動画でどうか、どうか動画で
みなさんこんにちは、オザワです。
本日20日発売の「コーラルフィッシュVol.16」は、
もうお買い求めいただけましたで……すねっ? ←決めつける
今回の「コーラルライブラリー」は「クサビライシ」を取り上げました。
勢い余って誌面をはみ出し、Webページまで作ってもらっちゃってます。
その裏話を書きたいと思います。
たぶん、長くなりますが。
きっかけは、ある日の青木さんのひとこと。
「クサビライシは、裏返しても起き上がるんですよ」
アクアリウム歴の長いかたには、常識すぎる話かもしれません。
でも、編集部はシロウトですので、「えええぇぇぇ!」と、大騒ぎに。
イソギンチャクみたいに、水槽内で勝手に移動しちゃうんだそうです。
砂をかぶっても、自分で払いのけるんだそうです。
さらには、
裏返ってしまっても、自分で起き上がるんだそうです。
すごすぎます。
そ、それは見たい。
そして、どうせなら、写真に収めたい。
そこでオザワは、編集会議の後日、青木さん宅に打ち合わせに伺った際に、
さらにしつこくお尋ねしましたわけです。
オザワ「それは、どのくらいかかるものですか?
1~2時間? 4~5時間? 1日? 2~3日? 1週間???」
青 木「……数時間、てとこですかね」
オザワ「青木さんの考える『数時間』とは?
2~3時間ですか? 4~5時間ですか??」
青 木「(苦笑)」
それにしても、『数時間』。
そりゃそうですな。
起き上がるまでに何日もかかるようでは傷んでしまいますから。
カメラはオザワのデジタル一眼があるので問題ないでしょう。
撮影用になにか水槽を用意して、
モデルさんとなるクサビライシを用意して、
三脚を据えて、様子を見ながらときどきシャッターを切れば、
なんとかなるんじゃないでしょうか。
ならないですかね?
「おおー、動いたー」とか言って喜ぶためだけなら
編集部の水槽のどれかに入れればそれでよいのですが、撮りたいのです。
それがむずかしい。
撮りやすく、かつ、クサビライシが萎縮せずに動ける、という状況を
作ってやらねばなりません。
そうそう、
撮影部の大阪人、木村がしょっちゅう編集部の水槽に遊びに来るので、
聞いてみましょう。
あっ来た来た来た来た来た来た来たっ。
木 村「まいど~」
オザワ「ねねねねねねっっ、撮影のことでご相談があるのですがっっっ」
木 村「あっ、はい……なんでしょう……」 ←なぜか東京弁。すごいビビったらしい
オザワが思いついてたかんじで大筋はいいみたいですが、
とても小さい水槽を用意するか、もしくは狭く仕切るとかしないとダメだと言います。
そりゃそうですな。動くのを撮るためとはいえ、動きすぎていつのまにか
カメラのフレーム以外のとこで起き上がってたりしたら意味がないわけで。
そこで、木村の指示により、小さいアクリルケースを買ってきました。
『数時間』とはいえフィルターもつけたほうが、ということで、
テトラの小型外部式フィルターを設置。
木 村「シャッター押すのはどないすんのや?」
オザワ「えとー。
適当に様子を見てて、適当に押すとか……」
木 村「……」
オザワ「アタシ3日くらい、つきっきりかな? あはは」
木 村「……」
アホかいな。
……と口にはしませんでしたが、木村の目はそう言っていました。
アホをみかねたらしく、パソコンにつないで、
一定間隔で自動的にシャッターが切れるようにできる、と木村が調べてきてくれました。
さすが撮影部だ! すばらしいっ。
しかーし、木村は翌々週から、約3週間ほど海外取材なのだそうです。
1回でうまく撮れればいいのですが、どうでしょうか。
ややピンチの香りです。
で、そうなると、最低3日くらい、パソコンを確保しておく必要も出てきました。
お。
いますよ。
パソコンオタクが身近に!
ひとりで2台だか3台だか持ってるひとが!
「タ、ク、タ、さーん」
自宅に置いてある、古いほうのパソコンを貸してくれると言います。
さすがオタ……あ、いや、さすが編集長だ! すばらしいっ!
しかし、クサビライシならどの子でも動くってもんなんでしょうか……?
青 木「んー、よく動くのとそうでないのがいるんですよ」
オザワ「なんとっ。よく動く子がほしいです。どこで見分けるでありますか」
青 木「では、私が用意しておきますよ」
オザワ「おおっ。選んでいただけるんですか。ありがとうございますうう。
ではぜひ、とびきり運動神経のよろしい子を~」
青 木「(苦笑)」
数日後、「買っておきましたよ」のご連絡が。
さすが青木さんです! すばらしいっ!
しかし撮影のためのセットがまだ段取りできていなかったため、
「ありがとうございますう~」と言いつつナニゲに数日預かっていただきました。
だって、すぐさま受け取ってしまって
撮影までに溶かさない自信はなかったので……(^^;)。
さて、ようやくセットもスタンバイ完了。
あとはモデルさんをお迎えするだけ……ですが、
撮影当日にハイッとセットに入れてすぐ動くとはかぎらないので、
というか動かない可能性のほうが高いわけです。
前日のうちにセットにお入れしておいたほうがよいでしょう。。。
というわけで、夜も更けてから青木さん宅に押しかけ、
クサビライシのモデルさんを受け取ってきました。
「マンジュウイシ」という種類だそうです。
撮影用ケースに移し、その晩はそこでゆっくり休んでもらいました。
どきどき。
……と、いろんなひとの厚意と尽力とを得て、
ようやく、だか、いよいよ、だか、よくわかんなくなってきましたが
撮影開始なのです!
そして、『数時間』ではとうてい終わらない撮影が、始まってしまったのです。
……というところまでで既に長くなってしまいましたあ。
思い出すだけでも疲れてきたので(^^;)、突如としてひとまずここまで~。
とりあえずは、どうぞご覧ください↓
「クサビライシのコマ撮り動画」
http://blog.sideriver.com/coralfish/movie/












































「あ、ひとり、落ちた?」

























