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2016年10月

2016年10月30日 (日)

New MacBook Proは想像以上に薄かった

取材用機材がなく、日本にはApple Store表参道に存在する、15Touch Bar/13Touch Bar/13ファンクションキー各一台しか存在しないということで、撮影に行ってきました(許可もらってます)。

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15インチ、美しいなぁ……。今度は13インチを予約してるんだけど、気持ちが揺らぐぐらい、15インチは薄くて、美しかった。

13インチもいいけど、展示品を見た限りでは15インチ良かった。

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Touch Bar、きれい。ここがタッチパネルになってるなんて、やっぱり楽しい。便利かどうかは使ってみないと分からないけど。

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Touch Barは案外ツヤ消し。Touch IDのあたりはツヤツヤ。

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13インチノファンクションキーモデルは展示品があった。持ってみたけどかなり軽い。前のMacBook Airぐらいの感じ。持ちやすさは一部が薄いMacBook Airに分があると思うけど。

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MacBook(12インチ)との比較。なるほど、13インチ、小さい。

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うーん、今回13インチにしたのは正解だったか? それとも15インチでも、軽くてよかったのか? 手にするまでは分からない。

複数のApple Watchを使う時の、Suicaに関する注意点

Apple Watchは基本、iPhoneと連動して動作するので、何台でも平行して使いつつ、常に使用するモノをペアリングすることができます。

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自動切り替えをONにしておけば、装着して腕を上げたものとペアリングする……という風にもできます。つまり、ほとんど意識せずに使い分けれるワケです。

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ただし、唯一の例外がSuicaです。

Suicaは、その金額などのデータがサーバー上に存在するわけではなく、端末なりカードなりが記憶しているワケですから、複数の端末に存在するワケにはいかないのです。

というわけで、複数のApple Watchを使い分ける時には、Suicaを一度iPhone側に吸い出して、新しいApple Watchに登録する必要があります。

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iPhone上のApple Watchアプリで使用をやめる方のApple Watchを選択し、『カードを転送』を選び、iPhoneに戻します。そして、通常の使用時と同じようにApple Watchに転送します。


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シームレスに複数のApple Watchを使い分けられるような設計になっているのに、この部分だけ手間がかかるようになっていることからも、いかにアップルが本来の主張を曲げてまでSuicaに対応したかということが分かります。

iDやQUICPayで使うクレジットカードは、複数のApple Watchに登録できるので、Suicaだけが面倒なことになります。複数のApple Watchを使い分ける人は、複数のSuicaを登録して、それぞれのApple Watchで使い分けた方が便利かもしれません。

 

Apple Watch Nike Plusが来た! ペアリングしたら細かいところが専用だった

発表時にサンフランシスコで見て気に入って、すぐにオーダーしていたApple Watch Nike Plusがやっと届きました。

到着は28日のハズでしたが、宅急便を受け取りそこなって、29日になってやっとget。ちょっと出遅れました(笑)

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普通のアルミのApple Watch Serise 2は白い箱ですが、Nike Plusは黒い箱なのですね。

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パッケージの中身はこんな感じ。マニュアルなどの印刷物もちゃんと専用のカラーで印刷されているのが嬉しいですね。バンドは本体にはM/L用が付いていて、予備としてS/M用が入っています。

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本体の下には、電源と充電ケーブルが入っています。

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そういえば、裏側はレポートしたことがないかもしれません。裏側はこんな色です。本体の裏の刻印にもちゃんとNikeのマークが入っていて、専用品であることが分かります。ベルトにもApple Watch Nike Plusと入っています。

デジタルクラウンとサイドボタンを押すと電源が入ります。

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言語を選んだり、国を選んだりします。ちゃんとデフォルトで日本語が優先されて出てきます。日本にはいってくるのはそうなるようにしてあるんですかね?

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例の3次元バーコードみたいなのが出てくるので、iPhoneのApple Watchアプリを立ち上げてペアリングします。

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これを画像として認識することで、ペアリングできるのです。操作は簡単。

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ペアリングすると、マークが表示されます。ここもちゃんと蛍光グリーンになっていて、専用品であることを主張してくれます。

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どこバックアップから復元するか聞かれます。私は個人所有の去年のモデルと、Apple Payのレポートのために借りていた、ゴールドのApple Watch Serise 2の2台が認識されます。最新の情報が入っているのはゴールドの方なので、それから復元します。

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2〜3設定がをします。

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Nikeの専用ランニングアプリが用意されているようです。

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複数のApple Watchを所有している場合、iPhoneのApple Watchアプリから自由に切り替えながら使えます。毎日ジャケットを着替えるように、違うApple Watchを使うことができるのです。

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(といってもゴールドのApple Watch Serise 2は記事用の広報機材なので近々返却してしまいますし、ステンレスの去年モデルは動作も重いし、Apple Payも使えないので、それほど使わないと思いますが……)

装着して腕を上げたらそのApple Watchに切り替えるという「自動切替」の仕組みもあります。

ただ、唯一自動で切り替わらないのが『Suica』なのです。これはどこか一カ所にしか存在できないので、手動でiPhoneに戻して、Apple Watchに書き換える必要があります。これについては、また別にレポートします。

さて、これでひとまず準備完了!

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派手でいいですね! 

でも、ちょっと落ち着いた感じで行きたい時は、バンドと文字盤を変えればこんな風にも使えます。

ウーブンナイロンとシンプル。

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ミラネーゼループとクロノグラフ。

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うーん。しばらくは、Nike Plusの専用のバンドかな(笑)


2016年10月28日 (金)

変わりダネ端末YOGA BOOK【YOGA BOOK 01】

普段、アップル製品を中心にレポートしているが、昨今のアップル製品はMacBook Proにしろ、iPadにしろ、大きなフォームファクターの変更はない。

それはそれで安定感があっていいのだが、たまには挑戦的な端末に触ってみようよということで、LenovoのYOGA BOOKをお借りした(ちなみに広報機材はお借りしてるが、別にタイアップなどではない普通のレポートです)。お絵書き好きとしては、このパソコンにもなるし、タブレットにもなるカタチは結構興味深いのだ。

ちなみに、YOGA BOOKにはWindows版とAndroid版があり、Android版のWi-Fiモデルが3万9800円(+税)、LTEモデルが4万4800円(+税)、Windows版の方が少し高くてWi-Fiモデルが5万2800円(+税)、LTEモデルが5万9800円(+税)。

今回お借りしたのはWindows版のLTEモデルだ。


箱はこんな感じ。スッキリしたきれいな箱で、Productivity On-the-Goというキャッチフレーズが書かれた帯がかかっている。

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箱を開けると端末とご対面!(実際には透明フィルムがかかってますがテカって撮れないので外して撮りました)

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その下には専用のノートが入っていて、そのまた下にはペンなどの付属品が入ってます。とってもきれいなパッケージングです。

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端末以外の内容物はこんな感じ。ノート、micro USB経由の充電器、専用のペン、SIMピン、簡単な説明書……といったところです。

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専用のノートとペンについてはまた詳しくレポートしますがこんな感じ。

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そして、本体がこれ。思ったよりずっと薄くて軽い。

約690gということなので、初代iPadぐらいの重さ感なのだが、画面が表に出てないせいか、もっと軽く感じる。MacBookの12インチの2/3ぐらいだが、まぁそんな感じ。

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パカッと開くと、新品の時にはこんなフィルムが貼ってある。

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はがすとこんな感じ。まだ電源入れてないと黒い板。下側な全面タッチパネルであると同時にキーボードにもなるのだが、うっすらとキーボードが見えている。

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この360度グルっと回るジョイントがユニークな構造。任意の場所で止められるという優れモノ。ステンレスっぽい素材で、ギザギザなので、バッグに入れた時などに他のデバイスを傷つけないかちょっと心配。

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グルりんと、回すと、画面を表に出してタブレットのようにすることもできる。重さ的にもタブレット並みなので、タブレットとしても使えそうなサイズ感。

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というわけで、電源入れてのレポートはまた後日。

(村上タクタ)



Macノート25年、4年ぶりの完全新作MacBook Pro【5分で分かる】

AppleのMacBook Pro発表イベントがありました。

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最初のPowerBook 100('91年)から数えて25年。Macのノートは、常にパーソナルコンピュータの最前線を切り開いてきた。2005年にIntel CPUのMacBookに切り替わってから11年。前モデルのMacBook Pro Retina 15inchが登場して4年。

完全に新しいMacBook Proの15インチと13インチが発表された。

プロ用のノートが更新されるのは久しぶりなので、待ち焦がれていた人は多いだろう。

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筐体は完全に新設計となり、13インチは厚みが18mm→14.9mmに。15inchは18mm→15.5mmに。それぞれ薄くなっている。

重さは13インチが1.58kg→1.37kg、15インチが2.04kg→1.83kgに、それぞれ軽くなっている。

ディスプレイはiPhone 7、iPad Pro 9.7などと同様にP3色域に対応したTrue Toneディスプレイ。キーボードは第2世代のバタフライキーボードに2倍広いトラックパッド。


そして、ポートはすべてThunderbolt 3に。13インチにも15インチにも左右に2つづつ4ポートが設けられる。

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Thunderbolt 3はUSB-Cと上位互換性があり、なおかつThunderbolt 2の2倍の転送速度を誇るポート。電源、Thunderbolt、USB、Display Port、HDMI、VGAなどの役割をすべて果たす。現状はアダプターを介してこれらと接続せねばならないが。

本モデルの最大の特徴は、ファンクションキーの代わりに設けられる、タッチパネルとして表示を変え、役割を変えるTouch Barという機構。

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使っているアプリや状態によって、さまざまに機能を変えてくれる。また、一番右側の部分はiPhoneなどに使われているTouch IDになっており、ログイン時や決済時に指紋認証を行うことができる。

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なお、今回はTouch Barなしモデルも用意される。これは事実上MacBook AirのRetinaモデルのような存在といえるだろう。

ラインナップ上はMacBook Air 11inchはディスコンとなり、13インチは一応、一番安価なモデル(9万8800円〜・以下、価格はすべて税別)として、ラインナップに残っているが、いつまで販売されるかは分からない。

MacBook 12インチが12万8800円〜、MacBook Pro 13インチTouch Barなしが14万8800円〜、Touch Barありが17万8800円〜、15インチが23万8800円〜という並びになった。これで、ラインナップはかなり分かりやすくなった。

(一応、ストアには今のところ前述のようにAirの13インチと、旧Proの13、15インチも残っている。)

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とはいえ、CPUと、メモリー、SSD容量(15インチには2TBが用意された)の選択によって、同じモデルとはいえかなり価格に差が生じる。15インチでSSDまでフル装備にすれば42万8800円と穏やかではない価格になる。

久しぶりのフルモデルチェンジになるので、購入する人は多いと思うが、コンフィグはなかなか悩ましいことになるだろう。

あと、細かいポイントを箇条書きで
・SDカードスロットがなくなった
・Thunderbolt 3との変換コネクターか多数必要なのでかなり費用がかかる
・Thunderbolt 3は電源供給も可能
・キーボードはMacBookの流れを汲むバタフライ構造なので、感触が気になる

詳しくはこちら(http://www.apple.com/jp/macbook-pro/)から。








新型MacBook Pro登場!! 速報レポート #AppleEvent

さて! 待ちに待ったMacBook Proの新型が登場するとウワサされるApple Eventが2時から始まります!

メッセージはHello Again! これだけ取るとiMacの発表に思えます。何か、革新的な製品が登場するのではないかと楽しみですね!

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Apple.comの中継を見ながら、楽しみましょう!

以上。 最後は割りとあっさり目に終了でした(笑)

2016年10月26日 (水)

Apple Pay体験24時間と、アップル社VPに聞いた話 

Suica対応で、日本は一気にApple Pay先進国に

Apple Payが日本に上陸して24時間が経った。

私も、使えるようになってすぐにSuicaとクレジットカードをiPhone 7に登録し、せっせと使っている。

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TSUTAYA TOKYO ROPPONGI店にて。撮影許可を得て撮影しています。)

アップルのApple Pay担当VPのジェニファー・ベイリーさんによると
「日本は世界で12番目のアップルペイが使えるようになったマーケットです。」
とのこと。

アップルがアメリカでApple Payをスタートさせたのは2014年の秋のことだから、日本へは2年遅れての導入となる。しかし、多くの事業者と契約を結んでいかなければならないインフラに近いシステムだけに、時間がかかったのもやむを得ない側面がある。とにもかくにも、日本で使えるようになったことを喜びたい。

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「世界では1週間ごとに100万人の人がApple Payを使い始めています。Apple Payは日常生活を大きく変える技術です。このApple Payを日本に導入するにあたって、アップルは日本で使われているNFCタイプFを組み込みました。 NFCタイプFを利用するFeliCaは、1日に1億6000万件も使われている日本で主流のシステムです。今回、Suicaを運用するJR東日本の大きな協力を得てApple PayにSuicaを搭載することでができました。」

「Suicaは4500以上の駅、3万台以上のバスで使われており、さらに日本中に提携交通機関があり、コンビニをはじめとした店舗で使うことができます。また、日本の主要な金融機関と協力し、iD、QUICPayを使った決済をApple Payで行うことができるようになりました。」

ということで、肝心なポイントは、NFCタイプFであるSuicaが特別に導入され、クレジットカードもiDとQUICPayというふたつの電子決済方式に対応して、使えるようになったということにある。

iPhoneで、新たにSuicaを作るのが簡単

いろいろと複雑な情報が飛び交ったが、一番簡単な方法は、既存のSuicaを取り込むより、SuicaアプリでiPhoneの中に新しいSuicaを作ることだと思う。

そこに、お金をチャージすればもうiPhoneをApple Pay端末として使うことができる。

チャージは普通の電子決済のようにクレジットカード番号を入力することでも行えるし、Apple Payに使えるクレジットカードをApple Payとして登録することで、そこからチャージすることもできる。

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この方法なら最寄り交通機関がJR東日本でない人でもSuicaを使える。そして、多くの交通系カードはSuicaと提携しているハズなので、最寄りの鉄道や地下鉄に乗ったり、コンビニ決済に使ったりできるはず。

8割方のクレジットカードは登録可能

ちなみに、事前にVISAが使えないとか、いろいろとウワサが飛び交ったから複雑に感じている人が多いようだが。日本のカード決済金額のうち、8割を占めるカードが登録可能ということなので、多くの場合手持ちのカードでなんとかなるのではないだろうか? 

もし、ダメだったとしても、近いウチにAppleとの契約が締結されてば使えるようになるはず。

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日本ではすでに100を越える金融機関との提携が発表されている。特に日本で6割のシェアを持つと言われるiPhoneで使えないという状況に大手の金融機関が長い期間甘んじるとは思えない。今使えないクレジットカードも近いウチにきっと使えるようになるだろう。ちなみにアメリカでは、2年前のサービスイン時には6社との契約だったものが、今では3000社以上との契約になっているそうだ。

心配する必要はないと思う。

とはいえ、現時点での条件をもうちょっと説明しておこう。

Apple PayのSuica利用の条件とは

まず、iPhoneは7か7 Plus。iOSは最新の10.1にアップデートすることが条件。Apple Watchはこの秋発表されたApple Watch Serise 2で、WatchOS 3.1にすることが条件。

iPhoneもApple Watchも日本国内で販売されたモノでないといけない。

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FeliCaカードは現状Suicaしか使えない。こちらはJR東日本の大きな協力とプッシュがあったようなので、他社のFeliCaが使えるようになるには少し時間が必要な気がする(根拠のない推測だが)。

iPhoneのSuicaアプリで新規アカウントを作るのが一番便利な方法だが、プラスチックカードのSuicaからアカウントを吸い出すこともできる(詳しくはこちら)。吸い出したあとのSuicaカードは使えなくなるし、戻すことはできないので破棄するしかない。Suica機能付きクレジットカードのSuica部分を吸い出すことはできない(これが、事前に良いとウワサされたSuica付きViewカードを用意した人が混乱した理由)。

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Suicaはクレジットカードと違って、カード(もしくはデバイス)側に情報を保存するので、ひとつしか存在できない。つまり、iPhoneで読み出すとカードは使えなくなるし、Apple Watchに移動すると、iPhone側では使えなくなる。

移動は比較的簡単だが、相互通信とともにインターネットへの通信も行われるので、移動する時は安定した通信環境があった方がいい。Facebookの知人に移動させている時に列車がトンネルに入ってしまい、iPhoneでもApple Watchでも使えなくなったという人がいた。また、Suicaを使って乗車中はカードの移動はできない。

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ちなみに、その端末を紛失したり、壊したりしても、その端末での利用を停止すれば、残金は別の端末に登録して使うことができる。

Apple Payのクレジットカード利用の条件とは

クレジットカードはいろいろ混乱したが、まずは使えるかどうか試してみるのが一番簡単(笑)

いわゆるJCB、VISAなどのカード国際ブランドと、三井住友カードやVIEW CARDなどのカード発行会社がごっちゃになっているところが混乱の元ではあるが、対応会社はこちらを参照のこと。公式情報としては、イオン、au、オリコ、クレディセゾン、JCB、ソフトバンク、TSキュービック、dカード、ビューカード、三井住友カード、楽天カードが使えるとされており、MUFGカードも近々使えるようになるようだ。

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カードはSuicaとクレジットカードと合わせて、8枚まで登録できる。

Suicaと違って、カードを登録してももちろん元のカードは使える。また、iPhoneからApple Watchに登録しても、iPhone側から消えるわけではない。つまり、Suicaは移動だが、クレジットカードはコピーなのだ。

Suicaへのチャージは、通常のクレジットカード番号を入力しての方法でもできるし、Apple Payに登録したカードからもできる。特にApple Payに登録したカードからのチャージは簡単で、Apple Watchからでもできる(ただし、通信環境としてのiPhoneは必要。ちなみに支払いだけなら、Apple WatchだけでiPhoneなしでも可能)。

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通常、金券などを購入した際にはポイントが付かないので(それがOKだと、ポイントでポイントを買ってグルグルループしてしまう)、Apple PayでSuicaにチャージしてもポイントは付かない。ただし、VIEWカードだけはオートチャージが可能で、しかも1.5%のポイントが付く。これまた、私の私見だが、VIEWカードはSuicaを出しているJR東日本のカードだから可能なことで、当分他が追従できないVIEWカードだけのメリットとして存在し続けるのだと思われる。

Apple Payは生活を変えるか?

実際に私はApple WatchとiPhoneでApple Payを使っているが、驚くほど生活が変化している。

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もちろん、私はここ10年近く電話はiPhoneを中心に使っているので、ガラケーやAndroidで可能なおさいふケータイは使ったことがないから、おさいふケータイ利用者の方は、この先進的な支払い環境に近いものを使ってきたのだろう。だが、日本のスマホマーケットの6割を占めるというiPhoneが対応していくことで、インフラ側の対応も加速するだろう。そうなると、キャッシュレスで生活可能な環境はさらに広がっていくだろう。

ちなみに、SuicaはApple WatchでもiPhoneでもかざすだけ。電源が入ってさえすれば、アプリを立ち上げたりする必要はない(優先するSuicaをエクスプレスカードに指定しておく——エクスプレスカードは新幹線のアレとは関係ない……少しややこしいのだが。このエクスプレスカードという仕組みは日本のために作ったのだから、混乱しないネーミングにして欲しかったが)。

クレジットカードの場合はiPhoneならTouch IDに指を置く。Apple Watchの場合は腕に付けてロックが解除された状態で、サイドボタンを2度押しして、カードを表示する必要がある。これらは、本人が使っているという認証の意味もある。

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(撮影協力、用賀倶楽部。用賀倶楽部はiDに対応している)


この原稿執筆時点で、使い始めて2日が経とうとしているが、Apple Payで電車に乗り、タクシーに乗り、自販機からジュースを買い、昼食代、夕食代を払い、ペンやノートを買い、コンビニの支払いを行い……ほどんとの支払いをApple Payで済ませている。現金を使ったのは、Suicaに対応していなかったコインパーキングと、カード非対応だった飲食店の支払いの2回だけだった。

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(撮影協力、全国タクシー)

これが加速すれば、間違いなく小銭入れも、クレジットカードも持ち歩かなくなると思う。

特にApple Watchでの支払いはポケットに手を突っ込む必要もないから、大昔の近所の行きつけの店で可能だった『人力顔認証による後払い』……つまり『顔パス』による『ツケ』に近い快適さがある。自販機の前に立って、腕をかざしてボタンを押して腕をかざす……という動作も慣れてくるとお金を支払っているという感覚さえなくなってしまいそうで少し怖い(笑)自販機から好きなものが出てくる感じなのだ。

飲食店での支払いも、Suica、iD、QUICPayを選択するやりとりが少し面倒だが、それでも財布から小銭を選んだりおつりをもらったりすることを思うと簡単。

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数年したら、物理的な音楽メディアを使ったり、FAXを使ったりするのと同じ程度には、現金で支払うのが古くさいことに変わっていくかもしれない。これは我々の人生の中でも大きな転換点かもしれない。

iPhone 7/7 Plusを持ってる人は、とりあえずSuicaアプリからSuicaを作って、1000円でもいいからチャージして使ってみてほしい。話を聞くのと体験するのはまったく違うことだからだ。

(村上タクタ)

2016年10月25日 (火)

Suicaを登録したらSuicaアプリで管理しよう【Apple Pay】

なんか、いろいろ書くことがあるなぁ……。

Suicaを登録したらモバイルSuicaアプリを入れておこう。これで、チャージやオートチャージなどの設定ができる。

Kadomaru https://itunes.apple.com/us/app/suica/id1156875272?mt=8

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ここでモバイルSuicaの会員になると、定期の購入とか、新幹線の切符の購入、カードからのチャージや、オートチャージが可能になるとのこと。

ちなみに、会員登録は項目が多くてけっこう面倒。

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オートチャージはViewカードからしかできない模様。残念。

手動でなら、他のクレジットカードや、Apple Payの他のカードからもチャージ可能。まぁ、これでもいいのだが……かなり使用頻度が上がりそうなので、たしかにオートチャージの方が便利そう。

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ただ、これでもそれほどの手間ではないけれど。

(村上タクタ)

Apple Watchで、Apple Payを使った!【SuicaとクレジットカードをApple Watchに】

Apple WatchもSeries 2ならApple Payが使えます。

まず、先に述べたように、普通にiPhoneのWalletにSuicaやクレジットカードを登録します。

次に、iPhoneのWatchアプリを開くと、さきにiPhoneに登録したカードをApple Watchに追加できるというメニューが登場します。

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ちなみに、SuicaはApple Watchの方に転送すると、iPhoneでは使えなくなります。クレジットカードはApple Watchに転送してもiPhoneでも使えます(もちろん元のカードも生きてます)。

ちなみに、Apple Watchに転送したSuicaはいつでもiPhone側に戻すことができます。

転送したら、iPhoneはこんな感じに。

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左手のiPhoneだけで、電車にも乗れるし、ジュースも買えるし、たいていの支払いが可能……ってウソみたいに簡単。

使ってみた(繰り返しますが撮影はお店に許可をいただきました)。

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(手ブレしてごめんなさい)

iPhoneで支払うより、さらにお手軽な感じです。慣れたら絶対こっちの方がいい。しばらくはお店でもドヤ顔できるでしょうしw

本当に、あっという間にサイフが要らなくなる感じですね。

もしかしたら、これで、長年おつき合いした、お札や小銭を持たなくなるのかもしれません。

(村上タクタ)



iPhone 7で、Apple Payが使えるようになった!【続いてクレジットカードを登録!】

さて、Suicaを登録した、こちらのレポートの続き。調子に乗ってクレジットカードも登録してみた。

Appleへの登録履歴のあるカードはこうやって番号が自動的に表示される。

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利用規約を読んで、セキュリティコードを入れて完了。

JCBのオリジナルのカードはQUICPayとして登録されました。

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使ったことないカードは、こうやってカメラでカード番号を読み取ります。

Img_1933 こちらも利用規約を読んで、カード名義やセキュリティコードなどを入力したら、完了。
三井住友VISAカードだったのですが、こちらはiDとして登録されました。

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これで、iPhoneにSuicaと、QUICPayとiDが登録されました。これでかなり広い範囲でiPhoneを支払いに使えるようになります。

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こんどはコンビニでQUICPayで支払ってみました。こちらは、親指をTouch IDにおいて指紋認証しなければなりません。

それにしても、たいていの支払いはこれで足りることを思うと、サイフの中のクレジットカードも減らせますね。

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    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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