AppleがA10 Fusion登載の第7世代iPod Touchを発売

来週にWWDCを控えた今日、Appleは突然第7世代のiPod Touchを発表。

https://www.apple.com/jp/ipod-touch/

初代の発売は2007年9月なので、もう12年の歴史を持つモデル。前モデルの第6世代の発売は2015年7月17日だったので3年と10カ月ぶりのモデルチェンジということになる。
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基本的な仕様……ボディサイズも、画面サイズも、重さも同じ。800万画素と120万画素のカメラのスペックも同じ。ボディカラーさえも変更なし。

違うのは、チップセットがA8から、A10 Fusionになったこと。ストレージが、16GB(2万4800円)/32GB(2万9800円)/64GB(3万6800円)/128GB(4万4800円)だったのが、32GBモデル(2万1800円)、128GB(3万2800円)、256GBモデル(4万3800円)となった。

つまり、チップセットが早くなって、一番安く買えるモデルでも価格が3000円下がってストレージは2倍。一番高いモデルでも従来より安いのにストレージが倍。同じ128GBモデルで1万2000円安くなった。お買い得だ。

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さて。これは何を意味するのだろうか?

2万1800円の32GBモデルは、iOS 12が動作するモデルとして、一番安価だ。

音楽を楽しむにも、動画を見るにも、ゲームをするにも、お手軽で便利な端末だといえるだろう。

子供が使うにも、大人のサブマシンにも、音楽再生機にも、レジなどに使うにも、プログラミングしたアプリを動かすにも、ちょうどいいだろう。WWDCの直前に発表したのは、このあたりの意図か。

前モデルの第6世代が積んでいたA8は傑作で、長らくいろんなモデルに使われたが(最初に登載したのはiPhone 6)iPad mini 4にも登載されて、長く使われていた。

iPad miniは第5世代になって、A12 Bionic登載になったけれど、iPod TouchはA10 Fusionにとどめたというのも興味深い。A10 Fusion登載によりARアプリも楽々と扱えるようになるが、A12 Bionicには及ばない。とりわけ、Neural Engine非登載の違いは大きい。iPod Touchはマシンラーニングをがんがんするような用途には使わないということだろう。

このタイミングで発売されということは、もしかしたら来週発表されるiOS 13では、A8登載モデル(iPhone 6、6 Plus、iPod Touch 第6世代、iPad mini 4)がサポート対象外になるのかもしれない。となると、A9登載のiPhone SEは生き残るのか……など、いろいろ考える余地のある発表だ。

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(村上タクタ)

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