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2015年11月

2015年11月30日 (月)

【今夜22時予約開始】iPhoneケースで有名なトリニティのNuAnsからWindows 10 Phone搭載の『NEO』発表!!【本体 3万9800円+税】

iPhoneケースメーカーとして急成長を遂げたトリニティさんが、NuAns(ニュアンス)というブランドを立ち上げたのは既報の通り。  そのNuAnsからNEOという名のWindows 10 Phoneが発売された。

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代表の星川哲視さんがトリニティを立ち上げられて10年。その10年の集大成として、次のステップとしてスマートフォンの生産に取り組まれることになったという。

そもそも、星川さんは非常に『スタイル』にこだわる方。その『スタイル』を突き詰めていった時に、今の我々のライフスタイルに非常に密接に関係する『スマートフォン』を改めて見つめ直すことになったという。

iPhoneは当然のことながらAppleしか作れないし、ほぼ一機種。Appleの製品と趣味が合わなければ使うことができない。素晴らしい製品であることは確かだが、選択の余地はまったくない。Androidは……星川さんは多くを語らなかったが、選択肢としては考えにくそうだった。おそらく、無制限に競争が存在することによる粗製乱造、自由度が高すぎてバックドアが存在するアプリがGoogleのストアにさえ数多く存在すること、デザインの統一感が取れなさそうなこと……などが、星川さんにとっては選択肢になりえなかったのだと思われる。

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統一されたスタイルと、十分なセキュリティを持ち、iPhone以外の答え、新しい答え(ニューアンサー=NuAns)として作れるのがWindows Phoneだったということなのだ。

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これは直接星川さんがおっしゃっていたことではないが、スマホとコンピュータの未来はどうなるんだろうか? AppleはiOSとMac OSを明確に分けているが、スマホ……というか、小さなコンピュータを持ち歩いて、必要に応じて電話として使ったり、モニターやキーボードを繋いでパソコンのように使う……というスタイルも未来のひとつとして存在すると思う(昔から語られるスタイルだが、結局スマホの性能が追いついてもパソコンは次の世代の性能を切り開くので、実現したことはないが)。少なくともストレージの問題はクラウドを使ってほぼ解決しそうだし。

そういうスタイルを考えた時に、 Windows 10が実現しているスマホからタブレット、PCに至るまで統一されたOSというのは理想的に思える。

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Appleファンの代表格ともいえる星川さんが、MicrosoftのOSの乗ったデバイスをプロデュースするのは奇妙にも思えるが、多くの人に受け入れられるとともに、コンサバになり過ぎたApple製品より、『最近の挑戦的なWindows製品が気になる』というMacファンは多い。

そう考えると、『iPhone以外の理想に近いスマホ』を作り出すために星川さんがWindows 10を選んだのも分かる気がする。

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それにしても、そう大きい企業ではない(星川さん曰く、『従業員14人の零細企業』)であるトリニティが携帯電話を作れるものなのだろうか?

単に廉価版の携帯電話を作るだけなら「深圳のODM工場からリファレンスモデルを購入すれば販売はできる」とのこと。

しかし星川さんを中心としたNuAnsのチームとしては、理想のスマートフォンを追い求めて、新しくWindows Phoneを設計し、外装もTENTが『ポータブルデバイスが中心となった世界』で、『インテリア・雑貨などに溶け込む製品』として完全にオリジナリティのある製品として作り上げている。

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できあがったNuAnsのNEOは、背面上下のカバーを自由に取り換えることができる携帯。オーナーのスタイル、その日の気分によって本体ボディの形状、材質、色を変えられる。いつも身近にある携帯だけに、自分好みにカスタマイズしたいという人は多いはず。OSは奇をてらわないがOS的にセキュリティが強固なWindows 10。SIMフリーなので低コストで運用することもできる。また、基本的にパソコン版と同じOSなので、WordやExcelを使うこともできる。モニターやキーボードを繋げば、まるでノートPCのように使うこともできる……かもしれない。

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外装部分を取り外すとこうなる。SIMなどが露出するし、基本的には外装ナシで使うことはできない。ボタン類も押しにくくなる。

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内部にはスイカやパスモなどのカードを入れることもできる。

外装の素材は、上下2パーツに分かれる TWOTONEと本体自体がブックタイプのカバーになるFLIPの2種類。素材には、ゼロワンプロダクツの天然木材シート・テナージュ、レザー風のクラレのクラリーノ、スエードのような質感を提供するウルトラスエード(高級車のシートなどに使われるアルカンタラのことらしい)など、質感が高く、かつ耐久性にも優れた材質を使う。これらの素材を金型の中に入れて射出成型するインモールド成型「ART & TECH」によって、形にぴったりとフィットし、かつ剥がれない製品を実現しているという。

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さて、肝心要の(?)スペックだが、画面サイズは5インチで1280×720。CPUはSnapdragon 617(MSM8952)1.5GHzのオクタコアとハイエンドに近いものの新しいタイプ。メモリは2G RAMで、ストレージは16GBで、Micro SDカードを使って、最大128GBを追加することができる。カメラは外側が1300万画素F2.0、28mm相当、インカメラが500万画素F2.4、24mm相当(つまりiPhoneに近いカメラだが、若干ワイド寄り)。

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約141×74.2×11.3mm、約150gと、iPhone 6sと6s Plusの中間ぐらいのサイズ感&重さ。ただし、バッテリーは3350mAhと大容量。2日ぐらいは普通に使えるとのこと。

厚さは、外装が交換可能であることもあって少々厚めだが、横がラウンドしていることで非常に手への収まりがよく持ちやすい。

コネクターは先進的なUSB Type-C。付属のケーブルはType-A側もリバーシブルで、どちらも挿す向きを選ばない。

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基盤/ボディ設計にこだわって、(左から)ストラップホール、スピーカー、USB-C、マイク、ヘッドフォン端子がキチンとセンターにそろっているところにも注目したい。

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iPhoneとAndroid以外の、『第3の選択肢』として登場した1度目は期待したにもかかわらず失敗に終わったWindows Phone。IS 12Tの時も、製品の出来は良かったにも関わらず機が熟していなかったのか敗退に終わった(個人的にはメーカー(orキャリア)の最初の期待値が高すぎ、値引き(値落ち)の開始が早すぎだったと思う)が、SurfaceなどWindows 10デバイスの普及が進んできてる今こそWindows Phoneは可能性があると思う。

また、格安SIMの運用で低コストで使える可能性も広がっている。いろんな条件が整ってきた中で、Windowsパソコンと同じOSで使える携帯というのは、便利な存在になりえると思う。問題は、市場が十分にそれについてきて、(NuAnsを含む)メーカーがWindows Phoneというものが普及するまで支えられるかどうかだと思う。現在国内でWindows Phoneの販売を表明している他社は比較的廉価な中国メーカーの製品を直接輸入したような商品が多い。もしかしてVAIOから出ると言われている商品や、Microsoft Lumiaなどの導入などまで時間があれば、NuAns NEOは唯一の有効に使える性能を持ったWindows Phoneとなるかもしれない。

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価格はCore 本体が3万9800円、TWOTONEカバーが1400〜1600円、FLIPカバーが2750〜3680円。価格競争力も十分に高い。

販売は1月から。予約開始はNuAnsのウェブサイトで今夜22時。今後、伊勢丹、ロフトなどの店頭や、Amazonなどでも販売するという。企業向けはダイワボウ情報システム株式会社、SoftBank C&S、SIMセット販売としてU NEXTなど。

1台持ちの端末として使えるのか? iPhoneに追加して使う2台目携帯としてはどうなのか? など、今後もフリック!では検証していきたい。

本日22時からの予約受け付けはこちら


2015年11月27日 (金)

【GEMBA Note】MetaMoJiの魔法のシステム手帳【ついに全力!】

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MetaMoJi
は常に本気の会社だけれど、あまりに開発意欲が旺盛なので、私を含め周りの人がいつも「分かりやすくするために機能を絞りましょう」と、押しとどめようとしている。

そんなMetaMoJiさんが『思い切りディープに使ってくれる人のために、全力で作りました!』と胸を張るのが、この27日13時に公開される『GEMBA Note』(ゲンバノート:文字通り、『現場のノート』を意味する)。リリースは2016年第一四半期だという。

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浮川社長から、説明を受けたけれど、あまりに多機能過ぎて、特にMetaMoJi Noteを使ったことのない人にはなんて説明していいのか悩むほど。

あえていえば、あらゆる仕事をするノートを作ろうとしているというか、タッチパネル端末の普通のOSの上に、もう一層『タッチパネルで使うノートのためのOS』を乗せようとしているというか。

間違いなく、ここまでOSの深い層まで突っ込んで多機能なアプリを作ろうとしているアプリ開発企業はないのではないだろうか?

……とか書いてても、何のアプリか分からないことと思う。

うーん。すっごく簡単に言うと、MeteMoJi Noteをベースに手帳としての機能を充実させたもの。

『魔法のシステム手帳』

たとえば、あなたが紙のスケジュール手帳を使っていたとして、その手帳に書いた予定をGoogleカレンダーと同期できる? 見開き1カ月で見たり、1週間で見たり、1日を1ページに展開したりできる? 出張予定のところにウェブの時刻表サイト自体を貼り付けておける? 手書きメモを取ってたとして書いたときの話者の声を再生できる? カタログを丸ごと1冊貼っておける? ノートのいろんなところにメモしたタスクを一覧できる?

GEMBA Noteは、そんな魔法みたいなことができるのだ。しかも、パソコンではない、タブレットならではの方法で簡単に。

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上の画面が、GEMBA Noteを使って、GEMBA Noteでできることを解説しているページだけれど、左上のように自動で日時が入って、表計算をそのまま貼ることができて(もちろん、中の数値を書き換えると再計算される)、手書き文字、テキストも書けて、Todoを貼れて、カレンダーも貼れる。ウェブページも貼れるし、写真も、PDFも貼れる。そして、それぞれが動作するのだ。

……何言ってるか分からないと思う。たぶん。もうちょっと具体的に説明してみよう。

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たとえば、カレンダー。

こんな風にMetaMoJi Noteみたいなページの上に、カレンダーを呼び出して貼れる。月間だろうが、週間だろうが、デイリーだろうが、今日から6週間だろうが、好きな予定をカレンダーを好きなだけ貼れる。

なんとこのカレンダー、iCloudやGoogleカレンダーのデータを引っ張って来れるし、ここで書き換えた予定は、iCloudやGoogleカレンダー側でも更新されるのだ。

さらに、このカレンダーの中に、写真を貼ったり、文字を書き込んだり、他のGEMBA Noteのページを貼ったりできるのだ。

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日程の中に入ってる小さなメモはただのアイコンではなく、クリックすれば展開されて、そこに書き込んだりできるのだ。

表計算だって、貼れる。その中で簡単な計算もできる。

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たとえば、これは経費精算のフォームをイメージされているのだが、左の表組みで経費精算できるのはもちろんだが、右の部分には電車賃計算用のウェブサイトが貼ってある。このウェブサイトを展開して内容を見たり、実際に電車賃を計算したりできるのだ。

資料に写真を貼るにしても、あらかじめ、レイアウトを考えたり、スペースを取っておく必要もない。どんなに小さいスペースにでも、いっぱい写真を(現状20枚ぐらいらしい)貼り付けたりできるのだ。

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たとえば、パソコンの購入を検討してようとして、カタログを集めたとする。1ページにカタログをいっぱい貼れる。

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ただ、これもタダのサムネルじゃない。クリックすると、pdfとして開くことができるのだ。

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もう、ただのアプリじゃない。だたの手帳アプリでもないことはお分かりいただけたと思う。使いようによってはGEMBA noteは何にでもなると思う。

実は、このアプリ、以前レポートした大林組さんと共同開発したeYACHOというアプリを下敷きにしているが、今回はB to Bではなく、コンシュマー……それも、かなりヘビーにアプリを使いこなすベテランコンシュマー向けに開発されているのだという。

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リリースはiOS版(iPhoneでもiPadでも動作して、もちろんMetaMoJi Cloudで同期する)が、来年第一四半期ということだが、私はレポート用の先行して使用させていただくことになっている。レポートをお楽しみに!

 



2015年11月25日 (水)

ScanSnap Cloudを使ってみた……ScanSnapがパソコンの周辺機器から、クラウドIoTデバイス進化した

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電車移動の最中にセットアップして、ScanSnap Cloudを使えるようにしたんだけど、これはイメージしていたよりすごい進化。

これまでは、ScanSnapはパソコンの周辺機器、最近はスマホやタブレット経由で使えるようになっていたんだけど、なんというか『クラウドデバイス』として独立した存在になったと思います。

『クラウドの入り口』が、そこに独立してある……っていう感じ。

使ったことがない人にとってはあんまり変わらないような気がする……と思うかもしれませんが、使うと全然違う。スキャンしたら、もうEvernoteに、Dropboxに、Eightに……とそれぞれのクラウドサービスに入ってるっていうのは衝撃的ですよ。やっぱり。

これは実際に使ってみないと分からない。そして、使ったら、もう2度と離れられないと思う。これを無料で公開してくれるというのもすごいなぁ……。

余談になりますけど、これは単体でスキャンしてあるていど解析して、Wi-Fiにつながって……ということができるのは、iX500とiX100に、GIプロセッサーというけっこう高性能なCPUが搭載されているから。考えてみたら、GIプロセッサーが搭載された時から、目標はここにあったのかもしれないですよね。LEDも実は紫とか、普段見たことない色に光るのもビックリです。

使っているデバイスが、まったく違うステップに進化するっていうのも今風であります。



さて、セットアップですが、多少時間が(多分15分ぐらい)かかるので、腰を据えて、Wi-Fiと電源があって、いろんなパスワードが分かる状態で取り掛かった方がいいです。

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必要なのは、電源とWi-Fi、そしてWi-FiのSSIDとパスワード、ScanSnapのSSIDとパスワード、連携するクラウドサービスのアカウントとパスワード。あと、新たにScanSnap Cloudのアカウントを作ります。

私は無理やり電車移動中にヒザの上でやりましたが、パスワードが分からなかったり、駅について、これを持って出る羽目になると大変なので、みなさんはぜひ落ち着いた場所で設定して下さい……。

さてと。まず、ScanSnap Cloudの設定アプリをダウンロード。iOS、Mac、Android、Windowsそれぞれに設定アプリがあるそうです。

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設定アプリはすっごく親切で、基本的には、これにそって設定すれば間違いはないハズ。

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タスクをこなすと、ちゃんとチェックマークが付いて、説明が進んでいく親切仕様です。

まず、無線LANに接続して、次にiX100に接続して、それを無線LANに接続。んで、ScanSnap Cloudのアカウントを作って、書類、名刺、写真、レシートの振り分け先を設定。

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たとえば、EvernoteやDropboxなら、どのノートブック、フォルダに保存するかも設定する。

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これをうまく扱うと、たとえば、会社のでチームとの共有フォルダに上げて、スキャンしたものをみんなで共有するとか、そういうことも容易かも。

というわけで、とりあえず、iX100とiX500を持っている人は、『なんだ、同じじゃん』とか思わずに、ぜひ、今夜のウチに設定して、使ってみて下さい。なにしろタダなんだからか!(笑)

 

【速報!】スキャナーから直接クラウドへ!【ScanSnap Cloud】

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突然の発表ですが、単体のScanSnapから直接PFUが運営する独自クラウド『ScanSnap Cloud』にアップできるようになりました。本日、11月25日サービスインです!

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理屈は例によって簡単。

もう、ScanSnapはWi-Fiにつながってさえいれば、スキャンするだけでいいんです。スキャンすると、ScanSnap Cloudに送られ、そこで『書類』『名刺』『レシート』『写真』の4種類に判別されます。そして、それぞれ設定したサービスに送られます。それだけ。


もう、スキャナーをパソコンやタブレット/スマホに接続する必要もなければ、どのサービスに送ろうか考える必要もありません。

Scansnap設定できる提携サービスは、書類がEvernote、Dropbox、Google Drive、OneDrive。名刺が、eight。写真がGoogle Photos。そしてレシートがfreee、Dr.Wallet、MFクラウド、STREAMED、弥生会計。

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この思想はIoTの思想そのもので、さまざまなデバイスがそれぞれのIPを持って、直接ネットに接続していく世の中になるのだから、ScanSnapは直接ネットに書類を取り込む窓口になるということだ。

実に必然的なことなんだけど、IoTが進んでいく世の中がどうなっていくか分かっていないと、こうした仕様にはできないハズ。さまざまなクラウドサービスと積極的につきあい、どうなっていくのかしっかりと理解していたPFUだからできること。これでまた他のスキャナーメーカーは、2周も3周も遅れてしまったといえるだろう。

選択できるクラウドサービスはこちら。

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また、ScanSnap Cloud上では、どのカテゴリーのドキュメントか判別するだけでなく、自動的にサイズを検出し、向きを補正し、白紙ページを削除し、カラーを自動判別するなどの処理も行っているという。

ScanSnap Cloudには2週間分のデータが蓄積されているので、一度保存した原稿の転送先が間違っていた場合や、意図にそわなかった場合でも、2週間の間なら別のサービスに再リリースすることも可能だという。

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また、このScanSnap Cloudを利用するためのScanSnap Cloud SDKも用意されており、今後今回発表された11のサービス以外のクラウドサービスベンダーもこのSDKに準拠することでScanSnap Cloudに対応させることができるという。

【発表会中ですので、追加情報があればアップデートします】

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ScanSnap CloudはiX100/500を持っていれば無料!

サービスの基盤として使われているのは、信頼性が高く実績のあるMicrosoft Azure。

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ワールドワイドでの広範囲なネットワーク、開発のスピード、セキュリティの強さがAzureの価値とのこと。

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ScanSnap Cloudについてさらに詳しい情報はこちら
ScanSnap 購入はこちら

またこれ意外の、Scansnapの周辺情報、活用方法については、弊社刊の『デジタル超整理術』にも詳しいので、ぜひご覧いただきたい。

紙版と電子版でこちらからどうぞ

これは凄い! 自宅で電脳世界にダイブ!【攻殻機動隊VRティザー公開!】

Koukakuvr_scr((c)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製
作委員会 )


思わず「ネットは広大だわ……」とつぶやいてしまいますが、現代のネットワーク社会を25年前に予見して、表現していた攻殻機動隊は本当にエポックメイキングな作品で、コミックスから、TVアニメ、劇場版アニメ、ゲーム……とその時点、時点での最新の表現を切り開いてきた作品でもある。そんな攻殻機動隊の作品群に、また我々の近未来感を現実にしてくれる作品が登場しそうだ。

プロダクションI.Gが、VR体感型アプリ『攻殻機動隊新劇場版Virtual Reality Diver』のティザー広告をYoutubeに公開したのだ。


YouTube: 攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver(公式ティザー映像)

↑これは通常版の公開映像なのですが迫力なのが↓この360°映像版。


YouTube: 攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver (公式ティザー映像・立体360°VR版)

これを、スマホやタブレットのYouTubeアプリで見ると、360°映像が楽しめます。つまり、スマホを横に向ければ横の、後ろに向ければ後ろの映像を見ることができます。

さらにっ! CardBoradなどの VRゴーグルを使えば、まるでその映像世界の中にいるような立体VR映像が楽しめる! ……が、対応しているのは、Android版のみでiPhone版は対応していないみたい。残念。

私はVRゴーグルは持ってますが、Androidはタブレットしかもってないので、VRゴーグルにタブレットを押し当てて、ちょっと無理やりな感じで見てみましたが、それでもけっこうな没入感と迫力でした。

近未来の映像コンテンツは4Kや8Kの高画質化より、Oculus RiftなどのVRが絶対来ると思っているので、それを擬似体験できるこのティザーは絶対すごい。本編は480円でこの冬配信予定……とのことで、これは見逃せませんね。

2015年11月24日 (火)

『モバイル超仕事術』明日(25日水曜日)発売です!

モバイルで仕事するって、単に喫茶店でパソコンを開く……ということではないと思います。

場所に縛られない、時間に縛られない、組織に縛られない……そんな新しい時代の仕事の進め方。自由だからこそ引き出せるクリエイティブを引き出す仕事方法こそがモバイルワークだと思います(というこのブログも移動中の地下鉄の中で書いてますが)。

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そんな仕事の方法論をまとめた一冊を『モバイル超仕事術』として、1冊の本にまとめました。これは紙の本で、明日、11月25日(水曜日)に、全国の書店・コンビニで発売します(今回はどっちかっていうと書店中心だと思います)。

巻頭では、まずその自由な仕事術について、日本の東京と、ニュージーランドの山上の湖畔とを往復し、自由に移動しながら仕事をされている四角大輔さんに聞いています。

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四角さんのお話は、ちょっと極端といえば極端なんですが、忙しくてやむなくモバイルになるのか、自分のスタンスとしてモバイルを活用し、新しい可能性を開くのってちょっと違うのじゃないかと思うのですよね。積極的に、クリエイティブでいるためのモバイルについて考えたいと思っています。

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コンテンツ内容としては、モバイルに必要なもの、端末の選び方から、弓月さんのようにiPhoneひとつでこんなにモバイルできるというお話など。

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また、モバイルに便利な周辺機器、アプリ、知っておきたいセキュリティ対策、海外でのモバイル回線の確保の方法……など、周辺情報も含めて、モバイルのノウハウを扱っています。

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明日、発売です。今すぐAmazonでポチればまた間に合うかもしれません。


ぜひ、『モバイル超仕事術』店頭でお手に取ってみてください。


2015年11月22日 (日)

クラウドを使ってMac2台持ちを運用できるか?

大画面高性能がありがたい時と、軽量薄型が欲しい時がある。

自分の過去の所有端末を考えても、大画面高性能と、薄型軽量を行ったり来たり。

2台持ちも何度か試みたけど、僕の使い方だと、けっきょく大きい方を持ち歩いてしまう。

が、もう一度挑戦。AppleさんからしばらくMacBook 12インチをお借りできることになったので、いつも使っているMacBook Pro Retina(15インチ)としばらく2台持ちしてみる。

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昔、MBP i7(15.4インチ)と、MBA(11インチ)の2台を使い分けようとした。編集部とかではMBP15のパワーが要るけど、取材などの外出時はMBA11の軽さが欲しい……という使い分けだった。前者は2.54kg、後者は1.06kg、2.5倍以上の差は大きかった。

でも、15インチをMBP15Rに変えたら、2.02kgになり、パフォーマンスの差も大きくなったので、ついつい15インチを持ち歩くようになった。

当時の11インチと、今のMacBook 12インチの運用で違うのは、性能と重さだ。画面は重さは0.92kgになったのに、画面ピクセル数は2,304×1,440という豪華さだ。

上の写真を見比べていただきたい。MacBook 12はなんとか2画面運用に堪えられる。なんとか使えるのだ。 1,366×768のMBAとはだいぶ違うのだ。

さらに当時と違うのは、クラウドがかなり実用的になってきたということだ。いろんなデータをきちんとクラウドに入れてさえおけば、外出先でもかなりいろんな作業ができる。もちろん、数年前だったクラウドサービスはあったが、自分の運用面も含めて、より実用的になってきたってことだ。

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さて、もう2ヶ月ほどこの2台併用の運用で行く予定。2ヶ月後に、MacBookを手放せなくなってなければいいのだけれど……(笑)

 

2015年11月20日 (金)

『モバイル超仕事術』刷り上がってきました! 水曜日25日発売!

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刷り上がってきました!
めずらしく、イラストの表紙です。
イラストレーターは弊社のいろんな本で活躍されている大迫緑さん。

MacBook、Surface、iPadなどを活用してモバイルで仕事をする人のための本です。
スタバで仕事をするのがモバイルってワケではなくて(笑)、場所、時間、組織などから自由になって、よりクリエイティビティを発揮するための方法論がモバイルだと思うのですよね。そんな本であります。

まだ、うちのサイトに上がってないですが
Amazonさんには出てますね!

お楽しみに!

DMM.make AKIBAの、ミニ四駆を無線LAN経由でスマホから操作するワークショップ顛末記

さて、前回の現場からのレポートに続いて後編を兼ねてまとめを。

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ことの起こりは、Cerevoがこの無線LANモジュールCDP-ESP8266を発売したことにあるのだと思う。

IoTというか、makersとの流れの中では、いろんなデバイスをネットに接続することが当然ながらキモになってくるのだが、無線LANを使おうとすると、その機材の技適認証を取らなければならなくなってくる。小規模なメーカーや個人が製作したデバイスについて、技適認証を取るのはかなり難しい。手間もお金もかかるから。しかし、このCDP-ESP8266はモジュール単体で技適を取得してある。

だから、これを使えばIoTの世界は大きく広がるハズ……ということを知って欲しいということで、このイベントが企画されたんだと思う。

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参加者は大人半分、親に連れられた子供半分。僕は、電子工作が好きな息子を連れて参加した。

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工作のレベルは、20人公募して4時間でやるにはけっこう高度なレベル。物理的な工作の方は、ミニ四駆を組み立てつつ、シャシーをニッパーでバキバキ切断し、ドリルで穴を開け、サーボを組み付け、タッピングビスでネジ止めする。

電子工作側は、抵抗やコンデンサ、チップのハンダ付けを数十ヶ所行わねばならない。

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けっこう大人でも不器用な人だと苦戦すると思う。

ウチの息子はもともと工作好きですし、先日も「友達のお父さんが買ってきてくれたイチゴジャムを作ってきた」などと言ってるクチなので、なんとかするだろうと思って放置してましたが、なんとか完成までこぎ着けてました。

ともあれ、工作のレベル設定が絶妙というか、高い目標を据えて、そこへ向けてのフォローが絶妙な感じでありました。というのも一番難しい、一部チップのハンダ付けや、プログラミングとそのチップへの書き込みはすでにご準備いただいてましたし、マニュアルはすごく細かく丁寧でしたし、さらに、スタッフの方がけっこうな人数で懇切丁寧に教えてくださってました。おそらく、4時間でこのミニ四駆の魔改造を一般人にさせるために相当準備されていたんだと思います。

結構キモなプログラミングとその書き込みの部分がバッサリ省略されていたのは、主催の方としても苦渋の決断でしょうけど、ここ説明し出したら絶対1日では終わりませんものねぇ。

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放置している親に代わって教えて下さった杉本さん、ありがとうございます!

そして完成したミニ四駆を走らせてみるとこんな感じ!


YouTube: IMG 3625


iPhoneもしくは、iPadのWi-Fiで、CDP-ESP8266をアクセスポイントとして捕まえて、ブラウザで操縦するみたいな感じです。

そして、20組ともなんとか完成にこぎ着けて(これってすごいサポート力だと思う)最後に特設コースでレース!!

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4組に分かれてレースして、1位2位が決勝レースに出場。決勝は8台でのレースとなりました。操縦がプロポーショナルではなく、スロットルもON/OFFのみ、ステアリングも切るとフルロックまで切れるという仕様なので操縦はなかなか難しく、障害物を超えてゴールまでたどり着くのは至難の業。息子は辛くも予選は2位で通過しましたが、決勝では負けてしまいました。

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帰り道息子と話していると「これって、この無線LANのチップを他のものに付けると、エアコンつけたり、モーター回してカーテンの開け閉めしたりできるってことだよねぇ」とか言っていて、早くもIoTのスピリッツは芽吹いている感じがしました。こんなワークショップが日本中にあったら、日本も本当の意味でのモノづくり大国になれるんじゃないかと、ワクワクするイベントでした。

興味ある方はCerevoの技術ブログ『スマホで自由自在に操作できる「IoTミニ四駆」の仕組みを解説(技適済みWi-Fiモジュール「ESP8266」で始めるIoT入門)』あたりを探っていただければ、自作できるのではないかと思います。

プログラムも、ステアリング機構の3Dプリントデータも、回路図もGitHubに公開されていますので、スキルのある人だったら自作できるようです(私には分かりませんが(汗))。レッツトライ!(←自分ではできないクセに無責任な発言)。


2015年11月16日 (月)

CerevoからシンプルなBluetoothアラーム

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さまざまなIoTデバイスをリリースするCerevoから、シンプルなBluetoothアラーム『cloudiss』(Cerevo Official Storeで1万2800円)が登場した。

スマートフォンと連動したアラームで、Googleカレンダーの予定を通知させたりもできる。

本体サイズは高さ91.5mm。本体はアルミ削り出し、キャップはウォールナット、ハンドルはレザーと質感にこだわってるのがユニーク。

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最大でiPhoneの3倍の音量のアラームで鳴らしたり、本体をシェイクしないと音量が止められない(シェイクの回数は設定可能)など、2度寝しがちな人には便利なアラームかも。大音量で鳴るcloudissを、必死になってシェイクする様が目に浮かぶ(笑)

17〜18日に渋谷ヒカリエで開催されるTechCrunch Tokyo 2015で、展示され即売も行われるというので、興味のある方はどうぞ。

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    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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