Message From The Earth
しばらくお休みしている間に、コペンハーゲンもすっかり初夏の気配になりました。
ツーリストの姿も目につくようになり、街は活気づいています。人が集まるからか、屋内外のイベントや、アートエキジビションのオープニングも増え、週末の外出先に迷うほど。
先日、1997年から北シェランドのヘルシンゲを拠点に、創作やアートエキジビションの企画、教育や暮らしをテーマにした執筆など、幅広くご活躍の日本人アーティスト、高田ケラー有子さんの個展に行ってきました。
高田さんは、トレーシングペーパーで作品を創作される造形作家。「トレーシングペーパーは、作品に透明感と軽やかな浮遊感を現出する。」と語られるように、初夏にぴったりの軽やかな作品の数々が会場に展示されていましたが、どれも、小さな小さなパーツをつなげたもので、気の遠くなりそうな作業が想像できます。
今回のテーマ、"Message From The Earth" (地球からのメッセージ)のメイン作品は「波」を表現したもので、制作に3ヶ月を要したという、大作です。
「一番苦労したのは、3ヶ月間、テンションを保つこと。」と、にこやかにおっしゃる高田さんですが、それは並大抵な努力ではないはず。
角度によって表情が変わる、渾身の作品を前に、遠い夏の日に眺めた、大きな波を思い浮かべ、一足先に夏がきたような清々しい気持ちになりました。次はどんなテーマの作品が見られるのか、楽しみでなりません。
高田ケラー有子さんHP















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