走りを左右する空気圧をスマートに、完璧に管理できる『Cycle AT』現在出資募集中
9月20日までKickstarterにて出資を募集している『Cycle AT』はオートバイや自転車の空気圧を検知してくれるセンサーで、その情報をリアルタイムでスマホから見ることができるデバイスだ。
タイヤの空気圧、普段それほど気にしている方は少ないかもしれない。せいぜいガソリンを入れる時にチェックしてもらったり、高速に乗るときに少し上げたりというところだろう。しかし、空気圧はとても重要で、空気圧はタイヤのグリップ性能、タイヤの減り、燃費など様々な形で影響を及ぼす。自転車においても、空気圧が適正でないとすぐにパンクしたりする。そのため、適正な値に調整しておくことが重要なのだ。レースの世界などになると、路面温度やコースの形状などに合わせてサスペンションのセッティングと同じくらい空気圧も微調整しながらベストを探っていく。プロのレーサーほどではないにせよ、僕もオートバイでサーキット走行する場合など、コースやその日の気温に合わせて、いくつかタイヤ空気圧のパターンを決めていたくらいだ。
そんな空気圧をリアルタイムで監視できるのが『Cycle AT』。使い方は簡単で、タイヤのバルブにセンサーを取り付けるだけ。Bluetoothでスマホと接続し、その情報は専用アプリで見ることができる。センサーを取り付けたまま空気の充填などすることも可能で、ひとつの重さ~29gとハンドリングに影響するほどのものではないだろう。また、それに加え、タイヤの温度、斜体の傾き、速度、スマホのGPSを使った走行軌跡の記録なども可能。様々な走行データのログとともに、最適な空気圧管理をすることができ、走行パフォーマンスのアップはもちろん、安全にライディングを楽しむことを可能にしてくれる。
僕も冷間時にその日の状況に合わせたりしているが、その後の走行でどのくらい空気圧が上がっているかなど、なかなか一定の条件で測定できないので、実際に気温や路面温度などに対してどう変化するのか気になるので欲しいと思えるデバイス。『Cycle AT』をゲットするための最低出資額は139ドルで9月20日まで受付中。オートバイや自転車のライディングを真剣に考えている方は、試してみる価値のあるデバイスだと言えるだろう。
詳しくは以下のムービーにて
(山本)
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