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2015年6月

2015年6月30日 (火)

AndMeshからiPadケース

私は、AndMeshのiPhone 6 Plusケースを気に入って、オレンジと白の2色を使っている

・エラストマーは柔らかいけど、硬くて、手触りがサラサラしていて素敵
 これが一番のポイントなんだけど、カチカチのポリカやプラスチックより柔軟性があって、装着しやすく、でもシリコンほどふにゃふにゃじゃないから、適度なソリッド感がある。この肌触りがなんともいい。

・ビミョーにドットの大きさが違うメッシュデザインが楽しい。
 アップルマーク近辺から周辺に向かって、ドットの穴の大きさが微妙に変わっていて美しいグラデーションを見せる。コンピュータを使ったデザインならでは。

しっくり手に馴染む。シリコンのケースだと手にベッタリくっつく感じというか、ポケットに入れても貼り付いてスムーズに出てこない感じがあるが、そんな感じはしない。柔らかいのに、サラサラな触り心地がいいんですよね。

そのAndMeshのiPad Air 2用ケースが出ました。

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(#写真のスマートカバー、iPad Air本体は当然のことながら商品に含まれない)

アップル純正のスマートカバー(いわゆる風呂のフタ)とピッタリフィットして、両者を組み合せると全体をカバーすることができる。

全面をカバーしていながら、十分に軽く、しっとりとしたエラストマーのさわりごこちが素晴しい。

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また、普通、柔らかい素材だと、iPadの場合中間部分がたるんだり、浮いたりするものだが、エラストマーの特質なのか、設計の妙なのか、ピッタリとフィットして浮いた部分がないのが素晴しい。

マイクなどの小さな穴も絶妙にデザイン処理されていていて絶妙。カメラ穴も、ギリギリのサイズなのに、ドンピシャでセンターが合っていて、精度の高さがうかがえる。

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このAndMesh、実は、高額なiPhoneケース、バンパーでお馴染みのSQUAIRを販売しているDAQの製品。価格帯は大きく違うが、共通するポイントは、求めるクオリティのために、既存の技術を超えるアイデアを追求するところ。

実はこのiPadケースも、たわまずにピッタリフィットするようにするために、途中で「製品化は不可能なのではないか? と思った」というほど試行錯誤を繰返して現状のクオリティに到達している。

また、樹脂製品の成型に詳しい人であればあるほど、どういう合わせの金型を使ったのか?(製品に残る合わせ目……パーティーングラインから本来は推測できるはず)油口(樹脂を流し混むためのゲートの部分……iPhone用と違い、iPad用の大きなケースに樹脂をまべんなく流すのは極めて困難)はどこなのか? などに悩むという製造工程に凝った製品となっている。

なにげなく製品化されているように見えるが、エラストマーでこの形状、クオリティを実現するのはほとんど無理なのだ。


また、スチール部分が埋め込まれて成型されているが、スマートカバーの磁石のくっつきがとてもいい。通常のiPad Airだと、アルミボディを越えてスチール(か磁石?)に対してマグネットが作用するわけだが、AndMeshのケースはスチール部分がダイレクトに出ているので、磁石の食いつきが過去にないほど強固。

スマートカバーを持っても、本体がぶら下がるほど過去になりほど強固にくっつく(もちろん限度はありますが)。

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iPad Air を持っている人、とりわけスマーカバーと一緒に使っている人は必携のケースだ。ちなみに、価格は5400円なのだが。現在発売記念セールで1500円引きでなんと3900円での販売となっている。

2015年6月27日 (土)

Intel Map軽くなった?  #Ingress

Intel Mapが模様替えしていますね。

特に広い範囲を表示した時の見え方が変わってます。長いリンクしか表示されなくなった模様。

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狭い範囲の表示の時は表示は変わってないように見えるけど、表示自体は軽くなったというか、固まったみたいになりにくくなった気がします。

Ingress_intel_map_2


Ingress、少しずつ進化していますね。

ところで、ワールドワイドで青が圧勝な感じなのですが、何かあったのかしら? ワールドワイドのIntel Mapで見ても、特別デカイCFは見付からないんだけど。


2015年6月26日 (金)

RADIO BOHEMIAに出演します【ラジオ出演情報】

週末の夜、ちょっとラジオ聞きませんか?

というわけで、今週末(6月27日)と来週末(7月4日)、FMおだわらでDJのロバート・ハリスさんと弓月ひろみさんがやっている番組『RADIO BOHEMIA』に出演します。

250529_914579471938543_230923095905(弓月さんのFBより)

テーマは『趣味』。海外生活が長く、放浪者であるロバート・ハリスさんとの「そもそも、趣味って何なのよ? いるの?」って感じの話はとても面白かったですよ。

10612818_914579491938541_83433640_2(弓月さんのFBより)

それにしても、ボヘミアンたるロバート・ハリスさんと話していると旅心を刺激されますね。仕事も家族もほっぽり出して、世界放浪の旅とかね(イケませんw)。

FMおだわらが聞けないエリアでも、聞けるそうです。


(以下弓月さんのBLOGから引用)

【iPhoneで聞きたい】
AppStoreから下記アプリをダウンロードしてください。

スーパーラジオ 節電版 (無料)

※録音可能な有料ラジオアプリ。
ラジオをききましょう(¥85・録音可能)
コミュニティFM for iPhone  i-コミュラジ(¥350)

【Androidで聞きたい】
アンドロイド端末でAndroidマーケットから
下記のアプリをダウンロードしてください。

サイマルラジオ for Android (無料)


ラジオ収録後に収録されたPodcast版も後日放映されます。実はこっちの方がリラックスして話せて面白かったかもw

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SoftBankのブック放題始まりました【フリック!も】

SoftBankのブック放題始まりました。月額500円で読み放題。フリック!参加しましたので、加入いただけたら、フリック!が毎月定額で読めます。

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2015年6月25日 (木)

MetaMoJi Note塾 Vol.08 カッチリした図形を描こう

だいぶリラックスした感じでお送りできるようになってきたMetaMoJi Note塾。Vol.08は、『カッチリした図形を描こう』。

この機能って、あとから追加されたので、案外知らない人もいるんじゃないでしょうか?

僕は、透明度を使って、ベン図のようなのを描けるのが好きです。

MetaMoJi Note

2015年6月24日 (水)

【明日発売!!】仕事に活用!! iPhone 6/6 Plus【6月25日】

Fullsizerender
ちょっと間が空いてしまいましたが、そのぶん、みっちり時間をかけて作りました。

iPhone 6/6 Plusを仕事に活かすノウハウみっちりの一冊です。

MacやPC、タブレット、Android携帯などと連係させて活用する方法もバッチリです。

明日、6月25日、全国の書店、コンビニで発売、780円です! 

『現場』で活かす手書きITアプローチ【eYACHO】

我々のように、もしくはこの項目をお読みのみなさんのように、日々ITに囲まれて仕事、生活をしている方だと忘れがちなことですが、いまだITの利用で仕事の効率が向上している仕事の方が多いでしょう。

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日本の労働人口6500万人のうち、PC利用はなんと30〜40%のみなんだそうです。

ということは、残りの60〜70%はIT化が進んでいないそうです。でも、ITはそういう仕事にも役立つハズですよね。というか、そういうお仕事こそ ITでの効率化は顕著なハズです。

たとえば、農業ひとつ取ったって、降水量や日照量などのデータをセンシングすることで、最適な水やりの量、肥料の量などが変わってくるはずです。

そんな現在、非ITな人たち。つまり『現場』の人たちの役に立つソリューションを作ろう……というのがMetaMoJiさんの『GEMBA』という新コンセプトです。

MetaMoJiさんによると、GEMBAアプリに必要とされるのはこんな用件だそうです。

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つまり、MetaMoJi Noteに近いけど、業務用にもっとガチな使いやすさが必要ってことです。

実は、こういった要望が建設業大手、大林組さんからあったのだそうです。

大林組では、施行管理を行なう技術職の全員、約3000人にiPadが配布されているとのこと。その中で実はMetaMoJi Noteのインストール件数が多いということに着目、さらにアンケートを行なってみると、MetaMoJi Noteの利用頻度が高く、これをベースにした野帳の開発が望まれていることが分かった。

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野帳とは建築現場などで使われる、野外での利用に適した耐久性の高い手帳のこと。建設現場での防備録、測量結果の記録、打ち合わせのメモなどに使われている。

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現場の人が3000人使っているiPadに、MetaMoJi Noteをベースとして、現場作業に適したようにカスタマイズしたらアプリを作れば、新たなデジタルの野帳『eYACHO』を作れるのではないかと。

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日報的にデイリーの管理ができるとか、案件ごとにタグで管理できるとか、ToDoの管理とかいろいろと現場で便利なような仕組みに変わっています。

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MetaMoJi Noteの特徴である、図面などのpdfや写真の上に書き込めるのも、非常に便利に活用できそうです。

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たとえば、会社の中から図面を入れて現場に指示。施工の結果や問題点の写真を撮って、そこに貼り込んで

このe野帳iPadのβ版は6月18日現在で公開。7月に製品版がリリースされ、秋にはiPhone版、年内にiOS 向けTeam Edition、Android版、Windows版がリリースされるとのこと。

Eyacho_gemba_pdf22_27また、この現場コンセプトは、営業GEMBA、接客GEMBA、生産GEMBA、事故GEMBA、取材GEMBAと展開されていくそうなので、各業界で、興味のある企業の方はMetaMoJiさんにご連絡を。



2015年6月23日 (火)

外食も家ごはんも “食”に関する情報をまるっと網羅する『dグルメ』

5月末にスタートした、NTTドコモの新サービス『dグルメ』が人気だ。

日本最大規模の料理教室『ABCクッキングスタジオ
レシピ検索サイト『クックパッド
グルメ・レストランガイド『食べログ

という日本の『食』に関するメジャーサービスが協力して誕生した『dグルメ』は、開始から1カ月で22万契約を達成! すごい勢いでユーザー数が増えている。

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5月28日に始まったNTTドコモの新サービス『dグルメ』。『料理』のカテゴリーではレシピや詳細な調理方法を見ることができる。

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ABCクッキングスタジオが提供する調理動画。動画の指示に従えば料理初心者でもおいしく仕上がること間違いなし!

サイトは『料理』『外食』『ニュース』の3カテゴリーに分かれている。

『料理』はレシピやレッスンなど、料理することに関する情報が掲載されている。ABCクッキングスタジオの料理に関する基本的なレッスン動画や、クックパッドの注目料理レシピを見ることができる。『料理名』や『食材』で検索することができる。

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『外食』のページ。さまざまな検索方法で『いい感じ』のお店がすぐに見つかる

『外食』はレストラン情報のページだ。クックパッドが提供している人気レストランのランキングやお得なクーポンをゲットすることができる。

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『食』に関するニュースをチェック。料理が苦手……でも、見ているだけでも楽しい

『ニュース』はトレンドや話題のお店、健康など食に関する情報が掲載されている。例えば夏バテ予防に最適な食材やレシピの紹介、さらに人気のレストランなどのニュースが満載だ。

主婦が『ニュース』で今晩、何を食べるかを考えて、『料理』でレシピや調理方法をチェック! もしくは『外食』で近くでお店を探すといった、これまでアプリなどをまたいで行ってきた『食』に関する情報収集が『dグルメ』の中だけでできるのだ。

もちろん、夜仕事終わりに立ち寄る店を検索、割り引きクーポンをゲットするといった使い方もできる。

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webブラウザで『dグルメ』にアクセス。スマホ、タブレットではSafariやChromeなどのwebブラウザを使って閲覧する


『dグルメ』はスマホ、タブレット版アプリではなくwebサービスなので、iPhoneでもAndroidスマホ、さらにタブレット、PCでも利用できるのもうれしい。月額400円(+税)の有料サービスだが、今なら初回31日間は無料で試してみることができる。

ただし、『dグルメ』を見ているとお腹が空いてしまう……ので、ダイエットをしている方(ダイエット用のレシピもあります!)、時間がないといった人は時と場合を考慮した閲覧をオススメする。

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『dグルメ』サービス開始スタートを記念した特別レシピも。見ているだけでお腹いっぱい!!

2015年6月22日 (月)

Ingress東北決戦【Persepolis】レポート05 Persepolisでは何が起こっていたか?(推測)

Persepolis仙台でどんな戦略が展開されたのか?

Ingressの大規模戦アノマリーは、現場にいてもさっぱりわからないし、遠目に見ていても、何が起こっているのか(情報源がないと)分かりにくい。

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また、「またEnlightened勝利か、Resistance何やってんの!」的な批判もあるかもしれないけど、たぶんそれもお門違いな批評。

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事情が分からない理由のひとつに、作戦に参加している人には守秘義務があるっていうこと。つまり、作戦専用コミュニティに参加すると、その作戦内容については情報を公開できないようになっている。だから、一般ののプレイヤーにとっては「意味が分からない」ということになってしまいます。

というわけで、今回『Persepoliceで起こったこと』を私の分かる範囲で書きます。なお、私はどこのHOにも参加してませんし、情報源は基本的にG+などに公開されている情報や、現地で聞いた情報です。可能な限り裏は取るようにしてますが、上記理由で正確な情報を話すわけにはいかない部分もあるので、あいまいかつ推測中心で。間違ってたら、各ファクションの中の人はほくそ笑んで下さいw もしくは、こっそりメッセで情報提供して下さいw

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ファクションの守秘義務は分るんですが初心者の人にあるていど面白さを伝えていかないと、せっかく参加した人が『ワケ分からん!』と言って離れていくと思うんですよね。

ひいてはこういう活動が、各ファクションの戦力増強に繋がるワケで。両陣営に大本営発表的な実況を提供するアカウントなんかがあっても面白いと思うんですけどね(ちなみに、海外からの慣習でSITREP……シチュエーションレポートというのがあり、両陣営が活動報告をしていたらしい……今は日本では途切れている?)。

アノマリーってどんな競技? 通常、参加するとどうなるの?

さて、アノマリーの点数はいろんな要素で決まりますが、基本的にはポータルの取り合いです。そして、10分の計測時間のうちどこか定められた非公開の一瞬に、どっちの陣営が指定されたポータルを取っているかでポイントが取れなかったり、取れたりします。

基本的にチーム戦に参加すると、作戦コミュニティで担当がポータルが割り振られます。つまり、このグループの人は、このポータルに行って、ここを保持して下さいという指示が来るわけです。地域コミュとかごと割当てがある場合もあるようです。

Img_0355(六角形のフチが付いているのが、指定された計測ポータル。1〜4の各計測時間に、違う色が付いている)


現場にいくと、2〜30人の青と緑で指定時間にポータルを確保しようとします。これは普段のIngressとまったく違うゲームです。実際には目に見えませんが(笑)、秒間数発、もしくは数十発のX8が打たれて、AXAシールドでさえ、数秒で溶けてしまいます。さらに、サーバーに負荷がかかる分、遅延も増しますので、正直何をやっているかまったく分かりません(笑)

レゾネータも空いているスロットに挿すのではなく、スロットを指定せずにひたすら挿し続けます。なぜなら、スロットが空いてから入れては遅いし、壊れてスロットが空いたように見えるのでは、もう遅延してだいぶ前の話だからです。

Img_8298(遅延もあるので、基本、何やってるのか良くわからないけど、戦い続けるワケです……実際の戦場もそうなのかもしれませんが)

つまり、基本的にはレゾ挿し係は延々とレゾを挿し、攻撃係は敵ポータルの間は延々とX8を打ち、防御係は延々とAXAを挿し続けます。加えてUSを打ってシールドを剥がす担当や、現場に来れない遠隔地の人のために事前に配布しておいて、遠距離でリチャージする係の人がいたり、USをレゾ直上で打つとか、現場での作戦はいろいろあるけれど、とかく自分が何をやっているのか? 効果があったのかは分かりにくい。

競技時間は10分ですが、スタート時にそのポータルを持っていた方が最後まで保持するケースが多いので、スタート時にポータルを持っていられるように、10分前、もしくはもっと前から分捕り合いが始まります。つまり、あるポータルの保持が終ったら、次の現場にどっちが先に着くかも重要になります。

また、リンクやCFを保持していると、より大きなポイントが付きますが、このX8の嵐(1000発以上のX8を持ち込むのが普通……)の中でリンクを保持するのはまず無理なので、リンクの作成はあまり重視されない傾向にあります(今回のResは例外だけれども、それについては後述)。

自分たちのポータルが、どっちが取った事になったかにすべてを賭けるわけです。

(※この他にもボライタルポータルに関してとかいろいろありますが、文字数の関係で若干省略。おおまかにはこんな感じですというご理解で。)



広域CF戦、中規模CF戦では何が起こっているか?

でも、ご存じのように、広域戦も重要です。

12月のDarsana東京の時は、襟裳岬、グアム、中国の山東半島をつなぐEnlightenedの巨大CFが作られ、3月の SHONIN京都の時には、Resistanceが瀬戸内の島、岐阜の山奥、奈良と三重の県境ぐらいを覆う中規模CFを作ったら、Enlightenedがカムチャッカ半島、台湾、八丈島の巨大CFで上から覆い返すという作戦に出ました。

Skitch(Darsanaの巨大CF)

そのために数日前から、もしくは準備期間を入れると、もっと前から作戦を実行するための『邪魔リンク』それをガードするための『ガードリンク』が張られます。

Img_3369

Img_3370そのために、海外のエージェントとキーのやりとりがあったり、岬や離島に旅立つ人もいます。そういうことをよく担当する高レベルエージェントになると、アノマリー前にはマークされていて「ヤツが離島や南国に行ってるから、ロングリンクを張るのでは?」みたいなやりとりもあるようです。

たとえば、今回でも当日早朝のインテルマップはこんな感じ。近くは、田代島へのガードリンクがあったり、遠くは、沖縄、台湾、韓国、あたりを繋ぐガードリンクが数多く張られています。

Skitch_2ちなみに、同時刻の仙台近辺はこんな感じ。

Skitch_3
(けっこう広い範囲に邪魔リンクがビッシリと張られていただわけだが、結果としてこれが切られるわけだから、リンク切り部隊が一番スゴイのかもしれない。)

結果的に中規模フィールドが張られましたが、おそらくResistanceもEnlightenedも、こうした国家間フィールドの準備も、妨害も、数多くの人が動いていて、結果的に発動させられなかったのか、それともEnlightenedに関していえば、中域フィールドが有効に働いているので、発動させずに済んだのかだと思います。

中規模フィールドに関していえば、今回は、第一計測の25分前に(ちょっと早いけど、これに関しては後述)。蔵王、田代島、泉ヶ岳で成立。

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その後、田代島側を金華山に延ばしたり、北側を栗駒山に延ばしたり、南側を蔵王の南側の谷間の神社まで延ばしたりして、多重CFをローリング。

Img_0335(リンク右側を金華山へ)

Img_0340(北側を栗駒岳へ)

Img_0358(栗駒岳が壊された頃にはさらに南に延びていて、CFは維持されている)


多重を外側に延ばして、最終的に4重CFを成立させ、急行した人が壊した時(蔵王に上った人もいるらしい)にも、すでにその外側が成立しているという鮮やかな手際で、仙台全域を覆ったCFを維持し切ったのです。

それがおおいに勝利に貢献したのはいうまでもありません。


Resistanceの新兵器、『スーパーノヴァ作戦』とは?

さて、実は、今回の競技が始まる直前、計測時間開始があと約30分と迫ってきた時間に、Resistanceは仙台市南部にスーパーノヴァを作り始めています。

現場では、はて? 何をしているの? と思ったのですが、実は、これこそが、Resistanceの秘策だったのです。

21_1(このキャプチャはResistanceのSUExxxさんのご許可をいただいて、転載しました)


競技領域を上から覆う戦略CFは150ポイント(規模は問われないが、より外側で覆った方が優先される)だが、指定されたクラスタのポータルに接続すれば、10ポイントが得られる。リンク15本で150ポイント。

Resistanceの戦略は、戦力を集中し、ひとつのポータルを守り、多数のリンクを持つスーパーノヴァを作るというものでした。そうするとたとえば、700本のスーパーノヴァを作れば7000ポイントを獲得できますから、第1計測でそれを実現できればその点数の有利を駆って勝ち抜けるという作戦。

奇策ではありますけれど、Enlightenedが巨大CF戦に集中していたら、十分に集中した戦力を持ってあたれば、新たな作戦で勝利を掴むことができるはずでした。



なぜ、EnlightenedはResistanceのスーパーノヴァ作戦を不発に終わらせられたのか?

しかし、Enlightenedの対応は早かったのです。まず、スーパーノヴァの破壊へ戦力が適切に向けられました。Resistanceのスーパーノヴァの作戦にはサイクリスト部隊が多く参加したようですが、そのバイシクルの動きに気がついた現地のEnlightenedエージェントが即座に対応したというのもあるようでした。

続いて、もっとギリギリの時間に張る筈だった(早く張ると早く壊されてしまうから)蔵王、田代島、泉ヶ岳のCFを張って、それ以上リンクが張られるのを防ぎました(CF下に入るとリンクが張れなくなるから)。

21_2(このキャプチャはResistanceのSUExxxさんのご許可をいただいて、転載しました……それにしても美しい)


また、ウィルスの免疫管理に失敗したという噂もあります。スーパーノヴァの中心の1番の弱点はJARVISで反転されることですが、ウィルスは1度使ってから1時間は『免疫』ができて反転できない。今回は各時間の30〜40分台に計測だったので、反転されたくないResistanceはその数時間前から40分台でウィルスを使うことになる。逆にEnlightenedは30分直前の28〜9分にウィルスを使うサイクルに持ち込めばResistanceの作戦を成立できなくさせらるのです。

結果として、計測でカウントされたスーパーノヴァは39本。つまり390ポイント。それよりも中規模CFで圧倒したEnlightenedのポイントが圧倒したということです。

実際に市街地で戦っていた人に聞いても、どうもResistanceの抵抗が薄い気がするという話がありました。スーパーノヴァ作戦に人員を割いてしまったがために、市域全体で戦力の不均衡を産んでしまったのかもしれません。

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スーパーノヴァの作戦は、戦略CF(それが敵であれ、味方であれ)の影響下に陥ってしまう前に最初に構築しておかなければならない。戦略CFが構築されるとリンクは張れなくなるわけですから、計測時間が始まる前に行われなければならない作戦なのです。

ちなみに、識者の方によるとスーパーノヴァ作戦はドイツのResistanceがSHONIN Hannoverで行なったのが最初だそうです。華々しい奇襲として、世界的に流行しつつあるようです。しかし、こちらの方の考察によると、スーパーノヴァ作戦は「高いポータル支配率を背景として、勝ちを大勝にするための作戦」ということで、仙台でのResistanceの戦力では難しかったのかもしれません。

ともあれ、スーパーノヴァの予兆をみて、即応して破壊に赴いた現場の判断、機動力。全体の動向をみながら中規模CFを張るのを早めたEnlightened HQの判断などが素晴しかったというべきでしょう。

さらに、そこから5重のCFに深めていくあたり本当に素晴しい作戦です。実際にIntel Mapを見ていると、それに関与するガードリンクも多数見られるし、邪魔リンクを破壊するスタッフの配置などにも工夫が凝らされていたに違いありません。

次への戦いはもう始まっている!

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しかし、Enlightened3連勝という目に見える結果がすべてだとは思えません。達成しえなかっただけでResistanceもほぼ同様の作戦は行なっているハズなのです。日曜日の夕方、某所で、川島氏も「でも、次あたりはResistanceが来そうな気がするんですよね。相当悔しそうだったし、雪辱を期してくるはずですよ」とおっしゃていた。次のアノマリーに向けての組織作りはもう始まっているのです。

Ingress東北決戦【Persepolis】レポート04 Enlightenedの勝利と多数のコラボの発表

『Sendai is captured by……the Enlightened!!!』

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会場の照明がドンと落ちて、中央と周囲のスクリーンが緑に染まる。『ワーッ』と2000人の歓喜の声と、2000人のため息が広大な会場で膨れ上がる。

勝負に関する詳細はまた後ほど考察するが、ともあれ、日本で3度目のアノマリーのプライマリーは、またしてもEnlightenedの勝利となった。

きっとこの夜は、2000人が仙台名物の牛タンを食べて祝杯をあげ、2000人が牛タンに舌鼓を打ちながら、次回への再起をかけて悔しがったことだろう。つまりは、開催場所への経済効果は大変なものだと思う。

経済効果といえば、以前からNiantic LabsとはローソンやAXAダイレクトがタイアップ関係にあるが、今回さらに新たなタイアップが発表された。

まずは、『お~いお茶』でおなじみの伊藤園。

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全国2000カ所にある災害対応自動販売機をポータル化。さらに4カ所をingressカラーに光る自動販売機にする予定。

次に、東京UFJ銀行。

ついに、こんなにお堅い感じの企業まで……という感じで、スーツの人がステージに上がって、プレゼンテーションしているのが新鮮。

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全国1700カ所以上の銀行やATMがポータルに。さらに、コラボアイテムとして、他のアイテムを入れておくと増える『MUFG CAPSULE』を発表。

(10個入れておいて数日経つと11個とかになってるかも……っていう具合らしい。ポータルキーを入れておくとどうなるか? カプセル自体を入れておくとどうなるかは、今後の検証を待たれたい。)

例によって、お店のポータルからは出やすいらしい。

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そして、続いて、ソフトバンクからも同様の発表。全国約2600カ所のソフトバンクショップがポータルに。そして、さらに新アイテム『SOFTBANK ULTRA LINK』が登場。

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基本性能はリンクアンプのベリーレアだが、アウトリンクを従来の8本に対して、16本出せる。けっこうこれはゲームの根本ルールのに関わるところだから、そこに変更があったのは興味深い。16本出せるということは防御力も高くなる。

(2個入れると32本が出せるのか? などは不明。これまた今後の検証を待ちたい)

ちなみに、会場では出口でどちらかのアイテムカードが渡された。

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会場外ではソフトバンクのサポートカーが来ていて、電波を供給していた。そういえば、4000人もいるのに、ソフトバンクの携帯は普通につながっていた。

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1年と少し前、石巻でイベントが開催された時に集った人は100人ていどだったという。

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それが今では、仙台で開催して4000人。

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日本で100万人、世界で1000万人のプレイヤー(このゲームではエージェントというが)がいる巨大なプレイ人口を抱えるゲームになった。そして、現実世界を歩くゲームだからこと、三菱UFJ銀行、ソフトバンクのような大企業がそのメリットに気がついてスポンサードを始めている。

どんどん、プレイヤーが増えて加速しているイングレス。これからはそういう経済効果にもますます注目されていくだろう。

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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