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2014年3月

2014年3月28日 (金)

メイドカフェで日本企業の新しい姿を見る #EneBRIC #Cerevo #pfu

独力で会社を興し、ネット接続型家電を作るハードウエアスタートアップの雄として、いまやヒーロー、物造り日本の新しい姿を切り開いているCerevoの岩佐社長からご連絡をいただいて、朝から秋葉原の発表会会場に向かった。

……あれ? おかしいな。会場、ここ?

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なんと、会場はメイドカフェ&ドラッグストアという、この地球上で、秋葉原にしか存在しないようなお店であった。

そして、自らそんなお店に会場を設定しておきながら、そんなことにはひとことも触れずに淡々と新製品の紹介を始める岩佐社長。

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Cerevoはたった、一種の家電『メーカー』でありながら、たった13人の会社。総務経理まで含んでその人数で、ネット接続型の家電製品という複雑な製品を作り、ワールドワイドに販売する。なんと、23カ国以上の国で販売しているそうだ。少人数でも確実に欲しがる人がいる商品を作り込めば、ワールドワイドで販売できる。グローバルニッチとでもいうべきスペースで勝負をするというわけだ。

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動画配信用のLive Sherll PROなどもそんな製品のひとつ。ウェブ動画中継の必需品だ。

で、今回の新製品はこのEneBRICK。6000mAhで2.1Aの出力を持つモバイルバッテリーであり、タブレットスタンドであり、USBキーボードを接続し、Bluetoothでタブレットに接続できるというデバイス。価格は1万2800円(税別)。

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左から受電用マイクロUSB、キーボード用USB、2.1A給電用USB。ちなみに受電しながらキーボードは使えるが、給電しながらはキーボードは使えない

訂正:給電しながらキーボードを使うこともできるそうです。できないのは充電しならがの給電。

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こんな感じで接続する。

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この製品の注目すべきポイントは、『実績のあるハードウエアスタートアップがクラウドファンディングで製作した』というところだろう。

Kickstarterのようなクラウドファンディングで、初めての製品を作る人に投資するとけっこう実際の製品化には難航することが多い(もちろん、それを支援するためのクラウドファンディングなのだが)。その点、実際にいくつもの製品を世に送り出している『実績のあるハードウエアスタートアップ』たるCerevoが製品化するのであれば、不安は少ない。

Dsc04648(これがクラウドファンディングに作られていた実働する試作品(接続されていたバッテリーはかなり容量の小さなもの。筐体は3Dプリンターで製作している。これを発案から1カ月で作れるCerevoの開発力すごい!)

実際のところ発案から1〜2カ月で3Dプリンターなどを使って実働する試作品を製作、177万円を集めて、製品化が決定し、そこから約7カ月で、今日の発売に至っている。ちなみに、「これだけの支持があるのなら」ということで、在庫は多めに取られているので、よほど爆発的に売れなければ、今からでも購入可能とのこと。


このクラウドファンディングの成功においては、大企業でありながらもマニアックなファンの多いScanSnapやハッピーハッキングキーボード(HHKB)で知られるPFUのtwitterアカウントが、『このCerevoの製品の発売を支援しよう! HHKBにピッタリだ』とtweetしたことが大きな役割を果たしたという。

Dsc04590大メーカーが、担当者の独断で、小さなスタートアップを支援したわけだが、こんな巻き込みの姿勢こそが、ソーシャルネットワークで大切なことだ。大企業アカウントはこういうことを許容する土壌がその会社にあるかどうかにかかっていると思う。


……というわけで、サプライズ。そのコミュニケーションはさらに進展して、今回、限定でHHKBのロゴ入りモデルも発売されることとなった。

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柔軟は販売施策を取る、ハードウエアスタートアップCerevoや、大企業ながらユーザーと深くコミットするPFUなど、成功している企業が、新しい時代のビジネスモデルを構築していることに、注目したい。

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(タクタ)


(肝心の販売サイトを掲載するのを忘れていたので追記)

EneBRICK標準モデル 1万2800円(税込)

EneBRICK HHKBエディション 1万2800円(税込)

2014年3月26日 (水)

ウェアラブルは間違いなく流行る【ウェアラブルテックEXPO 1日目】 #WearableTechJP

『ウェアラブルコンピュータ』とは一種のバズワードだとは思う。何しろ、何を持って『ウェアラブル』とするのかの定義がない。ポケットに入れたW-ZERO3もウェアラブルかもしれないし、ボタン大のジャイロセンサーも身にまとえばウェアラブルかもしれない。

とはいえ、エニアックの昔から、小型化、高集積化がコンピュータの進化の方向性だ。であるなら、ビルサイズだったコンピュータが、部屋サイズになり、それがデスクに乗り、ノート型になり持ち運べるようになり、ついには『スマートフォン』という名前でポケットに入ったからには、次にはもっと小さく、持っている意識もなく身に着けるコンピュータ=ウェアラブル・コンピュータになるのは必然だといえるだろう。

というわけで、朝日新聞に『ウェアラブル・コンピュータ』という言葉が登場してから16年経って(朝日新聞社メディアラボ竹原氏談)の今『ウェアラブル・テックEXPO』なるイベントが開催されるのも、ごく当たり前のことだろうし、それらがアーリーアダプターの手に渡り、普及へ向かうレールに乗ったというのもまた必然。このイベントは25日と26日の2日間に渡って、東京ミッドタウンのホールで開催された。個人の2dayで5万円近い価格のチケットにも関わらず、1000人近い規模(聞き忘れたので確認しておきます)の会場が満席だったというのも、ウェアラブルコンピュータを取り巻く今の熱気を伝えているといってもいいだろう。

詳しいレポートは4月10日配信のフリック!5月号でお伝えするとして、ここでは1日目を終えての概感とトピックだけお伝えしよう。ちなみに、イベントウェブサイトはこちら。登壇者の方々と、それぞれの話されたことのテーマはここをご覧いただければ。

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一番驚いたのは、1日のイベントが終わった時点で、Google Glassをかけている人に何の違和感も感じなくなっていたということだ(ちなみに、一般にはGoogle Glassは今のところ日本の技適を取ってないので、使用するのは法的に微妙だが、本イベントにおいては『総務省総合通信局のご指導の下、電波法に準じた設定で使用しております』ということだから話は通してあるのだろう。そもそも電波に関する監督官庁である総務省が後援なのだから、話を通せば問題ない話ではある)。たぶん、この感じなら、今年後半か、来年ぐらいにGoogle Glassもしくはそれ的なものが市販されたら、少なくとも我々テッキーな人たちの間では、Google Glassは普通の存在になるだろう。これまで、だいたいそういう人たちが使うようになってから、一般の人にとっても普通の存在になるまで、3年ぐらいかかるから、一般の人がGoogle Glass的なものをかけて歩くようになるのは、2018年ぐらいになるだろうか(ワタシの個人的意見です)。

今回もっとも気になっていたデバイスのひとつ、ログバーの吉田卓郎RINGのデモは実に興味深かった。

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壇上でいくつかのデモが行われ、イベント特有の電波の混雑でSphiroを操るデモはできなかったが(なにしろWi-Fiを開くと何十という電波が見えるのだから無理ないだろう)、iPadに向かって、指の操作で専用のメニューからアプリを立ち上げたり、文字を書いたり、写真を撮ったり、Keynoteのスライドをめくったりということは可能だった。これは非常に興味深い。

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Sulon TechnologyによるARゲームのデモも興味深かったし、Oculas Riftを使って行われた日産のコンセプトカーのデザインイベント『Rift of Nissan』の話も興味深かった。

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また、Telepathyの井口尊仁氏と、Cerevoの岩佐琢磨氏によるスタートアップがハードウエアとしてのウェアラブルデバイスを作ろうとする時に何が起こるのか、いわゆるメイカーズが直面するのはどういう問題なのか、それをどうやって乗り越えるのかなどの話も今回のイベントに参加しているような人にとっては非常に参考になったことだろう。

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夕方に行われた元ドコモの夏野剛さん、Telepathyの井口尊仁さん、映画監督の本広克行さん、SF小説家の冲方丁さんの対談も非常に興味深かった。

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いわゆる『攻殻機動隊』をはじめとしたアニメの未来の描き方が、これらウェアラブルデバイスの『ビジョン』となっている。USとは違いそれが身近にある日本にいるのに、そのビジョンに向かったデバイスを生み出しているのがUSの方が多いのがなんとも残念という話。

Dsc04008毒舌で知られる元ドコモの夏野さんが「日本の経営者は『攻殻機動隊』見てないからダメなんだよ!」一刀両断にしたのが非常におもしろかった。

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「攻殻機動隊見ずに、ウェアラブルも、ウェブも理解できないでしょうし、そりゃあ未来に対する投資も意思決定もできわけないですよ」「ウェアラブルとか、そんなの使わないよっていうじいさんいは、「そういえば写真撮られると魂抜かれるって言ってましたよね」って言ってやるんですよ」と非常に大胆に話されていたのが面白かった。

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いろいろ見てみると、どんなカタチでさえ、ウェアラブルなコンピュータが我々の身近で増えていくのはもう抑えられないだろう。ウェアラブルコンピュータを活用すること、ここから得られるデータを活用することや、決断のスピードなどを甘く見ると、致命的に遅れたチームになってしまうだろう。

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もちろん、まだ紆余曲折はあるだろうと思う。しかし、間違いなく、我々の生活は細かなコンピュータでやファッションとしてのウェアラブルコンピュータに覆われていくだろう。そのことを確信した第1日だった。明日の取材が楽しみだ。

2014年3月25日 (火)

本日発売!『クラウドサービス ビジネス活用術』

お待たせしました!
『クラウドサービス ビジネス活用術』本日発売です!
全国の書店(とごく一部のコンビニ)で、780円+税であります!

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EvernoteやDropboxなど、クラウドサービスの王道というか基本ともいえるサービスから、OneNoteやOneDrive、iCloud、Google Drive、Note Anytimeのデジタルキャビネット、moreNOTE、SugerSync、Bitcasa、GoogleKeepなどのドライブ系、ノート系のサービスに加えて、Eight、ChatWork、Zoho Invoice、Cybozu Live、Brabio、Teachmeなどの特定目的に特化したサービスまで、どどーんと紹介。

クラウドに詳しい、倉園佳三さん、成蹊大学教授・塩澤一洋さん、イシンの大木豊成さん、テソロの佐藤勝彦さん、Evernoteアンバサダーの石原さくらさんのクラウド活用術レポート、四角大輔さん、弓月ひろみさん、と僕のクラウド活用術コラム……などなど、超盛りだくさんな構成になっております。

ぜひ、お楽しみを!

弊社サイトはこちら

Amazonはこちらです。

2014年3月24日 (月)

Amazonに登録されました!『クラウドサービスビジネス活用術』

お待たせしました。明日発売の『クラウドサービス ビジネス活用術』Amazonに登録されました。こちらからどうぞ!

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登録されるのが遅かったのは、年度末の出版ピークでAmazonさんも、超混雑状態だからなのか、私が書類を出すのが遅かったからなのか……どちらかです(^_^;)

(タクタ)

『クラウドサービス ビジネス活用術』明日発売です!

Evernote、Dropboxをはじめ、さまざまなクラウドサービスを日々の仕事に活用するガイドブック『クラウドサービス ビジネス活用術』明日、25日火曜日、全国の書店(と一部のコンビニ)で発売です!

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年度末で、非常にたくさんの本が出る時期なので、書店のスペースがまったく足らず、早々に返本されてしまう可能性があります。お求めはお早めに!

2014年3月23日 (日)

ダイソンでヨメの面目が! #dysonjp

ダイソンの吸引力がなぜ落ちないかということと、微細な粒子を吸う力が必要なのは家中のいろんなところにダニがいるからだ、というセツメイをしたので、いよいよ実践。

今回は、この吸引して得たダストを、研究所に送って解析してもらいます。ダストの中にはダニや、人の皮膚、花粉や、カビなどが含まれているそうです。

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で、そもそも、私は重度の花粉症で、3〜4月の2カ月は一切屋外に出られず、布団も屋外には干さず、布団乾燥機で乾燥させて、ヨメに掃除機で吸ってもらっています。

ゆえに、申し訳ないけど、ダイソンさんのためにダストのデータはほとんど取れないと思われるのですが、一応、データということなのでやってみました。このデータの取得をこの3月と、7月と10月の計3回やることになっています。それが、エフジーシー研究所というところの環境科学研究室に送られ、例のダニLoveな川上裕司教授が解析して下さることになっています。

一種のテストデータなので、かなり作業は厳密です。かように七つ道具も預かって参りました。敷布団の180×90cmのエリアをマスキングテープでマスキングし、そのエリアの中を90cm方向に5秒かけて、2回づつ掃除機をかけます。

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ハケやワリバシは、ダストを採集するための道具。

180×90cmを計って、マスキングテープを貼ります。

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同じ場所を5秒×2回ずつ掃除機をかけていきます。

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「いつも掃除機かけるから、ダストなんて取れないよ!」とヨメは言っていたのですが、何やら謎の粉が。これがダニやその死骸かと思うと安心して寝れませんね。

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何が取れたかは、研究所から結果が送られてきたらまた報告します。

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今回使用しているダイソンのDC61はこちら




2014年3月21日 (金)

SLINGBOXユーザーに朗報! 正式にHDMI対応! ※追記あり(3月24日)

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自宅のテレビとインターネットに接続しておくことで、ネット環境下なら、パソコンやスマホ、それにタブレットでテレビ視聴を実現してくれるSLINGBOX。HDDビデオレコーダーで見られるものなら、地デジ、BS、CSにケーブル、そしてもちろん録画番組まで、なんでも見られるのが特徴。最近はDCTP+に対応した、録画番組を外出先で見ることを実現するDLNA対応NASなどのライバルも出現しているが、放送中番組まで見られるのがSLINGBOXのいいところ。

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003_hdmi_2こちらがHDMIコンバーター

さて、現行モデルであるSLINGBOX 350に純正のHDMIコンバーターとのセット(2万7600円+税)が3月28日から販売開始になる。SLINGBOXは今までは、D端子などにしか繋げられず、HDMIには未対応だった。最新レコーダーの多くはD端子のないものが多く、市販のHDMI→D端子コンバーターなどを用いる必要があったが、動作するかは、繋げてみないと分からず、しかも数千円するので、気軽に試すことができなかった。こんな状況だったので、純正品が出たのは喜ばしい。これで最新レコーダー(※SHARP製除く)にもSLINGBOXを繋げ、テレビ番組や録画が存分に楽しめる。

034もうD端子を持ったレコーダーは少なくなってきた。

既存ユーザーも心配する必要はない。オンライン限定ではあるが、HDMIコンバーターは単体でも春以降購入可能になる予定だ。これまでSLINGBOXのために旧型のレコーダーを維持ししていたなんて方は、HDMIコンバーターを買えば、新しいレコーダーにも繋げられる! 

しかも、現在予約受付中で、限定100台は特典! なんとKlipschのImage S3がプレゼントされる。買うなら今がお得だ! 

さらにに、4月1日からSLINGBOXの価格改定が行われる。これまで1万9800円(税込)だったのが、2万1800円(+税)となるので、SLINGBOX 350単品を購入予定の方は、今すぐ購入しておこう! 

※追記(3月24日)

なお、HDMIコンバーターはSLINGBOX 350専用品で、単体販売される分も、SLINGBOX 350ユーザーが対象とのこと。SLINGBOX 350ユーザーには、販売前に告知が届くそうなので、期待しておきましょう! 

2014年3月20日 (木)

『クラウドサービスビジネス活用術』来たっ!

印刷所から、弊社にも納品されました。あんまり遅いので、納品間に合わなかったのかと思ったよ〜(T_T)


発売は、3月25日火曜日です。780円です。

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かんなり面白い本に仕上がっているので、ぜひご覧下さい。

最初は「Evernoteとか、Dropboxとか……」と思って作り始めたのですが、そのふたつに関わらず、いろんなクラウドサービスの魅力に取り憑かれてしまいましたですよ。

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たぶん、これは多くの方に買っていただけると思うのですが、3月25日には、とにかくたくさん本が出るので、埋もれてしまって、早々に他の本に一緒に返品されてしまう危険があるので、とにかく見つけたら、即刻買うのがポイントです。

いいねすね。大事な事なので、もう一度言いますが、週明けの24、25日には、フリック!のエントリーをシェアしたりして、お知り合いに十分告知する。

そして、25日に見つけたら即、買う。

よろしくお願いします。これが売れたら、ぜひ2を作りたい本です。

(アマゾン、まだ出てないねぇ……)

FUN'IKIメガネは、グラス型デバイスのPebbleになるか

メガネの三城さん、Matilde、情報科学芸術大学院大学、などの合同プロジェクトである、FUN'IKIプロジェクトの、デバイス〈雰囲気メガネ〉が発表されたのは既報の通り。

そのFUN'IKIメガネを体験してきましたよ!w

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こういうものって、まず必要最低限の機能でしっかり動くものが、使い勝手の良さを兼ね備えていいる……ということが大事だと思うのですよね。

初代iPodは1000曲入れられて、十分な時間動作して、クルクル回るホイールが快適だった。でも、モノクロ液晶。スマートウォッチで一番受け入れられているのは、高画質なものでも、高性能なものでもなく、電子ペーパーで描画の遅い液晶だけど、実用的なバッテリーライフと持ち、ソフトウェア的な拡張性を持つPebbleが一番人気。

となると、グラス型デバイスはどうだろう?

スマートフォン時代のメガネの進化型として、眼の前にモニターが浮かび上がるのはToo Muchかもしれない。歩きながら、その画面をみられるだろうか? それは実際に市販されて使い込んでみないと分からないが、LEDがフワッと光って、光の色でサインを伝えるぐらいが便利だという可能性は十分にある。

「メガネメーカーとして、目を守るとか労るという側にいるので、モニターを付けてより目を疲労させる、酷使するというのは論外でした」とメガネの三城の河村さん。

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Bluetooth LEで接続され、iPhone側で動作するソフトウェアは完全に完成されており、メッセージ、SNSなどのノーティフィケーションで、どの色でどの位光らせるかなどのコントロールは完全に動作していた。

上に一列に並んだノーティフィケーションに加えて、タイマーやメトロノーム、パーティなどのためにランダムに光らせるモードなどが用意されているのも、よく考えられている。また、デザインの美しさ、ホワッとしたページ遷移や、色の変り方は、アップルファンに受けること間違いナシですし、Bluetoothのつかみとかも非常に良さそうでした。

APIは公開されるとのことなので、この〈雰囲気メガネ〉を光らせるアプリなども作ることができます。
というわけで、詳しくはフリック!の5月号でお伝えしますので、お楽しみに!

ところで、これで、〈雰囲気メガネ〉、Telepaty One、Google Glass、Meg 4.0と4種類のメガネ型デバイス体験コンプリートしましたw(まがりなりにも世に出てるのはGoogle Glassだけですが)メガネ型デバイスについて、語れとかいうお仕事のご用命があればぜひ(笑)

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2014年3月19日 (水)

Mac版OneNote登場! iPad版Officeはどうなるか!?

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マイクロソフトのエバーノートに対抗するノートアプリ、OneNote。すでにWindows用Officeスイート、Windows Phone、iPhone、iPad、それにアンドロイド版がリリースされていたので、メジャーなOS向けとして最後に残っていたMac版がようやくリリースされた形になる。App Storeから無料でダウンロードできるので、ぜひ試してはいかがだろう。

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上記はWindowsのOffice 2013のOneNoteで製作したノートをMac版で開いているところ。

Macユーザーにとってはあまり馴染みがないであろうOneNote。OneDriveを経由してマルチデバイス間を同期するノートアプリであり、エバーノート的なものを思い浮かべるかもしれない。実際、テキスト、音声、写真、ウェブクリップ、手描きなど、様々な形でメモとして取り込める点はエバーノートと同様。ただ、大きく違うのはそのレイアウトにある。エバーノートはテキスト、写真など上から下に整然と並んでいく罫線のあるノートのようなメモになるが、OneNoteは罫線のない自由帳のように、自由に様々な要素を並べていけるのだ。という意味で、使い方が変わってくるのではないかと思う。ちなみに、筆者は両方使用しているが、エバーノートは、気になった事柄、ウェブサイト、街中で見かけたものの写真など、とにかく放り込んでおくところ。OneNoteはそんな事柄をひとつにまとめて、雑誌の企画なりに落とし込む用途として使ってる。エバーノートは情報収集、OneNoteはアウトプット用といったところか。また、OneNoteはオンライン上で共同編集した際に、エバーノートのように競合しない点もいい。グループでアイデアを共同で煮詰めていく際などはエバーノートよりも便利だろう。

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こちらはWindows用Office 2013のOneNote。

004こちらはMac版。Windows版に描画、履歴、校閲、オーディオやビデオに関する再生メニューなどがない。

さて、Mac版OneNoteはWindows版に比べてどうか。実際にダウンロードしてみたが、少し残念。描画メニューはないし、録音、録画もできない。その機能はWindows版というよりも、iOSやアンドロイド用に近い。また、Windows版ではローカルの既存フォルダにノートが作れるが、Mac版だとOneDrive上にしか作れない模様。確かにテキストや画像などで十分なノートが作成できるだろうが、Windows版にある、テキストからムービー、音声まで並べられるという自由感は損なわれていると感じた。これでは、これまで使えたOffice Online版と変わらない。もちろん、オフラインで使えるという意味では、利便性は異なるが。

リリースされたばかりなので、今後どのようにアップデートするか分からないが、せっかくパソコンであるMac用としてリリースしたのだらか、WIn版並の機能を期待したい。

005こちらはMacのSafariで開いたOffice OnlineのOne Note。オンラインである必要があるが、現状のMac版とほぼ同様の機能を持つ。

さて、Mac版OneNoteに引き続き、マイクロソフトはiPad版のOfficeを3月中にも発表するという噂がある。公式発表前なのであくまでウェブ上の情報からの推測となってしまうが、どうやら既にリリースされているiPhone用Officeのように、office 365サブスクライバ―向けになりそうだ。しかも現状、iPhone版が日本でリリースされていない現状からすると、iPad版も日本ではリリースしないのではないだろうか。そもそも、米国では個人向けプランのあるOffice 365だが、国内では個人ではサブスクライブできない。よってiPad版Officeが国内向けにリリースされたとしても、個人では使えないのだろう。いや、これを機に、日本でもOffice 365に個人向けプランができ、iPhone版もiPad版も使える、なんてことになればいいが。

ちなみに、ネット接続さえあれば、すでにiPadでOfficeが使えるのはご存じだろうか? OneDrive上にワード、エクセル、パワーポイント、OneNoteのファイルがあれば、アプリからではなく、SafariからOneDriveにアクセスすることで、閲覧はもちろん、編集までできてしまう。今すぐiPadでOfficeを使いたいという方は、ぜひ。

006iPadのSafariからOneDriveにアクセスし、そこからワードファイルを開いて『Office Onlineで編集』を選んだところ。上部に編集メニューが現れているのが分かる。

007ご覧のように編集できる。ネット接続があれば、iPadでOfficeは扱える。同じ方式でiPhoneやアンドロイドからも編集できることはできるが、公式対応は謳っておらず、実際に使ってみると不安定な印象。iPadだと軽快に動く印象。

(山本)

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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