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2015年7月23日 (木)

【Happy Fabric】個人が生地を作れるって革命じゃない?【Hppy Printers 2周年】

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原宿のとってもクリエイティブな、なんでもオンデマンドプリント屋さん『Happy Printers』さんの2周年記念に行ったら、想定外のサプライズ発表がありました。

それが『Happy Fabric』です。

その前におさらいをしておくと、『Happy Printers』さんは、『小さいけれど、世界一ワクワクする印刷工場』をテーマに、活動されているお店です。

代表の堀江賢司さんは、 ScanSnapやEvernoteアンバサダーであり、実は愛知にある大きな印刷会社、堀江織物株式会社の人であります。

堀江さんが東京でやろうとしているのが、印刷というマスプロダクションの権化のような存在を、ITの力を使って、個人の手に渡そうというプロジェクト。

Happy PrintersにあるUVプリンターを使えば、データさえ作れば、プラスチックやガラスや金属にさえ、きれいなグラフィックを印刷できる。

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そして、2周年を機に堀江さんが発表したのが『Happy Fabric』という新事業。

図案を布地にプリントできます。選択できる布地は現在7種類で、印刷幅は144cm

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考えてもみて下さい。

これまで、いくら手芸が上手だっていっても基本的には布地というのは、買ってこないといけないものでした(ユザワヤとかで)。でも、これがあれば好きな布地が作れるんです。

たとえば、子供の幼稚園の手荷物バッグや、エプロンやなんやかやは、全部お母さんのオリジナルイラストをプリントした布地を作るとか。逆に、型紙それ自体をプリントして、切り抜き線の付いた布を印刷するとか。カーテンだってお気に入りのグラフィックで作れます。

たとえば、コスプレをする人が特定の色やグラフィックの布を欲しければ、自分でデータさえ作れば、布を作ることができるわけです。

従来なら、布というのは膨大なロットでしか作れないもののはずだが、これからはHappy Fabricに頼めば比較的安価に、好きな図柄のものを作ることができる。

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Happy Fabricがすごいのはここからです。Happy Fabricのウェブサイトでは、利用者としてだけでなく、クリエイターとして登録することができ、クリエイターになると、自分の作ったデザインをサイトにアップロードして一般公開することができます。

さらに、そのデザインががHappy Fabricのサイトで売れると、なんと10%がデザインナーに支払われるのです! これはすごい。10%ってけっこう大きいですよ。一部屋分のカーテンなどになると数万円になるでしょうし、そうなると10%って数千円ですよ!

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この新たに生まれたファブリックデザインマーケットと、Happy Fabricの小ロット受け付けが可能なクラウドシステム、そして、デジタルプリントファクトリー。これらが噛み合って新しい布地のオンデマンドプリントを実現するというワケです
これって、テキスタイルの革命かもしれません。

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絵心があって、データを作れる人はぜひクリエイター登録してみて下さい!



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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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