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2015年2月14日 (土)

Mac 30周年にあたり、Mac界の著名人は何を語ったのか?【更新完了】

本日、2月14日、AUGM東京と、iPhoneケース展の有志の運営で、『Macintosh 30 Years Meeting Tokyo』というイベントが開催されています(参加受付は終了しています)。

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オープニングトークは、AUGM東京代表の村上丈一郎さん、そして、ITジャーナリストの林信行さん、手術室へのiPad導入などITの活用で病院医療に革命を起こしている杉本真樹さんのプレゼンがあり、その後、Macお宝鑑定団の山田昇(idanbo)さん、Mac好きで有名なアナウンサーの鈴木順さん、大阪電気通信大学の魚井宏高教授の対談、その後、佐藤Richman、弓月ひろみさんのAppleCLIPのコーナーでは、ITジャーナリストの柴田文彦さんを交えてのトークショウ……とMac好きなら知らない人はいない人たちが壇上に上がるそうです(というインサイド情報)。

(展示品もすごいのがいっぱい)

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僕が会社に入った頃、このへんのパソコンで本を作ってました。当時は枻出版社ではなくて、株式会社ライダースクラブだったんですけどね。SE30、クラッシックIIで僕らが原稿を書いて、デザイナーがIICiでデザインしてたんですよね。(私が入社したのは'92年の話です。)

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昔からのMacユーザーは、ついつい昔話に高じてしまうことはよくありますし、30年の歴史とはいえ、その歴史とともに生きてきた人も多いでしょう。そんな中、ここまでコアな登壇陣が何を話すのか、単なる昔話ではなく、きっとそこから見いだせる『何か』を語っていただけるのではないかと、とっても楽しみです。

開演は12:50。始まったらレポートを開始しますね。

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さて始まりました。

まずは、村上丈一郎さんが、こんかいのイベントの概要と30年をざっくりとさかのぼって、このイベントの開催を支えたスタッフの紹介。

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さて、最初の登壇者は、おはじみ林信行さん。

当然、アップルの黎明期からの歴史、Macが発売された最初のアスキーの記事はちっちゃいカコミだった話から始まって、他では聞けないようなディープな話がいっぱい。

そして、最近、ジョブズが復活してからのアップルは、iMacから、iPod、iTunesストア、iPhone、iPad……と3年ごとにイノベーティブな製品を作ってる。

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今日はMac30周年記念ということで集ってますが、Macが30年かかって売った台数を、iPod、iPhone、iPad……はほんの数年で飛び越えて販売してしまっている。

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それらの製品にすべていえるのは、『rest of us』残された人たちのためのツールだといえること。普通の人たち、のための道具だということ。

大企業じゃなくて個人、何か不自由をしている人、何かに手が届かない人……そんな人をエンパワーメントするためのツールがアップルの製品だということ。

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現場では、身体の不自由だった人がiPadでコミュニケーションをできるようになった実例とか、漁業をいとなんでいる人が、漁船でiPadを操作してエリアごとの漁獲高を管理している様子などが紹介された。

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さて、そして登場するApple Watch。

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アップル製品は単に受け身で使うものじゃない。その製品を使う人が、自分たちの使いたいアプリ、サービス、デバイスを作って、自ら必要なものを作っていく文化。自分たちでアプリを作って、作れなければプログラミングをできる人に提案して、アプリやサービスを作っていけばいい。これからの30年を作るのは、我々なんだ……ということで、林信行さんの講演は締めくくられた。


続いて、登壇されたのは、神戸大学大学院で、医療に、Mac、iPadなどを活用されている杉本真樹さん。

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Mac30周年に、Macで世界を変革してきた30人として紹介された日本人のうちのお一人であります。

(↓これがその時の動画)


この時、選ばれて、世界中でいろんなイベントが行なわれているのに、日本ではそういうイベントがなかったため、イベントを企画されて、今日のイベントが開催されたそうです。

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患者さんの内臓の精密な3Dデータを作って、手術前にいろいろシュミレーションをしたり、3Dプリントで治療法を検討したり、手術中にその内蔵のデータをiPadで見ながら手術したりといろいろ活用されているそうです。

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手術前に患者さんのお腹に、プロジェクションマッピングで内蔵の位置や状態を表示。なんか、キリトリ線を表示するようで面白いですが、内蔵の位置はひとりひとり違ったりするのでしょうから、事前に手術チームでこうやって検討されるのは、すごく有効なことなのだそうです。

ちなみに、手術室で利用するために開発したiPadケース、iMedicoartは、2年がかりで開発して、昨日ようやく特許が取れたとのこと。滅菌状態にしたものを、そのまま触れずに中に入れられるような仕組みがポイントとのこと。

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さて、次は対談……と思ってたら、無茶ぶりで僕もいきなり壇上に呼ばれました(笑)

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というわけで、ここはメモ取ってないのでレポートなしです(笑)

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(書き忘れておりましたが、↑この上2枚の写真は、僕のカメラで Hppy Printersの堀江さんが撮って下さいました。ありがとうございます)

私は、Mac業界3〜4年の新参者ですが、 Macお宝鑑定団の山田昇さんや、 村上丈一郎さん、 杉本真樹さん、大阪電気通信大学の魚井先生、Macユーザーとして知られるTBSアナウンサーの鈴木順さん、等々 Mac業界の重鎮ばかりで、古いMacの話になるとさすがに分からない……(汗)それぞれのMacとの出会い、インターネットの黎明期の通信の話とか、とても面白かったです。あと、無煙ロースターの話(idanboさんのご実家が焼き肉屋さんで、黎明期のMacユーザーの集まりはidanboさんの焼き肉屋さんで開催されたりしたらしいです)とかね。

続いて、TED×Fukuoka大久保丞さんが、超コアな話。オールドMacから、Nextや、Mac OS X Serverなど今のMacに至る、道筋を開いたであろういろいろな製品についてのお話を。

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一般の人にはなかなか分からないけど、会場にいる人にとっては珠玉のお話しだったことでしょう。

続いては、AppleCLIPの公開収録。

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かの有名な、日本で一番古くからMac関連誌のライターをやっている柴田文彦さんをゲストに佐藤Richmanと弓月ひろみさんが、柴田さんの著作、『レボリューション・イン・ザ・バレー』を題材に、Macが作られた黎明期のエピソードのお話を。

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この時のお話は、そのうちに、AppleCLIPで公開されるとおもいます。

アップルII用の6809カードこういうもので、Macのプロトタイプは作られていたらしい。

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次は出典ベンダーの方々が3分ごとにショートトーク。

●西日本メディカルさん

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●バード電子さん

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●iPhoneケース展さん

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●日経BPさん

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●メディアインテグレーションさん

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●MeTaMojiさん

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●ガジェットスクエアさん

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●アクトツーさん

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●パラレルスさん

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そして、会場を提供されたイトーキさん。

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あと、日本マイクロソフトさんもご協賛なのですが、本日、担当の方が家族中インフルエンザでお休みだそうです。

そして、最後に実行委員会のメンバーを中心にトークショー。

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出展ブースには、掘り出し物がいろいろ。

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さて、その後全員で記念写真。

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私は、Macの新製品などを取材するようになって、3〜4年でまだまだ新参者ですが、Mac経験の長い人にとっては、同窓会のような雰囲気だったのではないでしょうか? これまで色んなMac雑誌のライターさんやイラストレーターさん、取材で登場されていたかたにいっぱいお会いできました。

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そして、PFU松本部長の音頭で乾杯! 懇親会が始まりました。

私は締め切りを抱える身ですので、誠に失礼ながらここで失礼して会社にもどったのですが、ここから夜もふけるまで、2次会、3次会とMac談義でもりあがったのではないでしょうか?(というか、その様子がFBに上がってきますw)

30年の長きにわたって、これほどまでに人を魅了するMacっていうコンピュータ。nobiさんのおっしゃったように、Macはコンピュータを使いこなす学者さんや、ビジネスエリートのためだけのマシンではなく、『rest of us(残された我々)』のためのコンピュータでだからこそこれほどまでに愛されたのでしょう。

そして、これからも、進歩、前進を阻害する人ではなく、iPhone、iPad、そしてその先へと進んでいく技術革新を応援し、推し進める側でいたなと思った1日でした。

つまり、Macを使う限りは、反逆者、厄介者と言われたって、四角い穴に丸い杭を打ち込んで、物事を変えていこうっていうことです。がんばりましょう。Macユーザーのみなさん。世界を変えるために。




【更新終了】

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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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