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2017年6月 8日 (木)

WWDCに参加している、女性デベロッパーFlask LLPにインタビュー!

さて、原稿書きの合間を縫って、日本から参加してらっしゃる女性デベロッパーFlask LLP(http://flaskapp.com/ja/)のお二人にお話を聞いてきました。

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世界75カ国から5300人の開発者が集まるWWDC。我々取材者は、ほとんど最初の基調講演しか聞けないので、どうしても基調講演で発表された新製品の情報などが中心になるのですが、実際には月曜日から金曜日に渡って多くの人を集めてエンジニアがアプリ開発のための新しいAPIや、次世代のアプリを開発するためのコンセプトを話してくれるセッションがいくつも開催されます。また、アップルの開発者、エンジニアと話をして、プログラム開発で問題引っ掛かっている部分や、疑問に思ってる部分を質問できるハンズオンラボ、ゲストスピーカーの話しを聞いたりできるのです(詳しくはこちら(英語ですが))。

このWWDCに参加しようとすると、エンジニアの方は日本円で17万8000円もする参加費を払って、さらに抽選で勝ち残らねばなりません(実は私も取材を兼ねて参加したくてエントリーしたことがありますが落ちました)。さらに、もちろん飛行機代やホテル代もかかります(期間中はホテルが相当値上がります)。

そんな大枚を払ってまで、なぜWWDCに参加するのか、Flask LPPのお二人に聞いてみました。

Flask LPPは以前もご紹介しましたが、美しくてポップで繊細なデザイン、実用的な機能と、素敵なヘルスケア系のアプリを作ってらっしゃる、小川秀子さんと、堀内敬子さんのおふたりです。

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WWDCには毎回参加されているとうかがいましたが、今年で何回目ですか?

Flask「ふたりとも、4回目です。2013年は堀内だけ、2014年は小川だけが抽選に通って、それぞれ1人で来ました。2015年からは3年とも2人で来てます」

安くない費用がかかると思うのですが、なぜWWDCに参加するのですか?

Flask「なぜでしょう?(笑)モチベーションが上がるんです。Keynoteを聞いて、世界中の一番熱意のある開発者さんたちの中にいて、新しい機能やサービスのことを聞いて。毎年、WWDCに来て『よーし! やるぞー!』って思うんです。前年1年がんばったご褒美っていう意味もありますね」

なるほど、せっかく来たのだから、サンフランシスコとか、ナパとか観光していかれるのですか?

Flask「全然(笑)私たち、日本でもそれぞれ開発はひきこもってしますし。WWDCでも観光もせずにホテルに引きこもってます(笑)Keynoteやセッションで聞いた話に基づいてテストのコードを書いて質問したり、新しく勉強したことを試したり」

えー、もったいない(笑)

Flask「日本だといろいろ世間の情報も入るし、あんまり集中できない側面があるんですけど、WWDCにいる間は100%開発に取り組めるんで、すごく集中できるんです」

他にもWWDCに来るメリットはありますか?

Flask「最新の機能に触れて、それを実装できることですね。新機能を採用すると、やっぱり注目されるし、売行きもよくなるんです。App Storeで大きく取り上げられたりもします。何より、新しいことにチャレンジするのは楽しいですし」

※編注:FlaskのApple Watchの心拍計を使って運動強度に基づいたトレーニングができるアプリZonesと、スタンド機能を使って1時間に一回立つことをゲーミフィケーションするアプリStandlandApp StoreのBest of 2016に選ばれている。

今年の基調講演で発表されたことで、開発者の方々の間で話題になっていたことはありますか?

Flask「うーん、なんだろう? 今年は新製品が多かったですよね。開発者としては機能についての話に興味があるのですが。あ、ARKitはみんなすっごい話題にしてましたね。APIを使えば、割と簡単にテーブルの上にあるような仮想の物体を描画できるってすごいです。これを簡単に使えるなんて。私たちも****を****したいなって、話しをしてて!」

おっと(笑)それはまだ一応書かずにおいて、楽しみにしておきましょう。私も新機能や新アプリの登場を楽しみにしておきますね。

今日がお忙しい中、ありがとうございました!

読者のみなさんも、ぜひFlask LLPのアプリ、使ってみて下さいね! 良いですよ!

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我々取材者は、基調講演しか取材できないのですが、開発者の方がなぜWWDCにいらっしゃるか分かりましたでしょうか?

先にもお伝えした通り、10歳のオーストラリア人の男の子から、82歳の日本人・若宮正子さんまでが取り組んでいるアップルのアプリ開発。今から、がんばって取り組めば、来年のWWDCに参加しているのは、あなたかもしれませんよ?

(村上タクタ)

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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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