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2016年8月 2日 (火)

アップルが日本で約71万5000人の雇用を創出したと情報公開!

アップルといえば、内部の部品のサプライヤーはどこかなど、以前は自らについてはほぼ何も語らない会社だった。しかし、ティム・クックCEOの時代になって、よりオープンにさまざまな情報を語るようになってきているように思う。

本日(2016年8月2日)、午前8時にアップルが公開したサイト(http://www.apple.com/jp/job-creation/)によると、アップルは日本で約71万5000人の雇用を創出したということだ。

また、iPhoneをはじめとする生産しているデバイスには数多く日本の部品も使われており、日本のサプライヤーに対する昨年の支払い額は300億ドル(約3兆円)を越え、日本中で数十万人の雇用を支援していることになるのだという。

アップル製品は日本の企業にも利益を還流している……のである。

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日本におけるアップルの現在の社員数は約2900人。アップルの支出と成長の結果、他の企業で雇用された人が26万9000人。iOSとアップストアのエコシステムによって、職を得ている人(つまりiPhoneアプリの開発者の方など)が約44万5000人ということだ。

日本には53万2000のデベロッパーがあり、日本のデベロッパーたちが1年間にアップルから受け取る収益の合計は96億ドル(約1兆円)にのぼるという。これは一大産業といっていい規模だ。アップルのサイトでは、以前我々も取材したことがあるZen Brush 2のピーソフトハウスや、FitPort、TimesheetのFlask LPPなども紹介されている。

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また、日本のアップルの社員は約2900人。AppleCareをサポートするアドバイザー、カスタマーサービスの社員の人数が約600人。

日本にはApple Storeが8ヶ所あり、それぞれに平均100人の従業員が雇用されているという。つまりは合計約800人。

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さらに驚くのは、日本のパーツサプライヤーについて言及していることだ。栃木県矢板市にあるカンタツがiPhoneのカメラ部品の製造を支援しており、京セラが多くの製品を供給していること、帝国インキ製造はiPhoneのディスプレイの枠のプリント、カシューは表面のコーティングについて供給しているという。どの部品をどこのメーカーに依頼しているかなどが公表されるのはきわめて珍しい。

これらのサプライ関連企業で26万9000人の雇用をアップルが創出しているということになる。

アップルはこれまで米国とヨーロッパについて、それぞれで生み出している雇用などについて発表しているが、今回の日本での発表はそれに続くもの。

より、理解して欲しい……というアップルの新しいスタンスだ。


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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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