デジタルガジェットとウェブサービスに関する最新ニュースを、電子雑誌『フリック!デジタル』と連携してお届け! [ Flick! 毎月10日発売 ]

« 2016年7月 | メイン | 2016年9月 »

2016年8月

2016年8月30日 (火)

新しいiPhoneが、9月7日に発表されるようです

各メディアに、Appleから招待状が送付されたようです。

9月7日10時にサン・フランシスコのビル・グラハム市民講堂で……ということなので、日本時間では、9月8日の午前2時ということになります。

『iPhone』との表記はありませんが、近年は、この時期に発表されるのが通例になっていますし、『7th』も『7日』を意味するのと同時に、『iPhone 7』を意味するのでしょう。ということは、次期モデルは6のマイナーチェンジではなく、7なのですね。多分。

Apple

画像にある丸は、遠目に見るとリンゴマークの上部になっていますが、夜景の光をピントをボカして撮っているようにも見えます。何か、iPhoneのカメラのフォーカスに新しい機能が組み込まれるのでしょうか?

これまでウワサになっている機能からすると、iPhone 7 Plusに搭載されるとウワサのデュアルカメラにようる後からフォーカスを合わせられる機能(というか、距離情報に合わせてボケを追加できる機能)を表現しているのでしょうか?

あと、一週間と少し。楽しみですね!

2016年8月29日 (月)

首都の巨大インフラ、東京メトロを支えるiPad(2/2)

(前編はこちら
 首都の巨大インフラ、東京メトロを支えるiPad(1/2))

iPadが活躍するのは深夜の点検時だけではない。

駅構内の改札や案内所でもiPadが活躍している。こちらの導入台数は非常に多く、改札への設置数は全路線合計で870台となっている。

17
「最近ではお客様の多くがスマホを持って情報を検索されます。なのに、ご案内する駅員がインターネットでの検索もできないような状態では、正確でタイムリーなご案内は難しいというのが正直なところです。しかし、パソコンでは画面をお見せするのが難しい。iPadならネットで検索しつつスマホより大きな画面をお客様に見ていただくことができます」と、案内ご担当の方。

18

「よくご質問を受ける飲食店やお店についての情報も事前に確認しておきます。勤務している駅の周りの道は極力歩いてまわりお客様からご質問があった時にきちんと対応できるように準備をしています。もちろん、東京メトロのウェブサイトも使います」

19
東京メトロのウェブサイトを使って案内をすることも多い。路線案内、運行状況の確認、乗り換えの検索などができる。また、多言語対応が進められており、日本語、英語、韓国語、中国語の簡体字と繁体字、タイ語に対応している。

20

「すべての駅員が、英語が得意なわけではありません。また、駅には本当に色々な国の方がいらっしゃるので、英語が通じるとは限りません。スペイン語などを 使われる方も多いですし、今は中国語圏の方は非常に増えています。そんな時にiPad の翻訳系のアプリは、意思疎通に本当に役に立ちます。東京では、2020年の東京オリンピック開催に向けて、海外からのお客様がさらに増えていくことが予 想されています。そんな中、従来の仕組みに加え、必要に応じて様々なツールを活用することが重要だと考えています。」

00
もちろん、案内ブースでも使われる「従来は窓口で質問を受けて、事務所にあるパソコンで調べたりしていました。iPadならお客様に直接画面をご覧いただくこともできます。言葉が通じない場合などにも便利です」とのこと。

22
使われている地図は案内用に独自に作り込まれているもの。地下鉄の出入り口や、よく聞かれる店などが書き込まれている。また、実際に担当している駅の周りを歩いて、新たにオープンした店についての情報を集めたりもするという。

――

今回の取材では、東京メトロさんのご協力をいただいて、普通は入れない夜間の線路内に入ったり、駅係員の方にお話を聞くことができた。

本当に巨大で、営業中は少しの間も止まることができず、絶対に正確に動き続けているインフラである地下鉄。終電から始発までのわずか3時間の静謐な空間が、都市の真下にあることを初めて知った。

その総延長195.1kmの保守点検にiPadが大きな役割を果たしていた。

柔軟に独自アプリを作り、安定動作させることができるというiPadのビジネス面でのメリットを見ることもできた。多くの人がiPhoneを使っているので、特別な訓練なしに直感的にiPadを使えるというメリットも大きいそうだ。

保守点検側では、以前存在した保守点検に関する膨大な書類をiPadに集約できたことが多いという。以前は点検を終えてから事務所に戻って長時間かけて書類を書いていたが、今は点検した場所でそのまま記入できるという点においてiPadが大きく効率化を果たしているという。

iBeaconで自動的に位置が記録されるなど、間違いが起こりにくいというのもメリットだし、万一何かあった時にも、その場所はどういう保守点検を受けた場所なのか、瞬時に把握できるというのも利便性を大きく向上させているという。

鉄道系では、東京メトロが率先してiPadを採用したため、他社もiPadを使うケースが増えているという。

駅構内での案内にもiPadが多用されている。次に東京メトロに乗る時には、ぜひそういった部分にも注目してみていただきたい。

(取材協力:東京メトロ)

(村上タクタ)

2016年8月26日 (金)

首都の巨大インフラ、東京メトロを支えるiPad(1/2)

仕事で遅くなったり、お酒を呑んでいて終電になってしまったことはないだろうか?

乗り遅れそうになりながら、「一晩中地下鉄が走っていれば、終電の心配をしなくていいのに」などと思ったことはないだろうか?

しかし、終電が走り去ってから、始発が動き出すまでのわずか3~4時間は、地下鉄のメンテナンスのために非常に大切な時間なのだ。

01
 このわずかな時間の間に、地下鉄のトンネルの点検・保守が行われる。1日の利用者数700万人以上、9路線、総延長195.1kmという巨大インフラでありながら、時計のように正確に、絶対に休むことなく、大都会東京の血管、大動脈として、人を送り続ける東京メトロを支え続けるメンテナンスのための貴重な時間だ。

02
その東京メトロの線路のトンネルの検査に、2015年からiPadが利用されていると聞いて取材してきた。

取材のために、深閑とした深夜の地下鉄の線路の上に生まれて始めて立ったが、毎日こうやって構内を検査している人がいらっしゃると思うと、頭が下がる思いだ。大都会のド真ん中のはずなのに、闇はどこまでも深く、自分たちの立てる音だけが構内に響き、不思議な感じだ。

03
東京地下鉄の開業は1927年(昭和2年・当時は東京地下鉄道株式会社が運営)。今の銀座線の一部である上野―浅草間が開通することから始まった。穴を掘って鉄筋を通したコンクリートで壁面と天井を固める構造になっているが、このトンネルのコンクリートが傷んでないかを、定期的に確認することになっている。その作業にiPadが活用されているのだ。

04
終電に乗り損なった人や、泥酔した人たちを送り出し、駅がひっそりとしてきたら、工務部を中心とした保守スタッフの方々が集合し、検査が始まる。

05
今回同行させていただいたのは、通常全般検査という作業で全路線が2年に一度は受ける検査だ。主に壁面、天井のコンクリートの状態を確認する。

06
まずは、指定の電話番号に電話をし、線路内に立ち入る確認を取る。ここでOKが出たら、その線路に車両が通ることはない。ちなみに、この電話も防水防塵ケースに入れられたiPhoneが使われていた。

07
次に『検電』作業。通常、架線には1,500Vもの高圧電流が流れている。架線だけでなく線路にアースされないと、その大電流が流れることはないが、しっかりとした安全性を確保するために動力用の電源が流れていないことを確認するのだ。これが終わればようやく、線路上に降りての作業が始まる。

工務部にはiPadは12台あるが、1チーム3人でぞれぞれがiPadを持って作業に入る。昔は点検のレポートを紙で記述していたが、現在ではすべてデータをクラウドサーバ上に置き、結果の記入はすべてiPadで行っている。

08
使用するのは独自に開発したMRSI(Metro Railway Structure of Inspection)というアプリで、当日の検査データをクラウドサーバからiPadにダウンロードして現場に向かう。画面には本日の点検カ所が何線の何kmから何kmなのかが表示されている。

全9路線のうち1路線の壁面には10m間隔でiBeaconが設置されており、これによりiPadは自動的に自らの位置を検知する。

09
作業は、当日の検査区間にある壁面と天井の確認。コンクリートにヒビはないか? 浮いていないか? 剥落しそうな予兆はないかを確認し、その状況を記録し、その記録に応じて補修などが行われる。

以前は、作業はすべて紙の報告書に基づいて行われていた。現場で確認して写真を撮影、その後に写真をプリントし、事務所で報告書を書く……という手間がかかっていたので、実作業時間と同じぐらい報告書を書くのに時間が必要だったという。

10
以前の報告書の量は膨大で、全線でなんと2万枚にも上ったので、通常の作業にも時間がかかったし、また何か問題が発生した時に特定の場所の情報を引き出すのにも手間と時間がかかった。

今では、特定の場所の状態が、修復履歴も含めて瞬時に分かるので、トラブル発生時の対応も速い。また、作業者、管理者にとっても、情報の閲覧性が高いので、iPadの使用は安全性に大きく寄与しているとのことだ。

11

台車に乗せた明るい照明を線路上に下ろして点検が始まる。ちなみに、点検用の特別の入り口があるわけではなく、駅のホームから線路上に機材を下ろして作業に入る。

12


確認は主に目視と、ハンマーで壁面を叩くことで行われる。コンクリートの中には鉄筋が通っているのだが、この鉄筋が土中の水分の影響を受けて錆びる。錆びると膨れ上がって、コンクリートが剥がれてくる。ちゃんとくっついていれば、ハンマーで叩いても『コンコン』と、硬質な音がするが、錆びてコンクリートが浮き上がっていると『ポクポク』と柔らかい音になる。これを見つけていくのだ。

13
変化箇所を発見したら、写真を撮って状態を書き込む。変化箇所を写真の中に書き込むこともできる。位置はiBeaconから取得され自動で挿入され、位置情報路記録の精度向上に寄与している。

14
変化状態も多くの選択肢が用意されており、基本的にはタッチするだけで入力できるようになっている。

15
暗黒の真夜中の地下鉄網の安全性を維持しているのは、現場で働く人のデバイスとしてのiPadだった。直感的な使いやすさを持つiPadだからこそ、重要な作業に集中できる。

16
(村上タクタ)

23
(取材協力/東京メトロ)

続編・『首都の巨大インフラ、東京メトロを支えるiPad(2/2)』はこちら

2016年8月25日 (木)

キヤノンから5D Mark IV発表!9月8日発売!

詳しくはこちら

5Dは、プロもメイン機として使う『ほぼ』フラッグシップ機です。スポーツなどの動き物を撮るなら1D X Mark IIということになるのでしょうけれど、スタジオ撮影などではプロでも5D系を使っている人が多いです。もうこれで十分なスペック。

5D Mark IVのお値段は約46万7000円(オンラインショップ価格)。写真の24-70 F4Lのレンズキットで、約59万1000円(同上)という高級機です。

01_2
注目のスペックは以下の通り。

03
3,040万画素に高画素化しつつ、常用ISO 3万2000と、5Dシリーズの特徴である優れた高感度特性を合わせ持つというところが魅力でしょう。ここが強いと表現の幅が広がるし、使い勝手もいいからすっごい魅力的。

連写も1D X Mark IIには遠く及ばないながらも、3,040万画素で秒間7コマ撮れるようになりましたから、普通に考えると十二分です。

AFは1D X Mark II譲りのAFシステムを移植して、61点レティクルAFを搭載。動画撮影にも便利なデュアルピクセルCMOS AFも搭載。

02



GPS搭載でカメラ単体で位置情報を記録できるし、Wi-Fi搭載で画像転送にも便利。

これだけの性能を実現しながら5D Mark IIIの860gから800gへと軽量化しているのも驚き。

ああ、欲しいなぁ……。

2016年8月24日 (水)

簡易なスケジュール共有アプリ TimeTreeが200万ユーザーを獲得

以前、レポートしたスケジュール共有アプリTimeTreeが200万ユーザーを獲得したそうだ。

Timetree_2million
スケジュールの共有だけに的を絞ったシンプルな使い勝手が素敵。Googleアカウントも何も要らない。GoogleカレンダーやiCloudとは連携しないが、そのシンプルさが却っていいのだ。

Timetree_concept2
たとえば、子供たちとのスケジュールの予定の共有。部活内メンバーだけや趣味のグループの中でのスケジュールの共有など、あまり他と連携させたくない情報の管理に便利。

iOSやAndroidだけでなく、Beta版ながらブラウザでも使えるようになったのも便利。

Timetreeweb
無料なので、ぜひ使ってみていただきたい。

やっぱりスゴイ、シアトルにあるMS本社

「となりの芝生は青く見える」とはいえ、海外企業のオフィスやっぱり楽しそう。もちろんすべての企業がすごいわけではないのだろうけど……。

人気、YouTuberのバイリンガールのちかさんが、シアトルにあるMicrosoftアメリカ本社を訪問した動画が公開されています。


YouTube: Microsoftアメリカ本社のすご過ぎる施設!私も入社したくなったw 〔#463〕

広大なMicrosoftアメリカ本社。街のような建物群をシャトルバスで移動。おしゃれなビルの中には日本のオフィスにはないようないろんな部屋があったり……。やっぱりすげぇなMicrosoft!

2016年8月23日 (火)

Windowsを使うなら、Macを買った方が便利【Parallels Desktop 12 for Mac】

『Windowsを使うなら、Macを買った方が便利』って、もはや何を言っているか分からないことを言わせてくれるのが、『Parallels Desktop』

例年通りの時期に、今年のニューバージョン『12』が発表された。近い将来発表されるmacOS Sierraと、Windows 10の最新版に対応したバージョンだ。

Dsc08012
使ったことのない人には、ぜひ使ってみて欲しいアプリケーションだ。

簡単に言うと、Macの上でWindowsを動作させるアプリ。

しかし、その便利さが尋常じゃない。

Macの上のひとつのウインドウとして、Windowsを使うこともできるし、ひとつのアプリだけMac上で立ち上がっているようにすることもできる。また、macOSを見せずに、完全にWindowsパソコンのように使うこともできる。

他のWindows環境から動作環境を吸い出すこともできるので、これまで使っていたWindowsパソコンのOS、アプリ、データなどを丸ごと吸い出して、Mac上で使うこともできる(ただし、ライセンスの問題は別個にユーザー側で解決しなければならないが)。

The_windows10_start_menu_on_a_mac
それどころか、Mac上で、異なるWindowsのバージョンを同時に動かすこともできる。つまり、Mac上で、Windows XP、7、8、10を同時に動かせるのだ。そればかりか、他のバージョンのMac OS(Lionや、Mavericksなど)を動かしたり、LinuxやUbuntu、Google Chromeまで動作させられる(各OSのライセンスは別個に必要)。

Win10_win8_and_win7_in_parallels_de
これはとっても便利で、たとえばWindowsの各バージョンでの動作確認なんかも1台のMacで行うことができる。アプリやウェブの開発者にとっては非常に便利な環境だ。

Sierra_el_capitan_yosemite_maverick
さて、そんな便利なParallels Desktopだが、最新版の変更点の主だったものを挙げておこう。

・macOS Sierra対応
・メモリー周りの速度が大幅に向上
・仮想マシンウィザードからWindowsを購入可能に
・仮想マシンの差分バックアップが可能なAcronis True Imageの1年分サブスクリプションが付属
・Windowsのアップデートを、夜間などの端末を使用していない時間に実行するようにスケジュール可能
・macOS Sierraの『ストレージの最適化』で、仮想マシンのストレージスペースを直接操作可能に
・Mac上で便利な日常のタスクをこなすための20のツールをまとめたParallels Tool Box for Macが付属
・MacですべてのXboxゲームのストリーミングやプレイを可能にするWindows 10 Xboxアプリケーションをサポート

というわけで、従来の圧倒的便利さを踏襲しつつ、最新OS環境に対応し、さらに便利さを増している。

新製品の説明をして下さったのは、シニア・プロダクトマネージャーのカート・シュマッカー(Kurt Schmucker)氏。

Dsc08035
これは発表会後に彼に直接質問して聞いたことなのだが、依然このバージョンでもParallels Desktopは、Mac OS上で動作しており、ハードウェアをダイレクトに操作しているワケではないのだという。ハードウェア>Mac OS>Parallels Desktop>Windows(など、クライアントOS)となっているわけで、その上で可能な限り速度を向上させるために、今回は処理が引っ掛かって時間がかかるじょうなシチュエーションを徹底的にチェックして、スムーズな動作を実現させているのだという。

Screen_shot_20160823_at_211344
以前から、Parallels DesktopにはさまざまなOSをインストールするためのウィザードが用意されているのだが、ついにそこからWindowsが買えるようになった。とは いえ、Microsoftのウェブサービスにジャンプするので、Parallels Desktopより、Windowsの方がはるかに高価だという問題は何も解決しない。

Screen_shot_20160823_at_211402
せめて、Parallelsを部品の一部だと認めてDSP版が買えたりするとありがたいのだが。

オマケ的機能だが、Parallels Tool Boxも便利そうだった。

20160823_211133
ツールバー常駐のアプリで、スクリーンショットを撮ったり、動作状態の動画を撮ったり、タイマーなどの時計機能を使ったり、URL指定で、動画をダウンロード>保存しておいたりと、かゆいところ手が届くツール群がパッケージされている。

Astropad(3600円/App Store)というアプリを使って、iPadをタブレットとして使うこともできるようになる。その際に、Microsoft OfficeのInk機能をも利用できるようになっている。

Dsc08061

手書き文字認識も可能だし、

Dsc08070

PowerPointやWordに赤ペンで描き込むこともできるようになった。

Dsc08064
これ、かなり便利そう。数式を書いたりするのにも便利だ。

Entering_an_ink_equation_in_word_fo



ゲーム関係のパフォーマンス向上にも努力されており、Blizzard社のOverwatchがプレイ可能なようにチューニングさている。

Dsc08038
また、Mac上のWindows 10でXboxアプリケーションを動作させることもできるようになっている。

Dsc08042
もうひとつ注目しておきたいのは日本での販売施策。こちらは日本法人代表の下村慶一さんから説明があった。

Dsc08077

日本での価格は、かなり本国版と違ってパッケージ版が多く、サブスクリプション版も豊富でさらにUSBメディア版もあったり、多年度更新版なども存在する。

Parallels_desktop_12_for_mac_press_

Parallels_desktop_12_for_mac_pres_2
魔法のようなParallelsの動作にさらに磨きがかかっている。Macを使ってみたいWindowsユーザーにとっては、もしWindowsアプリを使う必要が生じたらこれさえあればいつでも使えるし、根っからのMacユーザーにとっても、ちょっとWindowsアプリを使うような状況の時にとっても便利だ。

無料の試用版もあるので、そういう方はぜひ試してみてほしい。

Parallels Desktop 12







2016年8月12日 (金)

Adobe XDとDreamweaverの説明聞いてきました。XDは多くの人に福音かも

Adobe CCを使えるこ洒落た大人になりたい……と思いながら、いまだに写真にキリヌキさえロクに出来ない村上タクタです。

Adobeさんに行ってXDDreamweaverの説明聞いてきました。Dreamweaverは、圧倒的デファクトスタンダードになっているWebオーサリングツール。XDは現在プレビュー版のみが公開されているUX(ユーザー・エクスペリエンス)デザインツール。

私は、自分ではウェブデザインなんてしないので、どっちも縁がないのですが、ウェブのデザインをお願いすることはあるので、XDは便利そうだなぁ! と思いました。

Dsc07867
説明して下さったのはAdobeの轟啓介さん。

まず、XD。

XDはウェブサイトのユーザーエクスペリエンスを検討するためのサービス。まだ開発中のプレビュー版、しかもMac版しか存在せず、ここから無料で誰でもダウンロードできる。

どんなアプリケーションなのかは、この動画が分かりやすい。

Dsc07870
毎月、アップデートされていて、現在公開されているのはPreview 5。どんどん高機能になっている感じの段階らしい。

ウェブサービスには、クライアントがいて、ディレクターがいて、デザイナーがいて、デベロッパーがいる(のだそうだ)。それぞれ、要望を言いディレクターがワイヤーフレームやサイトフレームにとりまとめて、デザイナーがデザインカンプを作り、デベロッパーが実装する。

Dsc07873

が、上流工程の人にしてみると、「要望に言わないトンチンカンなものが上がってくる」ということがあり、下流の人にしてみると「要望をちゃんと整理して伝えられないバカなクライアントで、言われたように作ってみると、あーじゃない、こうじゃないと直させられる」なんていうことはよく起こる。

起こるというか、すべてのウェブサイト開発の失敗はこのやり取りに集約されているといってもいい。

たいていの場合、クライアントはウェブ開発についてシロウトだし(玄人だったら、自分で作るw)、デベロッパーはクライアントの要望は把握していない。だから、こうなるのは当然だが、その間のコミュニケーションをビジュアルで取り行うのがXDだ。

これは便利そう。

Dsc07877

XDは、簡単に動作するワイヤーフレーム、カンプを作ることができ、プロトタイプとして画面の動作を作ることができ、それを関係者にシェアしてフィードバックを得ることができる。

Dsc07885
ドラッグ&ドロップなどの簡単な動作で、画面を作ることができ、サービス全体でのインターフェースの統合などもやりやすい。

戻るボタンはずっと左上にあったのに、ある画面だけ別の場所にあるなんてことが起こりにくいのだ。また、画像をドラッグ&ドロップで一気に流し込んだり、文字要素をテキストファイルを参照したりという省力化も進んでいる。

リンクがどういう風に動作するかも視覚的に確認しながらデザインできる。

Dsc07893

で、動作するプロトタイプへのリンクをメールで送って検討してもらったり、(近い将来のバージョンでは)スマホやタブレットで動作させて試したりできるのだ。

たしかに、これがあれば完成してから「こうじゃないんだよな……」という絶望も、「またやり直しかよ!」という非効率もなくなりそう。これはウェブデザイナーだけでなく、クライアントになりそうなすべてのひとに役立ちそう。

Dreamweaverは、来年で20周年を迎えるのだそうだが、2017バージョンは製品史上最大の進化になるのだそうだ。

特に重要なポイントはモダンUIの採用と、生産性の向上に関する大規模な改修。

Dsc07871

現在、Adobe IDのある人なら誰でも開発中のBeta 2を試すことができる。

Dreamweaverに関しては私はさっぱり知見がないので、深く語ることができないが、他のAdobe製品と同様のダークUIが採用され、UI全体はより直感的に分かりやすく、軽量コードエディターとして人気のBracketsのコードエンジンを移植し、速さと柔軟性が大幅にアップしているとのこと。

インクリメンタルな検索・置換なども高速で動作するとのこと。大幅にリメイクすることで、アプリ全体の動作が非常に軽くなっているという。

Dsc07914
また、Sass/LESSのコンパイルをDreamweaver上でできるようになるとのこと。保存するだけで、CSSファイルに変換してくれるのだそうだ。

Dsc07911

CC世代になって、Adobeはあらゆるアプリを猛烈な速度で進歩させることができるようになった。

最新アプリを使って、どんどん効率化を進め、手軽に優れた仕事をするか? それとも『互換性』や『慣れ』を錦の御旗に、古いバージョンのアプリにしがみついて、非効率に旧態然とした仕事をするか? 

どちらを選ぶかで仕事の質と量の違いは歴然としたものになりそうだ。

(村上タクタ)



2016年8月10日 (水)

Adobe Photoshop Sketchがレイヤーに対応! その2

浮き世のお仕事が多すぎて、フリック!のブログに書かなきゃいけないネタが溜まってる村上タクタです。

フリック! 本日発売されているので、そちらもよろしくお願いしますね。



というわけで、すっかり遅くなってしまいましたが、Adobe Photoshop Sketchがレイヤーに対応した話の第2弾です(第1弾はこちら)。

最初の例だけだと、なんでレイヤーをそんなにありがたがるのか分からないと思いますので、もうちょっと普通な例を。

Img_4282
ちゃんと、デッサン取る能力がないので、この人にモデルになってもらいます。すいません。これが一番下のレイヤー。

ちょちょいと輪郭をなぞります。

Img_4283
で、肌や服、髪の毛などごとにレイヤーを分けて色をつけていきます。

Img_4287
レイヤーが分かれていると、はみ出た部分を消したりするのも簡単です。

Img_4288

髪の毛も別レイヤーで……。

Img_4292
昨年、iPadのムックを作った時に、表紙用に描いた花の絵を背景用に持ってきます。

Img_4294
レイヤーはこんな感じで積み重なっていきます。

Dsc06987
Adobe Photoshop Sketchの場合、レイヤーの枚数に制限はありません。

それぞれ、レイヤーの不透明度を変えたり、移動させたりすることもできます。

ちゅう感じで、だいたい出来上がり。

Img_4297

風景画などを描いても、近景、中景、遠景とレイヤーをわけると、ずいぶんと描きやすいと思います。iPad ProとApple Pencilをお持ちの方は、ぜひチャレンジしてみて下さい。

Dsc06991







2016年8月 9日 (火)

 フリック!9月号Vol.59今夜配信! ポケモンGO特集! Kindle Unlimitedなら無料で読める!

ご購入はこちらから
kindleでの購入はこちらから。



フリック!はすべてKindle Unlimitedで読めるので、契約してれば無料でご覧いただけます。まぁ、そうでなくても180〜240円というリーズナブルな価格でお届けしているのですが。

で、今号の特集は当然のことながらポケモンGOです!

Flick_digital_2016_09_200dpi_size_l
大人として、今から初めても要領良く3日間でみんなに追いつくためのノウハウなどを掲載しています。

2_pages_2
その他、レベルをぐんぐん上げるためのポッポ・メソッド、細かい疑問に答えるQ&A、そもそものIngressとのかかわりなども含めて、20ページ以上の大特集+Ingress 4ページを展開しております。

2_pages『この秋、あなたのiPhone、iPad、Macはこう変わる』と題して、アップルの新OSについても解説しております。それぞれニューモデルも出ると思いますが、まずはOSの変更点を押さえておきましょう。

その他、かわるビジネスリュック、VAIO C15、AK70、Galaxy Gear 360、サテチヘッドフォン、バード電子トッテなど、今月の新製品も盛りだくさん。

JINS MEME、カバンの中身、東京女的生活など、連載陣盛り上がってます!

Amazon Unlimitedで読めて、ポケモンGO特集のフリック!9月号をよろしくお願いします。





flick_twitter+facebook



このチームが作っている本のブログ

  • 【このチームが作っている
    本のブログ】




flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

flickの広告バナー


  • サイドリバー