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2014年10月23日 (木)

iPad Air 2 / iPad mini 3を見てきた。これは悩ましい。

某所にて開催されたアップルのプレス向けTouch & Tryに行って、新しいiPadを触ってきました。

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まず、名称を整理しましょう。新しいiPadのうち大きい方はiPad Air 2と呼ばれます。小さい方はiPad mini 3です。前モデルはiPad mini Retina displayと呼ばれてましたが、これもiPad mini 3と呼ばれ、初代はiPad mini。そして、いずれも併売されます。

変更点は簡単に言うと、iPad Air 2はより薄くなって、パフォーマンスアップして、Touch ID(指紋認証)が付きました。iPad mini 3は、Touch IDが付いただけです。そして、どちらもゴールドを含む3色のカラーバリエーションが用意されるようになりました。

Dsc03877(iPad mini 3)

iPad Air 2に触って、一番に感じるのは薄くなったということです。7.5mmから6.1mmへ。わずか1.4mmの削減ですが、数字以上に薄く感じます。iPhone 6 Plusの7.1mmiPhone 6の6.9mmより薄いんですからたしかに、驚く薄さです。とはいえ、脆弱な感じはしませんし、持ちぬくい印象もありません。

デスクに置いてもペターンとした感じですw

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とにかく、この薄さには驚きます。

あと、側面の回転ロックスイッチがなくなりました。これはまぁ、コントロールセンターでできるようになって、かならずしも物理スイッチがなくてもいいようになりましたよね。

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あまり多くのところに書かれているわけではないのが、画面の表示面と、タッチ面の近さ。薄型化の結果、ここの『ディスプレイ>タッチセンサー>ガラス面』の間が近くなったという話は聞いてましたが、実際にお絵描きをしたりする人にとってはけっこう重要なポイント。思ったところに線を引きやすくなっています。

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ディスプレイの視野角も相当広くなっていて、非常に見やすいディスプレイです。

Dsc03931

そうそう、この写真もiPad Air 3で撮ったそうです。カメラは、スペックを見た感じではiPhone 6と同等な気がします(光学手ブレ補正が付いているとは書いてないので、6 Plusのユニットではないのでしょう)。

表示している液晶の視野角の広さ、ガラス面への近さも相当なものです。

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A8X搭載で、CPUは1.4倍、GPUは2.5倍のパフォーマンスアップをしているとのことですが、正直A7のiPad Airでも十分に早かったので、スピードを感じることはあまりないような気がします。手書きで絵を書いたりした時にレスポンスの違いはあるような気がしますが、『気がします』レベルではあります。

ゲームをすれば明白ですということですが、私自身はゲームをあまりしないので、分かりませんでした……。

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興味深いのは、iPhoneに搭載しているA8ではなく、パワーアップ版のA8Xであるというところでしょうか。iPad第3世代はA5X、iPad第4世代はA6Xと、それぞれ同世代のiPhoneが積んでるチップのパワーアップ版(主にグラフィックの描画について)を積んでいたのですが、初代iPad Air、iPad mini 2(そして今回のmini 3も)iPhone 5sと同じA7(とM7)が搭載されていました。ここへ来て、iPad Airだけまたパワーアップしたのはどういうワケなんでしょう?

というわけで、私的には新しいiPad Air 2は間違いなくお勧めです。でも、Airを持っている人が買い替えるほどかと言われれば微妙です。そのへんは経済力にもよるところ。正常進化として買い替えられる人は買い替えた方がいいと思いいます。第4世代以前のを使っている人は買い替えた方がいいでしょう。Airの軽さとスピードは圧倒的です。

問題は、miniの方です。

正直、進化は小幅です。

「なんで、A8X+M8と800万画素カメラ積まなかったんだよー!」

という批判もありますが、むしろ僕は「なんで去年はiPad Airと同じA7+M7積めたんだよ〜!」と思います。Retinaディスプレイは消費電力もデカイわけですから、RetinaとiPad Airと同等のCPUを積んだ去年がむしろ異例だったかと。同等のものを積んで、コンパクトにして、さらに価格を安くするというのは大変ですからね。

もしかしたら、iPhone 5sに積んだA7が上出来だったから、miniもそれでいけて、Airもついでにソレで行っちゃったのでしょうか? それともiPad Air用にA7X作ってたけど、思ったほどの性能が出なくて廃番だとかさ。そんな話があったのかもしれません。

というワケで買い手からすると、miniの方は悩ましいんですよね。旧iPad mini Retina displayであるところのmini 2は価格が下げられてますから、mini 3とmini 2は指紋認証(とゴールド)の有無だけが違いなのに、1万1000円の差があります。指紋認証は便利ですが、僕だったらiPad mini 2を買って1万1000円節約するかな〜とも思います(たらし、mini 2には16GBと32GBしかないのも悩ましいんですよね。僕的にはその容量じゃ困るw)。

また、iPad miniのWi-Fiモデルはなんと2万6800円。もうiPod Touch並の安さです。単なるメモ用としてとか、子供に与える用ならこれで十分でしょう。

別にその路線がおかしいということではなく、iPad Airはハイパフォーマンスでそれなりの価格、miniの方は安価に……っていう風に分かれていくのが必然だと思うのですよね。

(↓これは旧型)

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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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