Kindle Paperwhiteが来た
私は、Sony Readerで満足しているんだけどなぁと思いつつ
出版業界にいる人間としてこれは持っておかなきゃでしょ、
というわけで、Kindle Paperwhiteも、買う。
『買い過ぎだろ!』というお声はあるかもしれないけど
まぁ、7980円だし。
とはいえ、もうSony Readerで100冊以上買ってる私としては
コンテンツを分散させたくないので
コレではあんまり本を買わないように
心がけよう……と思って、3GじゃなくWi-Fiを購入。
たった4000円ぐらいのことだから
3Gにしておいた方がよかったかな……と
いまだに迷っている(笑)
というわけえで、今日の私のニュースフィードは
この箱開け画像で埋っている気がするが
一応、お約束ということでw
お友達が、箱開け画像を上げる人ばかりなのは
僕の特殊事情かもしれないし(実際どうなんだろう?)
以前のタイプもそうでしたが
いきなり最初にすべき動作が
表示されているところが
(表示にほぼ電力を消費しない)eインクならではの分かりやすさ。
電源をオンにすると、
チュートリアルが始まります。
ページめくりはエリアをタップすることで
めくれるようになったのですね。
実際、電子書籍を100冊以上読んでみて分かったことは
一番数多くするのは『次のページへ』ページをめくる
という動作だし、フリック!でめくるというのは
紙っぽくはあるけれど実際には面倒。
タップで次のページというのはいいけど
そこがすりへって来ないかしら。
というわけで、
左下の大半のスペースが『次ページ』で
右の狭いスペースが『前のページ』
そして、上の方がメニューを呼び出すボタン。
使用頻度や指の持っていき方でエリアの広さや
場所をわけているのがとても理にかなっている。
が、いつもタップするところがすり切れてきたりしないかな?
送られた状態でアカウントが入っているというのも
さすがAmazon。
いつも買っているAmazonアカウントへ
いつでもお金を落とせます……という状態になっているわけです。
これならすんなり購入できます。
ホーム画面。
iPad mini版のKindleで買って読んでいる
Gene Mapperがすでに入っていて
しかも、開くと読んでいた場所になっているのも
さすが……。ちゃんと同期されている。
こういうデジタルだから
マルチデバイスだからできることを
しっかり押えて、展開しているところが
最初の敷居を下げていると思う。
素晴らしい。
ところで、下段の『おすすめ』に
僕が、Sony Readerで読んでいる『深夜特急』や『ヱヴァンゲリヲン』が
入っているのがなんとなく不思議。
SONY Readerの購入履歴が外からみられるわけじゃないだろうし、
Amazonで検索して値段でも調べたかな……。
それとも、単にどちらもベストセラーで偶然お勧めなのか。
ちょっとSONY Reader(PRS-T2)と較べてみよう。
Eインクの表示は少しKindleの方が
はっきりしているかもしれないが
SONY Readerは僕が日々使っているモノなので
若干不利かも。現時点では気になるほどの差異はない。
並べてみると、SONY Readerの方が若干縦に長く
KIndle Paperwhiteの方がワイド。
白黒でリフレッシュするタイミングは
ちょっと試した感じだとSONY Readerは15回に1回ぐらい
Kindle Paperwhiteが5回に1回ぐらいと
SONY Readerの方が優秀。
でも、慣れてくるとあまり感じないものだけどね。
いろんなメーカーからリーダーが出るわけだが
影響力の大きさというところでは
Kindle Paperwhiteは無視できない存在だと思う。
既存のコンテンツ多さは、コンテンツのそろえ方への
愛情というか情熱もSONY Readerが素晴らしいと思うし
今のところ、Kindleの方がいいという要素は
そんなにないんだけど
今後、リアルの本を売るKindleと並行して
コンテンツが揃ってくると、やっぱりKindleは強力な存在になると思う。
僕に限らず、誰もがなるべくひとつのサービスに
本を集約していきたいと思うだろうから
これから電子書籍に入ってくる人を
どれだけ囲い込むかの闘いになってくるんだろうなぁ。
今はまだ『電子書籍で本を読むのか?』
みたいな議論もあるけれど
数年後には、間違いなく書籍や、雑誌の何割かは
eインクやiPadなどのタブレットで読むように
なっていると思う。
Kindle Paperwhiteの上陸は
やはり何かの始まりであることに変わりはないと思う。
(普段本を読む習慣のない人は
eインクの端末を手にしても
『なんだこれ、読みにくいな』
という感想しかないと思うのでよけいややこしい……)
コメント