BMW Boxer Journal 最新号

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2006年12月28日 (木)

新騒音規制の「パブコメ」にぜひご意見を!

培倶人などでお伝えした、国土交通省が検討している新たな騒音規制について、国民の意見を聞く「パブリックコメント」の募集が12月27日からスタートしました(2008年1月31日・水曜日まで)。

一部の不法改造マフラー装着車(250ccスクーターやモタードが主だと言われています)による騒音に端を発したこの新騒音規制は、直接の原因となっていない(車検制度があるため、取締りがしやすい)251cc以上の自動二輪車をターゲットとしたものになっています。

この新規制が施行されるとどうなるか。

市販マフラーには、ノーマルのマフラーと同じ基準の騒音規制(排気音がほとんどしないに等しいほど静かです)が適用されるようになり、公的機関で騒音試験を受けて、基準をクリアしたマフラーのみが適法マフラー(新規制では認証マフラーと呼ばれます)ということになります。

こう書くと、新しい規制をクリアするマフラーを作ればいいだけじゃないか、と思われる方もいるかもしれません。

しかし、現状に即していないこと、納得がいかないことが実は山積しているのです。

まず、新規制を適用しようとしている自動二輪車用の市販マフラーの騒音は、現在とりたてて問題にはなってはいません。これは、JMCAをはじめとした業界団体やマフラーメーカーの努力で、市場で流通している市販マフラーの大半が現在の騒音規制をパスした適法マフラーだからです。

問題になっている軽二輪は野放しにしたまま、とりたてて問題視されていない自動二輪から新規制を適用しようとする点が腑に落ちません。

ノーマルのマフラーと同じ騒音基準というのも納得できない点です。

まったくの新車状態のバイクと、走行を重ねたバイクに同じ規制値をあてはめようとしている点も納得がいきません。

機械は使っていれば必ず劣化して、多少のノイズを発生するようになるものです。バイクの走行騒音は、マフラーからの排気騒音だけではなく、エンジンの音、チェーンの音、タイヤの音などがすべてミックスされたものです。ですから、すべてが新品の新車と使用中のバイクの騒音レベルは必然的に異なります。

それなのに、同じ騒音規制値を適用しようとするのはあまりにも非現実的と言わざるを得ません。

さらに、市販マフラーに認証制度を導入するとなっていますが、そのための試験ができる施設は現状では国内に1カ所しかありません。そこ以外でも試験が受けられるような暫定処置も講じるようですが、インフラが整っていないのに法だけ先行するというのもおかしな話です。

もうひとつの大きな問題は、ヨーロッパやアメリカでは法に則って販売されている輸入車や逆輸入車までが違法となり、日本では購入できなくなる可能性もあることです。

日本と欧米の騒音基準は現状でもかなり異なっていて(日本は世界一騒音規制の厳しい国です)、現行の規制なら販売できる輸入車でも、新規制が導入された途端に違法になってしまいます。

世界中のモノがなんでも買える時代になっているのに、バイクだけ時代に逆行することになりかねません。

深夜にとんでもない爆音とともに走りぬけていくバイクは、確かに社会生活の敵だと思います。でも、そういうバイク(やスクーター)が装着している市販マフラーは、社会状況に適合しようとか、人に迷惑をかけるのはまずいとか、一切思っていないメーカーが作り、そう思っていない人が使っているモノなのです。

それらの違法マフラーと、騒音規制をクリアしながら性能向上に励んでいる適法マフラー(さらに、輸入車・逆輸入車)を同じ俎上に置き、すべてに網をかけようとしている。あまりにも拙速で、その規制による効果を熟考したものとは思えない内容なのです。

事細かに説明すると、いくらスペースがあっても足りないくらいなのでこのくらいにさせていただきますが、この新騒音規制は正直言って「行き過ぎた規制」以外の何モノでもないと思っています。

誰も不快に思わない範囲で楽しんでいるマフラーのカスタムや、外車の国内販売をシャットアウトしてしまいそうな新規制の導入をよしとしない方には、ぜひ声を上げていただきたいと思っています。

国土交通省のパブリックコメント募集ページ(http://www.mlit.go.jp/pubcom/06/pubcomt155_.html)をご覧いただき、PDFで用意されている改正素案を読み、その上でみなさんのご意見を投稿していただきたいと思います。

とにかく、この新規制がこのまま可決・施行されることになれば、二輪マーケットは急激にシュリンクしていきそうな感じがしてなりません。

自分たちの楽しみは自分たちで守ろうじゃありませんか。

(ボクが担当する各媒体のブログに、同じ文章を掲載させていただいています)

2006年12月22日 (金)

R1200Rは文句なしの完成度!?

 数日前にR1200Rの試乗に行ってきました。とってもいいバイクに仕上がっていました。
 カウルがないせいか、R1200シリーズのラインナップの中でも、エンジンや車体を含むすべてにおいて上質なフィーリングが際立って感じられます。バランサーが入った1200ccボクサーは回転もスムーズ(でもツインらしさがちゃんとある)で、扱いやすさと気持ちのよさが体感できました。R1200r_ride
 車体の動きはとても素直。R1150Rに比べてコンパクトで軽くなっているのに加え、Uターンのしやすさもアップ。文句なしに仕上がっているのです。
 そこまで"良く"できていると「面白くないんじゃない?」と言われそうですが、そこはビーエム。つまらないつくりにはなってはいません。
 R1200シリーズのいいところを手っ取り早く知りたいなら、このモデルに試乗してみれば! と言える完成度でした。BMWが気になっている! という方はぜひ試乗してみることをオススメします。

R1200r3 ロケにはやまじゅんさん、編集フユキとナカザワ、そしてナカザワのR1150Rも持ち込み(あまりの寒さに顔がこわばっていますが)、比較試乗も行いました。1200に比べて、1150は車体がひと回り大きく感じ、走ってもモッサリとした印象。ナカザワはR1150Rの良さが見つけられずに困ってました(かなり落ち込みました~)。1200はそれほど別モノになっていたのです。

詳しくは07年2月15日発売のBMWボクサージャーナルでご覧くださいませ!

2006年12月13日 (水)

R1200R初乗りしました! でもちょっとだけ。

今日、港区六本木にある「Honey's Garden at Roppongi」で、R1200Rのプレス向け発表会が行われました(待ってましたよ本当に!)。R1200r_1_1

夏のバイカーミーティングで展示された車両もなめるように見ましたが、「今度は乗れる!」となると見る目も変わります。外観はBMWらしいクオリティの高い仕上がりで、十分に所有欲を満たしてくれるものでした。

※ヘッドライトは最近流行の楕円タイプだと思っていたのですが、実は丸タイプ。正面から見ないかぎり、丸タイプには見えません。私の場合、ライターの大屋さんに指摘されるまで楕円だと思い込んでました。リムからはみ出したレンズ形状がそう思わせる原因で、真正面からちゃんと見ないとわかりにくいのです。デザインの魔力、ですね。

乾燥重量198kgの車体は、いうまでもなく軽く、サイドスタンドからの引き起こしも苦にならないレベルです(R1150Rから比べれば雲泥の差?)。走り出してもその軽快な動き出しに驚かされます。ネイキッドらしく、カウルのあるモデルとは違った滑りだすようなスムーズな加速感があります。もし乗り比べてしまったらR1150Rユーザーはちょっと悔しい思いをするかもしれません。悔しいっす……。

六本木からたっぷり走り回って編集部に戻ろうと思っていたのですが、雨が降り始めたため直帰することに。というわけで、続報は随時アップしていきますね!

R1200Rの価格は……インテグラルABSやグリップヒーター、パニアホルダーなどが標準装備となるオプションパッケージが173万2500円。ベーシックラインが152万2500円。ナイトブラックカラーに用意される伝統の子持ちライン入りピンストライプ仕様は、2万1000円アップとなります。発売は07年1月20日からです。

ほんのちょっと乗っただけでクラクラきている編集部・ナカザワでした。

2006年12月 8日 (金)

Gシリーズに足がつるの巻

先日、話題のニューマシンGシリーズXチェンジ…エンデューロマシン・Xカントリー…オンオフ中間マシン・Xモト…街中&オンロードスポーツ)3台のお披露目イベントが渋谷で行われた。

この1日のイベントのためにドイツ本国からわざわざ運ばれてきたという3台。編集F木が”押しかけ跨り”してきちゃいました!

オンオフ中間モデルと言われるXモトに跨ろうとする編集F木。

G650xmoto2 右脚を掲げ……

ピキッ。

あ、脚の筋がつりそう……(涙)。シート高900mmはダテじゃないっス……。身長158cmにはちょっとツラい。けど引き起こしは軽いなぁ~やっぱり。

G650xmoto_1 なんとか無事跨れたXモト。

Xmotoashituki 足着きはこんな感じ。車体をまっすぐに立てて、つま先バレリーナ。

シート高840mmのXカントリーに期待なのだ! 

しかし、日本での公開が待たれている例の新型ロードスター。某所で偶然”慣らし”中のマシンを発見し、跨らせてもらう機会を得ました。

もう相当足着きイイです。身長158cmでも余裕のよっちゃん(古い・・・)! 足はほとんどベタ着きだし、しかもマシンが軽い! ず~~っと押して歩けそうな勢いでしたヨ。こりゃ~期待できます。詳しくは次号のBOXER Journal(2007年2月15日発売予定)にて!

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BMW BOXER Journal編集スタッフプロフィール

  • 中澤
    ■編集N澤
    01年型のR1150Rロードスター乗り。取材で新型にはさんざん乗っているが、愛車に乗る暇がないことが最大の悩み。他にR100RSを含む複数台のバイクを所有

    藤ヤン
    ■編集藤ヤン
    快適ツーリングを求めて大型ツアラーを所有(縦置きだけどVツイン)するも、ももっぱら通勤快速。最近はスポーツバイクにも目覚めてきたが相変わらずヘッピリ