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2018年5月23日 (水)

最後の水槽日記3

最後の水槽日記2の続きです。

物事には始まりがあれば、終わりもある。水槽の始め方をたくさんお伝えしたら、自分なりの終え方も勇気を持ってお伝えすべきでしょう。

水槽を閉じるって、立ち上げるより大変。

もちろん、中身も機材も全部捨て去るならある意味手間は少ないけど、できれば長年一緒に過ごした生体達にも新たな安住の地を見つけたい。

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サイテスのトラブルだかなんだか、東南アジアからもサンゴが入りにくくなっていると聞きます。

いつかは、世界のどんな国でもワイルドもののサンゴなんて輸出許可はおりなくなるかもしれません。

そんなことになる前に、養殖もののサンゴを買ったり、それを増やしたり、ユーザー同士でやりとりしたり、そこにショップの方が入ってちゃんと健全な収益を得たりして、成り立つ海水魚ファンの世界が必要になると思います。

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もしかしたら、もう間に合わないのかもしれないけれど、天然のサンゴが減り続けている現状では、冷静に考えると近いうちにサンゴが輸入できなくなる世界がやってくる。そうなった時に、サンゴを飼う趣味は続けられるのでしょうか?

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一片でも残っていれば、それを増やして大きくできるのがサンゴ飼育の面白いところ。サンゴの小片がやりとりされて、マニアの間でサンゴが増えて、維持されていく世界、そしてもしかしたらそこから海に返せる世界(もちろん、他の海域のサンゴは海に戻せないのは知ってますが、未来にはDNAを気軽に同定してり、人工知能による画像にん科学的に同定できたりするようになるかもしれないし)……そんな世界を夢見てしまいます。

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前回も書きましたが、家庭の事情で子供たちにお金もかかるし、私の収入の限界もあるので、水槽を維持するための資金の捻出が困難になりました。またさすがに高3の娘、中3の娘をひとつの部屋に押し込んで勉強させているのにも無理があります(笑) 水槽を畳んでスペースと資金を捻出するのは……まぁ人生にそういうタイミングもあるということです。

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というわけで、これはまだ一般の方に難しいというか、メディアをやっていた人間の特権を利用してしまっているかもしれませんが、このブログとTwitterなどで、コーラルフィッシュの元読者のみなさんにご連絡して、引き取って下さる方と連絡を取って(最初に連絡方法を書かなかったため、希望して下さったのに連絡が取れなかった方もいます。ごめんなさい!)、自宅に引き取りに来ていただきました。

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狭い部屋に集まって下さったみなさん、ありがとうございます!

みなさんにサンゴを引き取っていただいたおかげで、無事、私の水槽は空になりました。なんと、14年 ぶりに何も飼っていない状態がやってきました(ポンプを止めると水が腐敗するので、まだポンプだけは回しています)。

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みなさんの水槽で、サンゴ達が生きて行くといいなと思います。サンゴが定着したら、また写真を送っていいただくようにお願いしたので、集まったらこのブログでご紹介して最終回としたいと思っています。

ユーザー間でサンゴが増え、やり取りされる趣味的世界が成り立つといいですね(もちろん、そこにショップさんのビジネスがちゃんと成り立つ前提で)。

生体を引き取っていただいた翌日、娘のFacebookを見たら、こんな投稿がありました。

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コーラルフィッシュの前身である『海水魚とサンゴを楽しむ本』で、この水槽が我が家に来た時に、水槽に入っていた娘は4歳、息子は1歳でした。彼らがこんなに成長した。そのそばに常に水槽はあったのです。

水槽はいったん閉じましたが、人生は続く。いつか、また海水魚とサンゴを飼う日がくればいいなと思っています。

(村上タクタ)






2018年5月16日 (水)

タクタ水槽のサンゴの引き取り、19日に

『最後の水槽日記2』で書きました、私が水槽をやめることに伴うサンゴの引き取りの件ですが、現在4人の方と連絡が取れています。

が、コメント欄とTwitterではあと何人かいらっしゃったハズです。

サンゴはたくさんあるので、たぶん3〜4人では余ってしまうと思いますので、もう何人かいらっしゃっていただければと思います。

19日の昼間(12時からを予定しています)に私の自宅(横浜市都筑区)にサンゴを引き取りに来れる方に限りますが、ご希望の方いらっしゃったら、takuta@ei-publishing.co.jp まで、『サンゴ引き取り希望』というタイトルで、メールを下さい。詳細な場所などをご連絡します。

コメント欄やTwitterにお返事下さった方、ぜひご連絡下さい。また、今、あらためてご希望の方もOKですので、メール下さい。

コーラルフィッシュ元読者の方に、私が7〜10年飼っていたサンゴを末長く引き継いでいただきたく思っております。

よろしくお願いいたします。

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水槽日記 on the webとは?

  • エイ出版社の海水魚飼育専門誌『コーラルフィッシュ』(偶数月 20日発売)編集長のblog。 誌面の自宅水槽に関する連載『水槽日記』のblog版のつもりでしたが、もっと幅広く、日常の話から、取材の裏話、デジタルガジェット、バイクやクルマの話など。いろんな趣味を横断的に共有しています。僕自身は魚の飼育についてはシロウトなので、飼育方法に関する質問には責任をもって答える能力はありません。ご了承を(笑)。TwitterでもさらにHOTな話題を情報発信しています。アカウントは@ei_coralfish。ぜひフォローして下さい。

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コーラルフィッシュ編集部

  • 村上タクタ

    村上琢太。'92年入社以来、趣味誌編集ひと筋。'03年末から海水魚を飼い始め、いきなり深みにハマり、現在もサンゴ水槽を中心に自宅自室でも2系統計600ℓほどの水槽を回す……が、未だ初心者の域を出ず。'04年春からコーラルフィッシュの前身となるシリーズを創刊。海水魚を多くの人が楽しめる環境を整える情報を提供するのが使命だとおもっている。今、ロックビューティ、スミレ、ベラの仲間とミドリイシ、小さな魚食魚などを偏愛。他の趣味についても、好みの偏る傾向あり。

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