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2017年3月31日 (金)

新しいiPadを試用。3万円台で買えるのなら、これでいい。

デジタルデバイスは常に、最上位機種がいい……ということが多いのだけど、同容量のiPad Pro 9.7と較べて、2万4000〜5000円安いとなると、これでいいよなぁ……。

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(ちなみに、向かって左がiPad。右がiPad Pro。この角度の写真では区別はつきませんが)

と、思わされる新しいiPadであります。従来、iPad Air 2っていう商品があったところに、リプレイスされるのですが、iPadの初代からのスタンダードサイズである9.7インチの画面(もちろん、4倍のピクセルを持つRetinaですが)を持つ、普及版のiPadっていう位置づけです。

Wi-Fiモデルの、32GBが3万7800円、128GBが4万8800円、セルラー+Wi-Fiモデルの32GBが5万2800円、128GBが6万3800円とリーズナブルなのが特徴です。

同一画面サイズで、2万4000〜5000円高いiPad Proと何が違うのかが非常に気になるところですが、おおまかに言って、大半の人とってはこの普通の『iPad』で十分です。

唯一、絶対的な差異としては、ProはApple Pencilが使えるという点が挙げられます(接続して使うSmartKeyboardが接続できるのもProだけですが、これは一般的にはBluetoothキーボードで賄えるでしょう。金融機関などワイヤレスでキー入力を飛ばせないところには必要なアイテムですが)。

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(左が iPad Pro、右が新しいiPad)

Apple Pencilの書き心地は極上ですから、これを使いたいのなら、金に糸目をつけず、iPad Proを買うしかありません。逆にいえば、それ以外のほとんどの人は新しい『iPad』で十分なハズです。

一応、微妙な差異をチェックしてみましょう。

まず、Proはエッジ部分がダイヤモンドカットしてある。

微妙な違いですが、ダイヤモンドカットがないだけでやぼったく見える。

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厚みもちょっとだけある。Proが、6.1mmで、無印が7.5mm。1.4mm厚い。重さもWi-Fiモデルで437gと469g。32g違う。わずかな差のようだが持ってみると、新型のiPad Proにあったはずの洗練された感じは少し減って、ちゃんと重いように感じると。

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CPUはProはA9Xだけど、無印は6sなどで使われていたA9。

Proがアウトカメラは1200万画素、Live Photos、True Toneフラッシュ付き、インカメラ500万画素だけど、無印は800万画素、120万画素。

スピーカーはProが4スピーカー、無印が2スピーカー。

このあたりは、Proの方がゴージャスな装備だけど、なくて困るかというとそうでもない。

あと、無印iPadにはローズゴールドがない。iPadのローズゴールドはiPad Pro 9.7にしかない装備だ。

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Appleは、最近、教育関連やプログラム学習にすっごく力を入れている。

このリーズナブルな無印iPadは、学生さんたちに買ってもらうために、特別に安くしているのではないかと思う(ちなみに、学生・教職員価格で買うと、一番安いモデルは3万5800円となる)。

また別途書くが、『プログラミングを学びたいなら、まずiPadを買え!』と言いたくなるぐらいSwift Playgroundsとか『コードを学ぼう』の日本語版はよくできているので、そのための導入としてこのiPadが特別に安くなっているのではないかと思うのだ。

学生さんがiPadを買えば、最終的にiOS、Macユーザーは増える。そういう、息の長ーい戦略なのではないかと思う。もともと、Appleは教育分野では強かったハズだしね。


(村上タクタ)




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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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