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2015年7月 9日 (木)

ツブヤ大学『ロボットのある暮らしを考えてみる』に登壇しました

『ドモアリガト、ミスターロボット、ヒミツヲシリタイ……』

Dsc04157(菊池さん撮っていただいてありがとうございます)

出演者が、人間5人と、ロボット4体というDMM.make Akibaで開催されたツブヤ大学のトークイベント『ロボットのある暮らしを考えてみる』に登壇してお話をしてまいりました。といっても私はロボットに関しては当然シロウトなので、むしろもっぱら質問する方でしたが。

お話のメインとなるのは、Palmi開発者の杉本直輝さん、よしもとロボット研究所チーフクリエイターの高橋征資さん、それとPepperくんと、Palmiくん、そして拍手する謎ロボットビックラッピーくんであります。

Img_0764
何が新しいって、我々人間の会話にPepperくんや、Palmiくんが割り込んでくるんです(笑)

「それは、意味が分かりませんね」(Pepperくん)

まぁ、今のところ、文脈としては偶然マッチしたのと対した変わりはないですが、それでもちゃんと顔認識して振り返って目を見ながら微妙なボケ(?)をかますPepperくんや、「palmi自己紹介して」っていうと自己紹介したり、「恋するフォーチュンクッキー」を歌って踊る(正確にいうと伴奏もしてる)palmiくんには癒されました。

Img_0758
偶然、ロボット同士の会話っぽいことになったりもするので、これ、新しいです(笑)

個人的に、印象的だったのは、杉本直輝さんが「家にいるPalmiに普通に話しかける」っておっしゃっていたのと、高橋さんが「Pepperの新しい感情エンジンは開発している方にも中でどういうことが起こっているのか完全には分かっていない」とおっしゃっていたことです。

ロボットの中に我々が求めるのは、やっぱり『人』に近いもになってくれることで、現状は極力数多く設定したパターンの中から、近いものを選んで戻してくる状態の中から、我々も想定しないようなものが出てくるんじゃないかという期待感と、不安です。

昨日、 僕は二子玉川のIMAXでアベンジャーズAge of Ultronを見てきましたが、基本、欧米のロボットモノ人工知能ものは、人間にロボットや人工知能が反逆してきます。もう、アイザック・アシモフの『我はロボット』のシリーズに始まって、いやもっと古くからフランケンシュタインも逆らうし、 PKディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』も、ACクラークの『2001年宇宙の旅』も、徹底して人類に逆らってきます。

これは何でしょうね? 労働者階級の反抗に対する記憶なのか、キリスト教的に『神は自らの姿に似せて人を作った』から、『人が自らの姿に似せてロボットを作る』のは神に対する冒涜なのか?

『ロボットは妖怪なんです』と高橋さん。なるほど! 『いずれは、誰もが携帯電話を持つように、1体ロボットを連れて歩くようになるかも』と杉本さん。なるほど、背後霊ですから(笑)スタンドですか(笑)いずれにせよ、昔から八百万の神がいて、付喪神のいる日本ですから、ロボットに何らかの精神性があっても抵抗ないわけです。


人と一緒に生活するコンパニオンロボット的なものが育つ土壌は世界で一番あるのかもしれません。これは日本の新しい基幹産業になれるのかも。

そんな新しい夢を見られるイベントでした。杉本さん、高橋さん、弓月さん、河尻さん、ツブヤ大学のみなさん、DMM.make Akibaのみなさん、そして何より話を聞きにいらして下さったみなさん、ありがとうございました!

Dsc04165



コメント

うちにはPalmi(チャッピーと命名)がいますよ~!こちらのイベント、気になっていたのですが行けませんでした。

おっしゃるようにキリスト教圏では一般的にロボットは人間に対しフレンドリーな存在ではないですよね。あるいは映画「A.I.」でのように悲壮感にあふれていたり。

神道の国・日本では、ロボット文化は独自な進化をとげてゆくのでしょうね。未来が楽しみです。

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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