本木ヒルズの、テレビ朝日 夏祭りSUMMER STATIONに行ってまいりました。そこで公開されているコンテンツ『アバル:ダイナソー』を体験するためです。

テレビ朝日 六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATION
http://www.tv-asahi.co.jp/summerstation/

アバル:ダイナソー
http://abal.jp/

特徴的なのはただのVRではなくて、こちらの身体をリアルにセンシングして、VR空間の中で位置特定して、描写、しかも6人もの大人数で、それを体験できるということです。

……何言ってるか、わかりませんね(笑)順を追って、私の体験したことを説明しますので、ちょっと待って下さい(笑)

さて、六本木ヒルズのお隣であるテレビ朝日本社の中に入り口があります。ここに来るには、夏祭りのイベントに入るためのパスポートが要ります。

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入り口を通ると、こんなお部屋があります。6人それぞれ、中央の四角い箱に座って、指示を待ちます。荷物は手前のロッカーに入れなければなりません(なので、体験中の写真はないのですが……)。

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ここでガイドの人に従って、VRゴーグルと、手足にそれぞれ装具を付けます。VRゴーグルでは、もちろん3D映像見られるわけですが、ゴーグルの上についた角と、手足の装具にはその位置をセンサーに報せるためのポイントが付いています。

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これにより、映像空間の中に、自分の位置関係とポーズが再現されるわけです。

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VR空間の中にも、この部屋と同じ空間が再現されており、他の5人と自分の手足がアバターとなって、表示されている状態になります。

そして、このVRゴーグルをしたまま、ストーリー上のゲートをくぐると(実際には、ゴーグルをしたまま隣の部屋に歩いていってるんだと思う)。そのゲートの向こうの世界では、恐竜のいる世界での冒険が展開されます!

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これは、その異世界で、いかだ下り状態のアドベンチャーを体験しているところですが、中央に見えるのが、他の人です。実際に、VRゴーグル内ではアバターに見えてますが、実際にそこに人がいるので、肩を叩いたり、ハイタッチをしたりもできます。アバターに手を伸ばすと、実際にも接触するというワケです。

この、現実と、空想の混濁した感じがすごいです!

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そして、いかだで川下りするとともに、巨大な恐竜達が現れ……というストーリーです。他の仲間に触れられたりするので、現実とVR空間の感覚が混濁したまま、巨大な恐竜の下をかいくぐっていくわけです! すごい迫力!

約15分のコンテンツで、異空間の中を実際に歩き回ったり(もちろん、現実には普通に部屋にいるので、歩ける距離には制限があるし、VR空間内で他の人のアバターにぶつかると現実にもぶつかる)しながら、迫力の映像体験ができるのはすごいです。

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現実には、たぶん何にもない広い部屋で、この赤外線センサーによって、僕らの位置やポーズが計測されており、それがVRゴーグル内の映像に反映されているワケです。

お互いのゴーグルの中に、お互いの位置関係がリアルタイムに表示されているので、これはけっこう高度な処理のように思えます。現状では、レイテンシーを高めるのが没入感のためには一番重要ということで、レイテンシー重視。そのために、画像解像度(ゴーグルはGalaxy VR)やポリゴン数は控えめになっているそうです。また、描画も60fpsぐらいに押えられているとかで(動きのキャプチャはもっと速くて180fpsぐらいまで取れているそうです)、まだまだ理想の状況ではないようですが、それでも『複数人の共有体験』&『移動したり触ったりできる』というのは、興味深い体験でした。

……何言ってるか、わかりませんよね(笑)

面白いので、8月27日までに六本木ヒルズに行って体験してみて下さいってことです(笑) 

http://abal.jp/











フリック!2017年9月号Vol.71今夜発売です!

フリック!2017年9月号Vol.71今夜発売です!

今回のフリック!はみんな大好き『愛用品』シリーズです。

今回は9人の方にご登場いただいています。

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中には、ご自宅までお邪魔して、デスク周りを撮影させていいただいた方も。

なんといっても、注目は、あのMac情報の速さと正確性では世界に右に出る者のない情報サイト『Macお宝鑑定団』の会長、Danboさんの事務所! 見たことのない文字通り『お宝』満載のお部屋であります。

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※さすがに、今回はあえてモザイク。ぜひ、フリック!本誌でお楽しみ下さい。

それに、すでに世界の有名人、WWDCの冒頭でティム・クックさんに紹介された、82歳の開発者、若宮正子さんにもご登場いただいています。たぶん、世界で唯一!? リビングに畳を敷いて、常時畳の上に正座してSwiftでiPhoneアプリを開発されているそうです。

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配信は今夜(8月10日)0時から! 


お求めはこちらから!

https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/flick-442368/





(村上タクタ)

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    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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