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2016年12月19日 (月)

『耳に入れっぱなしに!』Appleの完全ワイヤレスイヤホン『AirPods』が来た!

とっても品薄な新製品『AirPods』

9月7日にサンフランシスコのスペシャルイベントで発表され、12月23日にウェブのApple Storeに登場した『AirPods』(価格1万6800円)が今日から届き始める。

非常に品薄とのことで、12月13日の夜の23時頃に登場した当初に買った人は『19日にお届け』だったのだが、14日2時頃には、それより遅くなりはじめ、朝の6時頃にはもう『4週後にお届け』になってしまい、今や『4週後にお届け』になった。

ウェブのストアがその状態だから、店頭にはほとんど並ばないと思われるが、一応20日に店頭でわずかながら売られるという情報もある。また、ウェブで購入した商品が届く日……と考えると19日かもしれない。いずれにせよ、販売されるのは非常にわずかだと思われる。

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ともあれ、開封&試用レポートをお届けしよう。

実際に、日常に使ってみて思うのは、そのシームレスな使い勝手の良さだ。耳に入れる、(最初に設定さえしてあれば)iPhoneで再生をタップする……それだけで音楽が始まる。聞き終わった時に至っては何の操作も必要ない。耳から外すだけで音楽の再生は止まる。

もつれたケーブルをほどいて、プラグを差し込んだり、Bluetoothのペアリングを選択したり……という手間は何もない。この使い勝手が、AirPodsの最大の特徴だ。

初期設定は……ケースを開くだけ?

さて、まずは届いたAirPodsを見てみよう。

ケースは10cm四方のアップル製品でおなじみのクオリティの高い箱。AirPodsの写真の部分がエンボス状に盛り上がっているのが新鮮だ。

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箱を開けると取り扱い説明書の入ったスリーブがあり、それをどけるとケースに入ったAirPodsが現れる。ちなみにAirPods単体では5時間、ケースに組み込まれているバッテリーを合わせると24時間聞くことができるという。紛失防止を兼ねて、耳から外したら、常にケースに入れるようにするといいだろう。

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ちなみに、本体の下には充電用のUSBーLightningケーブルが入ってる。せっかちな人は箱ごと捨ててしまいそうなので、ご注意を。

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AirPodsは自分のiPhoneの近くでケースを開くと、画面にダイアログが出て『接続』をタップするとペアリングが完了する。

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それだけだ、簡単過ぎるぐらい簡単。

Bluetoothの設定を開くと、多少の設定はできるようになっている。

操作としてできるのは、ダブルタップだけなのだが、そのダブルタップを『Siri』か、『再生/一時停止』に割り当てることができる。

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ペアリングが成立した以降は、iPhoneの近くでケースのフタを開くと左右それぞれのイヤフォンとケースのバッテリー残量を確認することができる。

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基本的にはこの設定は同じiCloudアカウントを持つデバイスで共有されるが(ただし、iOS 10、WatchOS 3、macOS Sierra以上が必要)それぞれのデバイスのBluetoothからAirPodsの『接続』を選ぶと接続を切り替えることができる。今繋がっているデバイスの接続を切り離なすためには、ケースに入れて、背面のボタンを押す。

ヘッドフォンに関するあらゆる手間を過去のものにしたAirPods

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冒頭にも書いたように、AirPodsの特徴はその独創的な左右独立型のデザインもさることながら、耳に入れるだけで音楽を聴く準備完了になり、耳から外すだけで音楽の再生は止まるというシンプルな使い勝手。

もつれたケーブルをほどくとか、プラグを差し込むとか、Bluetoothのペアリングを選択する……という手間は何もない。ケーブルが何かに引っ掛かるということもない。AirPodsはあらゆるヘッドフォンにに関する手間を省略してくれるのだ。

実際に使い始めてみると、耳に入れっぱなしにするのが一番便利だという気がしてくる。音楽を聴いて、電話をして、ダブルタップしてSiriを呼び出して「明日の9時から、山田さんとミーティング」と予定を入れて、また音楽に戻る……。インイヤータイプのヘッドフォンほど外の音を遮へいしないから、耳に入れっぱなしでもさほど不自由はない。

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唯一不自由があるとしたら、従来の付属ヘッドフォンであるEarPodsにあったようなリモコンがないことだろう。

iPhoneをポケットに入れたまま、次の曲に送ったり、ボリュームを上げたり、下げたりするためには、基本的にはAirPodsをダブルタップしてSiriに「次の曲」「ボリュームを上げて」などと言うことになる。日本の電車の中ではちょっとこの方法が憚られる……というのなら、Apple Watchを使うという手がある。

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iPhoneで音楽を聴いている状態なら、Apple WatchのiTunesは自動的に連携しているから、デジタルクラウンを使ってボリュームをコントロールしたり、画面をタップして次の曲に送ったり、前の曲に戻したりできる。

iPhoneと、AirPods、Apple Watchが知らない間に連携していて、何やら不思議な感じもするが、慣れればこれが一番便利。Macから、iPad、iPhone、AirPods、Apple Watchと、周囲のデバイスが自動的に連携してくれる便利さは、Apple製品の真骨頂だといえるだろう。





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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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