BMW Boxer Journal 最新号

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2008年6月28日 (土)

新騒音規制案が発表されました

最近、マフラーをカスタムする人が
非常に減っていると思いませんか?

そのひとつの原因が、
爆音を発する違法マフラーに端を発した
新騒音規制の動きでした。

カスタムマフラーはすべて違法になる、
そんな間違った情報が市場に伝わって、
ユーザーのマフラーをカスタムしようという気持ちが
思い切り冷え込んでしまったのです。

An しかし、今週の24日火曜日に、
新騒音規制案が国交省から発表され、
パブリックコメントの募集が始まりました。

新規制案の内容を簡単に説明すると、

①カスタムマフラーにも加速走行騒音規制値を設ける。
上限は82dB(前回の案では国内認定車と同じ73dBでした)
②登録機関(例えばJMCA)で試験を受けて
規制値をクリアしていることを証明できたマフラーは
「性能確認済み表示」を行う
(つまり、その表示があれば適法マフラーとなる)
③輸入車・逆輸入車は、欧州のECE規制に適合した
Eマーク付き車両は適法とする
(規制値はECE規制に通っていればOK)

というもの。

つまり、カスタムマフラーについては、
JMCAがテストを行って規制をクリアすれば、
そのマフラーは適法マフラーとなります。

また、その適法マフラーには
「性能確認済み表示」(JMCAマークのようなもの)
が付き、それが付いているカスタムマフラーは
取締りなどにあった際も、摘発される心配はありません。

また、輸入車・逆輸入車については
欧州の規制をクリアしている証明があれば、
基本的に日本の車検も通るということ。

もちろん、車検場で近接排気騒音は計測されますが、
新たに加速走行騒音などを計測されることは
ありません。

つまり、非常に合理的で現実的な
新規制案になったと言っていいでしょう。

とはいえ、音がうるさい・うるさくないは
非常に主観的なものなので、
この規制案を手ぬるいと思う方もいるでしょう。

でも、我々ライダーがバイクを楽しむためには
この規制案が成立することを強く願うものです。

この案どおりになれば、
カスタムマフラーは合法的なものとして
しっかり存続していくでしょうし、
輸入車・逆輸入車もこれまでどおり
手軽に購入できるものであり続けます。

ですから、この案が通るように、
ライダーのみなさんは
この新規制案に賛同する旨を
国交省にぜひ伝えてください。

下記のリンクから国交省の
パブリックコメント募集のページにとび、
賛成意見をメール・FAX等でお送り願います!

http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000004.html

Iken ←意見募集要項はコチラ。

なお、この新規制案の対象となるのは
新規制が施工された(平成22年4月予定)後に
製造された車両が対象となります。

なので、現在所有されているバイクは
この規制の対象にはなりません。
つまり、近接排気騒音をクリアしている
カスタムマフラーであれば、
合法的に装着できるのです。

マフラー交換はやはりカスタムの第一歩。

ルックス・性能が向上し、
さらに軽量化も図れるのですから、
バイク好きならぜひ試してみたい
カスタムですよね!

BMW BOXER Journal編集長・埜邑博道
(このブログ記事は、ボクの担当する
4誌のブログすべて共通のものを掲載させて
いただいています)

2007年12月23日 (日)

R1200RTが2000円値上げ

Rt BMWジャパンが、1月21日以降、R1200RTの価格を値上げすると発表しました。

なんですが、値上げはわずかに2000円。

新価格は、Hi-Lineが224万9000円、Premium lineが243万8000円となります。

昨今のユーロ高の中の値上げ発表だったので数万円はしょうがないだろうな、と思っていたのでちょっと拍子抜け……。

というか、お客さんのことを考えて頑張ってくれているな~というのが正直な感想です。

ヨーロッパから商品を輸入している方々、出張などでヨーロッパへよく行かれる方々(このブログを読まれている方のなかにもいらっしゃるでしょうね)と会うと、決まってユーロ高の話題になります。

輸入業者の方々は、値上げをしないとやっていけないけれどなかなか上げられないと困っていらっしゃいます。

また、しょっちゅう出張に行く方々は、出張代をもらっても足がでちゃうとお嘆きです。

昨日の新聞によると、1ユーロは163、63円。

120~130円くらいだったはずなのに、いつの間にこんなに上がっちゃったんでしょうね。

われわれライダーはいま、ヨーロッパから輸入される商品を多数愛用しています。

このユーロ高が続くと、その影響がボクらの財布を直撃しそうですね……。(Nom)

2007年11月15日 (木)

バイク駐車場増設の署名にご協力を!

Parking いま、NMCA日本二輪車協会がバイク駐車場の確保と拡大を要望する署名を募っています。

下記のウェブサイト(https://www.nmca.gr.jp/voice/signature_200710.php)

にアクセスして名前と住所を書くだけととっても簡単ですから、ぜひ署名をお願いしたいと思います。

昨年6月からバイクの路上駐車も厳しく取り締まられるようになり、バイクの駐車違反の取り締まり件数は1年間で40万件に激増しました(それまでは年間10万件未満)。

実際、身近にも駐車違反のキップを切られたライダーは結構います。

でも、それも当然といえば当然。

だって、バイクを停められる駐車場って本当に少ないんですから。

ボクも、駐禁が厳しくなってから、特に都心に行く際はバイクを使わなくなりました。

渋滞にハマってもいいから、駐車場を何とか見つけられるクルマにしちゃいます。

たまに、「こんなところにバイク駐車場ができたんだ」と思うこともありますが、絶対数でいえばまったく足りていないのは明白です。

また、この駐禁強化の影響か、軽二輪の登録が前年比25%も減少し、あんなに街中でいっぱい走っていたビッグスクーターの数も減っているように感じます。

渋滞緩和にもなるし、省エネにも貢献するバイクが結果的に都心から締め出されることになるなんてまったくおかしな話です。

少しでもこの状況が改善されるよう、ライダーが一致団結して行動しないといけないようです。

まずは、署名からスタートしませんか?(Nom)

2007年1月10日 (水)

騒音規制強化の新聞記事について

Shinbun 昨日の朝日新聞朝刊の一面に「マフラー規制強化」の記事が載っていました。

←2007年1月8日の朝日新聞朝刊

以前から各媒体やこのブログでも取り上げてきた「新騒音規制」の件なのですが、非常に気になったのがその書き方。

「自動車、バイクのマフラー騒音の苦情が相次いでいることから、国土交通省は交換用マフラーの騒音規制を強めることを決めた」とありますが、現状はあくまでも予定案の段階で、現在、パブリックコメントを受け付けていて、その意見を反映させるということではないのでしょうか。

まるで、既成事実のような書き方は、「そう決まったんだ」と誤解を受ける人もいそうです。

さらに、現状は近接排気騒音をクリアしていれば「適法」となっているのに、「適法マフラーをうたっていても、走行中・加速中は基準を超えているケースも見受けられる」と書いています。

これだって、走行騒音、加速騒音の規制は測定が困難なこともあって市販マフラーには課されていないことを知らない人が読めば、あたかも違法マフラーが跋扈しているように取られる恐れがあると思います。

正直言って、今回の規制強化は、違法マフラーで爆音を撒き散らしている一部の心無いライダー(ドライバー)よりも、法を守ってカスタムを楽しんでいるライダー(ドライバー)がどれだけ多いかをまったく知らない人たちには、社会の騒音を低減する極めて真っ当なものとしか思われないでしょう。

そして、この騒音規制強化の原因になっているのは、そういう「適法マフラー」でも、(法改正で販売が難しくなりそうな)外車や逆輸入車でもないということも、そういう方々は一切知らないのです。

今回の改正案は、あまりにも包括的で拙速な部分もあるというライダー(ドライバー)側の主張がなかなか広く届かない中で、こういう記事が全国紙の一面に出てしまうことはあまりにもインパクトが強すぎます。

非常に厳しい状況になってしまいましたが、ぼくらができることは法案の内容を再検討してもらうよう訴えることだけです。

何度も言い(書き)ますが、現在、国土交通省のウェブサイトで募集している「パブリックコメント」にぜひライダーサイドからの意見を伝えていただきたいと思います。

このままでは、バイクと長く付き合っていく中での大きな楽しみのひとつであるマフラーのカスタムがほとんど不可能になり、さらには少量生産の外車、欧米向けの輸出仕様車(逆輸入車)は国内で販売されなくなってしまいます。(Nom)

2006年12月28日 (木)

新騒音規制の「パブコメ」にぜひご意見を!

培倶人などでお伝えした、国土交通省が検討している新たな騒音規制について、国民の意見を聞く「パブリックコメント」の募集が12月27日からスタートしました(2008年1月31日・水曜日まで)。

一部の不法改造マフラー装着車(250ccスクーターやモタードが主だと言われています)による騒音に端を発したこの新騒音規制は、直接の原因となっていない(車検制度があるため、取締りがしやすい)251cc以上の自動二輪車をターゲットとしたものになっています。

この新規制が施行されるとどうなるか。

市販マフラーには、ノーマルのマフラーと同じ基準の騒音規制(排気音がほとんどしないに等しいほど静かです)が適用されるようになり、公的機関で騒音試験を受けて、基準をクリアしたマフラーのみが適法マフラー(新規制では認証マフラーと呼ばれます)ということになります。

こう書くと、新しい規制をクリアするマフラーを作ればいいだけじゃないか、と思われる方もいるかもしれません。

しかし、現状に即していないこと、納得がいかないことが実は山積しているのです。

まず、新規制を適用しようとしている自動二輪車用の市販マフラーの騒音は、現在とりたてて問題にはなってはいません。これは、JMCAをはじめとした業界団体やマフラーメーカーの努力で、市場で流通している市販マフラーの大半が現在の騒音規制をパスした適法マフラーだからです。

問題になっている軽二輪は野放しにしたまま、とりたてて問題視されていない自動二輪から新規制を適用しようとする点が腑に落ちません。

ノーマルのマフラーと同じ騒音基準というのも納得できない点です。

まったくの新車状態のバイクと、走行を重ねたバイクに同じ規制値をあてはめようとしている点も納得がいきません。

機械は使っていれば必ず劣化して、多少のノイズを発生するようになるものです。バイクの走行騒音は、マフラーからの排気騒音だけではなく、エンジンの音、チェーンの音、タイヤの音などがすべてミックスされたものです。ですから、すべてが新品の新車と使用中のバイクの騒音レベルは必然的に異なります。

それなのに、同じ騒音規制値を適用しようとするのはあまりにも非現実的と言わざるを得ません。

さらに、市販マフラーに認証制度を導入するとなっていますが、そのための試験ができる施設は現状では国内に1カ所しかありません。そこ以外でも試験が受けられるような暫定処置も講じるようですが、インフラが整っていないのに法だけ先行するというのもおかしな話です。

もうひとつの大きな問題は、ヨーロッパやアメリカでは法に則って販売されている輸入車や逆輸入車までが違法となり、日本では購入できなくなる可能性もあることです。

日本と欧米の騒音基準は現状でもかなり異なっていて(日本は世界一騒音規制の厳しい国です)、現行の規制なら販売できる輸入車でも、新規制が導入された途端に違法になってしまいます。

世界中のモノがなんでも買える時代になっているのに、バイクだけ時代に逆行することになりかねません。

深夜にとんでもない爆音とともに走りぬけていくバイクは、確かに社会生活の敵だと思います。でも、そういうバイク(やスクーター)が装着している市販マフラーは、社会状況に適合しようとか、人に迷惑をかけるのはまずいとか、一切思っていないメーカーが作り、そう思っていない人が使っているモノなのです。

それらの違法マフラーと、騒音規制をクリアしながら性能向上に励んでいる適法マフラー(さらに、輸入車・逆輸入車)を同じ俎上に置き、すべてに網をかけようとしている。あまりにも拙速で、その規制による効果を熟考したものとは思えない内容なのです。

事細かに説明すると、いくらスペースがあっても足りないくらいなのでこのくらいにさせていただきますが、この新騒音規制は正直言って「行き過ぎた規制」以外の何モノでもないと思っています。

誰も不快に思わない範囲で楽しんでいるマフラーのカスタムや、外車の国内販売をシャットアウトしてしまいそうな新規制の導入をよしとしない方には、ぜひ声を上げていただきたいと思っています。

国土交通省のパブリックコメント募集ページ(http://www.mlit.go.jp/pubcom/06/pubcomt155_.html)をご覧いただき、PDFで用意されている改正素案を読み、その上でみなさんのご意見を投稿していただきたいと思います。

とにかく、この新規制がこのまま可決・施行されることになれば、二輪マーケットは急激にシュリンクしていきそうな感じがしてなりません。

自分たちの楽しみは自分たちで守ろうじゃありませんか。

(ボクが担当する各媒体のブログに、同じ文章を掲載させていただいています)

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BMW BOXER Journal編集スタッフプロフィール

  • 中澤
    ■編集N澤
    01年型のR1150Rロードスター乗り。取材で新型にはさんざん乗っているが、愛車に乗る暇がないことが最大の悩み。他にR100RSを含む複数台のバイクを所有

    藤ヤン
    ■編集藤ヤン
    快適ツーリングを求めて大型ツアラーを所有(縦置きだけどVツイン)するも、ももっぱら通勤快速。最近はスポーツバイクにも目覚めてきたが相変わらずヘッピリ