冨田千恵子

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    デンマーク在住20年。日本のデザイン雑誌、女性誌などの現地取材コーディネーター兼ライター。趣味は「コペンハーゲンのおいしいもの探し」。マイブームは「デジタル一眼レフカメラ」。人魚像からハムスターまで、シャッターチャンスを狙う毎日。

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2008年12月

2008年12月23日 (火)

チボリのクリスマスマーケット。

 コペンハーゲンのテーマパーク、「チボリ公園」では、11月半ばからクリスマスマーケットが開催中です。冬のチボリは寒いとはいえ、ホットワインやワッフルの屋台、プレゼントに最適のかわいいグッズや特産品の売店など、期間限定の楽しみが多く、クリスマス準備で忙しい時期なのに、毎年ついつい足を運んでしまいます。
 なかでも特におもしろいのは、北欧のクリスマスに欠かせない妖精「ニッセ」の街を再現した、「ニッセクービン」というアトラクション。赤い帽子をかぶっているのに、なぜか全然かわいくないニッセたちが、スキーをしたり、シロクマと戯れたりしている姿は、かなりシュール。
 また、日の短い冬ならではのイルミネーションいっぱいのアトラクションや大きなクリスマスツリー、そしてあちこちに置かれた、西洋風火鉢で、心も身体もほかほかになります。
 冬のチボリの開園は、今年は12月30日まで(24、25日は閉園)。まだまだ、楽しめそうです。

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イルミネーションが美しい、アトラクション。

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今年初登場、木製の巨大なトナカイ。

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ニッセの街「ニッセクーベン」のコワ可愛いニッセたち。

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手作りニッセやハート型のクリスマスデコレーション。「Go Jul」は、デンマーク語で「メリークリスマス」

2008年12月17日 (水)

PP モブラー訪問

 先日発売された、「北欧スタイル16号」には、北欧デザインの家具がたくさん掲載されていました。42ページのテディベアチェアの記事 やハンスJ ウェグナーの自邸訪問記を読んでいるうちに、ふと思いました。そういえば、私もつい最近、仕事でコペンハーゲン郊外の家具工房「PP モブラー」社に伺ったのです。
 この工房から、JFケネディが座った「ザ•チェア」やウェグナーの自邸にもある「ピーコックチェア」など、創業者の家具職人、アイナーさんとウェグナーの息の合ったコラボで、多くの名作家具が誕生しました。
 現社長2代目のソーレンさんが率いる工房は、総人数30人あまり。こじんまりとアットホームな雰囲気なのと、工房内の木の香りが心地よくて、いつ行っても、長居をしてしまいます。案内してくれた、3代目のキャスパーさんの話では、今後も職人の手仕事を大切にする一方で、いくつかの工程では、同社で開発したオリジナルの機械を積極的に使っていくとのこと。先代の志や技を尊敬しつつ、時代の動きに乗り遅れないことが、老舗が生き残っていく秘訣なのかもしれません。
PP モブラー

Pp05
1987年にウェグナーがPPモブラーのためにデザインした、PP58

Pp03
3代目のキャスパーさん。家具職人のもとで4年間修業後、大学で経営学を学ぶ。
コンピューターのプログラミングを担当。

Pp01_2 Pp02_2
若手からベテランまで、職人の年齢層が広く、定着率が高いのも、家庭的な雰囲気の理由。

2008年12月 8日 (月)

クリスマス前の楽しみ。

 12月にはいったとたん、忙しくなるのは不思議です。いつもの月と同じように、毎日がすぎていくのに、赤とグリーンのクリスマス色いっぱいの大混雑のストロイエ(コペンハーゲンの代表的なショッピングストリート。)を歩くたびに、なんだかせかされてる気持ちになります。プレゼントのリスト作り、カード、クッキー作り、ツリーの飾り付け...。用事はたくさんありますが、家族揃ってクリスマスを迎えるための準備は、ほっこりと温かい気持ちになれて、なかなかよいものです。
 デンマークでは(多分、北欧はどこも同じだと思いますが。)、24日のイブにクリスマスを祝います。でも、イブの4週間前から、リースに4本のキャンドルを立てたオーナメントを飾り、日曜日ごとに1本つづ灯りをともす、「アドベント」をやります。クリスマス前の日曜日は、どこの家庭でも少しずつクリスマスの準備をするので、そんな忙しい夕暮れ、キャンドルの灯りをながめながら、とりとめのないおしゃべりをする時間がデンマーク人のよく言う、「ヒュゲリー」で、「親しい人と楽しく過ごす温かい気持ち。」を意味します。
 もうひとつ、クリスマス前の楽しみは、クリスマスカレンダー。子供のためには、24個の小さな日替わりプレゼントを用意しますが、我が家では大人のために「クリスマス•インスタントくじ」を買います。コインで毎日削っては、イブの一攫千金を夢見るのです。

Jul081
温かい気持ちのシンボル、「ハート」。デンマークのクリスマスには欠かせないモチーフ。

Jul082
アドベントは手作りしたり、既製品を買ったり。これは,スーパー「イヤマ」で購入。

Jul083
ツリーの絵が10個あれば、100万クローネ!