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2017年2月

2017年2月24日 (金)

『iPhoneユーザーのためのMacBook超活用術』明日(2月25日)発売です!!

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昨年末から、準備を進めていた新刊『iPhoneユーザーのためのMacBook超活用術』明日(2月25日)発売です!! 



※ちなみに、電子版は3月3日配信予定。……今、データ作る作業に入ってます。

日本のスマホのうち、半分はiPhone。しかし、Macのシェアはせいぜいヒト桁。iPhoneを使ってるなら、Macを一緒に使った方が便利なのに……。そのことをお知らせしたくて作りました。

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iPhoneと同じように楽しく、気楽に使えるMacの魅力を丸ごと一冊使って解説しております。

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MacBookシリーズを実際に活用されている方にも取材うかがって、その魅力を教えていただいています。

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でも、今だと9万8800円(税別)のMacBook Airから、コンパクトなMacBook、超高性能なMacBook Proに、Thunderbolt 3世代になっていない前の型のMacBook Proまで、すごく選択肢が多い今のタイミング。

迷いなく選べるように、詳細なガイダンスを作っております。

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こうやって重ねてみると、すでにMacBook Air 13って、大きい方なんですよね。

でも、初めて買う方には、お値段も含めて、お勧め。

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スペックをキッチリ調べてみると、いろいろな違いが分かって面白いですよ。たとえば、どのモデルからBluetoothが4.0から4.2に変わったかとかご存知ですか? 内蔵バッテリーの容量とか、こうやってみると分かることもあります。

こういう一覧性って、紙ならではでありますよね。

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初めてMacを買う人向けのガイダンスも詳細に。

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本当の意味で使いこなすために大切な、Time Machineやアップルケアなどのワードについても解説しております。

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どうしても、ウインドウズを使いたい方のために、Parallels Desktop 12も解説してます。

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また、Thunderbolt 3について、詳細に理解しておきたいマニアの方にはこちらをどうぞ。

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特に、マニアの方にはこのページが必読。

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新しいMacBookやMacBook Proを使うには必須の、フォーカルのALMIGHTY DOCKシリーズを詳細に解説しております。超細かいところでいえば、どのUSB-Aポートに何アンペア流れているかとか、詳細に説明しております! これだけまとまった資料は他にはないはず! ぜひご覧下さい。



Amazonに今日頼めば、首都圏なら発売日に届くかな。

もちろん、全国の書店、コンビニ(といっても、コンビニは大都市の駅前とか雑誌の扱いが多いところだけだと思うけど)でも明日から購入できます。

MacBookシリーズユーザーの方、MacBookシリーズを買おうと思っている方、ぜひどうぞ!







2017年2月23日 (木)

アップル新社屋『Apple Park』として、4月から活用開始

故スティーブ・ジョブズの最後の創造物と言われる、アップルの新社屋が『Apple Park』として4月に入居準備が整い、1万2000人に及ぶ同社の社員が、半年かけての入居を開始するというアナウンスが発表された。建物と庭園の建設は夏まで継続する予定とのこと。



しばらく前まで、『Apple Campus 2』と呼ばれていたこの新社屋は、カリフォルニア州のシリコンバレーにあるクパチーノの旧社屋からほど近いところにある。

実は私も、2014年にシリコンバレーに取材に行った時に、聖地巡礼よろしく旧社屋の前に立ってみた。もちろん、招かれて行ったわけではなかったので、中には入れなかったが……。

こちらが旧社屋。クパチーノのインフィティループ1という住所地にある伝統ある建物だ。

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そして、新社屋はこのインフィニティループ1から、フリーウェイを越えて1kmほど隔てた場所に、完全に新しく造成される。

ちなみに、実はこの2014年にも私は見に行ってみたのだが、前の通りはこんな感じ。

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そして、入り口から見えた内部はこんな感じで、まだ何も始まっていなかった。

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故スティーブ・ジョブズがこの計画を発表したのは2011年6月。彼が亡くなる数カ月前だった。iPhoneでいえば、4の時代。4sが発表される少し前のことだ。

それから、6年。ついにこの新社屋が『Apple Parkとして』完成する。

全敷地面積は約175エーカーとのこと。換算すると、約71万1000平方km、坪にすると約21万5000坪。それでも分かり難ければ東京ドーム15個分。いくら換算しても見当がつかないほど広大な敷地だ。

本社の建物は直径500mほどもある巨大なリング状で4階建てになっており、すべてが巨大な湾曲ガラスで覆われている。

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『ワークスペースと庭園は、チームに刺激を与え、環境に有益なものになるように設計されています。私たちは世界でもっともエネルギー効率の良い建物のひとつを作り上げました。キャンパスは完全に再生エネルギーで稼働します』とティム・クックCEO。

庭園の敷地には従業員のために、2マイル(約3.2km)のウォーキングとランニングのコースがあり、リングの内側の庭園には果樹園、芝生、池があるという。

500万平方フィート(14万坪)のアスファルトとコンクリートの土地を、芝生や9000本以上の乾燥に強い木々に置き換えるとのこと。また屋上には17メガワットの太陽電池を備える。これは世界最大のオンサイト太陽発電施設になるとのこと。また、建物自体も自然の力を上手に生かすようにできており、太陽光を通すガラスパネルと、世界最大の自然換気のシステムにより、1年のうち9カ月は暖房や冷房を必要としない構造になっているという。

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『スティーブは、カリフォルニアの自然の景観によって刺激を受けインスパイアされていました。それは彼が考えをめぐらせるために好んだ環境でした。Apple Parkは彼の精神を驚くほどよく捉えています』とLaurene Powell Jobs氏は述べています。


もし、彼が生きていれば、この2月24日金曜日に62歳になったはずだ。

アップルは彼の記憶とアップル社と世界への影響力を讃えるために、シアターにスティーブ・ジョブズの名を冠するという。今年後半に完成するという1000人収容のシアターは、庭園の一番高いところに設けられ、庭園全体と本館を見下ろせる丘の上にあるという。シアターへの入り口は金属とカーボンファイバーを組み合わせた直径165フィート(約50m)、高さ20フィート(6m)のガラスシリンダーとなっている。

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このイラストの建物(?)がその入り口だとしたら、1000人を収容するというシアターは一体どこにあるのだろう? もしかしたら、この丘の中自体がシアターなのかもしれない。

社屋全体には外部の者は入れないが、このシアターは新製品の発表会などにも使われる模様。いつか取材に行く時が来るといいのだが……。

このシアター以外にも一般ユーザーが訪問できるApple Storeと、カフェも設けられるという。その他にもちろん従業員のオフィスと、セキュリティに守られた研究開発施設、フィットネスセンターなども設けられているという。

こんな環境で働けるアップルの社員のひとたちが本当にうらやましい。

(村上タクタ)


2017年2月21日 (火)

「再起動」したNuAns NEO[Reloaded]は、Andoroidを搭載し、おサイフケータイにも対応

スマホアクセサリーメーカーがトリニティ初のスマートフォンとして、2016年に発売されたNuAns NEO


上下のカバーをそれぞれ付け替えられる自由度の高さやWindows 10 Mobileを搭載していたことなど、大手メーカーの製品にはない、強い個性を持ったNuAns NEOの後継となるNuAns NEO[Reloaded]が登場する。

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Android 7を搭載するNuAns NEO[Reloaded]。サイズなどは前モデルとほぼ同様。TWOTONE(カバー)は前モデルのものをそのまま使うことができる。

あくまでもトリニティが『いい』と考える商品を具現化するコンセプトに変わりはないが、前モデル発売後に寄せられたニーズも取り入れられることで、NuAns NEO[Reloaded]はより多機能で完成度の高いモデルに仕上がっている。

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NuAns NEO[Reloaded]の開発について語るトリニティの星川哲視代表取締役。


その特徴は大きく次のとおりになる。


・Android 7 Nougatを搭載
Windows 10 MobileからAndroidに変更。Nexusシリーズと同様、メーカーによるカスタマイズなし

・3450mAhの大容量バッテリーを採用
NEO同様、バッテリーは大きめ。充電時間を短くするためQuick Charge 3.0に対応

・5.2インチフルHD液晶ディスプレイを採用
5インチから5.2インチに拡大。曲面ガラスでも割れにくいDragontrail Proを採用

・指紋認証センサー搭載

・おサイフケータイ対応

・docomo、au、Softbankの回線に対応(auのVoLTEにも対応)

・生活防水・防滴仕様


NuAns NEO[Reloaded]はSIMフリー端末だ。通信費が安いMVNOのSIMを利用するSIMフリー端末は、価格を抑えるために性能を抑えたモデルも多いが、NuAns NEO[Reloaded]は機能的にキャリアが提供するハイエンドモデルに匹敵する充実した仕上がりになっている。特に生活防水・防滴仕様、そしておサイフケータイへの対応はSIMフリー端末としては先駆けとなる。

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新モデルもデザインや機能性をユーザーがいつでも自由に選択、変更できる『COREコンセプト』を踏襲。天然の石を使ったカバーも追加され上下各26種類がラインナップ。フリップタイプのケースもある。

価格はコア(本体)が4万6111円(税別)。背面のカバーは1400〜1833円(1枚、税別)でフリップタイプのカバーは2750〜3680円(税別)となる。

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主要な販売先はAmazonやビックカメラ、ヤマダ電気、そしてY!mobileとなっている。現在、先行予約受付中で2017年5月より出荷が始まるとのことだ。

2017年2月15日 (水)

Acronis True Image 2017 New Generation新製品発表会レポート

Acronis True Image 2017 New Generationの新製品発表会に行ってまいりました。

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Acronis True Image 2017 New Generationはバックアップを取るだけでなく、ランサムウェアに対する対策が盛り込まれています。

ランサムウェアというのは、その名の通り「ランサム=人質」を取るタイプのマルウェア。感染すると、自分のデータを見られなくなってしまい、データを復元するために身代金を支払うことを要求されるというタイプのもの。

新しい製品の価格は以下の通り。

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ミラーレスと一眼レフのエントリーモデルを拡充。キヤノン M6、9000D、Kiss X9i発表

fgキヤノンさんの発表会に来ています。
M6、9000D、Kiss X9i発表です。

もうM6なんですね……早い……。

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そして、コンパクトなミラーレスとしてのM6、一眼レフスタイルの9000D、Kiss X9iとなるみたいです。どっちかっていうとオートで撮るKiss X9iと、若干マニュアル操作設定のやりやすい9000Dという棲み分けのようです。



M6っていう名前がちょっとややこしい気もしますねぇ。


M3 Mark IIかな、いや、M5のEVFなし版というのが実際のようなのだけれど。


【更新終了】

2017年2月10日 (金)

ツヤツヤ、プリンなAndMeshの斬新なiPhone 7用ケース

iPhone 7ジェットブラックのツヤツヤな色を活かしながら、ちゃんとiPhoneを守って、やわらかなシックリ来る持ち心地で、かつベト付かずさらりとした触り心地のiPhoneケースが、この他にあったら、僕の前に持ってきて欲しい。

それは、多くの人の希望だと思うのだけど、僕が知る限り、その条件をこれだけ高度に満たしているiPhoneケースは、このAndMeshのPlain Caseの他にない。価格は2700円(税込・発売記念セール価格1890円……2月12日まで)。

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昔のApple Pro Mouseのような、透明感とツヤっぽさ。クリアな感じ。黒の美しさ。当たり前のようでいて、この質感を実現するのが極めて難しいことは、他に同等の触感、クオリティの製品がないことからも分かる。

独自開発のエラストマーを原料から調達し、それを思い通りに成形できるのは、高い金型成型技術があるからだと思われる。全行程を日本国内で行っているのだそうだ。

柔らかいエラストマーという素材を、ここまでツヤツヤに歪みなく成形できるのは、成形後の引けや、微細な各部のコントロールを完全に行える技術がると同時に、おそらく何度も試作して、やり直す手間を惜しまない努力というか、厳しさがあるからだと思う。

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ジェットブラックにそのままクリアの特に軟質のiPhoneケースを使うと、ペタリと張り付いてしまって、ブサイクな模様ができてしまうことを経験した人も多いと思う。このiPhoneケースは微細なドットを設けることで張り付きを防いでいる(一番上の写真にはドットは写っているが、肉眼では基本的に見えないサイズ)。

この張り付き防止加工を側面にまで行なえているのは、AndMeshだけということなので、おそらく金型の分割などに、僕らの知らない工夫が行われているのだと思う。

Img_1238_flick_ao すでに数日間使ってみたが、すぐにキズだらけ、ホコリだらけになるようなものではない。丈夫そう。指紋は付くが、それは拭けばいい。

iPhoneを守ったまま、7 ジェットブラックの美しさを満喫できる貴重なiPhoneケースだ。



先行発売は、クリアとクリアブラック。ツヤとしたクリアか、もう少し柔らかいグラデーションを生むクリアブラックか、これは迷うところ。



Cursor__20170206_andmesh_plaincase_ 今後、クリアライムイエロー、クリアネイビー、クリアオリーブ、クリアピンクも発売されるという。

こちらは、ブラックのiPhoneに使うとどういう感じになるのか、ちょっと分からないが、シルバーを持っていれば、着せ替えが楽しいだろう。また、ゴールドやローズゴールドの人は、重ね方によって、不思議な質感を楽しむことができそうだ。ローズゴールドにクリアオリーブやクリアネイビーは色が濁りそうな気もするが、それもまた面白いかもしれない。

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例によって、パッケージもポップかつスタイリッシュでお洒落。

4種目のオールマイティドック CM2登場!! 今度はHDMI付き

怒濤の勢いで、リリースが続くTUNEWAREのオールマイティドック(TUNEWARE ALMIGHTY DOCK)シリーズー、第4弾はCM2という名前で登場。

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こんどのポイントは『コンパクトなのにHDMIが繋げる』こと。

HDMI接続の外付けモニターを使っている人や、出先でモニターに繋げてのプレゼンの多い人にお勧めだ。

ポートは給電用のUSB-Cと、USB-A×2、それに加えてHDMIというワケだ。

お値段は5980円(税込)で、いまなら発売記念価格で5280円(税込)

ちなみに、CM1はこういう感じ。こちらはSDとmicro SDが読めて4980円(税込)

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どっちを選ぶか迷うような人はC1を買えばいいわけですが、SDは読まないとか、HDMIは要らないっていう人に、それぞれの選択肢があるというのはていねい。

これで、シリーズは4種類。

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あなたはどれを選びますか?

2017年2月 9日 (木)

フリック!3月号Vol.65、今夜0時発売!!!

今夜0時配信、フリック!3月号Vol.65の特集は『iPhone発表10周年——歴代全モデルをチェック!』です。

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なんと、あのスティーブ・ジョブズの基調講演を感激してから10年が経ってしまったわけです。

最初は、『こんなデカイ電話使わない!』『フリーズする電話なんて』『ボタンがないと使い難い』『動作が遅い』『防水じゃない』『ワンセグが見られない』『お財布ケータイ』が使えない……とさんざんな言われようだったことを覚えている人はどのぐらいいるのでしょうか?

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こうやって、全世代のiPhoneを並べてみると、その進化とともに、驚くほどの変わらなさに気付くことができます。

そう、全画面のタッチパネル、ホームボタン、Wi-Fi、Bluetooth……などの構成はほとんど変わってないんです。それだけ、最初のコンセプトがちゃんとできていたということでしょうねぇ。

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全モデル、どこからどんな機能が追加されたかとか、細かく検証するとともに、4s以降のモデルの分解写真を検証、内部構造的にどう進化してきたかも確認しています。

といういわけで、iPhoneマニア必携の一冊です。

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第2特集は弓月ひろみさんによるラスベガスの最新テクノロジーイベントCESレポート。その他、新製品は、LG 5K、cheeroの新製品群、VAIO Z、エプソンの新型プリンター、ZenFone 3、ALMIGHTY DOCK TB1、AndMeshのケースなど今月も盛りだくさんであります。

深夜0時を目処に配信されますので(実態は配信元さんによって遅い所も早い所もあるけど)お楽しみに!

「シロウトが客観的に見てどうだったか?」Yahoo! HACKDAY 2017開催!(完結編) #hackdayjp

前編中編-1中編-2Yahoo! HACKDAY 2017サイト

HACKDAYに取材にお邪魔するのも、3回目ということで、エンジニアさんのことは全然知らない私も、だいぶ様子が判ってきました。元々はYahoo!さんの社内イベントで、有志の人がやってらっしゃったということで、今年で10年目になるそうです。日本でやっているハッカソンとしては、かなり歴史が長くて、予算規模も大きいイベントなのではないでしょうか?

開発時間が24時間あって、発表が90秒ということでありますが、このイベントぐらいになると、たぶん参加している方は普段からテーマを考えて準備をしてらっしゃるのではないでしょうか? 

拝見していると、実際の電子工作、プログラミングの技術力の高さが必要とされるのはもちろんなんですが、『90秒のエンターテイメント』として、いかに完成されているかということが大きなポイントになるように思います。いいアイデア、優れた技術でも、完成させて、上手にプレゼンしないと意味がないってことです。

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プレゼンのグラフィックの上手さ、テーマ、ストーリーをいかに上手に伝えられるか、実演があるなら、それをいかにトラブルなく運営するか? というのも大きなポイントになっているように思います。ロゴやグラフィックが上手かったり、話をする人が声が通る、しっかり内容を伝えられる人だっていうのもとっても大事になっている気がします。

ユニークなものなのに、ボソボソと話してる、何がキモなのか伝わりにくい、プレゼンがトラブル(たぶん、会場のWi-Fiの混雑ぶりや、明るさなどの特殊条件もあるんだと思う。プロジェクターで写してるのがスポットライトが明るくて見えないというのもある)。あと、書画カメラで写してるのが小さくて見えないとか、画角からハミ出てるとか。あと、工作物が小さくて会場からは見えてないとか、机のエッジに隠れているとか。

つまり、プレゼン全体の構成を指揮できるプロデューサーと、絵や写真や動画を操れる人、プロっぽいナレーションのできる女性(注目を浴びるし、会場での声の通りが全然いい)がいると、かなり戦闘力は上がるのではないかと。もちろん、中心は『開発』なので、開発したいこと、できることを中心に据えずに、プロデューサー的な人が突っ走ってもしょうがないのですが。

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そこへ来て、開発されてる中身がないと『プレゼンだけ上手』とか言われてしまうワケでしょうけど、とにかくこの発表で損している方が多いのは明らか。

中身の開発は、大別して『電子工作派』『アプリ派』『ウェブサービス派』とそれらの複合タイプだと思いますし、その内容の難易度を語れる知識はないので、そこはパス。

一昨年、私が初めて来た頃には、アルデュイノやラズベリーパイを使った電子工作が花盛りだったような気がします。もちろん、今でもそういう作品はたくさんあるのですが、今や、それも普通に使いこなされている気がします。Yahoo!社内で行われていた10年前にはどんなものが作られていたんでしょうね?

今年、特徴的だったのは画像解析などをはじめとしたデータ解析に人工知能(深層学習?)のを使ったものがちらほらあったこと。もちろん、24時間で人工知能を開発するわけにはいかないでしょうし、深層学習させている場合でもないでしょうから、そのAPIを使うということなんでしょうけれども。これによって、画像認識とか、あいまいな概念の取り扱いなどがずいぶん取り込めるようになっている気がしました。

それにしても、発表の時点で動作しなかったり、スライドが動かなくてパニクったりというようなプレゼンは、この3年でも大きく減った気がします。みなさん、ちゃんと動作させプレゼンされるつわものぞろいって感じです。

非エンジニアな私なもので、毎回わからないなりに拝見していますが、3年も見てると、いろいろ感じるものはあるなぁ……と思ったわけです。

あ、あと取材側としては、hack IDとチーム名と、作品名しか資料がないので、チーム名や作品名は駄洒落とかにするより、極力情報を盛り込んだ方がいいと思います。たとえば、あ、あの傘を使ったデバイス面白かったな……と思っても、チーム名や作品名から推測できないと、取材にアプローチすることもできません。Yahoo!さんから出る事前のこのあたりの情報量がもうちょっと多いと助かりはしますが、まぁ24時間でそれを作る……わけですから、それを情報として出すのは難しいものがありますよね。

ともあれ、来年も楽しみにしています。

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そうそう、まだ終わってないのでした。

HAPPY HACKING賞というのが以下の要領で決まります。これから1ヶ月間が投票期間です。あなたも投票に参加したり、動画再生数に寄与したりできます。

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ぜひ、あなたもこちらからこのイベントに参加してみて下さい。





2017年2月 7日 (火)

「ハッカソンが進化してる!」Yahoo! HACKDAY 2017開催!(中編-2) #hackdayjp

さて、前編中編-1に続いて、Yahoo! HACKDAY 2017のレポートです。長いわ! 締切明けでいろいろ辛いですが、頑張りましょう。なんとか表彰式まで書きたいなぁ……。

さて、続いては #6 抽象的電子工作のtabe/g(たべぐらむ)。

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女性が2人もいて華やかです。こちらのサービスは、お皿を載せると、カロリーを計測して記録してくれるというもの。コースターに重量センサーが内蔵されてます。ただし、食材は最初にチョイスしないといけないということで、そこんところはちょっと残念な感じ。

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ご飯を我慢しても、他のものを食べちゃいますからね。

計測データはWi-Fi経由でAWSに飛ばされ、そこからmyThingsを経由して各種サービスに保存するという方式。

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#68 SEXY養老院というなんともいえない名前のチームの作品は、チーム名の割に『恋活キャップ』という素敵なサービス。

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あらかじめ、生年月日や、趣味などを登録しておくと、相性のいい人が近くに来ると、光って、メッセージを出して教えてくれます。

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デモが男性同士……というか、平たく言うとオジサン同士だったので、華やかさに欠けましたが……いまどき、他人の恋愛対象の性別をとやかく言うものではないので、そのあたりはスルーする方向で……。

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#29 Scrambleの『自宅警備彼氏』はバーチャルな彼氏。

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屋内においては、イケメンの彼氏が壁に投影される。

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外出する時は、『行ってきます』と言って警備モードにすると、室内の状況が撮影できる他、カーテンに男性がいるような影を映し出して、不在時に人が侵入することがないようにできる。

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次なるは、#7 Lens の『仮面ライト』。

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今どき、アプリでかわいい動物の鼻を付けたり、ほっぺの赤味を付けたりと、かわいく写真が撮れる。しかし、それは写真の中だけで、現実のあなたがかわいくなるワケではない……。

というわけで、現実の顔にアプリのような絵をマッピングするデバイス。

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単に、絵柄を投影しているだけではなく、Kinectで位置をセンシングし、unityを使ってちゃんと立体的に捉えて、動いても顔の位置にちゃんとプロジェクションされるようになっています。

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さて、ここからは表彰されたハックからいくつかをご紹介しよう。

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優秀賞に選ばれたチームの中から、#10 むっちりの『いらすとか』を。

これはオートマチックにフリー素材『いらすとや』からイラストを探してきてくれるサービス。

文章を解析し、相当するイラストを自動的に探す。

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実際にやってみた例がこちら、『Googleが検索アルゴリズムを改善した』というBuzzFeed Japanの原稿を入力すると、こういうイラストが提案される。

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実は、このサービス、ドメインまで取って、ちゃんと稼働している。試してみると、ビミョーな組み合わせが出てくるのは確かだが、今後チューニングが進めば、もっと便利になるかもしれない。なにより、24時間で実際に動くサービスを提供されていることに驚いた。

ぜひ、実際に使って、イラストを探してみて下さい。
http://いらすとか.tech


稼働するといえば、Fun賞に輝いた #21 Team OBCNのRecipe mixerも、一応稼働するハズのサービスのハズです(私がやってみたら、うまくいかなかったけど……)。

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↓このQRコードを撮影しても使えるはずです。これはLINE botを使ってレシピをミックスするサービス。

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たとえば、ガイダンスにしたがって、主菜、副菜、スープなどを選ぶと、レシピ全体をミックスして再構築。効率よく、料理できて、しかも熱を通す工程はなるべく後に回すなどして、効率よく料理を作れるようにしてくれる。

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これも実際に使えたら、便利そうなサービスだ。

技術的に評価が高かったのが、 #11 UinProductsの『Magic Window』.

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Macの画面の向こう側に、LEAP MOTIONを起き、それで手の動きを感知して、画面上で手で操作しているように描画する。たとえば、唐揚を積み上げるゲームが稼働していたが、粘度をこねたりといろんなことができる模様。

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Macと、LEAP MOTIONというすでにあるものを使って、非常にユニークな結果を得たプロダクトだ。

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事実上の準優勝であるHack賞を獲得したのは、#32 genpeiの『HACKFON』。

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なんと、レガシーな電話をハックするというプロダクト。

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旧来のアナログ電話のインターフェイスを使って、インターネット上のサービスを利用しようというもの。

アナログ電話のボタンを押すことによって、hueの明かりをつけたり、Amazon dashを使って商品を購入したり、tweetしたり、myThingsと連携させて、いろいろなサービスをさらに繋いだりできるとのこと。

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ちなみにこちらも割と本気で、すでに『http://hackfon.com』のドメインも取得したという。

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そして、最優秀賞を獲得したら、その実績をひっさげてKickStarterで商品化をめざすとのことした。Hack賞だった場合はどうなるんでしょう?

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さて、やっと最後、最優秀賞までたどり着きました。

実際、90秒のプレゼンですが、切り替えの60秒を合わせて150秒。85チームもあると……ぶっ続けでも3時間32分30秒。審査も、見ている方も、もちろん運営の方々も大変であります。

栄えあるその頂点に立ったのが、 #39 アルカナラボの『まよいの墓』。

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まず、レゴブロックで迷路作ります。その迷路を写真に撮って読み込むと、仮想空間上に3Dの迷路が生成されます。

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その迷路の中をOculus Riftを付けて探検するというゲームです。プレイヤー以外のマスター側は、途中で迷路の壁の位置を変えたりして、惑わすこともできます。

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実際に動いていたし、完成度の高いゲームでした。中に出てくるオバケもかわいかったし。

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プレゼンのタイミング上、レゴブロックの迷路も、出てくるオバケも撮り損なったのですが、ぜひプレゼンの動画を見てみて下さい。

これに限らず、プレゼン全編の動画はこちらで見られます。ニコ動はこちらYou Tubeはこちら。ぜひどうぞ。

というわけで、みなさんを紹介しおわって、やっと総括が近づいてまいりました……が、疲れ果てたので、また明日。

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    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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