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2017年6月 1日 (木)

神は細部に宿る『InnoVEX』の細部を観察 #COMPUTEX2017 レポート2

さて、2日目は、フリック!としては非常に気になる『InnoVEX』のブースを見に行った。

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全体として、B to B感のある完成された技術の見本市であるCOMPUTEXの中で、ベンチャー企業が新しい技術をアピールするこのブースは、次世代の面白ガジェットが展示されている可能性がある。

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が、まだまだ企業の卵であるベンチャーの出展だから、このInnoVEXのあるHall 3自体が少々安普請だし、天井も低い。そして。出展企業の展示もテーブルひとつに、スタッフが1〜2人というところが多く、プレゼンテーションも机にチラシ1枚、iPad1枚というところも少なくなく、そもそも何を展示してるのか、分かりにくい。

そんな中から、面白ネタを拾うべく、歩き回ってみた。

数多くある中のごく一部だが、ご紹介しよう。

まずは、これKICKSTARTERで成功を収めたというambi

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『エアコンを再発見した』という触れ込みのambiは、温度センサーだけでなく、光センサー、湿度センサーなどで周囲の環境を関知する。さらに、スマートフォンから『暑い』『寒い』などの入力を行うことで、そういう状況でユーザーがどう感じているかを人工知能が学習していく。

つまり、気温は低いけど、太陽光が差し込んで暖かいとか、夕方は外で活動して帰ってくるから、少し低めの温度の方がユーザーは快適だ……ということを学習していくのだ。

もちろん、気温、湿度などの情報は常にambiが記録して、データとして残していく。

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もちろん、自分の部屋の気温や湿度は、ネットにさえつながっていれば世界中のどこからでも確認できる。

さらに、温度とユーザーの体感などの偏差は蓄積されていき、自動的に温度を管理するデータとしてさらにフィードバックされていく。

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さて、聞いてびっくりのサラウンド体験がこのXPUMP。

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まずは、Macとスピーカーの間にこのXPUMPを入れて音楽を聞く。

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そして、電源を入れると、突然ドンッと音が前後左右に別れて。いろんな音がいろんな方向で鳴る立体的な空間の中にいることを感じさせられる。原稿では伝えにくいが、これは驚きの体験だ。

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この説明映像のように、横や後ろで音がしたような感覚がして、思わず振り返ってしまうほどだ。さすがにKICKSTARTERで910%のバックを得て、COMPUTEXのアワードを取得しただけのことはある。

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お次はこちら。

GOONIESという韓国製の子供向きデバイスだ。

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iPadなどのお絵描きアプリを使ったとき、ペン先やペンの色の切り替えに困ったことはないだろうか? 絵を描くために描くされるメニューを一度引き出して選択するのは、大人にとってもけっこう面倒なものだ。子供だとなおさらのこと、切り替えのメニューを引き出している間に、何を描こうとしてしまったか、忘れてしまったりする。

GOONIESは、それをLighteningケーブルの先にそれらのスイッチを取り付けたデバイスだ。これさえあれば、右手で絵を描きながら左で色や、ペン先を切り替えることができる。

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大人のお絵描きデバイスにも、このコントローラーは欲しい。

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ibebotのTom Mulvennaさんが持ってるのは、センサーデバイスの類い。

空気の状態を関知するデバイス、忘れものを感知するデバイスなどが、それぞれシンプルな小さなガジェットにインクルードされている。

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Smartshoeは、スマホから操作でき、靴ひもなしで、自動的にタイトにフィットする靴。ただ、メカニズム的にちょっと重くなりすぎると思うのだが……。

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WARM SERIESという暖まると同時に、ブルートゥースで接続して、活動計と連動した靴底と一緒に使うようになっていた。

こちらは、立体に撮影できるカメラWEEVIEW。こちらもKICKSTARTERに出展中。

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去年のモデルは、コネクタに接続してスマホのカメラと連動する方式だったが、スマホのカメラに性能が左右されるということで、今回は単体で動作して、スマホに画像を送る方式に。

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こちらは非接触の自転車のダイナモWHEELSWING。自転車を漕ぐ抵抗にならずに発電して、ライトに給電する装置。外してモバイルバッテリーとして使えるらしい。丸くて、ちょっと持ちにくそうではあるが。

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猫のためのスマートフィーダー。CATFi。

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カメラで顔認識して、猫の個体を区別して給餌する。手前の部分では体重を計測して、記録太り過ぎを防ぐことができるという。複数の猫を飼ってたら、横から食べちゃったりして、そんなに都合よくはいかないと思うが……(笑)

さて、まだまだ、いろいろ面白いアイテムがあったのが、そろそろ朝が近づいてきたので、残りは6月10日発売のフリック!本誌でお届けしよう。

(村上タクタ)


















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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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