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世界にひとつ、いやいちまい。2

これも以前作ったものだ。薄い黄色。レモンイエローに近い。実にモダンなシャツとなった。生地を見ているのと、シャツになった時と、同じ柄であるにも関わらず、全然違う印象になる時がある。それが本職なので、あまりに違い過ぎると困るのだが......。ただ未だひとつひとつ手縫いでやっている、工員を見るといつも感謝したくなる。「THNAKS A LOT!」「MUCH MAHALO!」Img_1737

ABC

今僕は今年最後の、旅行に来ている。写真はハワイではない。何とラスベガスである。ダウンタウンのフリーモントエキスペリエンスと云う、電飾のショーで有名なところにあった。現存の店舗では間違いなく一番派手だ。またプラネットホテルの中には、ハワイで有名な飲食店や、洋服屋もたくさん入っていた。ちょっとびっくりだ。僕が住んでいた、1996〜1998年には全くなかったものだ。やはりハワイのイメージは、おもしろいのかもしれぬ。それにしても世界経済は崩壊しかけ、ドルもぼろぼろ。しかしアメリカ人は、そんなことはどこ吹く風。カジノは満員、ストリップ通りは人、人、人。バフェでは食う、食う、食う。アメリカの底力を見た。Img_1835_2

世界にひとつ、いやいちまい。

以前パイナップルのシャツが、世界で2枚あると書いた。古いオリジナルのシスコ社の生地を使い、今一度仕立て直した。その1枚を欲しいと云う人物がいた。値段はつけられないから売るのはむずかしいとお断りしたが、やはり欲しいという回答であった。そんなにも惚れ込まれているならばということで売却した。金額はあえて述べるまい。よく考えてみると、古い生地を集めてシャツに仕立て直したものが、あと10枚あった。10枚とも世界に1枚。そんなものを序序に紹介してみたいと思う。早速今日の1枚。解説は自分が描いた柄でもないので、無理矢理するのはやめておきたいと考えている。見ているだけで「かっこいい」それだけで十分。そんな思いだ。Img_1743

KC kiuchi


  • 1964年東京生まれ。1999年、ハワイへ渡る。現在はホノルルで、アロハ・シャツ制作と執筆活動に従事。目覚まし時計と腕時計を必要としない自由人。