コーラルフィッシュ最新号案内

エイ出版社からのご案内


  • エイスタイルカレンダー2020


« タモンさんのブログに紹介いただきました! | メイン | 最後の水槽日記2 »

2018年4月14日 (土)

最後の水槽日記 1

すっかりごぶさたしております。

コーラルフィッシュの村上タクタです。ご記憶でしょうか?

長い年月が経って、遠からず、このブログも私の水槽も幕を閉じることになりそうです。
そこでご無沙汰している間の顛末でも、ご報告しておきましょう。

コーラルフィッシュのシリーズの嚆矢になる『はじめて海水魚を飼う時に読む本』が始まったのは2004年のことでした。14年も前ですね。

そして、このブログが始まったのが2006年4月。12年前ですね。干支も一回り回ろうというほど昔です。

これが最初の記事ですね。

その時には、すでに、家でメイン水槽を回し始めて1年半って書いてますから、13年半、この90cm水槽は回っていたということです。ちょっとした出来心で始めたにしては、よくも続いたものです。

Img_8541
90×60×45cmのアクリル水槽。厚さ8mmで、重合接着なのが自慢です。最初は、サンゴろ材を入れた生物濾過で始めて、途中からプロテインスキマーを使ったベルリン式にしました。まぁ、そのへんの詳しくは過去の水槽日記を読んで下さい。

古くからの読者の方は、この水槽を買ってきた時に、たぶん1歳と4歳だった子供たちを中に入れて撮った写真をご記憶じゃないかと思うのですが、その子供たちももう、ひとりでアメリカに行ったり、棒高跳びで3mを飛んだりするぐらい大きくなってます。

水槽を回し始めて6年が経つ2011年に東日本大震災が起こり、コーラルフィッシュを支えてくださっていた多くのお店さんが被害を受けられ、水槽をやめる方が多く、コーラルフィッシュも終わりを迎えました。

そして、2年前、再起をかけて『カクレクマノミの上手な飼い方 コーラルフィッシュ特別編集』を出しましたが、残念ながら及ばず。続きを出すほどは売れませんでした。

私の家のメイン水槽は、2011年から、変わらず、ずっと回っていました。

コーラルフィッシュが終わって以来7年間。ほとんど生体を追加することはありませんでした。

つまり、ずーっと、何の変化もなく回り続けていたのです。

Img_8542
はずかしながら、雑誌屋なんてぇやくざな稼業をやっておりましたんで、昔と同じく水換えの手間をなかなかかけることができず、その7年の間、足りなくなった水をRO水で足すだけで、水換えは半年か1年に一回がせいぜいでした。

Img_8543

が、不思議なことに、サンゴはいずれも、生き生き……とはいわないまでも、連綿と生き続けてくれました。コーラルフィッシュを続けていた時には、あんなに苦労したミドリイシも、色はまぁ、お察し……という感じですが、微妙に成長を続けてました。

どれがいつからという正確な記録はないのですが、2011年の大震災からほぼ生体は足していないので、数個のミドリイシ(うち、どれかは沖縄の金城さんところのサンゴのはずです。どれかわからなくなってしまいましたが)。エダイボコモン、どこまでも広がるグリセリアコモン、すごくよく伸びる蛍光グリーンのスターポリプ2種類。たしか、福岡(北九州?)のお店で買ったスリバチサンゴ、キッカサンゴ、ブルーハーバーさんで買ったオーストラリア産のウィスカーズ・コーラル、たしか関西のお店で買ったノウサンゴ、タコアシサンゴブランチ、トゲサンゴ、シコロサンゴ、長い事生き長らえているコモンサンゴ……どれも幾多の災害を生き延びてくれました。

魚は、アフリカンピグミーエンゼルがもう7年以上この水槽で泳いでいます。それと前回の別冊の撮影のために買ったカクレクマノミ。

そして、なんといってもビックリなのがこのシャコガイ。買ってきた時は500円玉ぐらいのサイズだったハズですが、最終的にはなんとバスケットボールぐらいの大きさに。これはもう水槽から出すこともできません(汗)

Img_8544

こんな生体が、すべて少なくとも7年生きてくれているのです。

タネ明かしをすると、飼えているのは『無給餌』だからです。エサ、つまり窒素酸化物が入らなければ、水槽の汚れはほとんど進行しません。

もちろん、趣味としては、エサをやって日々世話をすべきですが、編集者の忙しい生活の中で、サンゴを楽しむために、僕は無給餌という方法で水槽を維持していました。結果、7年以上の間、多くのサンゴをほぼ死なせずに飼育し続けることができました。

アフリカンピグミーエンゼルは入ってますが、300リットルの水槽で、サンゴが飼えていれば、何がしかの微生物などは発生しているようで、1〜2匹の魚は飢えることなく生き続けることができるようです。

しかし、そんな水槽にも、とうとう大きな災厄(というか失敗ですが)がやってきました。

[最後の水槽日記2に続く]

(村上タクタ)









コメント

タクタさん
非常にお久しぶりです。
東本願寺のザリガニ釣りの話題などで盛り上がってたピョン吉です。
懐かしさのあまり、コメントを残しております。

タクタさん宅の水槽がこの後どんなことになるのか
非常に気になります!
できるだけ早く記事にしてくださいね(笑)
気長に待ってます!!

ごぶさたしております。

私も京都なので、なんかそんな話しをしたなぁ……なんて、記憶があります。今も水槽をされているのですか? 京都のショップ、アースさんとかは元気にされているのでしょうか?

コメントを投稿

Supported by


  • コーラルフィッシュ オススメ 海水魚とリクガメのお店ARUのブログ 詳しくはコチラ

    コーラルフィッシュ オススメ 商品「カーリー駆除剤」詳しくはコチラ


CORAL NEWS

  • コーラルNEWS!DVD詳細を見る

    コーラルNEWS!DVD詳細を見る

    コーラルNEWS! DVD詳細を見る

    コーラルライブラリ「クサビライシのコマ撮り動画」を見る

水槽日記 on the webとは?

  • エイ出版社の海水魚飼育専門誌『コーラルフィッシュ』(偶数月 20日発売)編集長のblog。 誌面の自宅水槽に関する連載『水槽日記』のblog版のつもりでしたが、もっと幅広く、日常の話から、取材の裏話、デジタルガジェット、バイクやクルマの話など。いろんな趣味を横断的に共有しています。僕自身は魚の飼育についてはシロウトなので、飼育方法に関する質問には責任をもって答える能力はありません。ご了承を(笑)。TwitterでもさらにHOTな話題を情報発信しています。アカウントは@ei_coralfish。ぜひフォローして下さい。

このチームが作っている本のブログ

  • 【このチームが作っている
    本のブログ】




コーラルフィッシュ編集部

  • 村上タクタ

    村上琢太。'92年入社以来、趣味誌編集ひと筋。'03年末から海水魚を飼い始め、いきなり深みにハマり、現在もサンゴ水槽を中心に自宅自室でも2系統計600ℓほどの水槽を回す……が、未だ初心者の域を出ず。'04年春からコーラルフィッシュの前身となるシリーズを創刊。海水魚を多くの人が楽しめる環境を整える情報を提供するのが使命だとおもっている。今、ロックビューティ、スミレ、ベラの仲間とミドリイシ、小さな魚食魚などを偏愛。他の趣味についても、好みの偏る傾向あり。

PR