デジタルガジェットとウェブサービスに関する最新ニュースを、電子雑誌『フリック!デジタル』と連携してお届け! [ Flick! 毎月10日発売 ]

« ダイソンテクノロジー+IoT !? iPad/iPhone連携するダイソン空気清浄機が登場!【更新停止】 | メイン | 『ダムキーパー』の『トンコハウス展』リクルートGINZA8ビルで開催 »

2016年3月25日 (金)

ダイソン+IoT? pure cool linkのスゴさはここだと思う! #dysonjp

※昨日、昨日の現場レポートが、トラブルで49連投になったあげく、間違えて元原稿を消してしまったので、あらためて現時点の情報で整理して書き直したいと思います。ご迷惑をおかけしました。

ダイソンから、『dyson pure cool link』という新型の空気清浄機が登場した。今度の新型の特徴はWi-Fi接続されiOS/Android端末からコントロールできるようになったってこと。つまり、IoTデバイス化されたっていう感じ。

Dsc02068
結論を先にいっておくと、一番のポイントは『smart』つまり、賢くなったっていうことだと思う。

たとえば、これまでのpure coolは花粉が気になったら全開で回しておくしかなかった。しかしそうするとウルサイ。ウルサくて回転数を落とすと、今度はちゃんと空気がキレイになっているのかわからなかった。

今度の『dyson pure cool link』は、センサーで空気の汚れを感知する。そして、それに応じて動作をコントロールする『Auto』のモードがある。

静かに回ってて(もしくは止まってて)、空気が汚れるとブンブン動作して空気をキレイにして、きれいになったらまた回転を落としたり、止まったりっていうことができる。そして、その空気の清浄度合いをスマホやタブレットから見られるのだ。

ユーザーには、きれいか、きたないかも分からないのに空気清浄機を回す……というのは非科学的だ。ちゃんと計測して、その結果必要なら回す。考えてみれば、こうあるべきだ。

スマホやタブレットのデータは屋外からでも見られる。家の外から、もうすぐ家に帰るから強めに首振りで空気清浄機を回して、室内の空気をきれいにしておこう……ってこともできる。

また、将来的にもいつも電源が入っている空気清浄機が電源に繋がって室内をモニタリングしているということに意味は深い気がする。

当然、Dyson 360 Eye(ロボット掃除機)とも連携するだろうし、のちのち掃除機(サイクロン掃除機のシリーズ)や照明(Jake Dyson Light)とも連携するだろう。家に帰る前に掃除機を動かして、空気清浄機で空気をクリーンにし、ヒーターで部屋を暖めて、照明を点けておく……なんてこともできる可能性を持っているのだ。

今回の発表は、Dyson+IoTのさきがけであり、そんな可能性を秘めていたと思う。

【以下現場写真】
ちなみにタワーファンとテーブルファンの2種類があり、それぞれのホワイト/シルバーとアイアン/ブルーの2つのカラーがある。

Dsc02063
背の高い方のタワーファンは6万4800円(+税・本体参考価格)。空気清浄能力は10畳30分(JEM1467に基づく)。

Dsc02077

背の低い方のテーブルファンは4万9800円(+税・本体参考価格)。空気清浄能力は8畳30分(JEM1467に基づく)。

Dsc02085
説明したくれたのはヒューゴ・ウィルソン、研究デザイン開発デザインリード(ダイソンではたいてい、デザイナー、エンジニアがプレゼンする)。

Dsc02092
人間は毎分に10リットルの空気を吸います。

その中には、アロマキャンドルの微粒子、料理の油煙、タバコの煙、衣類から出たホコリ、新品の家具などから出る染料や接着剤の揮発成分、家の壁などの接着剤など、塗料の色素、カビ、バクテリア、ペットの毛や垢、人間の皮膚のはがれ落ちたもの、殺虫剤やデオドラントの粒子、屋外から入ってくる、花粉、胞子、排気ガスの微粒子……などがあるそうです。このリストを見ただけで、不安になります(笑)

Dsc02094
それぞれ、さまざまな粒子サイズがあります。とりわけ、PM0.1のような超微粒子をかなり高効率で除去できるのはダイソンだけなのだそうです。

Dsc02111
これはにっくきスギ花粉。

Dsc02110

フィルターを通したあとに、空気清浄機がどのぐらいPM0.1を放出しているかのグラフ。一番左がダイソンのpure cool。

Dsc02204
さて、新型はここにセンサーを内蔵しています。

Dsc02175
そして、Wi-Fi経由で、空気の清浄度合いをiOS/Android機器に表示します。

Dsc02183
グラフ表示も可能。また、このために、空気清浄機として動作していない時も、わずかに空気を動かしてデータを取得することがあるそうです

Dsc02180
屋外のデータはBreezoMeter社が提供しているものを、インターネット経由で取得し、表示します。

Dsc02190
もちろん、インターネット経由で、電源のON/OFF、風量、首振り機能のON/OFF、タイマーのセットなどを行うこともできます。帰宅前に空気をキレイにしておくことができるワケです。

Dsc02194
アプリでは複数のpure cool linkを制御でき、それぞれに名前を付けることができます。ソフトウェアのアップデートもできるので、今後機能が拡張される可能性さえあります。

いろんな可能性を考えると、ちょっとワクワクする空気清浄機です。




コメント

コメントを投稿

flick_twitter+facebook



このチームが作っている本のブログ

  • 【このチームが作っている
    本のブログ】




flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

flickの広告バナー


  • サイドリバー