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2012年12月26日 (水)

ホワイトバランスを変えてみるのも面白い(間違えただけだけど)

たいていのカメラには『ホワイトバランス』
っていう機能があります。

簡単に言うと『色温度』っていうのを変える機能です。

光には『色温度』というものがあり
低ければ暖色系に高ければ寒色系に転びます。

ロウソクの光や、白熱球の照明、夕方の光だと低くなって
暖色系になります。
蛍光灯の光は高いわけです。
また、昼間の正午の光が基準とされており
その色温度が6500Kで、
この光で白が白く見えるのがひとつの基準になっています。

が、私はカメラの色温度を非常に頻繁に変えます。

というのは、海水の水槽をやっているからで
海水の水槽ではサンゴや魚の育成のために
水中の光を模して非常に色温度の高い照明を当てるからです。

昼の状態でもかなりブルーがかっているのですが
夜中や夕方や朝の時間帯の照明は、ブルーLEDだけなので
こんな色になります。

Dsc00932

オートホワイトバランスで撮影するとこんな感じ。
完全に青が飽和してしまって、なんだか分かりません。

こんな状態でさえ、ホワイトバランスを限界まで
調整することで、あるていどなんとかすることができます。

NEX-5Rで9900Kに調整するとこんな感じ。

Dsc00933

人間の目ってすごく調整機能がすごくって
上の青いLEDの状態でも、あるていど下の写真のように
ホワイトバランスを修正してみているんです。

たとえば、蛍光灯の下では本当は非常に青く見えているんですが
蛍光灯で本を読む時に『青いな』と思うことは
ないわけですよね。
それは、脳が紙を白いなと認識しているからです。

最近のオートホワイトバランスは非常に優秀で
ほとんど、人間の感覚に近いところまで修正してくれますので
オートでいいんですが、ちょっと自分で変えてやることで
違う演出ができます。

たとえば、食べ物とかはちょっと暖色系に転ばせることで
美味しそうに写りますし、同じ部屋の写真でも
暖かそう、幸せそうに写ります。

というわけですが
うっかり、先ほどの水槽を撮った設定で屋外を撮ると
こんなことになります。

Dsc00934

夕方ではありますが、
さほど夕焼けではない日だったのですが
色温度を9900Kにすると、ご覧の通り。
なんだか、大変印象的な写真に仕上がったりします。

いや、これは単に水槽を撮ったままで撮ってしまった事故写真なんですが
思い切って、演出に使うのもアリなわけです。


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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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