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2017年5月

2017年5月31日 (水)

無限に広い『実用先端技術の見本市』 #COMPUTEX2017 レポート1

いよいよ、COMPUTEX TAIPEI 2017が開幕した。

出展企業約1600、5010ブース出展、世界178カ国から、約4万人の来場者があるというアジア最大級の展示会だ。

今回フリックからは、初めて編集部から取材に行くということで、その概要とフリック!的視点での興味深いポイントをお伝えしよう。といっても、この規模感のイベントのこと。まだまだ、あくまで一切片でのお伝えとなることをお断りしておこう。

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では、まずCOMPUTEX TAIPEI 2017がどういう催しなのかということを説明しよう。

日本の電子産業の栄光と没落はみなさんご存じの通り。JAPAN AS No.1と言われたのも今は昔。シャープは台湾企業の支援を得、東芝はいまもってどうなるかわからない。日本の大企業が戦後の高度経済成長を経て、バブルを経、その先にある苦労を今、かこっている。

そのかわり、台頭してきたのがアジア諸国。

中でも、『世界の工場』としての中国・深圳(香港という外への扉の近くにある)と、台湾のハイテク産業の集積地としての価値は、もはやゆるがせにできないものになっている。

特に、台湾は、iPhoneなどを生産しているという鴻海(ホンハイ)や、ASUS、Acerなどの本拠地であることからもわかるように、高度な電子デバイスを生産する場所となっており、世界中の電子デバイスの実質的な製品生産の中心地となっている。

そこで、開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2017の意味は、そういうところにある。

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とはいえ、厳密な意味でいうとCOMPUTEXはハイテク産業の見本市ではない。最先端でもなければ、高付加価値製品の見本市でもない。COMPUTEXが意味があるのはそこが『実用先端技術製品』の見本市であるところにある。つまり、半年、1年後に生産される製品がそこにあるということにある(と、COMPUTEXを主催するTCA(台北市コンピュータ協会)の駐日代表である吉村章氏がおっしゃっていた)。

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と、偉そうに言ってみたところで、私もこの巨大なCOMPUTEXは初取材。どこまでいっても群盲象を評すのたとえからは逃れられないところではあるが、ともかく私的な目線で、説明していこう。

ともかく、一番に会場はめちゃくちゃ広い。それに世貿展館(TWTC)と南港展覧館(TNEC)の2カ所に別れている。そしてこの2つは電車で30分ぐらい離れた場所にある。世貿展館は台北の中心地、世貿101の足もとにある。南港展覧館は地下鉄の板南線の東の端、つまり町外れにある。南港というと海に面してそうだが、そうではない。

その2会場に5010のブースがある。地図を広げてみると、こんな感じ。正直、見ても、見ても終わらないし、いくら歩いてもすべてを取材し尽くすことはできなさそうだ。

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この地図の左端下にズームアップしてみるとこんな細かさなのだ。

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ともかく、1日目は、南港の方から歩いてみた。

南港はスカイドームと言われる4階のフロアには、ASUSなど台湾の企業をはじめとした大企業が出展し、1階に部品メーカーを中心としたメーカーが出展している。

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歩いてみてとにかく痛感するのは、その途方もない広さだ。

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歩いても、歩いても終わらない。

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ASUSなどの台湾メーカーが大きなブースを設けているのはもちろんだが、ここで特に目立つのはゲーミングPCと言われる、ゲームのために高いスペックを持ったPCの展示だ。

日本にも入ってきているが、やっぱりこれはちょっと独特な文化。とにかくチューンされたCPU、GPUを使い、冷却して、さらにハイパワーを得る。もともとは、対戦型ゲームで勝利するためのチューンだったのだろうけれど、もはやチューンすること自体がひとつの競技になっているような気もする。

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冷却用窒素の巨大なボンベが立ち並び、冷却パイプがはい回り、LEDライトで飾り立てられたゲーミングPCは、公道の埠頭でゼロヨンレースに明け暮れるチューンドカーのセンスに近いもしれない。

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とにかく筐体は巨大で、派手なデザインが施されている。

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もはやコンピュータなのかどうかわからないようなものもある。

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冷却水がぐるぐる回りながら、LEDライトでびかびか照らされている。

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なにかチューンの競技会が開催されていたり。

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冷却のための液体窒素が、がんがんと供給されていたりする。いったいどういう競技なんだろう(笑)

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デモでは3D系のゲーム、つまり、ドライブゲー厶や、FPVのシューティングゲームが数多く展示されていた。中でもVRゴーグルで遊ぶシューティングゲームが大きなスペースを割いて展示されていた。

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私もASUSのROCVRというのに挑戦してみたが、あっという間に敗退してしまった。

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しかし、体感としては、完全にゲームの中に入って戦えるゲームとなっているので、なんかついに子供のころに夢見た、完全に空想の世界に入り込むことができるようになった感がある。

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それ以外にも、さすがお膝元だけあった、ASUSの展示は多岐にわたっていた。

最新モデルのZenBook 3 Deluxeをはじめとして

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ありとあらゆるフォームデザインのパソコンが発売されている。

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◦◦に似てるとかいう批判は思いつくが、とにかく世界中のこういう製品は台湾で生産されているのだから、台湾の企業がキャッチアップしてより優れた製品を作ることができるというのは当然でもある。

ディスプレイも狭額化がより進み、湾曲したタイプがプッシュされていた。

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これはユーザー目線でいうと、かなり見やすい。

また、持ち運べる15.6インチの、モバイル外付けディスプレイは気になった。

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これはUSB-Cで接続するということで、現地の説明印の人によると、MacBook Proでも動作するとのことだった。ただし、電源もパソコン本体から取るそうなので、これはかなり消耗が激しそうだ。

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ASUSはZenboというロボットも展示していた。顔面部分がディスプレイになっており、音声認識で動作し、IoTデバイスとしても動作し『Zenbo、部屋の電気を点けて』とかで照明を点けたり、『Zenbo、◦◦について調べて』といって調べものをしたりもできるようだった。

実際のデモでも、多少の間違いは起こりつつも進行していたし、あの電波が混乱し、音声もにぎやかな場所で動作するということは、かなり実用的に練り込まれているように見えた。


Mac系、iPhone系展示はほんのわずか。iStyleというくくりで展示が行われているが、スペース的にはほんのわずかだ。

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もちろん、わずかといっても、この広大な展示会場に比べれば……ということではあるが。

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ここでは、AppleのMFi(Made for iPhone/iPad)認証を受けたデバイスを中心に展示されている。

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こんな、USB-A、micro USB、Lighteningなんでもありのカーチャージャー。

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モバイルバッテリー、ヘッドフォン出力アダプター、Wi-Fiルーター、Apple Watchチャージャーを兼ねた製品なんていうのもあった。

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USB-A出力、Lightening出力に加えて、Φ3.5mmピンジャックに接続すると、音楽を聞くこともできるし、Apple Watchさえ充電できるというのだ。すごい(笑)

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面白デバイスではあるが、これがあると荷物が少し経るかもしれない。一部機能を省略した小型版もある。

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こういうデバイスもずらりと並んでいる。日本に来るデバイスの方が、いろいろちゃんとした試験を経て改良されてはいるのだが、ボディ形状、ポートの数などについては、今後、どんなものが日本に入ってくるのか、予想する助けになるかもしれない。

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こちらは、lighteningケーブルでもあり、USBメモリでもあるデバイス。iPhoneで取った写真をパソコンなどに移動させるのに便利。

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こんなに薄いモバイルバッテリーも。

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これで5000mAhなのだそうだ。

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バッテリーといえば、とっても興味深い展示もあった。

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Prologiumという会社の技術なのだが、リチウムポリマーより、薄く、軽く高密度で、安全なバッテリーだというのだ。

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こんなに薄くて軽くもできるし、曲げることもできる。

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切っても燃えたりせずにそのまま使える(リチウムポリマーなら内部の液が化合してガスが発生して燃えてしまう)。

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水に浸かっても大丈夫!

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これで、1万mAh。たぶんリポより軽い。

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そのほかにも、折り畳み式の薄型キーボードや、コネクターなどもたくさん展示されていた。

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つぶさに見ていけば、さらに面白いアイテムがありそうだったが、とにかく展示が多くて見切れない(笑)

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明日はいよいよ、本殿である世貿の方の展示をレポートしたい。

あ、そういえば、今日は前半部分がEOS M5、途中で電池がなくなってからはEOS 6Dである。こういう取材だと、軽いM5の方が楽なのは言うまでもない。6Dの方が後ろをボカしたりして、商品を際立たせることができるかな……と思ったが、仕上がりを見ていると大差はない。……となると、M5の方が軽くて便利だなぁ……と思う。


(村上タクタ)


















2017年5月29日 (月)

ASUSの発表会を(ちょっと)のぞいてきました!とプレス雑感 #COMPUTEX2017

ASUSのデバイスには私、詳しくないのですが(いつも安井くんがレポートしてます)、プレスパスをご手配いただいたので、せっかくなので発表会に行ってみました。

実は、iPhoneで検索したら、別の場所が表示されていて、ウロウロしてしまって、開演に間に合いませんでした。パスを手配して下さったASUSの方、すいません(汗)

遅れてついたら、もう開場はギッチギチのライブハウスみたいな状態で、入れません(汗)

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まぁ、ここで諦めたら試合終了なので、「すんまへん、すんまへん」と関西弁で言いながら、割り込んで行きます。入り口付近がきつかったのですが、奥の右手の方にはスペースがありました。

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壇上では、ASUSチェアマンのジョニー・シーさんがめちゃめちゃ熱弁を奮ってらっしゃいます。アツい!

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ジョブズじゃないけど、エラい人がここまで詳細を理解してカンペもなしに(時々スマホ見てたけど)目線をあげて熱弁をふるえるのは素晴らしいなぁ。

ZenBook ProとかZenBook 3 Deluxeとか、VivoBook Proとか、ZenBook Flip Sとか、めちゃめちゃいっぱい新製品が発表されていました。VivoBook Sが499ドルとかいうところで、めっちゃ盛り上がってましたよ。さすが台湾お膝元です。

日本のメーカーにすでにこういう熱気がないことには一抹の寂しさを感じますよね……。

全然関係ないところですが、製品を持ってるコンパニオンの女性がめちゃめちゃキレイなことに驚きました……。

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めっちゃくちゃ背も高くて、もはや彫像じゃないかというほどの美しさです。

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ASUSのマシンに詳しくないので、せっかくプレス発表の開場に入れてもらっても、何も語ることはできませんが、こんなに場所と取りの難しい会場も久しぶりな感じです(汗)

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明日から、ちゃんと僕は取材できるのか、不安になるレベルの混雑ぶりと熱気です。

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テレビ局(?)のムービーの人が我が物顔で撮影して、スチルのカメラの人に舌打ちされたり、逆にムービー撮ってる人の前にスチルの人が割り込んで撮影が止まって起こったり、ちょっと客観的に見ると、プレスの戦いって大変だなぁ……。

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画角を広くすると歪むから、ちょっと引こうとすると、ワイドな画角のスマホの人がガッて入ってきて、めっちゃ腹立ったりします。

日本のメディアの人もいっぱいいました。みなさんが見てるレポートも、こんな戦いの末に書かれているわけです。


(村上タクタ)

プレスパスを受け取りに行きました #COMPUTEX2017

せっかく来たので、くどくどとレポートしましょう(笑)

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こういう展示会の取材って、モーターショーやホビーショー、熱帯魚のショーまで、世界各国のいろんなのの取材に行きましたが、だいたい感じは同じです。

で、慣れてない展示会の取材はまごまごするし、逆に慣れるとツボを得た取材ができるようになります。

だいたいにおいて、ネットの発達した今となっては、開場した時点で世界中のメディアは同列になってしまうので、下手をしたら会場にいる方が情報に疎いなんてことになったりします。

そうならないためには、強いコネクションをもって事前情報を手に入れるか、独自の視点で物語るかしかありません。

まぁ、COMPUTEXの場合、日本のメディアも、ベテランライターさんが山ほどいらっしゃっているので、僕が行く必要あるんかという気もしますが、そこは百聞は一見に如かず、一度取材しておけば、誰かに取材をお願いするにしても、どういう場所かわかりますしね。

台湾は日本から飛行機で3時間半。石垣島から目と鼻の先です。極論をいえば前夜入りでも大丈夫なのですが、今回は全然土地勘もないということで(私、アジアの国はいろいろ行ってますが台湾は初めてです)、先に入って会場の場所なども下見しておくことにしました。

前日にプレス受付をしておけば、明朝もスムーズに入れるはずです。だいたい初日の朝は大混雑で、プレス受付も手間取るのが定番ですからね。

というわけで、世貿展館というところにある会場がこちら。ごらんのように、台北市街の中心、台北101のすぐ横にあります。ちゃんとたどり着けるかどうかどころか、台北のどこからでも101を目指せばたどり着けます(笑)

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もう、空港からCOMPUTEX TAIPEI 2017のバナーが出てて、町中にもいっぱいポスターがあるので、国ぐるみのビッグイベントって感じです。

で、会場が広すぎて(笑)受付がどこでやってるのかわからない(笑)

会場全体はまだ設営中って感じですねぇ。

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ここの会場は上からも見えるから、上もきれいにしないと大変ですね……。

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うろいろ歩いて野垂れ死にそうになった時に(おおげさ)、ようやくプレス受付への道を見つけました。

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矢印どおり歩いて、ようやくプレス受付を発見。

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日本から、事前申請してあるので、名刺を出すだけでプレスパスがもらえました♪

よし、これで今日の任務は完了。

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このプレスパス、地下鉄のSuica的な機能もあって、会期中は地下鉄に自由に乗れるそうです。わーい。

※あとで試したら、乗れなかった(T_T)会期中でないとダメなのかな?

受付の裏にメディアセンターもあります。

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ここえ、原稿を書いたり打ち合わせしたりできるわけですが、だいたいベテランの人がドヤ顔で仕事してるので、僕ら新参者は隅の方で……というのはウソですが、慣れないと使いこなせないのも事実です。私は、あまり活用できたことはありません。

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でも、今回のようなパターンだと、電源があるのはありがたいですね。明日、アダプターを持ってこようかな。

さて、もう一つの会場も下見しておきましょう。こんなにちゃんと下見して取材しに行くのは珍しいな(笑)いつも行き当たりばったりだから。

方法は2つあって、地下鉄を3本乗り継ぐか、1〜2km歩いてから、1本で行くか。

今回は後者の方法を取りましたが、その方法が正解のようです。

台北メトロ板南線の一番終点(つまり町はずれ)にある南港展覧館という駅で降りると、そのめの前が、会場。

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なんちゅうか、下見するまでもなく簡単でした。

なんでも、どっちかっていうと大メーカーはこっちの建物の方にあって、世貿展館の方が、どっちかっていうとイノベーティブな出展、小メーカーの出展が多いというお話でした。どっちから取材すればいいのか、今迷ってるところです。

明日ぐらいには、次号フリック!のレイアウトも上がって来だすでしょうし、そもそもこのCOMPUTEX TAIPEI 2017の記事もフリック!に12ページ確保してあるので、隙間時間に仕事しないといけないの、大変な感じです。

が、モバイルWi-Fiルーターと、MacBook Proがあれば、世界のどこでも仕事できますから、まぁ、便利なんだか、大変なんだか(笑)

台湾取材で試してみる、ミラーレスか、一眼レフか?

いろんな議論はありますが、個人的に、次にどっちを買うか悩んでいます。つまり、極めて私見からの話です。

ずっと、次は『EOS 6D』の次期モデルを買うんだ……って思ってましたが、ミラーレスカメラの性能がだんだん上ってくると、心がゆらぐという話です。

EOS 6Dが欲しかったのは、試用したときにめっちゃ楽しかったからです。撮った絵が、キレイだし、僕好みでした。

また、僕は、そもそもフィルムカメラ時代から、EOS 3、5などで、仕事の撮影をしていたので、いろいろな操作がやっぱりEOSがやりやすいんです。仕事の撮影といっても、本当のクオリティの高い撮影が必要な時はプロに頼むので、別にガチで撮れる必要はありません。

しかし、発表会取材や、今回のような展示会取材だと、プロカメラマンを連れて行く予算もなければ、フットワーク的にも難しい(ライティングとかをしっかりやり出すので時間がかかるし、画像もちゃんと補正するので速報が無理)ので、自分の手持ちカメラが要るのです。

で、次に6D Mark 2が出たら買おうと思っていたのですが、ミラーレスが十分高性能になってくると、これでいいんじゃないかという気がしてくる。

両方試用してても悩むわけです。デカさや、取り回しの負担というのは、実際に使ってみないとわからないので。

というわけで、取材で実際に試用するために、キヤノンさんからお借りしてきました。という非常に個人的、試用です(^_^;)

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EOS 6Dと、EOS M5。

M6じゃないのはファインダーが欲しいからです。取材していると周りが明るくてファインダーがないと困るシーンがままあります。また、老眼が進行しているので(笑)背面液晶を見ようとすると、身体からカメラが遠くなって腕が伸びるのでカメラのホールドが不安定になります(笑)

EVFだと視度調整もできますしね。

こうやって、手元に持って見るとボリューム感がやはり大きく違う。

EOS M5についているのは、新しい18-150(35mm換算で28.8〜240mm)。発表会の撮影だと、手元の製品撮影や、目の前の人の撮影と、壇上の人のアップを撮るための望遠レンズの両方が要るのですが、これなら両方をカバーできるところがとっても魅力的です。じっさい、壇上の人が発表する瞬間にレンズを換えるのが間に合わないこともありますし、そもそもレンズ交換が頻繁だとホコリも入りますしね。

EOS 6DもひらP miniに入らなくはないですけど、今みたいにMacBook ProとiPad Pro 12.9と一緒にひらP miniに入れる運用は無理っぽいですよね……。

ちょっとした商品撮影のために、ストロボを天井にバウンスさせて撮ることが多いのですが、天井にバウンスさせるためのストロボを取り付けるとこんな感じ。

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めちゃめちゃボリューム感に差が出ます。

クオリティは高い方がいいけど、デカイと持ち歩くのが大変です。重いからと持ってないシーンが出るよりは、軽いカメラがずっとバッグに入っている方が、特ダネを逃さない……っていうこともあります。

僕が、ミラーレスもEOSがいいなと思うのは、このストロボやレンズも(ちょっとだし、今となっては高価なものではありませんが)手持ちのものが役に立つっていう意味も大きいです。もちろん、プロやハイアマチュア目線でいえば「こんなの意味ないから、全部買い替えろよ!」っていうところだと思いますが、僕のようにカメラにかけらえる予算が限られた中で戦おうと思うと、手元にある望遠レンズやストロボが使える意味は大きいです。

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EF EOS Mマウントアダプターを使うと、手持ちの長いレンズをM5に付けられるというのも、まぁ、最悪使えなくはないというのもメリットです。

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昔、ラジコン飛行機を撮影していたEOS 3に付けていた300mm F4をEOS 6Dに付けるとこんな感じ。とっても取り回しがよくて撮影しやすいです。

EOS M5につけるとこう。

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なんだかもう、レンズにカメラがくっついてるようですが、一応使えます(笑)EOS M5にはファインダーがあるから、これまでのEOS Mと違って、望遠レンズが圧倒的に使いやすいです。やっぱり、長玉はパッと狙った時に、背面液晶では対象を捉えられません。そもそも、身体からカメラが遠くなるから不安定だし(老眼だからますます)。

試してみましたが、AFもそれなりの速度で動作しますし、使えなくはないです。動くものはやっぱり、一眼レフの方が狙いやすいですけどね。

しかし、一方、6Dの測距点11個というのは、今となっては寂しいですよね……。

というわけで、2台を持って、台湾に来ています。

私が今回の取材のレポートで使う写真は、すべてこのどっちかで撮ってます(もしくははiPhoneかw)。1週間の取材後、私がどっちを選んだか、またレポートしますね! 

(村上タクタ)






2017年5月28日 (日)

台湾取材もレンタルWi-Fiを借りて

初めて海外に行ったのは30年以上も前のブラジルで、学生時代はバックパック背負って、インドやヨーロッパを1カ月以上うろうろした私であります。当時は、日本を出たら、電話もしなかったので(高かった)、一切自分の普段の世界とは連絡ができない状態で1カ月とか過ごしてました。

下手したら、何日も日本語をしゃべらないし、読まない感じでした。

が、今や世界は狭くなり、ほぼほぼいつも通りの生活ができます。

ってなわけで、海外に行く時は携帯を借りたり、ローミングしたり、SIMを買ったりすることが多い時代になりましたが、私はいつもWi-Fiルーターをレンタルで借ります。

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いつもお借りするのは、グローバルWi-Fi(https://townwifi.com/)さんで、1日あたり1000円せずに、各国で大容量通信ができます。

レンタルWi-Fiルーターのいいところは、現地に着いたら電源を入れるだけなところ。あとは自分の電話を機内モードにして、Wi-Fiを繋げばいだけだから。

旅慣れた人をSIMを買って使いこなされるのだと思うけど、あまり海外出張のない私としては、行った先で電源入れるだけで繋がるっていう安心感が一番。SIMだとアクティベートしたり、プロファイル入れたり色々ありますし、繋がるまでドキドキするし、同行する人次第では、そんなことやってる余裕がなかったりもしますしね。

今回、取材用のおまけとして、6月からレンタルが始まるili(イリー)(https://townwifi.com/ili/)もお借りしました。ボタンを押したら翻訳してくれるというデバイスです。

これ、レンタル料金は800円。ボタンを押して、「駅までの道を教えて下さい」というと、iliは、甲高い声で「Please tell me the way to the station」って言ってくれます(笑)

ネットワークに繋がずに単体で使えます。シンプルな旅行英会話しかできませんが、こちらの言った事はかなりちゃんと翻訳してくれます。すごい、リアル翻訳コンニャク。ネットワーク関係なく動作するのも素晴らしい。ただし、英語は日本語にしてくれません。自分が言うことより、向こうの言うことがヒアリングできなくて途方にくれる(もしくは恥ずかしい)ことが多いので、そこは逆の方がいいかなぁ。

これをかざして会話するのは気恥ずかしいですが、ウケは取れるような気はします。なんだったら、相手に向けて使わずに、物陰でiliで翻訳して、それを自分で発音するという手もあるかもしれません。

いずれも、またのちほど使用インプレッションをお届けしますね!

(村上タクタ)

COMPUTEX TAIPEI 2017に取材に行ってきます

台湾で開催される、COMPUTEX TAUPEI 2017に行ってきます。

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以前、たしか、弓月さんにレポートいただいたりしたかと思うのですが、自分の目で見てこようと思っています。

基本的にはフリック!7月号でレポートしますが、このウェブサイトや
Facebookページ、
https://www.facebook.com/flickmag/
Twitterで
https://twitter.com/flick_mag

にも書いていきますので、それぞれフォローして下さいね。

Twitterの方がクイックに投稿しやすいとか、Facebookの方がやりとりしやすいとか、それぞれのメディアに応じて書いていきたいと思いますので。

それでは、行ってきます。

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※ひらくPCバッグmini、活躍中!

2017年5月26日 (金)

がん患者のQOLを考えるiPhoneアプリ『がんコル』。国立がん研究センターからResearchKit利用で

以前にもお伝えした( http://blog.sideriver.com/flick/2017/04/apple-watchrese-4913.html )通り、iPhoneには『ReserchKit』という仕組みがある。医療用のデータを集めやすくするためのアプリを、医療従事者の人が開発しやすくするアプリの部品のような仕組みだ。

このReserchKitを使って、国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院が『がんコル(QOL)』http://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/gan_qol.html)というアプリを開発、リリースした。

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『がんコル』
価格:無料

https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%82%B3%E3%83%AB/id1234444324?mt=8

がんといえば、最も恐ろしい病気のように感じるが、同時に現在の日本人の死因のうちの3割を占めており、時期はともかくとして多くの人が関わる病気でもある。

毎年、なんと100万人ががんと診断されており、そのうち1/3が就労世代であるというから、まったく他人事ではないし、実はがんになってから、いかに働くか? いかに生活を維持できるか? また働いてもらうべきか? ということも非常に重要なことである。

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(取材にご対応下さった国立がん研究センターの近藤俊輔博士)

がんになったら、即入院して治療に専念するのが望ましいのは言うまでもないが、そうできる状況にある人ばかりではない。また、入院に専念することばかりがその人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるのか? その人が成し遂げたい仕事があった場合それを継続する方法を考えた方がいいのか? では仕事はどのていど可能なのか? どういったサポートが大切なのか……? などの研究は、意外と進んでいないのだという。

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多くの人が持つiPhoneのReserchKitはこういう研究に非常に役に立つ。これまで、毎日、病院から離れて就労している患者にアンケートを取ることなど不可能に近かったのに、このiPhoneのReserchKitを使ったアプリを使えば、何百、何千、もしかしたら、何万かそれ以上のデータだって集まる可能性がある。その大量に集まったデータは、過去に為しえなかった研究成果を生み出すかもしれないのだ。

がん患者は、その病気それ自体による肉体的/精神的苦痛に加え、放射線治療、抗がん剤治療、手術……などの治療による苦痛とも戦うことになる。その上で、どの段階においてそのようなQOLを実現可能なのかは、これまできちんと把握された国内のデータはないのだという。

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病気で、不調を感じながらも仕事をしている状態をプレゼンティズム、仕事を継続できず休職して治療にあたる状態をアブセンティズムという。これまではおおまかにそういう状態としてしか把握されていなかった、この仕事に向かう患者の苦痛とそのパフォーマンスについて、社会的な理解を高めようという研究なのだ。

アプリでは最初に立ち上げた時に、治療開始日をはじめ、性別、年齢、携わっている仕事など、いくつかのアンケートに答えて、その後、毎日、簡単なその日の状態を記録するアンケートを入力する。

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慣れてくると、1分もかからずに答えられるアンケートだ。

このアンケートは評価軸として、WHO-HPQ、EQ-5D-5L、日本語版PRO-CTCAEなどの尺度を利用している。

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アンケートに答える続けると、自分の入力したデータの変化をグラフとして見ることができる。

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また、同じぐらいの治療日にある人の統計的なデータと、健常者のデータが表示される。自分の感じている状態が、全体の中でどういう状態にあるかが分かるというわけだ。

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また、薬や点滴の日、診察の日などをスケジュールするカレンダー機能もある。

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がんになっても生活は続く。

もちろん、最初は誰しもショックを受けるし、世をはかなむことになるだろう。しかし、それを受け入れたあとで、どのようにがんと戦っていくのか? 人生の中に取り込んでいくのか? という研究はまだまだ進んでいない。

このアプリはがんに罹患していない人でもデータを入力して(治療を開始した日を入力せずに始めれば罹患していない人としてデータを入力できる)使うことができる。

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罹患していなくって、身体のコンディションがよいと感じている人ばかりではないし。仕事のパフォーマンスが100%だと感じている人ばかりではない。むしろ、スティーブ・ジョブズのように人生が無限ではないということを感じているからこそ、意義のある日々にしようと努力する人もいるかもしれない。

そんな、QOLを新たに研究するためのアプリだ。みなさんも、ぜひ使って研究データの収集に協力していただきたい。

(村上タクタ)

2017年5月25日 (木)

ジェットダイスケさんの写真展『空UTSUSEMI蝉』

ガジェット好きなら、『ジャジャ〜ン!』という掛け声とともに新製品が紹介されるジェットダイスケさんのYouTubeをご覧になったことがあると思います。

いまやYouTube動画だと誰でも使う、短過ぎるぐらい短く動画を切って繋ぐ『ジェットカット』を生み出した人であり、ブログ、ポットキャスト、ビデオポッドキャストなどに黎明期から関わり、音楽や動画のクリエイターとして常に先駆者として知られる人です。

ヒカキンさんも所属するUUUMの役員でもあります。

そのジェットダイスケさん、最近は写真家としての活動に力を入れておられて、その初の個展が開催されているので行ってきました。

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(※うっかりクリックしてしまいそうですが、Tシャツの柄です。動画じゃありません)

行ってみて、ビックリ。動画でのキャラクターとは違って写真はまったくガチ。

セミの羽化の場面を延々と撮影されています。

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いろいろお話を聞いたのですが、蝉の羽化は日が暮れてから朝方までに行われるので、それを延々とファインダーで狙うのだそうです。

生物の写真は、生き物次第ってことがありますから、延々と忍耐するしかないわけです。蚊に刺されたって、蚊取り線香を焚くわけにもいきませんしね。

蝉が地面から出てきて、羽化を始めて、背中を割って出てきて、羽根を伸ばして、羽根が乾燥して飛び立つまでは1時間ぐらいかかるそうです。

撮影しやすい場所に出てくるとは限りませんし、ストロボで撮影するワケにもいきませんし、撮影途中に鳥に食われてしまうことや、雨粒に当たって死んでしまうことも多々あるそうです。写真の他にタイムラプス動画も展示されていて、羽化のシーンがよくわかります。

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このサイズのものになると、当然マクロレンズで撮影されるわけですが、この領域になると、ピントの浅さが異常で、目にピントを来させて、撮影するのは相当な苦労があると思います。スローシャッターなのだそうなので、フォーカスブラケットとか、その他ブラケット撮影も使えないと思うので、設定には独自の工夫がいっぱいありそうです。

目の周りにある毛(つまりまつげみたいなものですね)にピントが来ている写真は、やはり独特な境地な気がします。『ソニーα7RIIでないと撮れない写真』と、ジェットさんはおっしゃってました。

中央の写真にある蝉の身体には金粉のようなものがいっぱいついていますが、これも羽化したばかりの蝉は真っ白で、完全に乾燥した蝉にはこの色はありませんから、ほんのわずかなだけ生じる色彩なのだそうです。生き物って不思議。

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ちなみに、プリントはフジフィルムのラボで出力されたA全の巨大なプリント。表示されているディスプレイはEIZOの4Kディスプレイ『ColorEdge』を使ってのドットバイドットと、いう機材のマニアでもあるからこその、機材の性能を引き出しきった展示であるのも魅力。

それらの機材の真価、高精細の極みをここで体験できます。

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『空蝉』っていう言葉は、『うつせみ=浮世の身』という意味が本来あるから、蝉の羽化を撮りながら、この浮世の我々自身の存在を問うような意味もジェットさんはかけているような気がします。

素敵な写真展なので、ぜひ。

Utsusemi

『空UTSUSEMI蝉』

2017年5月24日〜6月3日

EIZO Galleria Ginza

TEL03-5537-6675
〒104-00551東京都中央区銀座7丁目3-7
ブランエスパ銀座ビル3階

営業時間:10:00〜18:30
定休日:日・月・祝日(例外もあり)

2017年5月24日 (水)

メルセデス・ベンツのオプションとしては格安!? Mercedes-Benz ×VAIO Zコラボモデル登場!

メルセデス・ベンツとVAIOのコラボモデルVAIO Zが、限定100台で発売される。

受注開始は今日(2017年5月24日)の11:00。すぐにオーダーした場合の、最速入手日は6月6日。

販売先はAmazon.co.jpのメルセデス・ベンツ日本公式オンラインストアのみ。

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ベースモデルはVAIO ZのCore i7モデルと、Core i5モデル。さらに、300SLモデルと、Vision Tokyoモデルがあり、計4種類。受注生産なので、オーダーがあってから、この4種類を作り分けるので、合計での生産量が100台という設定。VAIO Zをベースにさまざまな、専用の意匠が施されている。

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一番印象的なのは、外面にほどこされているレーザーエングレーブ。

当初はここにスリーポインテッドスターを入れる案もあったとのことだが、スリーポインテッドスターはトラックパッドに配して、むしろオーナーがいつも目にできる方向のデザインになったという。

クラシカルな300SLは、今も脈々と続くプレステージ性の高いクーペモデル。1954年に登場したガルウィングモデルの写真を刻印している。ガルウィングはこけおどしではなく、車体剛性を高めるために、サイドシルの高さを確保したため、それでも十分な昇降性を得るために開発されたものなのだそうだ。

この刻印は写真を元に、レーザー刻印で美しく見えるようにさまざまな部分を微調整して、図案化しているのだそうだ。特にヘッドライトやガラス面の写り込みには苦労したのだそう。また、Vision Tokyoモデルより刻印は浅くして、色味も穏やかにしているという。

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メルセデス・ベンツの伝統を象徴するのが、300SLだとすれば、革新性を象徴するのがVision Tokyo。このクルマは2015年の東京モーターショーで発表されたデザインスタディ。

洗練された都市型生活に活用される、優れたスペース効率、多目的性を有神、知能を持つコネクト機能を備え、自動運転にも対応した2030年以降の東京をイメージしたモデルとしてデザインされている。

メルセデス・ベンツが都市の名を冠したコンセプトモデルを作るなんて、非常に珍しいので、印象に残ってる人も多いのではないだろうか?

この未来的なモデルと、先進的なVAIOとの組み合わせもまた、非常によく似合う。

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このコラボモデルはVAIO社からの声かけがあって実現したのだそうだ。

安曇野で生産するから、クオリティの高い少量生産に対応可能ということで実現している。

販売されるのは日本のみということで、メルセデス・ベンツ日本において、同社のブランドを冠した商品として『メルセデス・ベンツ コレクション』として管理される製品だが、もちろんメルセデス・ベンツの公式製品。


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販売はメルセデス・ベンツのAmazon.co.jpのストアで行われるし、展示もメルセデス・ベンツ コネクション(東京・六本木、大阪に置かれるかどうかは不明。調整中)。もちろん、アフターサービスはVAIO側が行う。

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レーザー刻印の他にも特徴的な部分は数多い。

まず、起動させたときや、パソコンを開いてスリープから解除した時には専用のサウンドが鳴り響く(もちろん、オフにもできる)。

起動した時にはセルモーターがかかり、エンジンが始動する音が鳴る。スリープ解除時には、エンジンを吹かして走り出すサウンド。ギアをシフトアップしつつ、遠ざかっていく音が鳴る。

何のモデルかは非公開ということだが、300SLでも、(もちろん)Vision Tokyoの音でもないとのこと。かなり荒々しいサウンドで、レースチューンされたクラッシックカー風ではあるが、お話によるとそんなに古いクルマではないとのことだった。実際に聞いてみて、何の音なのか、思いを馳せてみるのも楽しいかもしれない。

キーボードのバックライトは、Vision Tokyoのデザインに合わせて専用のブルー。とっても未来を感じさせる。

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ディスプレイヒンジの右側には、小さく『Mercedes-Benz』とレーザー刻印されるし、ヒンジの裏側中央には誇り高きスリーポインテッドスターが刻印されている。

壁紙はどのモデルを買っても、300SL 2種類、Vision Tokyo 2種類が入っている。

トラックパッドのスリーポインテッドスターは、透明な基材の裏面から印刷されており、もちろん雲母の板の上に配されるので、たわむことはほぼない。スリーポインテッドスターの3つの尖った細い部分が欠けないように、職人が1個1個管理している部品なのだという。

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Core i7モデルは、i7-6567Uを搭載しており、メインメモリーは8GBのオンボード。3Gbpsを発揮する第3世代のプロSSDの256GBを搭載。Microsoft Officeは含まれず、OS はWindows 10 Home 64ビットが搭載され、28万5000円(税込)。

Core i5モデルは、i5-6267Uを搭載、メインメモリーは8GBのオンボード。第2世代のプロSSD 256GBを搭載。ソフトウェアに関してはi7モデルと同等で、25万円(税込)。

メルセデス・ベンツに乗ってらっしゃる方で、VAIO好きな方にはたまらない製品だ。クルマのオプションパーツと考えれば、レザーシートより、19インチホイールよりはるかに安いので、品切れにならないうちに買っておいた方がいいかもしれない(笑)

(村上タクタ)

2017年5月20日 (土)

手に馴染むDëffのチタン

ご存知のように、私、カジュアルなiPhoneケースとは別に、メタル削り出しのiPhoneケースも大好物であります。

で、お借りして参りましたDëff(ディーフ)のCLEAVE(クリーブ)シリーズの、チタンバンパー。



これが、なんというかたまりまへん!

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どこに書いたかはもう忘れてしまいましたが、iPhone 5の世代の時から、DëffのCLEAVEは愛用していたんですよね。iPhone 5は白いのを使ってましたが、それに赤いアルマイトのCLEAVEは似合っておりました。

CLEAVEの素晴らしいところは、曲線美であります。

ぺたんとフラットなiPhoneボディを、ボンキュッボンってな感じのナイスバディにしてくれます。しかも、デスクなど平らな所から持ち上げる時に、指がかかりやすくてピックアップしやすい。

さらに、ウェストが締まっているので、握った時に手に馴染む。

金属性なのに、非常に手に馴染みがいいというところが素敵なのだ。

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さらにっ! 最新のCLEAVEはネジの要らないQuickLockを使用。バネ内蔵のスイッチにしてカチッとハマって、取り外しは両型のボタンを押しながら引っ張ればすぐ外れる。

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ボタン類も、もともとこういう製品だったんじゃないかと思うぐらいカチカチと小気味よく動作する。

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しかもっ! 一般のモデルはアルミだが、このモデルはチタン! 軽い、カッコいい!

できることならチタンの青黒い地肌を出してくれればなお良かったのだが、PVD(物理蒸着)でコーティングしてある。どうも、品質管理的にコーティングすることになった模様。いやいやもったいない! 多少劣化しようともやっぱりチタンの地色がいいなぁ。バーナーで炙ったりして、青からの虹色の色が出たりしてもカッコいい。

Dëffさん、次はぜひ地肌のままで。

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なんといいますか、お値段はちょっと張りますが(iPhone 7用が2万円、7 Plus用が2万1999円)、非常にレアなチタンだと思えば、なんとか納得できる価格。チタンは硬いから、切削加工にも時間がかかるから、しょうがなさそう。

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お借りして、1カ月近く使っているが、使えば使うほど手に馴染んで、すっかりとお気に入りになっている。本体はどの色でも似合いそうだけど、やっぱりジェットブラックか、PRODUCT (RED)かな。

欲しいなぁ……。

詳しくはフリック!6月号Vol.68に記事が載っております。



(村上タクタ)

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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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