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2016年3月

2016年3月27日 (日)

天才・清水亮さんのUEIが始める『秋葉原プログラミング教室』

清水亮さんの話はいつも面白い。

清水さんは、UEIの代表。enchantmoonを作った人で、経済産業省による未踏ソフトウェア創造事業で『天才プログラマー/スーパークリエイター』として認定された人。あたまの回転がめちゃくちゃ速くて、会話も速い。僕の凡庸なあたまではとてもじゃないけどついていけないんだけど、その速度感を浴びているだけでも楽しい(笑)一端は、清水さんのブログを読んでいるだけでも味わえるので、どうぞ(shi3zの長文日記 http://d.hatena.ne.jp/shi3z/)。

で、その清水さんのUEIがプログラミング教室を始めるというので、取材に行ってきた。無料体験会だったので、息子を連れていきたかったのだが、帰省してしまっているので、取材オンリーな感じだ。

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そもそも、『教養としてのプログラミング講座』『最速の仕事術はプログラマーが知っている』『人類総プログラマー計画』などの本を出している清水さんが、プログラミング教育に関して語るって興味あるじゃないですか。



清水さんの主張を僕なりに解釈すると
『プログラミングというのは、すべての『手順』である』
『『手順』を効率良く配する事で画期的に効率がよくなる』
『プログラミングを習得することで、最適解を求める能力が高まる』
『もちろん、プログラミングができるとコンピュータの能力も十全に発揮できるようになる』


というようなことな気がする。

プログラミング言語自体は、純然たるマシン語からどんどん進化し、革新を重ねているので、将来的には特別な言語を理解することなく扱えるようになるような気もするが、しかしプログラミング的思考法というのは必要というか、よりそういう考え方ができることが仕事や学習を効率化するんだろうと思う。

で、今回の清水さんのお話を、要約。

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20世紀は、DNA、量子力学、放送、インターネット……などが登場し、情報の時代であった。20世紀最後の巨大企業であるMicrosoftは『指先に情報を』と言って、Googleは『世界中の情報を整理し、人々がアクセス可能なようにする』と言ってるわけです。

その割にGoogleが本当に便利かっていうと、検索結果10個のウチ、役に立つものを選び出すにのに意外と手間がかかる。検索したかった事象と同名の会社名が上に出てきたり、無駄なものがいっぱい引っ掛かる。これが、20世紀最高のテクノロジーかと。

20世紀はInformation(情報)の時代だったが、21世紀はIntelligence(知性)の時代。 検索する時にどんな情報を知りたがっているのか察して、必要な情報を提示すべき。

囲碁は完全情報ゲームなので、あらゆる手を演算していけば勝てる。が、それは限りある時間とリソースではできない。そこで囲碁AI、Alpha Goは、盤面を絵として見てヒートマップを作り『このあたりが重要じゃないか?』という勘を働かせて、手を考え、それをバリューネットワークが評価するという方式で人間に勝った。

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勘とかセンスというのをコンピュータが扱えるようになった。それが、第3世代のAIの特徴。膨大な学習から答えと一足飛びに求めるので、プログラムした人間も、なぜその答えを導き出されたのか分からない黒魔術的な部分があるのが第3世代。

コンピューティングはそこまで来た。でも、一番強いのは、コンピューティングより、そのコンピューティングとタッグを組んだ人間。そのためにも、プログラミングを理解している人間である必要がある。

1年前に300行必要だった人工知能を扱うプログラミングが、今4行で書けるようになっている。そうすれば人間はもっと創造的なことに時間を使えるようになっていく。

ただ、真のプログラマーになるには高校からでは遅すぎる。

ジョブズは実はセールスマンのように言われているけど、13歳から電子回路の設計をしていた。マークザッカーバーグは6歳からプログラミングしていた。誰でも20年やれば天才プログラマーになれる。22歳の時のプログラミングスキルがどのレベルになるかが生涯のプログラミング能力と、どのぐらい稼ぐプログラマーになれるかを決める。

ただ、震災を経てお金がいかに無力かも感じた。生きる方法を教えてたい。9leapや福島ゲームジャムで、プログラミングの方法を伝えた。

それたの過程で得られた方法をプログラミング教室として展開する。

今のお父さんが、こどもの頃に習得した方法をもう一度子供にさせるなんてのはノスタルジーだ。ハンダ付けしてコンピュータを作ったり、BASICでプログラミングを組んでもモノにはならない。BASICを習得して、有能なプログラマーになった人間も確かにいる。私もその一人だ。しかし、同級生で小学校の頃にBASICに挑戦して99%以上の人間が挫折した。なぜ21世紀に教育効果が低いとわかっている言語での教育を繰り返すのか。時代に即した教え方を模索するべきだ。

Scratchも、flashで動くようになってからは発展性がなくなり、低い天井の下で発展性のないプログラミングをしてそこから先のステップアップの方法がない。

『秋葉原プログラミング教室』では、小学生でも判る平易は課題からスタートして、ウェブサービスや人工知能まで扱えるプログラミングを一貫したカリキュラムで教える。

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ビジュアル言語からはじめて、キーボードの打ち方を習得して、JavaScriptによる本格的なプログラミングに移行。MOON Blockは中身がJavaScriptなので、一部ブロックを展開して改造したりするようになっていくと同時にJavaScriptも習得できるのだそうだ。そして、WebGL、php、pyton、Chainerなどを学ぶことで、Webサービスや、3Dプログラミング、人工知能プログラミングまで習得できるというわけだ。

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たとえば、中学生の時に先生に
『月はなぜ地球に落ちてこないのか?』
と聞いたが、まともな回答をできる先生はいなかった。

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式としては、万有引力の公式と運動方程式で表せるはずなのだが、この式を解くとまっすぐに月が地球に落ちてきてしまう。

プログラミングができれば、それをシミュレーションできる。

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(詳しくはこちらの清水さんの日記参照)

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ランダムに100個生成した月が、どういう状況であれば地球の周りを回るのようになるかをシミュレートしたアプリで、これが自分で作れれば、地球と月の関係を実感できる(のだと思う)。

それをどういう感じで習得させていくのか、9分間メソッドとは何か……? というところは、まぁ、教室に来てのお楽しみというところだが、なぜプログラミング学習が必要かというところと、たんなるScratchの学習と違って、その行く先に何が見据えられているかが違うという点がおわかりいただけたのではないかと思う。

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というわけで、ご興味ある方はこちらへ。



2016年3月26日 (土)

iPadで『ミティラー画』を描く橋本孝久さんの個展に行ってきました

なんか、画廊めぐりブログみたいになってますが、明治神宮前駅近くのL'illustre Galerie LE MONDEで開催されている橋本孝久さんの個展にお邪魔してきました。

展覧会に関する詳細はこちら
http://blog.sideriver.com/flick/2016/03/ipad32227-2626.html

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『iPad超活用術』でご紹介させていただきた、iPad Proで作品を描いてらっしゃるイラストレーターさんです。とはいえ、ご本人は福井でワークショップを開催中とのことで、本日いらっしゃらなかったので、どれがiPadで描かれた作品なのかは分かりませんでしたが。



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綿密に描かれた絵柄は、実物を見てこそ迫力が感じられます。

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生け花のようなユニークなアートワークや、スニーカー、絵はがき、iPhoneケース、クッキーなども作品になっており、そのうちの多くは購入できるというのもユニークでした。

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会期は明日までですが、ご興味のある方はぜひ! 楽しめました!

『ダムキーパー』の『トンコハウス展』リクルートGINZA8ビルで開催

手作業の香りがするアニメーションを作る堤大介さんとロバート・コンドウさんの『トンコハウス』の展覧会がリクルート銀座ビルで開催される。

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トンコハウス展 「ダム・キーパー」の旅

■会期 2016年3月25日(金)〜4月28日(木)
 11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館※3月27日(日)は開館
 入場無料
■主催・会場 クリエイションギャラリーG8
 〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
 TEL 03-6835-2260
 http://rcc.recruit.co.jp/

堤大介さんとは、2年前、取材でシリコンバレーに行った時に、Evernoteの外村仁さんのご紹介でお会いする機会を得た。当時は、PIXARのアートディレクターを務めてらっしゃった。

Dsc06814(↑約2年前、ピクサーでお会いした時の堤さん)

光と影で映画のストーリーや感情を表すカラースクリプトを任されていた。楽しい場面では明るく暖色な光で、辛い場面では極端に暗くしたり、逆光にしたり。その照明の当て方の振れも、映画のストーリ展開を表現できるように、最初は少し、そしてストーリーの進展に従って、大きく振れる感じに演出されていた。

光と影のストーリーテラーが堤さんなのだ。また、単身アメリカに渡り、評価されPIXARに入って活躍したチャレンジャーでもある。

その様子はこれまでこのサイトでもちらほらとお伝えしてきた。
PIXERの日本人アートディレクター『堤大介』さんの、自主製作映画『ダムキーパー』を見る超貴重なチャンス!
 http://blog.sideriver.com/flick/2014/06/pixer-2228.html
【速報】心に迫る光と影と、大切な主題。堤大介さんの短編映画『ダムキーパー』のiTunesでの提供が始まります!
 http://blog.sideriver.com/flick/2015/02/itunes-01fd.html
(↑こちらからダムキーパーはiTunesで買えます)

そんなわけで、ワクワクしながら会場に向かった……。昨夜(25日夜)はオープニングパーティだったのだ。

が、すごい人!!

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日本にいらっしゃる機会が少ないせいか、もう堤さんをひと目見るのも困難な状況でした。

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堤さん(左)がPIXARで出会ったロバート・コンドウさん(右)と、短編映画『ダムキーパー』を作り、その世界観が広がっていった。

展覧会は、単に絵が展示されているのみならず、トンコハウスの世界観をあらわず、いろんな表現がされていてとても素敵なものでした。

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驚いたのは、短編映画ダムキーパーの絵をPhotoshopで描いている画面の動画。なんと、ダムキーパーの数千枚の絵を一枚一枚Photoshopで描いているのだそうだ。ええっ〜! これはビックリ!

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その他にも制作途中の手帳へのラフスケッチや、

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ジオラマアーチストの荒木智さんとのコラボによるぶたくんの風車の展示、

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新作の短編ムームのイメージボードの展示など、本当に盛りだくさん。

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展示は4月28日までと、約1カ月のロングランなので、銀座、新橋方面に行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみていただきたい。

私も全情報をおいかけているワケではないので、知らなかったのだが、ダムキーパーの長編映画も制作されているらしい。これもとっても楽しみな情報。公開は、まだ当分先のようだが。

また、明日日曜日の13〜14:00には、堤大介さんとロバート・コンドウさんによる作品解説と、サイン会が開催されるので、ご興味ある方はぜひ足を運んでみていただきたい。柔らかい愛情豊かな光と影の世界と、それを具現化するための膨大な努力が垣間見れてとても興味深い展覧会だ。

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2016年3月25日 (金)

ダイソン+IoT? pure cool linkのスゴさはここだと思う! #dysonjp

※昨日、昨日の現場レポートが、トラブルで49連投になったあげく、間違えて元原稿を消してしまったので、あらためて現時点の情報で整理して書き直したいと思います。ご迷惑をおかけしました。

ダイソンから、『dyson pure cool link』という新型の空気清浄機が登場した。今度の新型の特徴はWi-Fi接続されiOS/Android端末からコントロールできるようになったってこと。つまり、IoTデバイス化されたっていう感じ。

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結論を先にいっておくと、一番のポイントは『smart』つまり、賢くなったっていうことだと思う。

たとえば、これまでのpure coolは花粉が気になったら全開で回しておくしかなかった。しかしそうするとウルサイ。ウルサくて回転数を落とすと、今度はちゃんと空気がキレイになっているのかわからなかった。

今度の『dyson pure cool link』は、センサーで空気の汚れを感知する。そして、それに応じて動作をコントロールする『Auto』のモードがある。

静かに回ってて(もしくは止まってて)、空気が汚れるとブンブン動作して空気をキレイにして、きれいになったらまた回転を落としたり、止まったりっていうことができる。そして、その空気の清浄度合いをスマホやタブレットから見られるのだ。

ユーザーには、きれいか、きたないかも分からないのに空気清浄機を回す……というのは非科学的だ。ちゃんと計測して、その結果必要なら回す。考えてみれば、こうあるべきだ。

スマホやタブレットのデータは屋外からでも見られる。家の外から、もうすぐ家に帰るから強めに首振りで空気清浄機を回して、室内の空気をきれいにしておこう……ってこともできる。

また、将来的にもいつも電源が入っている空気清浄機が電源に繋がって室内をモニタリングしているということに意味は深い気がする。

当然、Dyson 360 Eye(ロボット掃除機)とも連携するだろうし、のちのち掃除機(サイクロン掃除機のシリーズ)や照明(Jake Dyson Light)とも連携するだろう。家に帰る前に掃除機を動かして、空気清浄機で空気をクリーンにし、ヒーターで部屋を暖めて、照明を点けておく……なんてこともできる可能性を持っているのだ。

今回の発表は、Dyson+IoTのさきがけであり、そんな可能性を秘めていたと思う。

【以下現場写真】
ちなみにタワーファンとテーブルファンの2種類があり、それぞれのホワイト/シルバーとアイアン/ブルーの2つのカラーがある。

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背の高い方のタワーファンは6万4800円(+税・本体参考価格)。空気清浄能力は10畳30分(JEM1467に基づく)。

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背の低い方のテーブルファンは4万9800円(+税・本体参考価格)。空気清浄能力は8畳30分(JEM1467に基づく)。

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説明したくれたのはヒューゴ・ウィルソン、研究デザイン開発デザインリード(ダイソンではたいてい、デザイナー、エンジニアがプレゼンする)。

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人間は毎分に10リットルの空気を吸います。

その中には、アロマキャンドルの微粒子、料理の油煙、タバコの煙、衣類から出たホコリ、新品の家具などから出る染料や接着剤の揮発成分、家の壁などの接着剤など、塗料の色素、カビ、バクテリア、ペットの毛や垢、人間の皮膚のはがれ落ちたもの、殺虫剤やデオドラントの粒子、屋外から入ってくる、花粉、胞子、排気ガスの微粒子……などがあるそうです。このリストを見ただけで、不安になります(笑)

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それぞれ、さまざまな粒子サイズがあります。とりわけ、PM0.1のような超微粒子をかなり高効率で除去できるのはダイソンだけなのだそうです。

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これはにっくきスギ花粉。

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フィルターを通したあとに、空気清浄機がどのぐらいPM0.1を放出しているかのグラフ。一番左がダイソンのpure cool。

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さて、新型はここにセンサーを内蔵しています。

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そして、Wi-Fi経由で、空気の清浄度合いをiOS/Android機器に表示します。

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グラフ表示も可能。また、このために、空気清浄機として動作していない時も、わずかに空気を動かしてデータを取得することがあるそうです

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屋外のデータはBreezoMeter社が提供しているものを、インターネット経由で取得し、表示します。

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もちろん、インターネット経由で、電源のON/OFF、風量、首振り機能のON/OFF、タイマーのセットなどを行うこともできます。帰宅前に空気をキレイにしておくことができるワケです。

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アプリでは複数のpure cool linkを制御でき、それぞれに名前を付けることができます。ソフトウェアのアップデートもできるので、今後機能が拡張される可能性さえあります。

いろんな可能性を考えると、ちょっとワクワクする空気清浄機です。




2016年3月24日 (木)

ダイソンテクノロジー+IoT !? iPad/iPhone連携するダイソン空気清浄機が登場!【更新停止】

すいません、途中で記事を誤って消してしまったので
あらたにゼロから整理して書き直しました。

こちらにどうぞ。
http://blog.sideriver.com/flick/2016/03/iot-pure-cool-l-f896.html

死んだらどうする?……今から考えたい『デジタル終活』【3月25日発売!】

死んだらどうする?……今から考えたい『デジタル終活』


あなたの極秘画像ファイルはどうなる!?


若くて若くて健康だと、あまり考えないが、人は誰しも一度は死ぬ。

その時、あなたのデジタルライフはどうなるのだろうか?

見られるとマズいデータはないか? 逆に家族写真はちゃんと家族が見られるか? 銀行やクレジットカードの手続きは? 携帯電話料金や、プロバイ ダー契約、Amazon、動画サイト、有料コンテンツなどの料金が引き落とされ続けたりしないか? クラウドサービスの料金は? 電子書籍や音楽など購入 したデジタルコンテンツは相続できるのだろうか? ブログやSNSを見てくれている人に、あなたの死は適切に伝わるだろうか? 死んでいるのに毎年『○○ さんの誕生日です』などと表示されてはたまったものではない。


銀行は自動的に止まる。カードは引き落とされ続けるものも

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昔と違って、デジタル化されたお金のやりとりというのは非常に多い。人が死んだ時に、そういうお金の流れにちゃんと始末をつけるのは意外と難しい。基本的には銀行口座が閉まると、カードの引き落としができなくなる。しかし、負債は増えていく……という場合はあるのだ。

となると、一部サービスについては、遺族が停止したりしないといけない。また、生前にとりまとめておいた方が便利なサービスは数多い。相続人がそれらの処理をしようと思うと、すべての相続人の同意書が必要だったりと非常に手間になる。

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各サービスの対応は? 元気だからこそ、対応を練りたい

Google、マイクロソフト、アップル、アマゾンなどのユーザーがどういう対応になるのか? 料金についてはどうか? クラウドに預けているデー タはどうなるのか? JALやANAのポイントカードは? ビックカメラやヨドバシのポイントカードがどうなるかまで、綿密にレポートしているので、『デジタル終活——もしもに備えるデータ管理術』をご覧いただきたい。

各サービスによって対応が違い、フェイスブックなどは『追悼アカウント』というものに切り替える処理もしてくれる。元気な今からこそ、いろいろと備えておきたいものなのだ。

2016年3月23日 (水)

iPadで『ミティラー画』を描く橋本孝久さんが個展【3月22日〜27日】

『iPad超仕事術』でご紹介した、iPadでインドの『ミティラー画』の流れを汲むイラストを描く橋本孝久さんの個展『New Flowers』が、3月22日から27日、東京神宮前のL'illustre Galerie LE MONDEで開催されています。

橋本孝久個展『New Flowers』
https://www.facebook.com/events/1542000992759837/

橋本孝久ウェブサイト
http://www.takahisahashimoto.com/

L'illustre Galerie LE MONDE
http://www.galerielemonde.com/

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精密画だけに、雑誌の誌面やウェブだけでは伝わらない感があるので、ぜひ展覧会場で実物をご覧になってみて下さい。

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橋本さんが、Facebookにあげてらっしゃる写真を見ると、絵だけでなくユニークなディスプレイもあるようです。

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ぜひ、独得の世界観を体験しに行ってみて下さい。

私も会期中にお邪魔したいと思っています。

(村上タクタ)

2016年3月22日 (火)

3分で分かる、iPhone SE、iPad Pro 9.7、iOS 9.3などApple新製品発表会まとめ

Appleの新製品発表会終了しました。

完全な新製品は、iPhone SE、iPad Pro 9.7。

Apple Watchはナイロンバンド、ニューカラーのみ。あとはiOS 9.3、Apple TVの新機能……と、割りとあっさりとした発表会でした。全体で1時間ぐらい。

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iPhone SEは、まんま5sと同じサイズのボディに、6sのA9チップ搭載。iPhone 5sなみのコンパクトなサイズのまま、処理能力は6s並み、カメラも6s並みの1200万画素。さらにApple Pay(つまり NFC)も内蔵。ただし、感圧式タッチパネルは含まれない模様(あれは厚みが必要になるので、内部を完全に再設計しないと無理かと)。

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色はシルバー、スペースグレイ、ゴールド、ローズゴールドの4色。確認は取れてませんが、映像で見る限りでは、エッジのダイヤモンドカットがなくなってボディの他の場所と同じマットな感じのアルマイトになっている気がします。

最新機種を追い求める人にはあまり関係のない新製品ですが、5sの4インチのサイズがいいと言ってる人は身の回りにもけっこういます。単体価格もかなりリーズナブルですし、たくさん発売されたiPhoneケースも利用できるしで、人気の製品になりそうです。

6sや6s Plusに一度慣れてしまうととても小さく見える画面ですが……たしかに、手への収まりは一番いい、最初から大事にされたiPhone本来の幅ですからね。

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これで、iPhoneはかなり幅のあるラインナップを手に入れました。

iPhone 6s Plusをキャリアで使えばかなりお金のかかる端末ですが、SEをMVNOのSIMで使えば(もしくはキャリアの安価な料金プランも出るのでしょうか?)、かなりリーズナブルに使えそうです。

同時に、iOS 9.3もリリースされています。

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iOS 9.3は、夜にブルーライトを減らすNight Shiftや、メモのパスワード保護、ヘルスケアのアップデート……などが含まれます。

我々メディアの人間ははカラーマネージメントして写真を扱わなきゃいけないわけですが、Night Shiftで色温度が変わったら、何に対して色調整すればいいのか分からなくなるので、ちょっと困りますね。

色って本来人間が脳内で感じるものだから、状況によってズレるということは正しい対応なんだけど、我々としてはちょっと困ります。

さて、iPad Proの9.7インチ版も登場。

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発表会だと、iPad Proの性能を9.7inchに凝縮……的な説明だったんですが、このモデル、ちょっと判りにくいですよね。

ユーザー目線からいえば、単純にいえば、9.7inchサイズで、Apple Pencilが使えるようになったということなのですが……。

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ボディサイズ、画面サイズ、ピクセル数はiPad Air 2と同じです。ただし、広い色域ディスプレイ、True Toneディスプレイ(周囲の環境光に合わせて色温度を変える機能)が装備されています。

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CPU/GPUは、A9Xが使われているので、処理能力的にはiPad Air 2ではなくてiPad Pro同等です(スペックを見ると若干Proより遅いので、消費電力的な関係で出力を抑えているのかもしれません)。

カメラはiPhone 6s同等の1200万画素、F2.2、4K撮影可能、インカメラも500画素……となっています。

つまり、iPad Pro 9.7は、iPad Air 2のボディに、ProのPencil対応ディスプレイとA9Xチップ、iPhone 6sのカメラを詰め込んだマシンということです。

さらに、iPad Pro 9.7inchと12.9inchには待望の256GBモデルが用意されました。

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Apple Watchはウワサされた2は登場せず、ナイロンバンドと新色が登場。また、一番安いモデルが299ドル(日本円は3万6800円+税)になるとアナウンスがありました。だいぶ安くなりました。かなりユニークな色が出てて、面白いです。

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新型を期待する期待する声もありましたが、10万円以上出して昨年の最初のモデルを買った人間としては、もうちょっとこのモデルに腰を据えてアップデートして欲しいものです。まだ、現状のハードでできる部分、煮詰めるべき部分はあるように思います。

あと、Apple TVのアップデートとCar Playに対する発表がありましたが、多くの人にはあまり関係ないかしらん? ハード&ソフトに関する発表は以上。発表会全体は1時間ぐらいで終わり、かなりコンパクトにまとまっていた感じです。

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ほぼ、事前にリークされていたというのもあって、ちょっと物足りない感は少しあります。

ただ、発表会全体としては、まず最初にAppleがRenewableエネルギーを率先して使っていること、パッケージで使った紙の分、木を植えているなどエココンシャスであることを発表したり……。

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古くなったiPhoneを分解するロボットを作り……。

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iPhoneの内部パーツはネジ1本まで分解されて、それぞれ部品ごとにかなり高レベルなリサイクルが行われていることをアピールしたり……。

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また、ヘルスケア関係では、従来の情報を集めるResearchKitに加えて、より能動的にアドバイスを与えるCareKitがリリースされ、医療関係で活用しやすくなっていることも発表されました。

が、とはいえ、ちょっと小粒感のある発表会ではありましたねぇ。リアルで小さいiPhone、ハイパフォーマンスな9.7インチiPadが欲しい人にとっては嬉しい発表だったと思いますが。

とはいえ、リサイクルにしてもヘルス系の発表にしても、Appleが決して元気がなくなったワケではなく、空元気や派手なアピールをしなくても、実際に『よりよい世の中を作るため』に歩みを進めるだけの土台が出来たということかもしれません。

近々、Apple新社屋も登場するようですし、そうなると、そちらで発表会が行われれるのかもしれません。どの段に、どどーんと新しい発表をするために、今はちょっと見をかがめているのかもしれません。

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2016年3月19日 (土)

やった! 古いiPhoto Libraryを捨てて143GB儲け! と思ったのに?【教えてエライ人】

常にSSD容量が枯渇している村上タクタです。

SSDの中身を見てたら、iPhoto Libraryがあることを発見しました。もう写真アプリに移行しているので、これ要らないっすよね。

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というわけで、iPhoto Libraryを削除したら、143GB儲け! っていうか、同じ画像のファイルを143GBも持ってるとか、どういうことやねん! いらんやん! と思って削除して、ゴミ箱を空にしました。

削除前。

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削除後。

Macintosh_hd_
うーん、なんなんだろう? 10GBしか空き領域は増えてない。

なぜ、143GB空き容量は増えないのでしょう? どなたか詳しい方、分かります?

※追記:自己解決しました(T_T)
Appleサポートコミュニティ——「写真」は iPhoto または Aperture のライブラリと画像を共有し、ディスク容量を節約する

調べてからブログ書けという話ですね。すいません。

2016年3月16日 (水)

Yahoo!の新しいサービスが静かに始まってます【Yahoo! ライフマガジン】

Yahoo!さんの新しいサービス『Yahoo! ライフマガジン』(http://lifemagazine.yahoo.co.jp/)が静かに始まっています。

まだ、あんまり大きくは告知されていないような気がするのですが、とりあえずここにリンクしておきます。

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(↑PC版のトップページ)

内容的には、『食べる』『でかける』『暮らす』という地点情報に基づいた、キュレーションサイト的な体裁になっていますが、注目すべきは『Yahoo!ライフマガジン編集部』という表記があり、本格的にYahoo!が『編集』に乗り出しているということでしょう。

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(↑スマホ版のページを並べてみました)

パソコンでも、スマホでも見られますが、どちらかというとスマホで見ることを重視しているように見えます。オープンしたばかり(たぶん、3月15日オープン)ですが、けっこうな量の情報があることに驚かされます。

Img_1024_2(↑スマホ版のトップページ)


特徴としては、それぞれの情報に地点情報が付加されていること。

Img_1028これがあれば、このサイトで情報収集をして、そのまま地図を開いてYahoo!カーナビでナビゲーションさせたりできるハズです(試した時点では『地図アプリで見る』というリンクが切れてましたが、そのウチに修復されるでしょう……まだ開いたばかりのサイトですし)。

というわけで、Yahoo!ライフマガジン試してみて下さい。

やけに詳しいな(笑)という話ですが、近日中に弊社からもこれに関してお伝えできることがあると思います。そのへんはまた後日。

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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