毎日ネタが変わって、何のブログかさっぱりわかりませんが
今回はデジカメブログです。
我々編集者は一応、写真を扱うプロです。
日ごろ、超エキスパートのカメラマンさんたちに囲まれて過ごしています。
実は、コーラルフィッシュの写真を撮って下さっているカメラマンさんの中には
フジフィルムのフィルムのカタログのお手本写真や、キヤノンの広告の写真を撮ってる方や
自動車メーカーのカタログ写真を撮っているような方もいます。
……だけに、自分にとって、写真を撮るというのは、
たいへん恐れ多い行為だったりします。
「写真撮ったよ」
と、おいそれと言えない空気が周りにあるのです(笑)
自分では、撮れないんだけど、リクツだけは分かる、良し悪しだけは分かるという
微妙に中途半端な存在。それが編集者だったりするかもしれません。
ゆえに、雑誌に使う写真は基本的にプロカメラマンに
ギャランティをお支払いしてお願いするのが基本的スタンスです。
なるべくなら自分では撮りたくありません。
そんなプロ中のプロの方の写真と、
自分の写真を同列に載せるなんて、恐れ多くてできません。
それが本音です。
……というハズだったのですが
『水槽日記』のような、日常を語るコンテンツになると、
そのたびにカメラマンさんをを呼ぶというわけにはいきません。
また、このブログみたいなものも始まっちゃったので
日常的にデジカメで写真を撮る機会も多くなってきました。
で、コンパクトデジカメの話です。
これまで
・フジフィルム ファインピクス1400Z(130万画素・スマートメディア)
・サンヨー MZ-3(200万画素・コンパクトフラッシュ)
・ミノルタ X20(200万画素・SDカード)
・フジフィルム F-10(630万画素・xDピクチャーカード)
・オリンパス μ720SW(710万画素・xDピクチャーカード)
という遍歴を重ねてきたのですが、
この中で、自分的に名機といえるのが
サンヨーのMZ-3とフジのF-10であります。
特にサンヨーのMZ-3は本当に素晴しかった。
(あんまり人気はなかったようですが)
そのポイントはCCDのデカさにあったと思うのです。
1/1.8インチという大型のCCDに、当時としてもちょっと地味なスペックの200万画素。
でも、そのおかげで、CCDの素子一個当たりの受光量が多い。
これが重要なポイントだと思うのです。
折りしも画素数競争のまっただ中で、ライバルは300万画素、400万画素
とスペックを上げていっていました。
しかし、画素数を高めるということはひとつひとつの画素は小さくなるということで、
暗いところに弱い、つまりブレる、色の再現性も下がっていく……と、いいことはないように思えました。
その点、MZ-3は画素数こそ低いけど、色はきれいだし、暗いところにも強い。
『動画デジカメ』として開発されたので、立ち上がりも早ければレリーズラグも少ない。
と、素晴しいカメラでした。売れなかったようですが orz
(数日前のクリスマスメッセージで使った写真が、このMZ-3で撮った写真です)
そんなわけで、長い間使っていたのですが、さすがに200万画素では厳しい世の中になってきたので
買ったのがフジのF10です。
このカメラはMZ-3に近いメリットを持っていました。
高感度に強く、オートでISO800、手動でなら1600まで感度を上げてくれる。
つまり、粒子の細かさより、ブレずにちゃんと撮るということを主眼において開発されていました。
これが大変良かったんですよね。
風景とかを撮るのはもちろん、
人物を撮るシーンも案外室内など光量の足りない室内などで
ブレてしまったりすることが多い。
かといって、ストロボを焚くと、自分の方向からの光になるので
陰影がツブれて、平板な写真になることが多い。
なんとか、ストロボを使わず、その場の光を活かして撮ろうとすると、
このF10の能力は非常にありがたい。

こんな風な夜景が、
三脚を使わずに、手持ちのままでブレずに撮れてしまうのだ。

こういう、店内は案外暗くて厳密にいえば写真がブレていることも多い。
しかし、ストロボが届くのはせいぜい5mぐらいまでなので、ストロボで撮ると
近くだけ明るくて、遠くが真っ暗の写真になりがち。
というわけで、高感度は日常使用に便利なのでした。
もちろん、高感度になると粒子は荒れていくんですが
印刷原稿に使うのでなければ(つまり日常のスナップショットには)
十分なのであります。
この能力は水槽の中を撮るにも便利。
ホワイトバランスにひと工夫してやれば、とってもきれいに水槽の中が撮れるのだ。
というわけで、水槽日記のここ1年半分(それ以前はMZ-3)と、このブログの写真の大半は
このF10を使って撮っている。使いやすくて、絵もきれい。
僕にとって、MZ-3に次ぐ、2機目の殿堂入りである。

現状、ここからF10→F11→F30……と進化して
現在はF31fdとして売っている。
デジカメ系ライターの人に聞いても評判は上々のようなので、
今、「何がいい?」と人に聞かれたら、これを勧めると思います。
もっとも、デジカメの使用目的も人それぞれなので、最終的なチョイスはそれぞれ違うと思うけど。
「コンパクトデジカメを買おうかなっ」
って思った時に、ちょっと思い出していただけたら幸いであります。
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