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2014年4月

2014年4月28日 (月)

おかしい。サンフランシスコにいるハズなのに【シリコンバレー取材レポート2】

次のムック『カバンの中のデジモノ百科』の取材のためにシリコンバレーっていうか、サンフランシスコに取材に来ています。

が、5月10日のフリック!の原稿&校了が終っておらず、夜は深夜だか朝方まで、パソコンに向かってお仕事中。ホテルにカンズメ状態であります。

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ちなみに充電まわりはかなり完成されてきた気分。Macの電源とUSBが5口、カメラのバッテリーの充電器という構成です(もっとスマートな手はありそうですが)。

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原稿はまだ書かないとイケナイのですが、日本から来るメールやメッセージの確認や返事だけで、4〜5時間かかるありさまで……。原稿が進みません。

そうそう、次号のフリック!は巻頭特集に出てくる全60アイテム、全部クリックしたら購入できる仕様です(ただし、たぶんマガストアさんのみ。他にも対応してくれるサービスさん募集中〜♪)これは新しい試みだと思います。将来的には、全部クリックしたら買えるお洋服のカタログとかありそうですね!

新しいチャレンジなので、ぜひ試してみて下さい。
(我々も始めて、アフェリエイトリンクというのを試してみましたw)

というわけで、原稿、がんばります!














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2014年4月27日 (日)

San Franciscoに到着【シリコンバレー取材レポート1】

さて、そんなわけで、カリフォルニアにやってきました!

実は、お恥ずかしい話、シリコンバレーの取材は初めてなんですよね。予算厳しき折り、なかなか海外取材は厳しかったのですが、みなさんのご支持もあって、やっと! というところです。

そこで、そんなシリコンバレービギナーの目線から、シリコンバレーってこんなところ……というのをお伝えできればと思います。

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夜0:05の羽田発の飛行機に乗ると、前日の夕方にSan Franciscoの空港に着きます。ちょっとタイムスリップした気分。機内では原稿を書いていたのですが、疲れもあって途中で沈没。どのタイミングで寝るか難しいところですが、しょせん日本にいても時差ボケみたいな生活なので、あまり深くは考えてません。

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エコノミーの席に15インチのMacBook Proは狭い狭い……。でももう1台持ってるMacBook Airよりも、こっちの方がバッテリーが持つので(僕の MBA11インチは初期型で、いまや2時間ぐらいしか作業できません)、今回は15インチを持ってきました。

よく考えたら、11インチの方はキーボードが光らないので(初期型だから)、こっちが正解。うーむ、11インチもそろそろリプレスしないといけないのか……?

今夜はSan Franciscoの市街地に泊まるので、BARTという電車に乗って、市街地に向かいます。BARTはBay Area Rapid Transitの略だそうで。

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夜のSan Franciscoに到着。

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荷物をホテルに置いて、食料調達がてらちょっとブラブラ。

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有名なケーブルカーの転回シーンに遭遇。こういうターンテーブルの上に乗せて、人力で回すんですね。面白い。

外国の夜の街を散歩するのが好きなので、ほっておくと際限なく歩いてしまうのですが……。ほどほどにして、さて原稿書かないと……(と、いいながらblog書いてる(^_^;))

そうそう、今回も取材のお伴はこのVisionさんのグローバルWi-Fi(写真左)。アメリカ本土だと1日500円(もろもろキャンペーンなどもあるので詳細は調べて下さい)。これさえあれば、空港着いた途端にiPhoneを使えるので(3G/LTEは切った機内モードで、Wi-FiだけONにする)、調べモノにせよ、こうしたblogやFacebookのアップロードなどにせよ、なんでもできるのでとっても便利。

昔は、海外の初めての街だといろいろ途方に暮れたものですが、iPhoneがあるとなんても調べられるし、地図もナビゲーションできるし、便利ですねぇ。その分旅情が減ったなんて、ぜいたくな文句を言いたくなるほどw

これに、iPhone、iPad、MacBook Proをぶら下げています。

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そして、写真右が今回の新兵器、OlympusのVoice-Treck DS-901です。我々の取材の必需品ともいえるICレコーダーですが、本機は、高音質なステレオ録音に加え、Wi-Fi経由のスマホからのリモコン操作、ボイスバランサー、無音部分をカットした声だけ再生、早聞き、遅聞き再生など、充実の機能が便利。取材をスムーズにしてくれそうです。

というわけで……とりあえず、原稿、原稿……。

2014年4月26日 (土)

『カバンの中のデジモノ百科』シリコンバレー編の取材に行って来ます!

羽田です。今から離陸です。

___2では、次はシリコンバレーから。

2014年4月24日 (木)

クラウドソリューションイベント「Cloud+2014」の取材に!

クラウドソリューションイベント「Cloud+2014」の取材に行きました。

『クラウドサービス ビジネス活用術』でご紹介させていただいたような、さまざまな中小のクラウドサービスの方々が、ブース展示、セミナーを行われています。まだまだ、知らないサービスがあってビックリです。

Dsc06017『メーカーのサポート体制』を支援する、Zendesk、

Dsc06014名刺管理サービスのメイシー。

Dsc06025日報作成サービスのgamba。

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社内コミュニケーションサービスのco-meeting。

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えっと……トマト?

オフィスグリコみたいに、オフィスに野菜を常備するサービス Office de YASAI。

セミナールームでは終日、さまざまなクラウドに関するセッションが行われておりました。

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さらに最後には追加でスペシャルセッション!

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KNN神田放送局の神田さん。

テーマは
『2025年ネットサービス誕生30年〜新産業がオトナになる時』

あと10年したら、どんな世の中になるだろう? リアルの模倣でなく、ウェブスタートの事業が増え、今ない職業が増え……インターネットが大人になる時代が始まる……というお話。

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元デロイトトーマツ・コンサルティング、現シスココンサルティングサービスの八子知礼さん。テーマは『すべてが繋がる時代』……ということで、世の中のすべてがインターネットに繋がって行く時代はどんな時代になるだろうという考察。

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さまざまな考察が非常に興味深かったです。
また、次の次のフリック!でレポートしますね!

クラウドについては、こちらの本もよろしく!

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今日お会いした、PLUSの役員の伊藤羊一さんにも「この本良かったですね! 10冊ぐらい買って社内で見せました!」と言っていただきました。複数の人にそういう「まとめ買いしました」というお声をかけていただく珍しい本です。ありがとうございます!

(追加:懇親会の集合写真です! みなさんいい顔してらっしゃいますね!)

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2014年4月23日 (水)

iOS 7.1.1アップデート来た!

iOSのソフトウェアアップデートiOS 7.1.1がリリースされました。

iPhone/iPadで確認しました(iPod Touchでも出てます?)

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・Touch ID指紋認証機能がさらに向上
・キーボードの応答に影響を及ぼす問題を修正
・VoiceOverがオンの状態でBluetoothのキーボードを試用している時に起きている問題を修正

さらに、セキュリティアップデートが含まれています。

最近、インターネットの世界では、セキュリティ上の問題が多発していますから、そのための修正が数多く含まれていると思われます。このアップデートでトラブル人が少なければ、早めにアップデートをかけた方が安全性が高まるように思います。

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2014年4月21日 (月)

家庭用の断裁機ってあってもいいかも! #PLUS断裁機 #scansnap

PLUSさんの新型断裁機『PK-113』の発表会に行って来ました。

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なんで、断裁機の発表会かというと、『iPadを活用する←ScanSnapで紙をデータ化←本やカタログを断裁』っていう流れなわけです。

実は、私自身は自分の作った本はともかく、他の人の作った本の断裁には抵抗があるのですけどね。「床に本を置いちゃイケナイ」「本を跨いじゃいけない(分かります?)」っていう世代なので、ザックリ切るのには心理的障壁が大きいワケです。自分の本は、いっぱいあるから切れますけどね。

でも、カタログやマニュアルは電子化したい。推定2000冊ぐらいの本がある自宅ですから、保持し続けられない本に関しては、できれば電子化したいわけです。でも、バラして切りそろえて、スキャンスナップに入れるって面倒なわけです。

というわけで、断裁機の出番なわけですが、これまでの断裁機はデカいし、重いし、ギロチンみたいで子供のいる家庭としては、おっかないしで、導入は考えなかったわけです。

というわけで、今回のPK-113のお話。

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PLUSのご担当の方によると……
「数年前に、突如断裁機の売り上げが10倍になりました。PFUのスキャンスナップで本を自炊する人が増えたからです。しかし、よく聞くと大きくて思い PK-513をみなさん使ってらっしゃったんです。そこで、自宅でも使いやすい、安全で、軽い力で切れる、コンパクトな裁断機を開発しました」とのことで す。

というわけで、指を切ったりする危険もなければ、置く場所も省スペース、軽い力で60枚の紙をキレイにスッパリと切れる断裁機PK-113が出来上がったワケでです。

(ちなみに、ヲタ的には萌える原理試作図)

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(プロトタイプ)

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で、社長プレゼン前の試作。

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これだと力余った時に不安定になるということで、手前の支え用の足がついて、それが持ち手を兼ねることになって、完成。

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実際に体験すると、本当に軽々。
2段階のテコの力を使っていて、1/4の力で切れるそうです。

Dsc05949(手タレはPFUの山口篤さん)

構造的にはこんな感じ。2回、テコを使って力を増幅しています。

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写真じゃ見えないよね? ってことでイラストで描いて解説しておくと、こういう感じ。

201404211赤ベタ丸は固定されてて動かないところ。

レバーは大きく動く(A)のに、(B)→(C)の順に、移動距離が少なくなって、そのぶん力を大きく増幅するワケです。で、刃は垂直に動く。

垂直にスッパリ動くので、紙もブレなく切れます。

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切る前に抑えが降りてくるとか、切る線がLEDによるレーザーみたいなラインで示されて便利とか、刃のところにはカバーがついてるので、子供の指でも入らないとか、いろいろ工夫ポイントがたっぷりあります。

まっすぐスッパリ切れるので、こんなに細くても切れます。シュレッダー代わりにも使えそう。

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詳しい製品に関する解説はこちら

お値段は3万2000円。これまでの重厚長大なPK-513Lが5万6700円であったことを考えるとだいぶ安いわけです。

Dsc05938(これは替え刃交換が簡単になったPK-513LN オープン価格)

というわけで、大切な本はやっぱり切れないけど、内容だけは保存しておきたい本なんかあったら、これでサックリ切ってデータ化してしまってもいいなぁ……なんて、思い始めております。なにぶん、2000冊程本のある家に住んでおりますと、居住スペースが狭過ぎて、これで断裁して、居住スペースを広げるのも悪くないな……なんて思うわけです。

au、LTE-Advancedを日本初導入、CAにより下り最大150Mbpsエリアが拡大する! 

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auは本日、自社LTE網にLTE-Advanced技術のひとつ、キャリアアグリゲーション(CA)を日本ではじめて導入することを発表した。これにより、対応したauスマートフォンは受信最大150Mbpsを可能にするという。

 au含め、各キャリア複数の周波数帯を使って通信網を確立している。ドコモなら2GHz、1.7GHz、1.5GHzと800MHz。auが2.1GHz、1.5GHzと800MHz、ソフトバンクが2.1GHz、1.7GHz(イー・モバイルの基地局)、900MHzといった具合だ。これまでは各マートフォン、複数の周波数に対応していたとしても、同時に複数から受信することはできなかったが、今回、CAを導入することで、2.1GHzと800MHzを同時に受信することが可能になり、75Mbps+75Mbpsで最大150Mbpsを実現するというものだ。

ただ、auではすでに2.1GHz帯LTEに関して、150Mbps化を実現している。これまでは、同周波数内において、10MHzという帯域幅しか使っていなかったが、これを20MHz化したため。いわゆる、電波が通れる幅を広くして、高速化を図ったというものだ。これに関しては、ドコモもすでに導入済み。東名阪バンドと呼ばれる1.7GHz帯において実施している。しかし、今回のauのCAという技術では、2.1GHz帯の10MHzと800MHzの10MHzを組み合わせて20MHzという帯域幅を確保し、下り最大150Mbpsを実現。ココが新しいわけだ。ちなみに、上りに関しては、これまで同様10MHz幅なので最大25Mpps。

 

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CAの特徴は高速化だけでなく、一方の周波数帯が弱いときに、もう一方で補完する、ダイバーシティ効果により、通信の安定感も高めることができる。また、両方の周波数帯が使えるということは、使われていない帯域を減らすことにもつながり、効率化も図れるという。

 ・通信の高速化

・通信の安定性向上

・通信の効率化

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以上3点が今回のCAによって強化されるということだ。現在すでに150Mbps対応基地局を約2,500(2.1GHz単体での150Mbps 約700基地局を含む)整備済みで、今年度末までには2万局を目指すという。すでにauでは800MHz、2.1GHzのデュアルバンドを基本に基地局を整備してきたいということで、あとは両バンドを連携させる作業でCA対応可能になるそうだ。また、2.1GHz単体での150Mbps化は郊外を基本に展開してきたが、CA採用基地局は都市部でも展開していけるということ。都市部ユーザーにはうれしいニュースだ。

ただし、CAの効果を体感するには、対応端末が必要になる。今夏発表する予定のスマホから対応するということで、基本的にはアンドロイド端末になるだろう。auでももちろん扱うであろう次期iPhoneがCAに対応するかはアップル次第とのこと。

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CA自体はau独自の技術ではなく、各社LTE-Advanced技術の導入タイミングを図っているところ。auが早期にCA導入できた背景には、それを見越したマルチバンドオペレーションがある。800MHz帯はすでに実人口カバー率99%を超え、さらに2.1GHz帯も今年度末には90%超えが実現するという。両周波数帯が全国にまんべんなく設置されているので、CAのい効果も高いというわけだ。いずれ各社がCAを導入するであろうが、auの優位性はしばらく続くと自信を見せた。さらに、今年度末までには、LTE-Advanced技術のうち、eICICというマクロとスモール基地局の干渉を防ぎ、通信品質を上げる技術も導入予定だそうだ。東京オリンピックが開催される2020年には高品質なビデオへのニーズが高まり、生活の中にネットに接続するセンサーなども溢れるはず。これまで以上に通信の速度、安定感へのニーズが高まる。auはそれに応える世界最高水準のICT基盤構築に向けて様々な施策を講じているということだ。

2014年4月20日 (日)

NASAハッカソンの子供向けワークショップで体験したこと ‪#‎spaceappstokyo‬ ‪#‎SpaceApps‬

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先日、お伝えした東大の駒場リサーチセンターで開催されていたNASAのハッカソン

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たった2日間(実質30時間ぐらい?)で、一応は動作するサービスが作られていて本当にビックリしてのですが、実はその横で『International Space Apps Youth Challenge Tokyo 2014』と名付けたワークショップも開催されていました。

子供向けワークショップということなのですが(一応、募集要項には小学校3年生以上、高校生までとなってましたが、本選が中学生以上なら参加できることもあって、参加していたのはほとんど小学生だったように思います)。

これが、なかなか興味深かったので、このYouth Challengeについてちょっとレポート。

みなさんはArduinoって知ってますか?  僕は今回始めて知りました。

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ワンチップマイコンの乗った小さな基板です。いくつかの、端子とUSBポートが付いてます。そして、このマイコンにはUSBポートに繋いだコンピュータからプログラムを書き込むことができます。

たまたま、偶然ですが週刊モーニングに西餅さんが『ハルロック』というこの基板をテーマにした漫画を連載しはじめてますから、モーニング読んでる人は「ああ、アレね」と理解できるかもしれません。

Img_2214(週間Dモーニング 2014年No.19、『ハルロック』P22〜23より)


たとえば、一番基本的なプログラム。

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LEDをひとつ用意して、13番の端子にプラス、GNDこれを動作させると、1000ミリ秒(1秒)の間、LEDが点灯して消える……を繰り返します。

これを、使って、こどもに何か工作させるわけです。いろんな工作道具が用意してあって、たとえば、箱に額をくっつけて、アルミホイルとセロファンを貼って、LEDをキラキラ光らせたりして、遊べるワケです。

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実は、私はたまたま取材に11歳の息子を連れて行っていたのですが(妻と娘が津久井湖にキャンプに行っていたので、連れていかざるを得なかったのです)、参加条件に「Aruduinoを持ってくること」というのがあったので、今回は見学だけと思っていたのです。でも、たまたまスポンサーさんご提供のAruduinoの基板があるから、ぜひどうぞと言ってもらったので、参加させてもらうことにしてました(若狹さん、ありがとうございました!)。

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もともと工作が好きな息子は喜々としてLEDを繋いで工作を始めました。あいにく、まだアルファベットは扱えませんから、プログラムは私が担当しました(ちょっとやらせてみたのですが、動かなかった時の間違い探しが大変w)。

「パパ、2つのLEDを別々に光らせたりできる?」

12番の端子にLEDを繋がせて、プログラムに13番を消したら12番を点灯させるように書きました。ちょっとしたら、5つのLEDを順番に点灯させるように配線して、プログラムしていました。

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息子は何が起こっているのか分かったようです。

そう、プログラムが、LEDを動作させるということが。つまりは、『ロングテール』『フリー』の著者として知られるクリス・アンダーソンさんの『MAKERS』で言うところの、ビットであるプログラムが、アトムであるLEDを動作させていることが分ったようです。

今、世界で起こってる出来事で、ここが肝要なところです。

20世紀の最後の20年に起こったのはコンピューターによる革命でした。プログラムを書ければ、ソフトウェアを作り、世の中を変えることができました。IBMが巨大になり、アップルができ、マイクロソフトが膨張し、インターネットバブルが起こり、Amazonやグーグルが覇権を握り、twitterやFacebookが勃興しました。それはみんなおおむねビットの世界の話でした。

今回私は初めて、それを目にして体験したのですが、Arduinoはビットとアトムの世界が溶け合っていくことを教えてくれる最適な教材でした。

本来は、プロトタイピングなどのために作られた基板なのだそうです。機械の試作をする時に、専用のチップを作り、回路をハンダ付けしていたら、かなりの手間がかかります。Aruduinoはそれを簡単にシュミレーションすることができます。もし、本当に製品化するつもりなら、もっと機能を専用に削ぎ落とした基板を作ればいいわけです。

たとえば、インターネットと組み合せて、情報を持ってきて、とあるサイトで、天気が晴れの日が繋ぐようなが、13番の端子に5分間通電させる。そこにドーシングポンプでも繋いで植木鉢に水をやる……ってなことは僕でもすぐにでもできそうでした(念のために言いますが、私には一切の専門知識はありません)。CO2センサーと組み合せて、会議室のCO2濃度がある一定以上の数値になったら、換気扇を回して強制的に換気する……なんて装置も作れそうです。

CADや3Dのお絵描きソフトが使えれば、それを3Dプリンターに繋いで、その基板を収納するボディも作れるでしょう。基板の量産を請け負ってくれるサイトもあれば、3D CADデータを送れば、昔300万円ぐらいかかっていたプラスチックの金型製品を30万円ぐらいで請け負ってくれる会社もあります。

MAKERSで言われる誰でもメーカーになれる世界とはこういうことなのか! と思って、目からうろこがポロポロと落ちました。流通だって、Amazonを使えばなんとかなりそうです。最初の30万円の金型代がなくっても、アイデアさえ良ければ、Kickstarterやcerevo dashなどのクラウドファンディングでお金を集めることができるでしょう。

もちろん、誰でもといっても誰も彼もが……という意味ではありませんが、少なくともアイデアとやる意思さえあれば、メーカーになることが可能なわけです。ちょっと前までは、何千万何億円という資金と、工場を持つメーカーしかできなかったようなことが、大企業ならざる個人ができる世の中になったということです。

それは、レコードをプレスすることの出来ない、レコードレーベルならざる個人がデスクトップで音楽を作って流通させることができるようになったこと、出版社でなくても自分で文章を書いて電子書籍やウェブサイトとして流通させることができるようになったことと似ていますが、ビットの世界だけでなく、アトムの世界に力を及ぼせるよになったことが大きな違いです。

もしかしたら、twitterやFacebookの勃興のようなことが、リアルの世界で起こるかもしれません。工場を持っていても、意思決定と開発速度の遅い大企業はあっという間に力を失うかもしれません。巨像がアリの群れに勝てるとは限りません。

Nasa10(他のお子さんの作品の写真。みなさん器用です)

息子はあっという間に、キットに付いていたスピーカーを繋げて、僕にさまざまな音程の音を出すように要求しました。ネットで調べれば、そのプログラムの書き方も簡単に分かります。

Nasa17(最後にはお互い、プレゼンをする機会まで用意して下さり、その様子はムービーとして編集され、本選のプレゼンと結果発表の間の審査の時間に流されました)

他のすべての子供たちも、2日間のプログラムが終るころには、アートな作品を完成させ、LEDをピカピカさせたり、いろんな音を出したりさせていました。

清水亮さんがおっしゃるように、プログラミングは多くの人にとって必要な教養になるでしょう。

小さな基板と子供たちを見ているだけで、とってもいろんなことを考えさせられる素晴しいワークショップでした。

ご興味のある方は、Arduinoと小学生などのワードで検索すれば、同じような体験ができるワークショップを見つけられるのではないかと思います。

2014年4月19日 (土)

フリック!って何なんだろう?

休日に文章を書くと中2っぽい感じになりがちですが、常に、自問しながら生きてます。

フリック!は、最初は多分、『iPhoneとか、iPadみたいなデジタルデバイスが好き』というところから始まって、『EvernoteやDropboxみたいなウェブサービス』が好きというところでスタートしたのだと思う。

だからフリック!の企画書には『デジタルデバイスとウェブサービスの本』って書いてある。

Boogie Board、デジカメ、レンズ、さまざまなSDカード、スキャンスナップ、さまざなiPhone、iPad周辺機器、ARドローン、iPhone、iPadアプリ、電子書籍端末、モバイルバッテリー、 Pokenなんてものあった。マウス、モバイルキーボード、Android端末、Windows Phone、Windows 8端末、ヘッドフォン、ヘッドフォンアンプ……。

アップル製品に寄ってるが、AndroidやWindows関連製品を扱わかないわけじゃない。

時に、カバンや『小さい財布』や『ダイソンの掃除機』みたいな(一見)デジタルと関係ないものも扱う。イノベーティブであることがとっても大事なんだけど、そこはあんまり(周りには)伝わらないみたい。逆に、デジタル製品でもイノベーティブじゃないコピー品みたいなのは、実はまったく興味がない。流れ上、扱わなくはなかったりするけど。

煮詰めるとコンセプトは『僕(タクタ)の興味あること』でしかないんだけど(笑)、それじゃあ他の人には伝わらない。

最近は、『ウェアラブル』『クラウド』『Makers』『プログラミング』『ソフトウェアと密接に関係する小規模なハードウェア』的なものが(自分の中では)重要なテーマになってきてて、実はこれがこれからの世の中を決定すると思うんだけど、それをそのあたりの最前線で活動している人以外には、ほとんど伝えることができなくてもどかしい。

そのへんにいる人にはあまりに当たり前で、世間にはあまりに伝わってない。

2001年に、iPodが出た時に「I/O(当時Fire Wire)と、インターフェイス(画面とロータリーホイー)、CPUと記憶装置(当時1.8inch HDD)」が乗ってるこれは、持ち運べる小さなコンピューターだ! と感激しても、まったく周りにその感動は説明できなかったし、2007年のiPhoneのジョブズの基調講演の時にもすごく感激したけど、それがどんなに生活を変えるのか上手く説明できなかった。

このサイクルでいくと2019年ぐらいには、【『ウェアラブル』『クラウド』『Makers』『プログラミング』『ソフトウェアと密接に関係する小規模なハードウェア』的なもの】が、誰もに関係する大きなウェーブになって、僕ら誰もの生活を変えたり、大きな会社を倒産させたり、思いもよらない人が大成功したりするんだろうけど……なんとか、それを上手いカタチで表現したいよねぇ……。

2014年4月18日 (金)

1500円のGoogle Playクーポンももらえる! イー・モバイル六本木ショールームに『Google Playフロア』がオープン!

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キャリアの設定やアプリなどがいっさい入っていない、ピュアかつ最新アンドロイドOSを体験してもらおうと、取り扱うNexus 5、それにNexus 7(2013)を展示し、タッチ&トライもできるのが、イー・モバイルの六本木ショールームだ。昨年12月にオープンし、5月26日までの限定開催となっており、無料コーヒーやWi-Fi、スマホ充電サービスなどもあって、ゆっくりと試せるのも特徴。平均で30分、長い方だと1時間半以上もスタッフの説明を聞きながら過ごすこともあるという。

002_2場所は六本木交差点。こちらのショールームではNexusを購入することはできないのだが、道路の反対側にイー・モバイルショップがあるので、欲しくなったらそちらへ。

003_2Google Playフロアは地下1階。

004_2ゆっくりとくつろげるよう、広い空間を確保。コーヒーでも飲みながら、存分にNexusを試してOKだ。

さて、そんなショールームが明日(4月19日)に新たに『Google Payフロア』を設け、リニューアルオープンする。このGoogle Playフロアでは、イー・モバイルが様々な特定ユーザーを想定し、アプリをインストールしたNexus 5が体験でき、専門スタッフがアンドロイドに関する様々な質問にも答えてくれる。そんなGoogle Playフロアでは、Google Playの1500円クーポンがプレゼントされるイベントも開催。先着30名、約20分ほどの『Google Play Trial Demonstration』に参加し、このキャンペーン記事をコメント付きでSNSにシェアすることでゲット可能だ。土日祝日の12、14、16、18時の1日4回開催予定(座談会開催日などは時間や回数は変更になる)なので、ぜひ参加してみてはいかがだろう。

005_2スタッフがNexusシリーズやアンドロイドOS、Google Playに関する疑問などに答えてくれる。

006本日のプレス向け発表会でも『Google Play Trial Demonstration』をデモ。Google Playの使い方から、例題としてアプリの紹介まで、知らない人でもわかるよう、丁寧に行ってくれた。参加者によって、内容や難易度は柔軟に調整するとのこと。

018参加すれば1500円分のクーポンがもらえる! 

また、このショールームでは他にもGoogle Playにまつわるアプリメーカーなどによる座談会なども開催予定。4月29日の座談会には人気ゲームアプリ『にゃんこ大戦争』のPONOSや『英雄になりたい!』シリーズの面白法人カヤックなどが参加予定。Ustreamでも生配信予定で、座談会の詳細、最新情報に関しては、Ustreamチャンネルを参照しよう。

007_2ビジネス向け、女性向け、シニア向け、旅行者向けといったコンセプト別にアプリがインストールされたNexus 5も試せる。

012miracastでNexus 7のYoutube動画をテレビに映すなどという、意外に知られていない機能のデモなども。


013こちは1階。とくにアプリなどインストールされていない、販売時状態のNexus 5やNexus 7を展示、タッチ&トライ可能。純正ケースなども展示する。

016無料のスマホ充電コーナー、Wi-Fiにコーヒーを提供する。

015課金キャラなど、なんとすべてのキャラが使えるにゃんこ大戦争も体験できる! 


最後に、今回の『Google Play Trial Demonstration』で紹介されていた、基本的にNexusシリーズでしか使えない、全天球パノラマ撮影機能、Photo Sphereにて撮影したGoogle Playフロアの様子を、コチラにアップしておきました。写真をクリックすると、全天球パノラマが楽しめるはずなので、ぜひご覧を! 



イー・モバイル六本木ショールーム
およびGoogle Playフロア
開設期間 4月19日(土)~5月26日(月)
住所 東京都港区六本木7-14-10誠志堂ビル1F
営業時間 11:00~20:00

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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